ゾルタン・アッカネン
ゾルタン・アッカネン | |
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外国語表記 | Zoltan Akkanen |
登場作品 | |
声優 | 梅原裕一郎 |
デザイン |
高橋久美子(原案) 金世俊(アニメ版) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(強化人間) |
性別 | 男 |
誕生日 | 2月9日 |
年齢 | 27歳 |
所属 | ジオン共和国 |
役職 | パイロット |
軍階級 | 大尉 |
ゾルタン・アッカネンは『機動戦士ガンダムNT』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
ジオン共和国外務大臣モナハン・バハロにより、「シャアの再来」の候補者として選ばれた強化人間。フル・フロンタルが成功例であるのに対し、失敗作である為、彼のように自我を封殺されシャアに似せられて整形されることはなかったが、失敗作であるという強いコンプレックスを抱いている。
地球連邦軍がフェネクス確保のために『不死鳥狩り』作戦を展開するのに乗じ、モナハンの命令通り、ジオン共和国の軍人としてフェネクス入手のために行動する。しかし、彼ら共和国の軍人が地球連邦軍の行動に介入してると露見した場合問題になる為、所属が露見しないようモビルスーツにエングレービングを施し、袖付きの残党部隊に偽装している。
全体に溶けたシャア・アズナブルの残留思念が宿っていたフロンタルと異なり、見た目も性格もシャアとは程遠く、その立ち振る舞いはハイテンションかつ感情的で、一人称や口調も不安定さが目立つ。自分を「シャアの再来の失敗作」と評価する人間を見返す事を行動原理にしており、己の力を誇示するためには周囲を巻き込む事も厭わない。学園都市「メーティス」内の戦闘時には、他の隊員がコロニー内で戦っているのも考慮した上であえてサーベルなどを用いた白兵戦で被害を抑えていたにも関わらず、メガ粒子の塊であるビームを市街地に発射するなど、凶暴かつ好戦的な面が目立ち、監視役のエリク・ユーゴにさえ呆れられている。エリクだけでなく、グルトップに同情する軍人達からも距離を取られており、同艦のブリッジを移動した際にはクルー達から避けられており、『NT』の脚本を手がけた福井晴敏から「頭の中に小学五年生がいる」「メカニックと肩が触れただけでそのメカニックを半殺しにしている」と評されている。
ジオン公国に収容された少年時代から、強化人間の実験体として扱われた過去を持ち、右眼もその際の人体実験により失明しており、サイコミュ・システムを内蔵した赤い義眼となっている。そのため、彼が持つコンプレックスや残虐性の裏には、一年戦争の犠牲者、グリプス戦役時に流行した強化人間実験の被害者であるという部分が見え隠れしている。
エリク・ユーゴとモナハン・バハロの秘密通信を覗き見たことで、グルトップとそれに乗艦している自分は地球連邦軍のゼネラル・レビルを擁した艦隊に始末されることに気付き、エリクを殺害。Ⅱネオ・ジオングを駆り、サイコシャードの力で、己のイメージを具現化し、ヘリウム3の入ったタンクにバリアーを張り攻撃を無効化する、ヘリウム3を臨界爆発させるなどして、ゼネラル・レビル艦隊を殲滅する。そして、この世にあってはならない存在であるⅡネオ・ジオングを破壊しに現れた全体の端末であるフェネクスを捕らえると、エネルギーを吸い上げ、その力で貯蔵基地にあるだけのヘリウム3を臨界爆発させサイド6を壊滅させることを目論むが、ナラティブガンダムに搭乗したヨナ・バシュタに妨害される。Ⅱネオ・ジオングに装備されたIフィールド・バリアーにより戦いを優位に進め、ナラティブガンダムを破壊するまで追い詰めるが、ヨナがフェネクスに乗り移った事で形勢が逆転。デストロイモードに変身したフェネクスに敗北、死亡した。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。2018年12月のイベント「起死回生のシャア」期間限定参戦。本編のネタバレを防ぐためにイベントシナリオには登場しない。
