「リジェネ・レジェッタ」の版間の差分

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== リジェネ・レジェッタ(Regene Regetta) ==
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{{登場人物概要
*[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Regene Regetta]]<ref>[http://www.gundam00.net/tv/character/26.html Character]、機動戦士ガンダム00[ダブルオー]、2022年1月29日閲覧。</ref>
**[[機動戦士ガンダム00]]
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| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
**機動戦士ガンダム00I(SRW未参戦)
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*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム00}}
*声優:朴璐美
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| 声優 = {{声優|朴璐美}}
*種族:[[イノベイド]]
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|千葉道徳}}
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
<!-- *[[年齢]]:--歳 -->
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}}
<!-- *身長:---cm -->
 
<!-- *体重:---kg -->
 
<!-- *血液型: -->
 
*所属:[[イノベイター]]
 
*主な搭乗機:ガルムガンダム
 
*キャラクターデザイン:高河ゆん(原案)、千葉道徳
 
  
[[イノベイター]]の一人。[[ティエリア・アーデ]]の同異体の[[イノベイド]]であり、彼と瓜二つの外見を持つ。
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{{登場人物概要
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| タイトル = プロフィール
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| 種族 = [[種族::イノベイド]]
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| 性別 = [[性別::中性]]
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| 所属 = {{所属 (人物)|イノベイター}}
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'''リジェネ・レジェッタ'''は『[[機動戦士ガンダム00]]』の登場人物。
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== 概要 ==
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イノベイターの構成員。[[ティエリア・アーデ]]の同じ塩基配列パターン0988タイプの[[イノベイド]]であり、彼と瓜二つの外見を持つ。
  
 
[[リボンズ・アルマーク]]の側近とも呼べる立ち位置にあり、イノベイター側の立場から劇中で起こっている事柄を説明する狂言回し的な役割を持った人物。
 
[[リボンズ・アルマーク]]の側近とも呼べる立ち位置にあり、イノベイター側の立場から劇中で起こっている事柄を説明する狂言回し的な役割を持った人物。
  
手段の違いはあれど[[イオリア・シュヘンベルグ]]の計画を遂行することを重視しており、イオリアの計画を捻じ曲げ独裁者として振る舞うリボンズに内心激しく反発しており、彼に成り代わり自らが計画を遂行するべく、徐々に独自の行動をするようになっていく。
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手段の違いはあれど「[[イオリア・シュヘンベルグ]]の計画を遂行する」事を重視しており、イオリアの計画を捻じ曲げ独裁者として振る舞うリボンズに内心激しく反発しており、彼に成り代わり自らが計画を遂行するべく、徐々に独自の行動をするようになっていく。
  
しかし、[[ヴェーダ]]を掌握しているリボンズにはこれらの行動は全て筒抜けであり、それを聞かされて逆上しリボンズを射殺する。が、リボンズが予備の肉体を用意していた事を知らず、リボンズが再び現れたことに動揺。その隙を突いて[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]に射殺された。
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しかし、[[ヴェーダ]]を掌握しているリボンズにはこれらの行動は全て筒抜けであり、それを聞かされて逆上しリボンズを[[暗殺|射殺]]するも、リボンズが予備の肉体を用意していた事を知らず、リボンズが再び現れた事に動揺。その隙を突かれて[[アリー・アル・サーシェス]]に射殺された。
  
だが意識は残っており、後に意識体となったティエリアに協力し、ヴェーダを奪還することに成功した。
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ただし、リジェネの意識はヴェーダ内部に残っており、後に意識体となったティエリアに協力し、リボンズからヴェーダを奪還する事に成功した。
  
なお、作中に登場したイノベイター勢の中では唯一モビルスーツに乗らなかった。ただし外伝『00I』ではガシリーズのプロトタイプとも呼べる機体「ガルムガンダム」に搭乗していた。
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なお、作中に登場したイノベイター勢の中では唯一[[モビルスーツ]]および[[モビルアーマー]]に乗らなかった。ただし、公式[[外伝]]作品『機動戦士ガンダム00I』(SRW未参戦)ではGNZシリーズのプロトタイプとも呼べる機体「ガルムガンダム」に搭乗していた。
  
