「プロヴィデンスガンダム」の版間の差分
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*プロヴィデンス(Providence)とは[[宗教|キリスト教]]の概念で、「[[神]]の意思・摂理」、またはそこから転じて「神そのもの・天帝」といった意味を持つ(『[[機神咆吼デモンベイン]]』第1話、及び同話が再現された[[スーパーロボット大戦UX|UX]]第3話「I AM PROVIDENCE」はそちらの用法) 。 | *プロヴィデンス(Providence)とは[[宗教|キリスト教]]の概念で、「[[神]]の意思・摂理」、またはそこから転じて「神そのもの・天帝」といった意味を持つ(『[[機神咆吼デモンベイン]]』第1話、及び同話が再現された[[スーパーロボット大戦UX|UX]]第3話「I AM PROVIDENCE」はそちらの用法) 。 | ||
− | * | + | *実は本機体は制作終盤まで設定すら存在しておらずクルーゼには別のMSが宛てがわれる予定であったが「ガンダムでなければ今のキラ達に太刀打ちできない」という理由から、急遽大河原邦男氏にデザインを発注し、設定も新規に起こされる事となった。 |
**スタッフはその突貫スケジュールを逆手に取って、本機の事前情報を完全シャットアウトする(雑誌等のメディアは勿論、ネット上でのネタバレまで)という手法を取った。その甲斐もあり、上記した初登場シーンは視聴者に強いインパクトを残す事に成功している。 | **スタッフはその突貫スケジュールを逆手に取って、本機の事前情報を完全シャットアウトする(雑誌等のメディアは勿論、ネット上でのネタバレまで)という手法を取った。その甲斐もあり、上記した初登場シーンは視聴者に強いインパクトを残す事に成功している。 | ||
*『ガンダムSEED』の監督・福田己津央氏がクリエイティブプロデューサーを務めている『[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞]]』で、ラスボスにあたる[[ヒステリカ]]の頭部デザインが本機と似ている。更に、[[エンブリヲ|搭乗者]]がクルーゼと同じ声優が担当している。 | *『ガンダムSEED』の監督・福田己津央氏がクリエイティブプロデューサーを務めている『[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞]]』で、ラスボスにあたる[[ヒステリカ]]の頭部デザインが本機と似ている。更に、[[エンブリヲ|搭乗者]]がクルーゼと同じ声優が担当している。 |
2020年1月18日 (土) 02:17時点における版
プロヴィデンス | |
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外国語表記 | Providence |
登場作品 | |
デザイン | 大河原邦男 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦α |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | ZGMF-X13A |
全長 | 18.16m |
重量 | 90.68t |
動力 | 核動力(ニュートロンジャマーキャンセラー搭載) |
装甲 | フェイズシフト装甲 |
所属 | ザフト |
パイロット | ラウ・ル・クルーゼ |
プロヴィデンスガンダムは『機動戦士ガンダムSEED』の登場メカ。
概要
ザフトが開発したモビルスーツ。ガンダムタイプの内の一機で、フリーダム、ジャスティスと同時期に開発されていた、いわば兄弟機ともいえる立場にある。
開発の経緯
この機体の本来の形式番号は「ZGMF-X11A」とジャスティス(X09A)、フリーダム(X10A)に続いていた。しかし、外伝系列の作品でX11Aが取られてしまった為、X13Aへと変更された経緯を持つ(後にX12Aも外伝に登場した)。
