「M1アストレイ」の版間の差分

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*所属:[[オーブ軍]]
 
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*主なパイロット:[[アサギ・コードウェル]]、[[マユラ・ラバッツ]]、[[ジュリ・ウー・ニェン]]、[[ジャン・キャリー]]他
  
 
MBF-P01~03「[[アストレイレッドフレーム|アストレイ]]」を、量産性を考慮して再設計した[[モビルスーツ]]。[[オーブ連合首長国|オーブ]]本国[[オノゴロ島]]で開発された。オプション交換機能が省略され、機体性能も量産化に伴い、ダウングレードが図られている。機体構造も簡略化されたため、その分、信頼性や整備性はプロトタイプであるP01~03よりも優れている。機体そのものは[[コズミック・イラ]]71年1月末に既に完成し、量産も開始されていたが、肝心なナチュラル用OSが未完成であった。その為、後に[[ストライクガンダム|ストライク]]のパイロットである[[キラ・ヤマト]]と[[アストレイブルーフレーム]]のパイロットである[[叢雲劾]]に協力を仰ぎ、完成にまでこぎつけた。プロトタイプの「高い機動性で敵機からの攻撃を回避する」というコンセプトは継承されており、装甲には高い強度と軽量性を併せ持つ発泡金属を採用。これにより、連合軍の[[ストライクダガー]]と比べ、1.81tの軽量化に成功している(ただし、フレームが露出するほどだったプロトタイプと比べると3.7t増加している)。また、背部にはストライクのエールストライカーを参考にしたスラスターを固定装備している。これにより、重力下でも短時間だが、飛行が可能になった。高い機動力とスタンダードな携行武装のおかげで、汎用性も高い。[[ヤキン・ドゥーエ戦役]]後はオプション装備である「シュライク」が開発され、[[C.E.]]73でも運用されていた。
 
MBF-P01~03「[[アストレイレッドフレーム|アストレイ]]」を、量産性を考慮して再設計した[[モビルスーツ]]。[[オーブ連合首長国|オーブ]]本国[[オノゴロ島]]で開発された。オプション交換機能が省略され、機体性能も量産化に伴い、ダウングレードが図られている。機体構造も簡略化されたため、その分、信頼性や整備性はプロトタイプであるP01~03よりも優れている。機体そのものは[[コズミック・イラ]]71年1月末に既に完成し、量産も開始されていたが、肝心なナチュラル用OSが未完成であった。その為、後に[[ストライクガンダム|ストライク]]のパイロットである[[キラ・ヤマト]]と[[アストレイブルーフレーム]]のパイロットである[[叢雲劾]]に協力を仰ぎ、完成にまでこぎつけた。プロトタイプの「高い機動性で敵機からの攻撃を回避する」というコンセプトは継承されており、装甲には高い強度と軽量性を併せ持つ発泡金属を採用。これにより、連合軍の[[ストライクダガー]]と比べ、1.81tの軽量化に成功している(ただし、フレームが露出するほどだったプロトタイプと比べると3.7t増加している)。また、背部にはストライクのエールストライカーを参考にしたスラスターを固定装備している。これにより、重力下でも短時間だが、飛行が可能になった。高い機動力とスタンダードな携行武装のおかげで、汎用性も高い。[[ヤキン・ドゥーエ戦役]]後はオプション装備である「シュライク」が開発され、[[C.E.]]73でも運用されていた。
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性能としてはストライクダガー以上、ゲイツとは互角と量産機としては非常に優秀なのだが乗り手が殆ど素人に近かったため、そのポテンシャルを活かせたパイロットはごく僅かである。劾と[[イライジャ・キール|イライジャ]]はM1アストレイとの模擬戦を行っているのだが、あまりのパイロット(M1アストレイ3人娘)の未熟っぷりに呆れており、劾がM1アストレイの開発に参加した動機にすらなっている。
 
性能としてはストライクダガー以上、ゲイツとは互角と量産機としては非常に優秀なのだが乗り手が殆ど素人に近かったため、そのポテンシャルを活かせたパイロットはごく僅かである。劾と[[イライジャ・キール|イライジャ]]はM1アストレイとの模擬戦を行っているのだが、あまりのパイロット(M1アストレイ3人娘)の未熟っぷりに呆れており、劾がM1アストレイの開発に参加した動機にすらなっている。
  
[[ジャン専用M1アストレイ|ジャン・キャリー専用機]]も存在する。
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[[ジャン・キャリー]]専用機は「'''[[ジャン専用M1アストレイ]]'''」を参照。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
 
