「フルアーマーΖΖガンダム」の版間の差分
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2013年5月30日 (木) 13:42時点における版
FA-010S フルアーマーΖΖガンダム(Full Armor ZZ Gundam)
- 登場作品:機動戦士ガンダムΖΖ
- 分類:試作型モビルスーツ
- 型式番号:FA-010S
- 全高:23.14m
- 頭頂高:19.86m
- 本体重量:32.7t
- 全備重量:87.2t
- 動力:核融合炉
- ジェネレーター出力:7,340kw
- スラスター推力:31,200kg×4、124,800kg(総推力)
- センサー有効半径:16,200m
- 装甲材質:ガンダリウムγ兼フルアーマー装甲
- 開発:アナハイム・エレクトロニクス社
- 所属:エゥーゴ
- 主なパイロット:ジュドー・アーシタ
機体概要
アナハイム・エレクトロニクス社が開発したエゥーゴの試作型モビルスーツ。ΖΖガンダムを強化型に改修し、追加装甲を装備させた機体で、先行試作機であるFAZZ(ファッツ)のデータを流用して開発されている。
装甲には対ビームコーティング処理が施され、ビームが直撃しても3秒間なら耐える事が可能。装甲内部には多数のミサイルが搭載され、機動性の低下を補う為にスラスターも追加された。
この追加装甲は構造上、脆弱な部分をカバーする為に造られており、装備したままでの変形は不可能となっている。しかし、装甲をパージすれば変形可能となる。(ただし、中身が強化型ΖΖの場合は変形機構をオミットして機体性能を向上させたものなので、変形はできない。)
本機にはジュドー・アーシタが搭乗し、ネオ・ジオン軍の内紛に介入。ハマーン軍を一時的に支援してグレミー軍のモビルスーツ部隊と交戦。ジュドーの能力と相まって高い戦闘力を発揮し、ラカン・ダカランのドーベン・ウルフを撃墜した後、グレミーとプルツーの乗るクィン・マンサをも圧倒した。その後、ネェル・アーガマにて追加装甲が外され、ハマーンのキュベレイとの一騎打ちに臨んだ。
パイロットであるジュドーからは「このゴテゴテしたのは何なの!?重くなる!」と言い放たれ、整備を担当したアストナージからは「ミサイルポッドだ!使ったら、すぐに切り離せば目くらましになる!」と言われるなど追加装甲扱いされておらず、現場でのこの形態の評判は悪かった。
前述のように本来は変形できないはずなのだが、α~IMPACTまでは何故かGフォートレスに変形出来るようになっている。
登場作品と操縦者
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 熟練度42以上になっていると、シナリオ「戦士、再び…」で、ジュドーが乗り換える。変形できる上に、運動性まで上がっている。この強化でダブル・ビームライフルの威力が上がっており、マップ兵器に頼らなくても充分に戦闘をこなせるようになった。本作ではハイパー・メガ・カノンはない。
- スーパーロボット大戦α外伝
- ハイパー・メガ・キャノンが追加された。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 条件を満たす事で換装パーツとして入手。そのためか、本作から変形は出来なくなった。ハイメガ・キャノン・フルパワーの再合体では何故かハイパー・メガ・カノンがなくなっている(第3次αも同様)。ノーマルZZのグラフィックにアーマーをかぶせたためだと思われる。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 条件を満たす事で早いタイミングで換装パーツとして入手できるが、条件を満たさなくても入手そのものは可能。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 第3部で自動入手。変形可能なのは本作まで。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 35話開始時、ジュドーの撃墜数が5機以上で入手可。いくらなんでも使用期間が短すぎる。
- スーパーロボット大戦R
- 終盤に登場。合体攻撃も使用可能で火力が高い。燃費が悪いのでENの改造は必須。格闘が得意なジュドーより、射撃が得意なカミーユ・ビダンの方がパイロットに向いている。撃墜されてもZZガンダムに戻るだけなので、ダメージは気にしなくてよい。
- スーパーロボット大戦D
- 「戦場の父 戦場の子」開始までにジュドーとルー・ルカの撃墜数の合計が40機以上だった場合、ステージ開始前に入手する。特徴はRと全く同じ。