元々は4本のビームサーベルを搭載した機体となるはずだったが、核エンジンから供給される、無尽蔵ともいえるエネルギーや、パイロットが空間認識能力の高いクルーゼに決まった事もあり、ドラグーン搭載機に変更された。
性能
核エンジンやニュートロンジャマーキャンセラー、PS装甲、マルチロックオンシステムなどが採用されており、出力、運動性、攻撃力、防御力などの全てにおいて、在来機を遥かに凌駕する性能を持つ。
宇宙空間での運用を主に想定していたのか、機動力自体はフリーダム、ジャスティスを下回るが、それを持って余りある火力が特徴。その火力を堅持するのが、最大の特徴であるバックパックと腰のジョイントに装備された無線式自動攻撃兵器、通称「ドラグーン・システム(Disconnected Rapid Armament Group Overlook Operation Network・system=DRAGOON SYSTEM:分離式統合制御高速機動兵装群ネットワーク・システム)」の存在と言えるだろう。
ドラグーン・システムの搭載は機体の基本設計が終了した後に決定された為、機体の腹部には量子通信ケーブルの一部が露出している。普通ならこの部分が致命的な弱点となったのだろうが、ケーブルはPS装甲でカバーされているため弱点でなくなっている。なお、このシステムはパイロットの超人的な空間認識能力を必要とするため、本機はその適正が確認されているクルーゼの専用機となっている。そのためか、頭部にはクルーゼの仮面に似た形状のフェイスカバーが取り付けられている。
背部に装着されたバックパックの高い推進力による恩恵とプロヴィデンス本体の優秀さにより重力化でも単独で飛行可能。この辺りから本来のプロヴィデンスの機動力の高さが伺える。
劇中での活躍
第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦にて、ラウ・ル・クルーゼが搭乗して出撃し、連合、オーブのMSをことごとく葬り去った。さらにディアッカ・エルスマンの駆るバスターガンダムを一瞬にして中破させ、ムウ・ラ・フラガのストライクガンダムも圧倒的な強さで退けた。
その後、ジェネシス付近の宙域でキラの駆るフリーダムガンダムと交戦し、ミーティアを破壊。さらにその後、熾烈な接近戦にもつれこみ、お互い腕や足などを破壊されるが、最後はフリーダムのビームサーベルでコックピットを貫かれ、クルーゼは戦死。機体もジェネシスの爆発の炎に灼かれ、散った。
その他
ドラグーン搭載機に変更された理由は上記以外にも、2機の兄弟機フリーダム・ジャスティス(さらには専用支援機ミーティアを積んだエターナルまでもが)が強奪された事も理由の1つであると推測される。当初の予定では、プラズマ砲及びレールガンを装備した火力特化のフリーダムが遠距離戦、ジャスティスがファトゥムに搭載された実弾火器等を持ちいて中距離戦を担当。そして、4本の大型ビームサーベルと高い機動力をメインに近距離戦=前衛を担当する事こそが初期のプロヴィデンスの役割。この3機の兄弟達はザフト軍の優れたパイロット達の手によって3機1組のバランスの取れた戦闘を行う筈だったのだが、クライン派による強奪(ジャスティスは離反)で3機での運用が事実上不可能となった。この段階でプロヴィデンスは既に開発終盤の段階に入っていたが、この件が引き金となり開発現場は急遽プロヴィデンスをドラグーン搭載機へと仕様変更する事となる。不足した兄弟達2機の働きをプロヴィデンス1機に集約したのである。結果、突然のドラグーン搭載による開発の大幅な遅れや機体の調整不足に加え未完成な部分が多いながらも、ドラグーン搭載機となったプロヴィデンスはパイロットへの依存性・負担こそ非常に大きい反面、ビームサーベル・ビームライフル・ドラグーンによりあらゆる距離での戦闘を単機で、しかも核エンジンによるEN制約解消もあって長時間無補給でこなす事が可能となり、SEEDにおける最終決戦で正に「天帝」と呼ぶに相応しい戦果を挙げた。
登場作品と操縦者