:[[第2次α]]から[[小隊]]システムが続けて導入された本作では、アストレイ3人娘の搭乗機として自軍に三台も配備される。第2次α、第3次αともに量産MSは攻撃力や機体性能において主力のマシンに劣ることが多いためのバランス調整措置としてか、[[全体攻撃]]武器として「連射」武器を持たされていることが多い(「ジム・ライフル(連射)」「ビーム・キャノン(連射)」など)。M1アストレイもその例に漏れず、ビーム・ライフル(連射)が装備されているのだが、射程が7と比較的長い上に弾数も5と、P武器でないことを除けば他の量産MSに比べてかなり性能に恵まれており、改造さえしてあれば意外と使えたりする。そこまで資金が回るのは大体3周目以降のあたりだが。ただ、どちらかといえば空を飛べる[[スカイグラスパー]]や、空いた[[エールストライクガンダム|エールストライク]]に3人娘を乗せるプレイヤーが多いと思われる。
 
:[[第2次α]]から[[小隊]]システムが続けて導入された本作では、アストレイ3人娘の搭乗機として自軍に三台も配備される。第2次α、第3次αともに量産MSは攻撃力や機体性能において主力のマシンに劣ることが多いためのバランス調整措置としてか、[[全体攻撃]]武器として「連射」武器を持たされていることが多い(「ジム・ライフル(連射)」「ビーム・キャノン(連射)」など)。M1アストレイもその例に漏れず、ビーム・ライフル(連射)が装備されているのだが、射程が7と比較的長い上に弾数も5と、P武器でないことを除けば他の量産MSに比べてかなり性能に恵まれており、改造さえしてあれば意外と使えたりする。そこまで資金が回るのは大体3周目以降のあたりだが。ただ、どちらかといえば空を飛べる[[スカイグラスパー]]や、空いた[[エールストライクガンダム|エールストライク]]に3人娘を乗せるプレイヤーが多いと思われる。
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
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== 関連機体 ==
;[[ジャン専用M1アストレイ]]
 
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;[[アストレイレッドフレーム|ガンダムアストレイ レッドフレーム]]
 
;[[アストレイレッドフレーム|ガンダムアストレイ レッドフレーム]]
 
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[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]
 
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2014年11月26日 (水) 12:06時点における版

MBF-M1 M1アストレイ(M1 Astray)

MBF-P01~03「アストレイ」を、量産性を考慮して再設計したモビルスーツオーブ本国オノゴロ島で開発された。オプション交換機能が省略され、機体性能も量産化に伴い、ダウングレードが図られている。機体構造も簡略化されたため、その分、信頼性や整備性はプロトタイプであるP01~03よりも優れている。機体そのものはコズミック・イラ71年1月末に既に完成し、量産も開始されていたが、肝心なナチュラル用OSが未完成であった。その為、後にストライクのパイロットであるキラ・ヤマトアストレイブルーフレームのパイロットである叢雲劾に協力を仰ぎ、完成にまでこぎつけた。プロトタイプの「高い機動性で敵機からの攻撃を回避する」というコンセプトは継承されており、装甲には高い強度と軽量性を併せ持つ発泡金属を採用。これにより、連合軍のストライクダガーと比べ、1.81tの軽量化に成功している(ただし、フレームが露出するほどだったプロトタイプと比べると3.7t増加している)。また、背部にはストライクのエールストライカーを参考にしたスラスターを固定装備している。これにより、重力下でも短時間だが、飛行が可能になった。高い機動力とスタンダードな携行武装のおかげで、汎用性も高い。ヤキン・ドゥーエ戦役後はオプション装備である「シュライク」が開発され、C.E.73でも運用されていた。

オーブ解放作戦時に実戦投入され、連合軍のストライクダガー部隊を迎え撃った。敗戦後はクサナギの艦載機として運用され、三隻同盟の戦力として活躍した。また、ASTRAYでも登場し、ロンド・ミナ・サハクが運動性能のテストの為に乗り込み、レッドフレームと模擬戦を行った事があった。2年後のDESTINYでも、ムラサメと共に登場。オーブ軍の主力として運用されていた。

本機のフレームのカラーリングは赤になっているが、これはレッドフレームに試作のナチュラル用OSが搭載されていた事にちなみ、オーブ軍が赤をナチュラル用機体のカラーとして制定した為である。

性能としてはストライクダガー以上、ゲイツとは互角と量産機としては非常に優秀なのだが乗り手が殆ど素人に近かったため、そのポテンシャルを活かせたパイロットはごく僅かである。劾とイライジャはM1アストレイとの模擬戦を行っているのだが、あまりのパイロット(M1アストレイ3人娘)の未熟っぷりに呆れており、劾がM1アストレイの開発に参加した動機にすらなっている。