- スーパーロボット大戦30
- 音声初収録で、担当声優の梅原裕一郎氏も今作でスパロボシリーズ初参加となる。
- PVではまさかの左向きカットイン(一般的には味方側の向き)を引っ提げて登場し、一時「味方になっちゃうんだな、これがぁ!」とネット界隈が騒然としたが、実際は味方機の裏を取っているだけである。もっとも、前例がなくはないのだが…。
- 今作におけるガンダム系ラスボスの一人だが、設定通り技量など一部の能力が「本物」に劣り、性格に反して反骨心もない、強化人間以外の固有スキルは2回行動とエースボーナスのみ。その強烈なABさえ封じれば、底力発動前に一撃で倒せることも可能。しかし終盤の進み方によって、彼を含めたガンダム系ラスボス3人組とカギ爪の男と同時対決しなければならない。
- 本作ではメーティス内で戦闘する展開は無いため凶行は抑えられているが、部下に暗に脅しをかけるなど歪んだ人間性は表現されている。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊スキル[編集 | ソースを編集]
- 30
- 強化人間L9、底力L8、見切りL3、闘争心L3、気力限界突破L3、2回行動
- 高レベルの強化人間と闘争心+見切りで常に命中・回避に高い補正が入り、HPを半端に削るとそこに底力が加わって更に手がつけられなくなる、と中盤から出てくるネームドボスの中でも目に見えて強い。
- 回避主体の機体でパイロットのレベルが同等でも運動性を10段改造する程度では9割がた被弾するため、接敵の際は精神コマンドを絶やさないようにしたい。
- 強制出撃するクワトロ狙いで動くミッションもあるため、うまく誘導すれば「不屈」で時間を稼げる。
- 2回行動はレベル上昇に伴って解禁されるため、遭遇ミッションを後回しにしたり周回プレイでexp2倍を取っていると初交戦時点から習得済みの可能性がある。
アビリティ[編集 | ソースを編集]
- X-Ω
- VSモード時の『シャアの再来のひとり』は必殺スキルがクリティカル時装甲100%無効なのだが、スタインの必殺スキルの効果にも本人のVアビリティにもクリティカル率が上昇するものが無い。
- なのでパイロットパーツのPAツリー育成で確実に効果を発揮する装甲必殺無効を習得したほうがいい……のだが皮肉にも『シャアの再来のひとり』が無意味な死に技能と化す。キャラ設定的にも間違ってはいないが……。
アビリティ | 効果(通常) | 効果(VS) | 備考 |
---|---|---|---|
スタイン01 | 攻撃力、回避率大アップ、さらにクリティカル攻撃に対して回避率特大アップ | 攻撃力、命中率40%、回避率80%、行動力800アップ | |
もう一つの原石 | 自分のタイプと同色コアをバトル開始時に2つ所持 | HP満タンで、攻撃力50%アップ、行動力800アップ | |
シャアの再来のひとり | 敵の攻撃を1回回避するごとに攻撃力、回避率、クリティカル率アップ | 必殺スキルがクリティカルの時、敵の装甲100%無効 | |
ジオン共和国軍大尉 | シュータータイプの味方の攻撃力 、回避率大アップ | 回避発動時、HP20%回復し、レインボーコア獲得 |
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
- 気力150以上で最終命中率+50%、与ダメージ1.2倍、被ダメージ0.8倍
- 『30』で採用。ゾルタンはイベントに伴って気力が最大まで増加する事があり、イベント発生前に脱力を使ってもSPの無駄になるので要注意。
