ブリッツガンダム
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ブリッツ | |
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外国語表記 | BLITZ GUNDAM[1] |
登場作品 | |
デザイン | 大河原邦男 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | GAT-X207 |
全高 | 18.63 m |
重量 | 73.5 t |
装甲 | フェイズシフト装甲 |
開発 | モルゲンレーテ社 |
所属 | 地球連合軍 ⇒ ザフト |
パイロット | ニコル・アマルフィ |
ブリッツガンダムは『機動戦士ガンダムSEED』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
地球連合軍が開発した5機の初期型GAT-Xシリーズの一機であるモビルスーツ。
機体概要[編集 | ソースを編集]
敵陣深くへの電撃侵攻を目的とした機体で、X200番台の特殊改装フレームが採用されている。
ステルスシステムの「ミラージュコロイド」を初めとした特殊装備が施されており、トリッキーな戦い方を行える。ただし、ミラージュコロイドの展開中はあくまでも姿が見えなくなってレーダーで捕捉されなくなるに過ぎない上に、フェイズシフト装甲をダウン状態にしなければいけないという致命的な欠点も抱えており、その際は並のモビルスーツと変わらない防御力となってしまう。また、第1次連合・プラント大戦の終結後は、ミラージュコロイドの対策として「ミラージュコロイド・デテクター」が開発された結果、捕捉されてしまう可能性が生じてしまう事になっている。攻撃手段の殆どが右腕部に装備した「トリケロス」に集中してしまっているのも欠点で、戦闘でこれを失ってしまうと、まともに戦闘する事が出来なくなる。
劇中での活躍[編集 | ソースを編集]
ヘリオポリスで建造され、イージスガンダム等と共にザフトに強奪された。
その後、アークエンジェルの追撃任務に従事した他、ユーラシア連邦の宇宙要塞アルテミスを陥落させる等の戦果を挙げるが、オーブ近海での戦闘でアスラン・ザラのイージスを庇ってソードストライクガンダムのシュベルトゲベールを胴体に受け大破、ニコルも戦死する。
なお、その戦闘の際に斬り落とされた右腕はオーブ軍に回収されており、アストレイゴールドフレーム天の右腕として再利用された。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 初登場作品。セレーナルートでは序盤にスポット参戦するが、他のルートでは敵となる。クォヴレールート第11話ではミラージュコロイドが「実際にマップから姿を消して行動する」という形で再現。攻撃時に解除となるため、反撃でしかダメージを与えられない。
- なお、今作のみ敵時のグラフィックが左右反転している(シールドが左腕、グレイプニールが右腕にある)。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦J
- 序盤から敵として登場。その後、ストライクとのイベント戦闘が発生し、原作通りに撃破される。
- スーパーロボット大戦W
- 第2部序盤から敵として登場する。今回はフラグを立ててニコルを生存させると使用可能となる。 ただし、マジンガーZ正式参入と択一。
- コーディネイターかロウ・ギュールなら乗り換え可能で、フリーダムガンダムから改造を引き継ぐ。左右非対称なのに、デュエルガンダムと違い敵版のグラフィックをそのまま流用している(反転している)のが残念である。
- 本作の自軍ユニットでは唯一のアイコン型特殊能力5つ持ち(剣装備、銃装備、AB盾装備、PS装甲、分身)。 素の状態では飛行できず地形適応にも不安があるので、使うなら強化パーツで補ってやろう。
- 原作と違い、アルテミスの傘を突破する役を別の機体に奪われている。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 第2話B「宇宙に降る星」のボスとして登場。パイロットはニコル・アマルフィ。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- レアリティはSR。ディフェンダーとシューターが存在。
- スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド3から登場するエネミーユニット。攻撃特化タイプ。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- 攻盾システム「トリケロス」
- 右腕に装備された複合武装。シールドの裏面にビームサーベル、50mmレーザーライフル、3連装超高速運動体貫徹弾「ランサーダート」を搭載する。本機の武装が集約されており、その形状から左腕で扱えず更に本体にはバルカン砲も搭載されていないことから、右腕が使えなくなる或いは本武装を破壊されると事実上の戦闘不能になる。
