「強化人間」の版間の差分
(相違点なし)
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2012年9月2日 (日) 00:39時点における版
強化人間(Artificial Newtype)
宇宙世紀おける一年戦争後、地球連邦軍・ジオン公国双方で開発された人工的なニュータイプ。一年戦争におけるニュータイプの戦果は目覚しいものがあり、それに対応した兵器群も開発されていった。しかし、兵器を運用するに当って問題となるのが「パイロット」である。ニュータイプ兵器が発達しても、パイロットが運用できないのでは意味がない。そのため、兵器に順応するパイロットを「開発」したものが強化人間と呼ばれるものである。
ほとんどのガンダムシリーズでも意味合いは通っており、ブーステッドマン(生体CPU)、エクステンデッド、人工ニュータイプ、超兵が該当している。
- 精神操作
- 記憶を消され、戦闘衝動を植えつけられる。
- 肉体改造
- 薬物投与、人工物の投与。
以下、二項目が該当する。
作品としては『機動戦士Ζガンダム』から出現し、ティターンズの強化人間として、フォウ、ロザミア・バダム、ゲーツ・キャパなどが登場している。『機動戦士ガンダムΖΖ』でも、ネオ・ジオン軍にマシュマー、キャラ・スーン、プルツーなど多数の強化人間が登場しているが、やはり精神は安定していない。むしろΖ時より情緒不安定かもしれない。
また、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』ではギュネイ・ガス、『機動戦士ガンダムUC』(SRW未参戦)ではマリーダ・クルスが登場。技術の向上か、情緒面はかなり安定していた。更に30年後の『機動戦士ガンダム F91』のカロッゾ・ロナは肉体強化によりほとんどサイボーグ(インプラント)と化している。
なお小説版設定だが、『機動戦士Vガンダム』において、カテジナも強化人間にされていた。彼女は素で情緒不安定だった気もするが。
ちなみに、他作品における「人工的に手を加えられて強化された人間」も、わかりやすく言えば「強化人間」と言える。例を挙げるとボトムズシリーズにおけるパーフェクトソルジャーなどが該当すると言える。
スパロボシリーズにおいて
ゲーム中では、ニュータイプとほぼ同じか若干低い能力を持ち、命中・回避率とファンネル系武器の射程が上昇する。ファンネル系など一部武器の使用条件でもある。 FやCOMPACT等では、補正値がパイロット能力の命中と回避にそのまま加算され表示される為、強化人間パイロットは機体の限界反応がすぐに赤くなってしまう。
第4次スーパーロボット大戦(S)
ニュータイプ同様、MS系パイロットがニュータイプ用武器を使用出来る技能。
新スーパーロボット大戦
ニュータイプ同様、命中・回避に+5の補正が付くようになったが、本作でこの技能を所有しているのは敵キャラのみ。
スーパーロボット大戦F / スーパーロボット大戦F完結編
レベル制になり、命中率・回避率・ファンネルの射程に補正が入るようになった。もっとも補正が凶悪だった時代。本作ではニュータイプと同等の補正。
レベル | 命中・回避補正 | ファンネル射程 | ||
---|---|---|---|---|
F | F完 | F | F完 | |
1 | +10 | +10 | 0 | 0 |
2 | +15 | +15 | 0 | 0 |
3 | +20 | +20 | +1 | 0 |
4 | +25 | +25 | +1 | 0 |
5 | +30 | +30 | +2 | 0 |
6 | +35 | +35 | +2 | 0 |
7 | +40 | +38 | +3 | +1 |
8 | +45 | +40 | +3 | +1 |
9 | +50 | +43 | +4 | +2 |
スーパーロボット大戦コンプリートボックス
本作ではニュータイプと同等の補正。
レベル | 命中・回避補正 | ファンネル射程 |
---|---|---|
1 | +3 | +1 |
2 | +6 | +1 |
3 | +9 | +1 |
4 | +12 | +1 |
5 | +15 | +2 |
6 | +18 | +2 |
7 | +21 | +2 |
8 | +24 | +2 |
9 | +30 | +3 |
スーパーロボット大戦α
レベル | 命中・回避補正 | ファンネル射程 |
---|---|---|
1 | 0 | 0 |
2 | +3% | 0 |
3 | +8% | 0 |