たった2話しか登場しなかったが、パイロットのクルーゼと相まってSEED系MSでも一、二を争う人気を誇る。しかし、同時に登場話数の少なさが原因でスパロボでは敵として現れる時は終盤で、さすがに強くはあるが既にこちらのレギュラーメンバーが育ちきっているためにそれほどの強敵でもないという少し残念な事が多い。
飛行可能な設定だが、スパロボでは今のところ重力下での空中戦は実現していない。
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。終盤になってからの登場。
- 今作では宇宙世紀系ガンダムとガンダムWが参戦している上に、主役級パイロットには特殊台詞あり(ヒイロにいたってはクルーゼと名前まで言ってくれる)でクルーゼに返し台詞もあるため、ドリームマッチを楽しむことが出来る。似たような装備をしたνガンダムとも戦える。ドラグーン・システムが実弾扱いなため、フェイズシフト装甲を持つSEED系ガンダムを向かわせると有利。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 版権機体のラストを飾り、ザフト製MSとは思えない高性能ぶり。今回のクルーゼは特殊技能にコーディネイターを持っているため、かなり強い。コン・バトラーVとの戦闘前会話では浪花十三にカニ呼ばわりされる。
- スーパーロボット大戦W
- 第2部の終盤で登場。原作のヤキン・ドゥーエ戦以外では、ザ・データベースとの戦いにおける敗残陣営混合軍としても登場する。HPが10万を超えているため(さらに初回登場時は地形効果が高い位置に出現することもあり)、倒すにはなかなか骨が折れる。なお、最後の登場時では地獄王ゴードン(あしゅら男爵)とメカブラック獣人ガルラ(シンクライン)もいて、「行き場を失った巨悪キャラが揃い踏み」というスパロボならではの壮観な一幕となっている。
- クルーゼが関連作品で色々な暗躍をしてい事もあり、それを問題視・疑問視した自軍キャラ多数との作品の枠を越えた戦闘前会話が数多く用意されている。またプレイング次第ではメビウス・ゼロの他に、別シリーズの同コンセプト機であるXアストレイやガンバレルダガーなどで挑む事も可能。と、ファンには嬉しい作りとなっているのも今作での特徴。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2016年3月の「BOSSガシャ」にて実装。SSRディフェンダー。「見切り」「空間認識能力」による回避率上昇と「PS装甲」によるダメージ軽減に加えディフェンダー指揮を持っており味方のディフェンダーの能力を上げつつ前線で戦う性能になっている。
- 2017年1月に大器型SSRシューターが追加。こちらは高い命中率に確定クリティカル、1回の限界突破が必要だが攻撃速度の上昇と非常に攻撃性能の高いシューターになっている。
装備・機能
武装・必殺武器
武器
- MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御用機関砲
- 頭部及び肩部に計4門内蔵されたバルカン砲。頭部のものは作中未使用。後方へ下がる際の牽制に使用している。
- ピクウスは「きつつき」の意。
- MA-V05A 複合兵装防盾システム
- シールドにビームサーベルとビーム砲を内蔵した複合兵装。ブリッツのトリケロスの派生系で「一つの武器に多数の機能を持たせる」という思想の元に開発されており、腕にかぶせるようにして使う。防具としてよりも武器としての取り回しを優先させた為シールドとしての性能は低いが、近接戦闘用の武装としての性能は申し分なく、極めて強力である。
- 対ビームシールド
- 本体であるシールド。
- 大型ビームサーベル
- シールド中央に1基装備。自機の3倍ほどに及ぶ非常に長い刀身を形成可能でこれでミーティアの左ウェポンアーム、右推進装置を破壊、多数の対艦ミサイルを一薙ぎで切り払っている。
- なお、本機に搭載されたビームサーベルはこのシールドに内蔵されたものだけであり、他のモビルスーツのように予備が無い。この事がフリーダムとの死闘の敗因に繋がってしまった。