- 意外にも気力タイプは最後までBタイプなので、艦内ミッションならゾルタンが動く前に他の敵を撃墜しても気力150にはまず届かない(初期気力115の場合は35機必要)。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- エリク・ユーゴ
- 部下。フェネクス追跡の際に副官として行動を共にするが、実際にはモナハンから遣わされた監視役である。
- モナハンとの通信をゾルタンに目撃され、彼を口封じしようと銃を構えていたが、返り討ちに遭い射殺された。
- モナハン・バハロ
- シャアの再来計画の発案者であるジオン共和国の外務大臣。フェネクス捕獲のためにゾルタンらに指示を出す。
- 漫画版では、映画・小説版とは設定が完全に異なり、幼少期から知り合いで地球連邦軍の襲撃で身寄りを失ったゾルタンを引き取ったのはいいものの、やはり強化人間にしている。
- フル・フロンタル
- ゾルタンと同じく、シャアの再来計画の候補者の一人。『NT』の一年前であるU.C.0096で死亡している為、会話しているシーンはない。
- YouTubeで公開された「ゾルタン様の3分でわかる宇宙世紀!」では「(シャアの)セルフパロディすれすれのこいつ」と評している。
- ヨナ・バシュタ
- サイド6で交戦したナラティブガンダムのパイロット。
- イアゴ・ハーカナ
- シェザール隊隊長。サイコミュ・ジャックで彼の機体を操る。
- ミシェル・ルオ、ブリック・テクラート
- ヨナの盾となった彼女達が乗る宇宙艇を撃墜する。
- バナージ・リンクス
- 劇中終盤、ヨナの援護に現れた彼から攻撃を受ける。
他作品との人間関係 [編集 | ソースを編集]
- タシロ・ヴァゴ
- 『30』にて、エンジェル・ハイロゥ攻防戦で彼に引導を渡す。
- カールレウム・ヴァウル
- 『30』にて、ヘリウム3備蓄基地での戦いで死にかけたところを彼に密かに救出される。
- エンジェル・ハイロゥで繰り出してくるが、プレイヤーの心は「話をこれ以上ややこしくするな」と一つであろう。案の定、クエスターズにもゾルタンの制御はできていない。
- 日向冬樹
- 『X-Ω』期間限定イベント「超越並行世界の旅であります!」にて、「なんかケロロ小隊のみんなを1人に集めたような人」と評した。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「フン、フフン、フフフフフン~」
- モーツァルトの『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』を鼻歌で歌いつつ艦のブリッジに現れながら。
- 『30』のキャラクター事典ではこの鼻歌が最初の台詞として使われているほか、時折戦闘アニメでも攻撃時に歌ってくれる。
- 「一貫して中立を保ってきたサイド……不死鳥の巣という話しも有り得るか」
- サイコミュの感応波を感知する装置「サイコ・モニター」を手掛かりに、追撃対象のフェネクスがサイド6内のコロニー「メーティス」に潜伏していると推定しこう述べる。
- 実はサイド6に関する設定の混乱が垣間見られる台詞。詳細はサイド6を参照。
- 「人違い…いや、ガンダム違いか!」
- 「メーティス」に侵入した際にナラティブガンダムと鉢合わせた際のセリフ。憂さ晴らしとばかりにゾルタンはナラティブに猛攻を仕掛ける。
- 『30』では対ガンダムタイプの特殊戦闘台詞として採用。
- 「撃っちゃうんだなぁ、これが!」
- コロニー内でビームライフルを使わないであろうと判断したヨナに対して。シェザール隊・袖付き共にコロニーを傷つけることを考慮して射撃を躊躇う中、迷うことなくゾルタンはコロニーの居住空間でビームライフルをぶっ放すという凶行に及ぶ。更にヨナを追撃する際には(人が乗った車が往来している)道路にビームサーベルを突き立てながら移動するなど、彼の狂気を垣間見ることができる。