4 | +13% | 0 |
5 | +18% | 0 |
6 | +23% | 0 |
7 | +28% | 0 |
8 | +28% | +1 |
9 | +30% | +1 |
スーパーロボット大戦α外伝
レベル | 命中・回避補正 | ファンネル射程 |
---|---|---|
1 | 0 | 0 |
2 | +3% | 0 |
3 | +8% | 0 |
4 | +13% | 0 |
5 | +18% | 0 |
6 | +23% | 0 |
7 | +28% | 0 |
8 | +30% | +1 |
9 | +32% | +1 |
スーパーロボット大戦COMPACT
- 本作ではニュータイプと同等の補正
レベル | 命中・回避補正 | ファンネル射程 |
---|---|---|
1 | +10 | 0 |
2 | +15 | 0 |
3 | +20 | 0 |
4 | +25 | 0 |
5 | +30 | 0 |
6 | +35 | 0 |
7 | +40 | +1 |
8 | +45 | +1 |
9 | +50 | +2 |
スーパーロボット大戦COMPACT2
- 本作ではニュータイプと同等の補正
レベル | 命中・回避補正 | ファンネル射程 |
---|---|---|
1 | +10 | 0 |
2 | +15 | 0 |
3 | +20 | 0 |
4 | +25 | 0 |
5 | +30 | 0 |
6 | +35 | 0 |
7 | +38 | +1 |
8 | +40 | +1 |
9 | +43 | +2 |
スーパーロボット大戦R
技能所持者は撃ち落としが『技能Lv/14』の確率で発生するようになり、切り払いの発生率が『技能Lv/16』になる。シールド防御の発生率が『技能Lv/18』になる。敵の場合は、発生確率が計算値から更に半減する。
レベル | 命中・回避補正 | ファンネル射程 |
---|---|---|
1 | 0 | 0 |
2 | +3% | 0 |
3 | +8% | 0 |
4 | +13% | 0 |
5 | +18% | 0 |
6 | +23% | 0 |
7 | +28% | 0 |
8 | +30% | +1 |
9 | +33% | +1 |
スーパーロボット大戦D
技能所持者は撃ち落としの発生率+8%、切り払いの発生率+3%。ただし、シールド防御の発生率補正がなくなる。
レベル | 命中・回避補正 | ファンネル射程 |
---|---|---|
1 | 0 | 0 |
2 | +3% | 0 |
3 | +8% | 0 |
4 | +13% | 0 |
5 | +18% | 0 |
6 | +20% | 0 |
7 | +23% | +1 |
8 | +25% | +1 |
9 | +28% | +1 |
スーパーロボット大戦GC、スーパーロボット大戦XO
- 従来と比べても補正がかなり小さい。またGCではバグでファンネル系武器の射程が延びない。
レベル | 命中・回避補正 | ファンネル射程 |
---|---|---|
1 | +2 | 0 |
2 | +4 | 0 |
3 | +6 | 0 |
4 | +8 | 0 |
5 | +10 | 0 |
6 | +12 | 0 |
7 | +14 | +1 |
8 | +16 | +1 |
9 | +18 | +1 |
スーパーロボット大戦Z
本作でもニュータイプよりやや効果が抑えられている。ファンネルの射程も最大で+1。
レベル | 命中・回避補正 | ファンネル射程 |
---|---|---|
1 | +0 | 0 |
2 | +4 | 0 |
3 | +8 | 0 |
4 | +12 | 0 |
5 | +15 | 0 |
6 | +20 | 0 |
7 | +20 | +1 |
8 | +25 | +1 |
9 | +30 | +1 |
主なパイロット
また、ギルガザムネ搭乗のギガノス兵や、バンプレストオリジナルのラミア・ラヴレス(GBA版Aのみ)がこの技能を持っている事もある。
関連する用語
- ニュータイプ/ニュータイプ (X)
- オールドタイプ
- 人工ニュータイプ
- カテゴリーF
- ブーステッドマン
- エクステンデッド
- 超兵
- パーフェクトソルジャー
- ボトムズシリーズにおける強化人間的存在。もっとも、登場したのはこちらが先なので、厳密には「強化人間の元ネタ」である。
資料リンク
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