「プルクローン」の版間の差分

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== 概要 ==
 
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戦艦ミンドラのコールドスリープルームで眠りについていた、[[エルピー・プル]]の[[クローン]]兵。プルシリーズとも呼ばれる。
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戦艦ミンドラのコールドスリープルームで眠りについていた、[[エルピー・プル]]の[[クローン]]兵で、プルシリーズとも呼ばれる。[[プルツー]]もこの内の一人に含まれ、全員が[[ニュータイプ]](正確には[[強化人間]])としての能力を持ち合わせており、プルツーは専用カラーの[[キュベレイMk-II]](後に[[クィン・マンサ]])、プルスリー以下は[[量産型キュベレイ]]を専用機として搭乗する。
  
容姿はプルと同じだが声が違い、性格もそれぞれ微妙に異なるという。現段階では最低10人が確認されており、全員が[[量産型キュベレイ]]に搭乗する。ちゃんとヘルメットの下にプル、[[プルツー]]に似た顔が浮かんでいる。
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現段階では最低11人が確認されており、容姿はプルと同じで、ちゃんとヘルメットの下にプル、プルツーに似た顔が浮かんでいる。一方で、プルツー以外は声が違い性格もそれぞれ微妙に異なるというが、精神の調整された影響なのか、オリジナルのプルやプルツーに比べて何処か人間性を感じられない部分がある。
  
[[第1次ネオ・ジオン抗争]]の終盤、グレミー軍の切り札として登場。ハマーン軍と膠着状態に陥る。
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[[第1次ネオ・ジオン抗争]]の終盤に、[[グレミー・トト]]率いる反乱軍の切り札として登場し、プルツーが指揮を執る形で[[ハマーン・カーン]]率いる艦隊と膠着状態に陥る。オールドタイプのパイロットが搭乗するモビルスーツ相手には圧倒する戦闘力を発揮しているが、指揮を執っていたプルツーの精神が不安定な状態となり、更には戦いの最中でマスターであるグレミーがアクシズ内での戦闘で死亡してしまった結果、指揮系統は半ば混乱状態となってしまった。
  
その後[[ジュドー・アーシタ]]の[[ΖΖガンダム]]と[[ハマーン・カーン]]の[[キュベレイ]]との一騎討ちに乱入。しかし、代わりを務めた[[キャラ・スーン]]の[[ゲーマルク]]との戦闘で全機が撃墜、プルクローンは全員死亡したものと思われた……が、後に『[[機動戦士ガンダムUC]]』にて、少なくとも1名がこの戦闘を生き延びたことが明かされている([[マリーダ・クルス]]参照)。
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グレミーの死後、プルスリーが指揮を執る形で[[ジュドー・アーシタ]]の[[ΖΖガンダム]]とハマーンの[[キュベレイ]]との一騎討ちに乱入し、それを遮る形で代わりを務めた[[キャラ・スーン]]の[[ゲーマルク]]を相手にファンネルによる波状攻撃を仕掛けるが、撃墜できたのは護衛機のガズアルだけで、ゲーマルクの猛反撃によって殆どのプルクローン達が撃墜される形で死亡。残った1機に乗ったプルクローンも、アクティブカノンでキャラのゲーマルクに致命傷を与えるが、最後は零距離砲撃によって道連れにされる形で死亡し、プルクローンは全滅したものと思われた…が、後に『[[機動戦士ガンダムUC]]』にて、少なくとも1名がこの戦闘を生き延びたことが明かされている([[マリーダ・クルス]]参照)。
  
この他、OVA『GUNDAM EVOLVE』や漫画『機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽』『C.D.A 若き彗星の肖像』にもプルクローンらしき人物が登場している。
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この他、OVA『GUNDAM EVOLVE』や漫画『機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽』『C.D.A 若き彗星の肖像』にも、プルクローンと思われる人物達が登場している。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==

2020年9月20日 (日) 10:52時点における版

プルクローン
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 松岡ミユキ
デザイン 北爪宏幸
初登場SRW スーパーロボット大戦64
SRWでの分類 パイロット
一般兵
テンプレートを表示
プロフィール
種族 地球人クローン
性別
年齢 推定10歳前後(プルと同年代)
所属 ネオ・ジオン
テンプレートを表示

プルクローンは『機動戦士ガンダムΖΖ』の登場人物。

概要

戦艦ミンドラのコールドスリープルームで眠りについていた、エルピー・プルクローン兵で、プルシリーズとも呼ばれる。プルツーもこの内の一人に含まれ、全員がニュータイプ(正確には強化人間)としての能力を持ち合わせており、プルツーは専用カラーのキュベレイMk-II(後にクィン・マンサ)、プルスリー以下は量産型キュベレイを専用機として搭乗する。

現段階では最低11人が確認されており、容姿はプルと同じで、ちゃんとヘルメットの下にプル、プルツーに似た顔が浮かんでいる。一方で、プルツー以外は声が違い性格もそれぞれ微妙に異なるというが、精神の調整された影響なのか、オリジナルのプルやプルツーに比べて何処か人間性を感じられない部分がある。

第1次ネオ・ジオン抗争の終盤に、グレミー・トト率いる反乱軍の切り札として登場し、プルツーが指揮を執る形でハマーン・カーン率いる艦隊と膠着状態に陥る。オールドタイプのパイロットが搭乗するモビルスーツ相手には圧倒する戦闘力を発揮しているが、指揮を執っていたプルツーの精神が不安定な状態となり、更には戦いの最中でマスターであるグレミーがアクシズ内での戦闘で死亡してしまった結果、指揮系統は半ば混乱状態となってしまった。