- ビーム砲
- サーベルの両脇に計2門装備。単体では一度も使用せず後述のユーディキウムを併用した連射攻撃シーンのみ存在する。
- MA-M221 ユーディキウム・ビームライフル
- 肩掛け式の大型ビームライフル。フリーダム、ジャスティスのそれより高出力だが、その重量ゆえ取り回しに難がある。しかし、機能面でそれを補うよう想定されている。
- ユーディキウムは「審判」の意。
- ドラグーン・システム
- キュベレイのファンネルや、エルメスのビットを彷彿とさせる武器。ザフトが民間軍事企業と提携して開発した量子通信テクノロジーを利用したオールレンジ攻撃兵装であり、ビーム砲を9門内蔵する大型の物を3基、2門内蔵する小型の物を8基、計11基43門装備している(携行型ビーム兵器の開発にすら難儀していたはずのザフトが、唐突にこれほどまでの完成度を誇るMS用兵器が開発・実装できたのはいささか不自然ではあるのだが)。この43門という砲門の多さはSEEDシリーズで間違いなくトップクラスであり、後に開発された同じドラグーン搭載機のレジェンドやSフリーダムでは遥かに及ばない攻撃範囲を実現している。
- この装備のお陰で単機でありながらも、圧倒的な制圧力を発揮している。パイロットによって無線操作され、多角的な攻撃が可能になる。単に攻撃するだけではなく、前方広範囲に雨のようにばら撒く事で敵の攻撃を防ぐ使い方も出来る。
- だが、この当時のドラグーンは使用者が超人的な空間認識力[1]を持っていることを前提とした非常に限られる第1世代のドラグーンのため、使える者は少数に限られ(現段階ではクルーゼ、プレア、コートニーの僅か3名が確認できるのみ)、誰しも運用出来るという訳ではなかった。
- 装着されたバックパックは高い推進力を持っており、増加した重量の影響で低下した機動力をカバーしている。
- なお、ドラグーンとは「Disconnected Rapid Armament Group Overlook Operation Network(分離式統合制御高速機動兵装群ネットワーク)」の略称である。
- 大型ドラグーン
- ビーム砲を9門内蔵。背部に3基装備。
- 小型ドラグーン
- ビーム砲を2門内蔵。背部に2基、腰部に6基装備。背部の2基は分離せずに可動砲台として使用可能。この機能により、大気圏内でもある程度戦闘をこなせる。
必殺技
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
対決・名場面
- 対地球連合軍
- 初出撃後、周囲に展開していた多数のストライクダガーをドラグーンシステムによる一斉攻撃で撃破する。殲滅後、クルーゼの高笑いでこのエピソードは終わるが、視聴者に強烈な印象を残したのは言うまでも無い。
- 対バスターガンダム
- アークエンジェルを守るためにバスターが攻撃してきたが、ドラグーンを交えた猛攻で戦闘不能に追い込む。
- 対ストライクガンダム
- 機体性能差を乗り越えて、プロヴィデンスに肉薄してくるが、オールレンジ攻撃で中破させる。
- 対フリーダムガンダム(ミーティア装備)
- MSや戦艦の残骸の中を飛び回り、激しい攻撃を加え合うが、図体の大きいミーティアが徐々に追いつめられていき、ついにはエンジン部分にサーベルの一撃を喰らい、キラはミーティアを破棄せざるを得なかった。
- 対オーブ軍
- キラの目の前でフレイを殺害したクルーゼは、そのまま嘗ての歌姫ラクス・クラインの指揮するオーブ軍へと攻撃を再開する。護衛のM1アストレイ数10機を一瞬で撃破し、ラクスの搭乗するエターナルもドラグーンの激しい猛攻により、撃墜の危機に陥ったが、フレイの霊体との邂逅で戦意を取り戻したキラの妨害により、辛うじて撃墜を免れる。SEEDシリーズでエターナルが撃墜の危機に陥ったシーンはこれぐらいなものである。
- 対フリーダムガンダム