 
本来は[[アレハンドロ・コーナー]]に滅ぼされた監視者に代わって、新たにヴェーダに選ばれた計画の監視者としての役割を持ったイノベイドであったが、リボンズに対する強すぎる反発心と野心から資格を剥奪され、その役割と能力を発揮することはなかった。
 
本来は[[アレハンドロ・コーナー]]に滅ぼされた監視者に代わって、新たにヴェーダに選ばれた計画の監視者としての役割を持ったイノベイドであったが、リボンズに対する強すぎる反発心と野心から資格を剥奪され、その役割と能力を発揮することはなかった。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
<!-- :作品名:解説 -->
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=== [[Zシリーズ]] ===
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;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
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:初登場作品。[[NPC]]であり原作同様の立ち回り。[[黒の騎士団]]ルートでは先に[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]が死亡するためか、[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]に射殺されている。
  
=== [[Zシリーズ]] ===
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=== 単独作品 ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:初登場作品。[[NPC]]であり原作同様の立ち回り。ifルートでは先にサーシェスが死亡するためかリボンズに射殺されている。
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:2020年12月のイベント「世界の行く末」から登場。グラフィックなしのセリフのみの登場。
<!-- == パイロットステータス設定の傾向 == -->
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
<!-- === [[能力|能力値]] === -->
+
:3章Part4から登場するNPC。
<!-- === [[精神コマンド]] === -->
 
<!-- :コマンド名:参戦回数が多い場合は、代表的なもののみ記述 -->
 
<!-- === [[特殊技能]](特殊スキル) === -->
 
<!-- :スキル名:代表的なもののみ記述 -->
 
<!-- === [[小隊長能力]](隊長効果) === -->
 
<!-- :効果内容:第2次α、第3次α、Zで採用 -->
 
<!-- === [[AceBonus|固有エースボーナス]] === -->
 
<!-- :ボーナス内容:GBA版OG2、OGs、OG外伝、A PORTABLE、NEO、第2次Zで採用 -->
 
<!-- == [[BGM|パイロットBGM]] == -->
 
<!-- :「BGM名」:採用作品や解説など -->
 
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
<!-- 版権キャラの場合は自分の出演作品のキャラクター、バンプレオリジナルキャラの場合はオリジナルキャラ全般が対象。 -->
 
 
;[[リボンズ・アルマーク]]
 
;[[リボンズ・アルマーク]]
:創造主だが、独裁者然とした態度を見せるリボンズに反発し、独自行動を開始する。
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:創造主だが独裁者然とした態度を見せるリボンズに対して反発し、独自行動を開始。一度は敗れながらもティエリアに助力したことで形勢逆転する。
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:尚、リボンズは自分に従うだけの他のイノベイドとは違い、自らの意志で変革を目指すリジェネをもっとも高く評価していた。
 
;[[ティエリア・アーデ]]
 
;[[ティエリア・アーデ]]
:同異体のイノベイド。彼にイノベイターの事を教え、仲間に誘った事もあった。
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:同じ塩基配列パターン0988タイプの[[イノベイド]]。彼にイノベイターの事を教え、仲間に誘った事もあった。最終的に、ティエリアの[[ヴェーダ]]奪還に協力する。
 
;[[ルイス・ハレヴィ]]
 
;[[ルイス・ハレヴィ]]
 
:1stエピローグにて彼女と接触していた。
 
:1stエピローグにて彼女と接触していた。
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;[[リヴァイヴ・リバイバル]]、[[ヒリング・ケア]]、[[ブリング・スタビティ]]<br />[[デヴァイン・ノヴァ]]、[[アニュー・リターナー]]
 
;[[リヴァイヴ・リバイバル]]、[[ヒリング・ケア]]、[[ブリング・スタビティ]]<br />[[デヴァイン・ノヴァ]]、[[アニュー・リターナー]]
 