- 『X-Ω』では精神コマンド「魂」発動時のセリフとして、『30』ではハイ・ビームライフル使用時の戦闘台詞として採用。加えて「当たっちゃうよな、これがぁ!」「終わっちゃうんだな、これでぇ!」などのバリエーションが追加された。
- 「有線だと?エセファンネルなど!ガンダムのやることか!」
- 「それとも失敗作相手には二流のガンダムで十分だと?」
- ナラティブガンダムがインコムを使用した際の台詞。インコムを使うガンダムを、赤い彗星の失敗作である自分への当て付けだと解釈して怒りを顕にする(なお、Sガンダムをはじめ時代を遡れば有線兵器を使うガンダムは結構居る)。
- なお彼の乗るシナンジュ・スタインはユニコーンガンダムのプロトタイプにあたる機体で、ガンダムの系譜にあるMSである。
- 「切り札ってのは、最後に切らないとな!」
- IIネオ・ジオングをコロニー内に呼び寄せて。しかし、その直後思わぬ事態に見舞われる事になる。『X-Ω』では必殺スキル「ビーム・ライフル(乱舞)」使用時のセリフとして採用。
- 「ネオ・ジオング?どういうことだ?」
「ネオ・ジオング俺はここだ!俺を受け入れろ!」 - 呼び寄せたIIネオ・ジオングが制御を離れ、自分ではなくナラティブガンダムをコアとして取り込みだしたことで。相当焦っている様子を見せている。
- 「お前まで俺を見捨てるのかよぉー!!」
- IIネオ・ジオングがナラティブガンダムとドッキングしそうになるのを見て、泣きそうな表情で叫ぶ。失敗作として、多くの人に裏切られ見捨てられてきたトラウマを感じさせる台詞。
- 「人間が宇宙で暮らすようになってせいぜい百年! それでニュータイプになれって、夢見過ぎだよな!? 進化ってのは、そんな簡単なもんじゃない!!」
- 「オールドタイプが理解するのは現象だけだ! 奇蹟を目にしてもその本質を学ぼうともしない!!」
- ヘリウム3備蓄基地に現れたフェネクスを執拗に追いかけながら。強化人間を作り出すニュータイプ研究所のような人間達が総合的な形として人を理解するというニュータイプの本質を理解せず、無闇矢鱈に肉体を切り裂き、身体能力を向上させることに明け暮れている事実を直視して、何も分かっていないとこき下ろすゾルタン。作中一貫して狂気的な言動の目立つ彼だが、ジオン公国に収容されていなければニュータイプの境地に辿り着いていたかもしれない。
- 「人は変わらない! これからも、俺やお前達のような人間が、奇跡のために切り刻まれる!! だったら、サッパリさせようぜ!!」
- フェネクスを救出にやってきたナラティブとの再戦中に発する台詞。強化人間として非人道的な扱いを受けながらも、理想のために文字通り全てを犠牲にしてきたゾルタン。しかしその結果、ジオン本国から切り捨てられたことで自暴自棄となり、備蓄基地全てのガスタンクに貯蔵されたヘリウム3を臨界暴発させ、サイド6とその破壊された破片が降り注ぐ地球を壊滅へ追いやろうとする。
- 「死ねば溶けあえるんだろ?」「人間のエゴと業がこのマシーンと俺たちを生んだ…自らを裁くために…」「楽になろうぜ…」
- デストロイモードになったフェネクスに敗れ、コックピットを貫かれたゾルタンは死亡、残留思念は全体へと溶けた。ゾルタンの残留思念はヨナに上記の言葉を遺し、IIネオ・ジオングのサイコシャードに干渉。備蓄基地のヘリウム3を臨界状態にさせる異常現象を引き起こした。「死ねば溶け合える」の部分は、『機動戦士Zガンダム』の第50話「宇宙を駆ける」におけるカツ・コバヤシの台詞「あの中にいる人だって、すぐこうして溶けあえるんだ」のオマージュであるほか、SRWでもIIネオ・ジオング撃墜時の戦闘台詞として採用されている。
迷台詞[編集 | ソースを編集]
- 「ってな訳で始まっちまった宇宙大戦争。ガンダムのことを話し出すと早口になっちゃうおじさん達が大好きな一年戦争って奴だ」
- 公式PV「ゾルタン様の3分でわかる宇宙世紀!」より。終始こんなノリだがメタ的な視点も含めて纏めるところは纏めてくれる。