装備・機能
武装・必殺武器(MS形態)
射撃兵装
- ダブル・バルカン
- 頭部に4門内蔵。
- 18連装2段階ミサイル・ランチャー
- 背部に装備されている実弾兵装。ユニット1基につき計36発のミサイルを内蔵しており、それを2基搭載している。
- ダブル・ビーム・ライフル
- 正式名称は「2連装メガ・ビームライフル」。メガ・バズーカ・ランチャー並みの威力があり、かすっただけでモビルスーツの装甲を溶かし、連射も可能。また、Gフォートレスやコア・トップ時の機首にもなる。本機では手に持たず右前腕に装着している。
- ビーム・キャノン
- 「ダブル・キャノン」とも表記される。
- ハイ・メガ・キャノン
- 本機の象徴とも言える、額に内蔵された高出力ビーム砲。コロニーレーザーの20%分に近い出力であり、一撃で戦艦すら貫通するほどの威力がある。当初は調整不足の為に一発発射すると一時的に出力が低下し、機能不全に陥っていた。その後、何度も改修が行われ、この問題はほぼ解消されている。発射の際のレバーは合体レバーと連動している。近年はMAP兵器版に加え、通常版あるいは全体攻撃版(小隊制作品)がある。
- ハイ・メガ・キャノン・フルパワー
- 原作最終話で放った最大出力以上のハイメガキャノン。その凄まじい出力はΖΖ本体の頭部と砲門を損傷させてしまったほど。第2次αと第3次αでもこの演出は採用されているため、まさに整備班泣かせの必殺技である…。ちなみに本来、フルアーマー形態時に使用した事はない。
- 連装ミサイル・ランチャー
- 胸部や左腕などに追加装備されている。
- 腹部ハイ・メガ・キャノン
- 腹部に1門追加されたハイメガ・キャノン。頭部の物と同型だが、1発しか発射できない。スパロボではこれまで一度も使われた事がない。
- ハイパー・メガ・カノン/ハイパー・メガ・キャノン
- 資料によっては「ハイパー・メガ・ランチャー」とも表記される。背部右側のミサイルランチャーを外して取り付けるオプション兵装で、当時のモビルスーツの携行兵装としては最大級の威力がある。ガンダム・センチネルに登場した本機の追加装甲試験機「FAZZ」の装備している物と同一であり、装甲をパージした後(さらにGフォートレスに変形しても)も引き続き使用可能なようになっていた。しかし、結局は装備されずに終わっている。スパロボでは標準装備していたり、追加で装備される。また、通常版とMAP兵器版がある。
格闘兵装
- ハイパー・ビーム・サーベル
- バックパックに2本装備。高出力のビームサーベルで、ガンダリウム合金や20m以上の物体ですら両断する。バックパックにマウントしている時はビーム砲として機能する。
武装・必殺武器(Gフォートレス形態)
射撃兵装
- 18連装2段階ミサイル・ランチャー
- 背部に装備されている実弾兵装。ユニット1基につき計36発のミサイルを内蔵しており、それを2基搭載している。
- ダブル・ビーム・ライフル
- 正式名称は「2連装メガ・ビームライフル」。機首に取り付けられている。
- ビーム・キャノン
- 「ダブル・キャノン」とも表記される。
合体攻撃
特殊能力
- 剣装備、銃装備
- 切り払い、撃ち落としを発動させる。
- 対ビームコーティング
- 本体とアーマーにコーティングを施し、ビーム兵器を軽減させる。アストナージの自家発明。
- 変形
- MS形態⇔Gフォートレス形態へ変形する。ただし、前述のように近年では変形は不可能となっている。
- 分離
- フルアーマーをパージし、ΖΖガンダムとなる。
- 換装
- ΖΖガンダムへと換装する。
移動タイプ
MS形態
Gフォートレス形態
サイズ
- M
機体フル改造時のカスタムボーナス
- 全武器攻撃力+300
機体BGM
- 「アニメじゃない」
- 「サイレント・ヴォイス」
- 「始動!ダブルゼータ」
対決・名場面など
- 対ドーベン・ウルフ
- ラカン・ダカラン搭乗機のドーベン・ウルフとの対決では、フルアーマー部分に対ビームコーティングが施されており、ドーベン・ウルフのビーム兵器は通用せず。最後はミサイルランチャー、ダブルビームライフルで頭部破壊、そしてハイパー・ビーム・サーベルで機体を十字に切断して撃破。
- 対クィン・マンサ
- ジュドーの意思の力がバイオセンサーに反応して機体が緑色のバリア(サイコフィールド?)を形成し、クィン・マンサのビーム砲を押し返す。ジュドーの気迫にプルツーが応え、クィン・マンサはその機能を止めるのであった。
関連機体
ここでは、スパロボに登場した機体だけに記述を留める。
商品情報
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