グレミーの死後、プルスリーが指揮を執る形でジュドー・アーシタΖΖガンダムとハマーンのキュベレイとの一騎討ちに乱入し、それを遮る形で代わりを務めたキャラ・スーンゲーマルクを相手にファンネルによる波状攻撃を仕掛けるが、撃墜できたのは護衛機のガズアルだけで、ゲーマルクの猛反撃によって殆どのプルクローン達が撃墜される形で死亡。残った1機に乗ったプルクローンも、アクティブカノンでキャラのゲーマルクに致命傷を与えるが、最後は零距離砲撃によって道連れにされる形で死亡し、プルクローンは全滅したものと思われた…が、後に『機動戦士ガンダムUC』にて、少なくとも1名がこの戦闘を生き延びたことが明かされている(マリーダ・クルス参照)。

この他、OVA『GUNDAM EVOLVE』や漫画『機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽』『C.D.A 若き彗星の肖像』にも、プルクローンと思われる人物達が登場している。

登場作品と役柄

αシリーズ

第2次スーパーロボット大戦α
ハマーン率いるネオ・ジオン兵の強化兵は全員プルクローンで、彼女達に感応したプルフォウプルツーから指摘を受けている。なおハマーンは「力は与えたが彼女らに戦いを強制してない」と発言している。グラフィックの方は強化ネオ・ジオン兵のままで、戦闘中は終始無言である。量産型キュベレイだけではなく、原作で対決したゲーマルクとプルツーが乗ったクィン・マンサにも乗る。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦APORTABLE
最終盤、アクシズの攻防戦にてグレミーの遺していた量産型キュベレイ部隊として登場。実際のパイロットはジオン強化兵で戦闘中の台詞も通常のジオン兵と同じだが、登場時のジュドー達の反応からするとプルクローンの様である。
スーパーロボット大戦R
D.O.M.E.)へ行くルートでグレミーが目覚めさせるが、プルだけでなくプルツーも既に離反あるいは倒されていたので、味方からあまり当てにされていなかった。実際のパイロットはネオ・ジオン強化兵で戦闘中の台詞も通常のネオ・ジオン兵と同じ。

単独作品

スーパーロボット大戦64
初登場作品で、今のところ唯一プルクローンとして登場する作品。グレミー軍として量産型キュベレイに搭乗。一般兵なのに強化人間LVが9まで上がるため、射程に注意が必要。強化人間LV以外の能力値は他の強化兵と同じ。

パイロットステータス

特殊技能

64
強化人間L8、切り払いL3、シールド防御L1

人間関係

エルピー・プル
オリジナル。
プルツー
一番最初のクローン。以後のモデルと違い声はオリジナルと同じだが、性格や口調が大幅に異なる。SRWではプルの双子の姉的なポジションになる事も。
プルトゥエルブ
プルクローンの一人。キャラとの戦闘後に消息不明となっていたが、数年後に保護されマリーダ・クルス名義でネオ・ジオンに復帰。詳細は本人の項参照。
ハマーン・カーン
第2次α』において、彼女達を創造した人物。外伝作品『CDA 若き彗星の肖像』の最終回にはプルクローンの一人と会話する場面がある。
グレミー・トト
プルクローンのマスター。原作において、切り札として起用した。

名台詞

機動戦士ガンダムΖΖ

「はっ。グレミー様の為に、命に代えてもハマーンの艦隊を叩いてみせます!」
唯一の台詞。発言者のナンバーは不明(機体色はグレー)。

機動戦士ガンダムUC

「プルスリーがやられた!」
「マスターも死んだ!死んじゃったよぉ!」
「どうすればいいの、あたしたち」
「落ち着いて。敵はまだ残っている。連邦軍を排除するんだ。《ガンダム》も、ハマーンも、マスターの敵になるものはすべて!」
ゲーマルクとの戦闘において。動揺するクローン達を四番目のクローンが落ち着かせるも、皆マスターを失った動揺は隠しきれず、密集隊形でゲーマルクへと向かってしまう。「密集していたらやられる」と思ったプルトゥエルブは、ここでわずかに戦列を外れる。そして…。

スパロボシリーズの名台詞

「グレミー様のために…」
「命にかえても…」
「…敵は倒す」
戦闘時の台詞。原作の台詞が元になっているが、まるで人間性を感じられない。
「うわぁぁぁーっ!」
「あぁぁーっ!?」
撃墜時の台詞。これらの台詞は後にGBA版『A』でシャドウミラーに流用される。

余談

  • 『ΖΖ』本編ではあくまで「ニュータイプ部隊」としか呼称されておらず、容姿も不明だった。『UC』においてプルのクローンだと明言されるまでは、資料ごとに記述が一定していなかった[1]。「プルクローン」という名称の初出は『スーパーロボット大戦64』であり、以降のゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威』『Gジェネレーション ジェネシス』などでもこの名称が使用されている。
  • 原作ではプルとは声優が異なっているが、ゲーム『Gジェネレーション ジェネシス』ではプル役を引き継いだ本多陽子氏がクローンの声も担当している。

資料リンク

  1. 例えば2007年に出版された書籍『総解説ガンダム事典Ver.1.5』では、「一説に拠ればプルやプルツーと同じクローン体だったと言われる」と、断言を避けた記述になっていた。