- 「でもこいつら暑苦しくてダメ、このお姉さんは怖すぎてダメ、こいつは赤い彗星なのに黄色かったからダメ!じゃ!ってんでセルフパロディすれすれのこいつが出てきたけど!」
- 「3分でわかる宇宙世紀!」よりジオン後継組織へのダメ出し。ざっくりし過ぎているが、特にシャアの敗因がノーマルスーツの色である所が笑いを誘う。
- 「対するガンダムもなんかスゲー事に!おいおい、これ別のアニメじゃないの!?」
- 「3分でわかる宇宙世紀!」よりコロニーレーザーを防いでしまったガンダムに対して。まあ、それ以前にも敵の動きを止めたり、隕石落しを阻止したりしているので今更ではある。なおNTからの未来の時代では治癒能力まで使いだす人物まで登場してる。
スパロボシリーズの名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]
戦闘台詞[編集 | ソースを編集]
『30』では特殊戦闘台詞が非常に多く、確認されているものだけでも70種類以上ものパターンが存在する。
- 「それじゃあ道化だぜぇ?」
「当たらなければ、どうってことないなぁ!」 - 回避時の台詞。本物へのコンプレックスがある割に似た台詞を口にするあたりは失敗作とはいえ再来であるためだろうか。
- 「当たるとまた悪口言われちゃうからな…」
- 同じく回避時の台詞。自分の人望が薄いことは自覚しているらしい。
- 「反応が鈍い…! 仕事をしろよ、整備兵!」
- 被弾時の台詞。一方でダメージを喰らった途端にコレである。
- 「って、それで終わりかい!」
- 回避時の台詞の一つ。一見何の変哲もない台詞だが、『3分でわかる宇宙世紀』後半での台詞「(ゾルタンが自己紹介を始めようとしたら)って、終わりかい!」のパロディとなっている。
- 「認めろ! 貴様という存在が生み出した結果が、これだ!」
「ご本人様の登場ってか!」
「因果なものだな、シャア・アズナブル!」
「お別れだ、赤い彗星!」
「機体性能の差は戦力の決定的な差だって事を…教えてやろうかぁぁっ!!」 - 『30』におけるクワトロ・バジーナとの特殊戦闘台詞。特殊戦闘台詞が非常に多いゾルタンだが、クワトロに対しては特に多くテンションも高い。
- ただし、折り悪くクワトロ側に新録が無いため、戦闘時にはよりによって対フロンタルの流用の「貴様とは、この手で決着をつける!」程度しか言及されず名前も呼ばれない。
- 「赤い機体じゃなくてもやるじゃないか!」
- 同じく『30』におけるクワトロ・バジーナとの特殊戦闘台詞。実は『30』においては赤いモビルスーツは入手時期が遅く、条件を満たさないと入手できない隠しユニットであるゴトラタンしかないため、クワトロは艦内ミッション以外では赤い機体でゾルタンと相対することはできない。
- 「赤い機体は好きじゃないんだよ!」
- 『30』における赤い機体との特殊戦闘台詞。やはり「本物」を連想するためか好きではないらしい。
- 「人違い…? いや、金ピカ違いか!」
- 『30』におけるフルアーマー百式改との特殊戦闘台詞。原作での「ガンダム違い」に続いて「金ピカ違い」。百式と同じく金色の機体であるゴールドフォーやゴルドリーオに対してもこの発言をする。
- 「女みたいな名前のニュータイプが来たな!」
- 『30』におけるカミーユ・ビダンとの特殊戦闘台詞。殴られるよ……。
- 「アムロ・レイは伊達じゃないか…!」
- 『30』におけるアムロ・レイとの特殊戦闘台詞。ゾルタン本人が知っている可能性は低いが、アムロがアクシズを押し返した時の台詞に近い。
- 「光は影を生む…。それが業ってもんだ!」
- 『30』における兜甲児との特殊戦闘台詞。『光』こと光子力エネルギーに対する皮肉だろうか。偶然にも同時参戦の別作品にも当てはまっている。
- 「俺を進化させてみろよ、ゲッター線!」
- 『30』における流竜馬との特殊戦闘台詞。この男だと本当に悪しき進化をしかねない。