ジャン・キャリー専用機は「ジャン専用M1アストレイ」を参照。

登場作品と操縦者

αシリーズ

第3次スーパーロボット大戦α
第2次αから小隊システムが続けて導入された本作では、アストレイ3人娘の搭乗機として自軍に三台も配備される。第2次α、第3次αともに量産MSは攻撃力や機体性能において主力のマシンに劣ることが多いためのバランス調整措置としてか、全体攻撃武器として「連射」武器を持たされていることが多い(「ジム・ライフル(連射)」「ビーム・キャノン(連射)」など)。M1アストレイもその例に漏れず、ビーム・ライフル(連射)が装備されているのだが、射程が7と比較的長い上に弾数も5と、P武器でないことを除けば他の量産MSに比べてかなり性能に恵まれており、改造さえしてあれば意外と使えたりする。そこまで資金が回るのは大体3周目以降のあたりだが。ただ、どちらかといえば空を飛べるスカイグラスパーや、空いたエールストライクに3人娘を乗せるプレイヤーが多いと思われる。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
ストライクルージュと同時に入手する。エールストライクの性能を少し下げた感じだが、最終攻撃力はこちらが上。もっとも役割によってはスカイグラスパー系の方が高性能。パーツスロット数も4つあり、エールストライクよりは使える。……とはいえ、よほどの思い入れがない限りは使われないだろうが。ちなみに、何故か空も飛べる。原作で本来パイロットであった3人娘はパイロットとしては登場しないが、カガリが搭乗している機体のみで使える武装「アストレイフォーメーション」においてM1に乗って登場し、敵を攻撃してくれる。
スーパーロボット大戦W
Jの時と同じ仕様。オーブルート38話でカガリが乗ってスポット参戦した後、42話で入手。エールストライクはビームライフルの射程が延びているという救済措置(?)があるのに、こちらは何もなし。まぁ、あってもあまり意味はないと思うが。例によって、攻撃力はエールより上であり、相変わらず何故か飛べる(なので、エールの優位性は本気で射程とPS装甲くらいしかない)。また、本作ではカガリだけでなく、ムウも「アストレイフォーメーション」が使用できる。なので、間接的にカガリの地位も危うくなる。
スーパーロボット大戦L
今作は敵オーブ軍専用。

装備・機能

武装・必殺攻撃

75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
頭部に2門装備された近接防御兵装。ストライク等の物と同型だが、PS装甲のない本機にとってはミサイル等の迎撃の為になくてはならない装備である。劇中ではストライクダガーが相手だった為、あまり使われなかったが。
71式ビームライフル
本機の主兵装。本体同様、軽量化が図られていて、取り回しに優れる。
70式ビームサーベル
バックパックに2本装備された武装。ライフルよりも早く制式化された。攻撃力はストライク等の物とほとんど変わらないが、出力調整による刀身の長さの自由度が他国製のそれより高く、運用の幅が広い。
ビーム・ライフル(連射)
対ビームシールド
対ビームコーティングが施された実体盾。プロトタイプやストライク等に採用されている物と同じタイプ。

特殊能力

剣装備、盾装備、銃装備
切り払いシールド防御撃ち落としを発動。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

関連機体

ガンダムアストレイ レッドフレーム
ガンダムアストレイ ブルーフレーム
ガンダムアストレイ ゴールドフレーム
ムラサメ
M1アストレイ(シュライク装備)
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場した機体。型式番号はMBF-M1+EF-24R。背部に大気圏内飛行用装備「シュライク」を取り付けている。オーブ軍はより空戦を重視したムラサメを配備していたが、こちらもその支援機として活用されていた。なお、「シュライク」は英語でモズを意味する。
M1Aアストレイ
『機動戦士ガンダムSEED MSV』及び『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』、『機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY』にて登場。型式番号はMBF-M1A。M1アストレイの宇宙用量産機で、機動性が高い。脚部は構造が簡略化されており、宇宙でのAMBAC機動時の応答性が向上しているが、代わりに重力下では歩行可能な程度の強度しかない。また、頭部のV字アンテナが大型化され、通信能力の強化が図られている。武装も遠距離狙撃用の長射程ビームライフルが用意された。カラーリングは局地戦用を示す青。主にアメノミハシラの防衛用に配備されている他、クサナギにも搭載され、バリー・ホーなどのエースパイロットが搭乗していた。α3発売前の雑誌情報で姿は確認されているが、結局ゲーム中には登場しなかった。

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