- 激しい攻撃の繰り返しとなり、お互い一進一退の攻防を繰り返す。ファーストアタックこそプロヴィデンスのドラグーンのビームであったものの、被弾をものともせずに反撃を敢行するフリーダムに対し、プロヴィデンスも両腕を失うなどのダメージを受ける。最終的には左手一本でサーベルを構えて突撃してくるフリーダムに対し、たった2基のドラグーンで迎撃を試みるも、頭部やコクピット付近への被弾さえ厭わずに特攻するフリーダムによってコクピットをサーベルで刺し貫かれ、クルーゼは戦死しプロヴィデンスは沈黙。直後に放たれたジェネシスの光によって機体は爆発四散、プロヴィデンスはこの世から消え去った。
- 対フリーダムガンダム(ボンボン版)
- TV版とは全く異なり、フリーダムから一度もダメージを受けないほどに圧倒。機体の大部分を破壊し、残された武装も頭部バルカンとバラエーナ1門のみとなったその時、離脱したムウがメビウス・ゼロに乗って再度クルーゼとの戦闘に舞い戻る。機体性能の差によってやはり圧倒するも、ガンバレルのワイヤーによってプロヴィデンスの行動は封じ込められてしまう。ムウはキラに自分ごとクルーゼを撃ち抜くよう告げるが、キラは躊躇する。機体の動きを封じられながらも、ドラグーンの端末を射出し、フリーダムにダメージを与え続けるクルーゼ。ムウの必死の説得によりキラはプラズマ砲でプロヴィデンスを撃ち抜くという苦渋の選択をする。そして、プロヴィデンスとメビウス・ゼロは宇宙に散った。
関連機体
強化型・バリエーション機
- プロヴィデンス(初期型)
- 4本の大型ビームサーベルを内蔵した大型のバックパックを装備した初期のプロヴィデンス。機体各所も現在のプロヴィデンスとは微妙に異なる。このバックパックを取り外し、代わりにドラグーンシステムを装備した状態が今のプロヴィデンスである。
- ニクスプロヴィデンス(SRW未登場)
- 『機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY』(SRW未参戦)に登場するプロヴィデンスの後継機。ドラグーンを主力兵器として運用すべく様々な改良がされている。
関連機
- レジェンド
- 後継機。扱い難い第1世代のドラグーンを全て第2世代へ移行する事である程度の扱い易さを実現した。しかし、ドラグーンの端末の数が減ってしまっている。
ファーストシリーズ
- ドレッドノート
- モビルスーツとしては初めてドラグーンを搭載した機体。
- Xアストレイ
- ドレッドノートにプロヴィデンスのものと酷似したドラグーンユニットを搭載した強化機体。
- フリーダム
- 兄弟機。原作ラストでは激しい死闘を演じた。
- ジャスティス
- 兄弟機。
- リジェネレイト
- 兄弟機。Wにおけるヤキン・ドゥーエ決戦ではプロヴィデンスの前座を務めた。
他作品の関連機
余談
- プロヴィデンス(Providence)とはキリスト教の概念で、「神の意思・摂理」、またはそこから転じて「神そのもの・天帝」といった意味を持つ(『機神咆吼デモンベイン』第1話、及び同話が再現されたUX第3話「I AM PROVIDENCE」はそちらの用法) 。
- 実は本機体は制作終盤まで設定すら存在しておらずクルーゼには別のMSが宛てがわれる予定であったが「ガンダムでなければ今のキラ達に太刀打ちできない」という理由から、急遽大河原邦男氏にデザインを発注し、設定も新規に起こされる事となった。
- スタッフはその突貫スケジュールを逆手に取って、本機の事前情報を完全シャットアウトする(雑誌等のメディアは勿論、ネット上でのネタバレまで)という手法を取った。その甲斐もあり、上記した初登場シーンは視聴者に強いインパクトを残す事に成功している。
- 『ガンダムSEED』の監督・福田己津央氏がクリエイティブプロデューサーを務めている『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』で、ラスボスにあたるヒステリカの頭部デザインが本機と似ている。更に、搭乗者がクルーゼと同じ声優が担当している。
商品情報
資料リンク
脚注
- ↑ 早い話がSEED版ニュータイプのようなもの。
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