- 「同じ作られた存在なのに、お前らだけ英雄扱いとはなぁ!」
- 『30』におけるヒタチ・イズル以下、チームラビッツの面々との特殊戦闘台詞。境遇の落差に激しい嫉妬を抱いている模様。チームラビッツにも彼と似たような奴がいるが……
- 「殺し合おうぜ、『ヴァン・ザ・ナイスガイ』!」
「これからの俺は『タキシード殺しのゾルタン』だなぁ!」 - 『30』におけるヴァンとの特殊戦闘台詞。別作品のキャラクターのはずだが、妙に『ガン×ソード』のノリに馴染んでいる。
- 「俺の心を!救ってみろよ、ヒーロー!」
- 『30』におけるグリッドマンとの特殊戦闘台詞。煽っているようで、本音が漏れている所が哀しい。"ア"ッ"カネ"ンならぬ「アカネ君」は救済されたので尚更である。ちなみにゾルタン役の梅原氏は『SSSS.GRIDMAN』の続編にあたる『SSSS.DYNAZENON』に出演しており本当に怪獣と戦うヒーロー側の一人(ちなみにその中の一人にて主役格を演じているのはヨナ役の榎木氏である)になっている。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- 30
- 「派手に散るがいい、金ピカ!」
「ん…? この動き… まさか、お前は…!」 - 『30』サイドミッション「赤い彗星の再来」でのクワトロとの戦闘前台詞。その後の台詞によると研究所で「こういう風に戦え」とシャアの映像を散々見せられたらしく、そのため相手が本物のシャアだとすぐに気づき食らいつくも、「赤い彗星はもう必要ない」と自身のアイゼンティティーを否定され、怒りを燃やすのであった。
- 「がああっ! クソ共がぁぁぁっ!!」
「…だが、最低限の挨拶は出来た。今日の所は退こうか」 - 「赤い彗星の再来」で撃墜した後の台詞。怒り狂っていたのに急に冷静になっており、強化人間の精神の不安定さが垣間見える。
- そもそも、このミッションのゾルタンは「隊長である自分の背後に控えているような役立たずは不要」と部下に露払いをするよう脅しをかけつつ、自分が真っ先にクワトロ目掛けて突っ込んでくる→イベント後に「隊長として責務を果たす」と嘯いて距離を取る→アルゴリズムの関係で再びクワトロ目掛けて突っ込んでくると不安定な動きをしており、期せずしてゲーム部分でも強化人間の精神の不安定さを表現している形になっている。
- 「人の生命は、星よりも重いんだろ!?だったら、俺を馬鹿にした報いに星一つを支払ってもらう!」
- 『30』緊急出撃ミッション「天使たちの昇天」もしくは「天使の輪の上で」での台詞。IIネオ・ジオングともどもクエスターズに拾われてエンジェル・ハイロゥでの再登場となったが、「地球寒冷化なんていう小さなものではなく星そのものを消す事で赤い彗星を超える」と語るなど原作での辞世の句を一度は語ったにも関わらず、歪んだプライドは全く変わっていなかった。「進化とは、そんな簡単なもんじゃない!」というのは本当なのかもしれない。
- 「こうして出会えたのも何かの縁だ。諸君らにこの言葉を贈ろうではないか」
「勝利の栄光を君に!」 - 『30』中断メッセージ「ゾルタンの贈る言葉」での台詞。またしてもシャアの名言である。直後に「フフ…ちょっと縁起が悪かったかな」と言っているが、ガルマを謀殺した時の台詞のため物騒どころではない。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- シナンジュ・スタイン
- フル・フロンタルの強奪した試験用モビルスーツ。2機あった内の1機を入手し、自身の専用機とした。
- IIネオ・ジオング
- ネオ・ジオングの予備パーツを使って組み上げたモビルアーマー。
脚注[編集 | ソースを編集]
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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