- 50mmレーザーライフル
- 中距離用の射撃武装。なお、ビームライフルであるとする資料も存在する。至近距離での使用を重視しているため、他のGAT-Xシリーズのビームライフルより出力が低い。
- ビームサーベル
- レーザー砲直下に固定装備されたビームサーベル。他のGAT-X機のサーベルと同型の装備。固定装備の為、盾ごと振り回す形で使用する。
- ビームサーベル(連続斬り)
- 『X-Ω』での必殺スキル。
- 3連装超高速運動体貫徹弾「ランサーダート」
- 杭状のロケット推進弾。敵装甲を貫徹後炸裂し、内部から打撃を与える。ただし、ロケット推進方式の特性上、ある程度弾体が加速できる距離をとらないと有効な貫通力が得られないため、近距離では威力が落ちてしまう。実戦では手持ちの槍として使用された例もある。
- シールド
- 対ビームコーティング処理が施されている。
- ピアサーロック「グレイプニール」
- 左腕に装備された有線式ロケットアンカー。クロー後部に内蔵されたブースターにより射出後の軌道変更を可能とする。クローは開閉させる事で単純な打撃から、敵の捕獲や自機の固定など、幅広い用途を持つ。
- 第3次αでは射出して相手をクローで掴み裂くのみだが、携帯機シリーズではその後ミラージュコロイドを展開して接近、至近からランサーダートとビームライフルの連続攻撃を叩き込むパターンアタックとなっている。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- 剣装備、盾装備、銃装備
- 切り払い、シールド防御、撃ち落としを発動。
- PS装甲
- ミラージュコロイド
- SRWにおいては光学迷彩の類を再現することが困難なためか、ミラージュコロイドは分身と同じ効果になっている。Jでは似たような機能であるECS(フルメタル・パニック!)が多岐にわたって既に小型実用化されており、本装備の開発者であるマリュー・ラミアスが驚く場面がある。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- アルテミス攻略
- 連合の宇宙要塞アルテミスの持つ全方位光波防御帯アルテミスの傘に対し、ニコルは、ブリッツのミラージュコロイドを使い、侵入に成功。ソードストライクと交戦することにもなるが、アルテミスを陥落させることには成功した。
- ブリッツの最期
- オーブ近海での戦闘にて、ストライクめがけて射出したグレイプニールをビームサーベルで両断される。直後白兵戦となりトリケロスを装備した右腕ごと斬り落とされ、蹴撃でフライトユニットから突き落とされる。攻撃手段を完全に失い戦線離脱したものと思われたが、ミラージュコロイドを使用しイージス(アスラン)の危機にランサーダートを左手に携え特攻。シュベルトゲベールの反撃でコクピット部を斬り貫かれ(リマスター版では運悪くシュベルトゲベールがコクピットに直撃し)爆散した。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ストライク、デュエル、バスター、イージス
- 同時期に地球連合軍に開発された兄弟機。
- ネロブリッツ(SRW未登場)
- 外伝『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 ΔASTRAY』(未参戦)に登場するブリッツの改良型。背中に巨大な偏光クリスタルアームを装備しているため格闘戦に特化。
- ネブラブリッツ(SRW未登場)
- 外伝『機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY』(未参戦)に登場。ストライカーパックシステムを搭載。
- フォビドゥン
- 同じくX200番台の特殊改装フレームを使用。ミラージュコロイドを定着させる磁場の技術を防御に転用している。
- アストレイゴールドフレーム天
- ブリッツの右腕を使用。
- NダガーN(SRW未登場)
- 105ダガーをベースにした、ブリッツの実質的な量産仕様機。核動力とニュートロンジャマーキャンセラーの搭載により、ミラージュコロイドの時間制限がなくなっている。
- ブリッツ(リリー・ザヴァリー機)
- 外伝『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY B』(未参戦)に登場するブリッツのコピー機。基本はオリジナルと同様だが、装甲がVPS装甲になるなど各部に改良が加えられ性能が向上している。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ バンダイ 1/144 ブリッツガンダム、パッケージより。
商品情報[編集 | ソースを編集]
- プラモデル
- フィギュア
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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