:イノベイター勢の仲間。リジェネは彼らから一歩上の立場らしい。
 
:イノベイター勢の仲間。リジェネは彼らから一歩上の立場らしい。
;レイヴ・レチタティーヴォ、テリシラ・ヘルフィ、<br />ブリュン・ソンドハイム、ラーズ・グリース、ハーミヤ
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;[[アリー・アル・サーシェス]]
:外伝『00I』に登場するイノベイド達。ビサイドから「6人の仲間」の1人として選ばれるが、最終的にレイヴ達と関わった記憶を抹消される事となった。ちなみに記憶を抹消される前にフォン・スパークに素手でほぼ一瞬で組み伏せられてしまった。
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:リボンズに雇われた[[傭兵]]。彼によってリジェネは[[暗殺]]されてしまう。
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;[[刹那・F・セイエイ]]
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:純粋種の[[イノベイター]]として[[覚醒]]していく刹那の様子を見守っていた。最終的に、彼を「真のイノベイター」と認める。
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;[[GUNDAM:レイヴ・レチタティーヴォ|レイヴ・レチタティーヴォ]](SRW未登場)、[[GUNDAM:テリシラ・ヘルフィ|テリシラ・ヘルフィ]](SRW未登場)<br />ブリュン・ソンドハイム、[[GUNDAM:ラーズ・グリース|ラーズ・グリース]](SRW未登場)、ハーミヤ
 +
:公式[[外伝]]作品『機動戦士ガンダム00I』(SRW未参戦)に登場するイノベイド達。イノベイドであるビサイド・ペインから「6人の仲間」の一人として選ばれるが、最終的にレイヴ達と関わった記憶を抹消される事となった。
 +
:ちなみに、リジェネは記憶を抹消される前に'''人間であるフォン・スパークによって素手でほぼ一瞬で組み伏せられてしまっている'''。
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
<!-- 版権キャラ専用の項目。他作品にはバンプレオリジナルキャラも含む。 -->
 
 
;[[リリーナ・ドーリアン]]
 
;[[リリーナ・ドーリアン]]
:第2次Z再世篇プロローグにて彼女を[[暗殺|暗殺者]]から守った。
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:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』プロローグにて彼女を暗殺者から守った。
 
;[[ドクターJ]]
 
;[[ドクターJ]]
:第2次Z再世篇では顔見知り。プロローグで彼と[[ドーリアン外務次官]]を密会させる段取りを組むも、次官の死により中断を余儀なくされる。
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:『第2次Z再世篇』では顔見知り。プロローグで彼と[[ドーリアン外務次官]]を密会させる段取りを組むも、次官の死により中断を余儀なくされる。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
<!-- できる限り作品順・時系列順に記述してください。 -->
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;「フッ…」
<!-- :セリフ:説明 -->
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:1st最終話よりリジェネ初登場時の台詞。彼の傍らには長かった髪を短く切った[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]がいた。
<!-- 長すぎないよう、原作の一連の会話全てを引用するなどは控えてください。 -->
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:ちなみに、リジェネ役の[[声優]]の朴氏はこの'''短い台詞の収録ためだけに招かれた'''。
<!-- 「迷台詞」「○○としての台詞」等、引用する台詞の種類によって項目名を適宜変更、ないし項目を新設して下さい。 -->
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;(この[[計画]]の第1段階は、[[ソレスタルビーイング]]の武力介入を発端とする世界の統合。第2段階は、[[アロウズ]]による人類意思の統一)<br />(そして、第3段階は、人類を外宇宙に進出させる[[ELS|来るべき対話]]に備える…。それが、イオリア計画の全貌…)<br />「そう、宇宙環境に適応した僕らが、人類を新たなフロンティアに導くのさ」
 +
:2nd第8話より。[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]の前に現れて、「イオリア計画」の全貌を脳量子波で伝える。
 +
:なお、この時の会話はすべて[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]に筒抜けであった。
 +
;「統一? 画一の間違いじゃないのかい?」
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:2nd第10話より。「[[メメントモリ]]を使用することによって、人類の意思が統一されていく」と語ったリボンズに対する皮肉。
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;「だから、[[イオリア・シュヘンベルグ]]はイノベイターを創造した」<br />「人ならざるものが、人より寿命を持って人類を滅亡から救う…。そして、来るべき対話に…。それができるのは、僕達だけさ」
 +
:2nd第17話より。人類の破滅を防ぐという[[イノベイター|イノベイド]]として、それなりの使命感があることを感じさせる。
 +
:なお、その直後にリボンズから「人類を導くのはイノベイターではなく、自分である」と返されている。リジェネは彼への反発心をさらに強めていくのであった。
 +
;「純粋種として覚醒したか…刹那・F・セイエイ。それは、人類の命運を握る力だ」
 +
:2nd第22話より。純粋種の[[イノベイター]]として[[覚醒]]していく[[刹那・F・セイエイ|刹那]]を見守って。
 +
:人間を見下す事が多いリボンズ側のイノベイド達の中で、イノベイターに覚醒する人間を素直に認めたリジェネの態度は珍しい。
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;「フフフフフフフ…。フハハハハハハ、フハハハ…。これで、イオリア計画のすべてが僕のものに」
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:2nd第23話より。自分の野心を既に見破っていたリボンズを[[暗殺]]した後に。だが、[[ヴェーダ]]と直接つながっているリボンズにとっては肉体は器に過ぎず、ほどなく復活してしまう。
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:そんな事態に驚愕したリジェネは再びリボンズに銃を向けるが、リボンズの[[傭兵]][[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]によって返り討ちに遭ってしまった。だが…。
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;(それだけじゃない…。純粋なるイノベイターの脳量子波が[[ツインドライヴシステム|ツインドライヴ]]と連動し、純度を増した[[GN粒子]]が人々の意識を拡張させる…)<br />(完全なる進化を遂げたか、刹那・F・セイエイ。君こそが、真のイノベイターだ)
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:2nd第24話より。[[ダブルオーライザー]]の[[トランザム|トランザムバースト]]を発動させた刹那を見て、彼を真のイノベイターであると認める。
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:ちなみに、前回の話で肉体が死亡したリジェネの意識は、ヴェーダ内部に残っていた。そして…。
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;(この時を待ってたよ)<br />(リボンズ、君の思い通りにはさせない。そうだろ? ティエリア)
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:トランザムバーストの作用によってリボンズとヴェーダとのリンクが切れた隙を狙い、ティエリアのヴェーダ奪還に協力する。
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:その後、[[セラフィムガンダム]]のトライアルフィールド発動と共にヴェーダのバックアップを受けていた全機体は行動を停止するのであった。
  
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
<!-- できる限り作品順・時系列順に記述してください。 -->
 
 
;「無作法なんだよ、君は」
 
;「無作法なんだよ、君は」
:[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]プロローグで、リリーナに襲い掛かる[[OZ]]の暗殺者を射殺する際に発した台詞、
+
:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』プロローグで、[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]に襲い掛かる[[OZ]]の[[テロリスト|暗殺者]]を射殺する際に発した台詞。
<!-- 説得やイベント戦闘など、長すぎる台詞は省略してください。 -->
 
<!-- 上記の名台詞項と同様、引用する台詞の種類によって項目名を適宜変更、ないし項目を新設して下さい。 -->
 
  
== 搭乗機体・関連機体 ==
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== 搭乗機体 ==
;ガルムガンダム
+
;[[GUNDAM:ガルムガンダム|ガルムガンダム]](SRW未登場)
:外伝『00I(SRW未参戦)』にて登場。
+
:公式[[外伝]]作品『機動戦士ガンダム00I』(SRW未参戦)にて搭乗。
<!-- キャラクターが大きく関わった(開発した、搭乗した)機体を記述してください。 -->
+
;IガンダムTYPE-ヴァーチェ(SRW未登場)
 +
:舞台演劇作品『機動戦士ガンダム00 -破壊による覚醒-Re:(in)nobvation』(SRW未参戦)にて搭乗。[[ガンダムヴァーチェ]]のコピー機。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*1stエピローグで初登場した際は女性っぽく見えたため、「ついに女ティエリアの登場か!?」とファンの間で話題になっていた。ティエリアも放送開始前の予告で女性だと勘違いした人が多かったためでもある。結局は彼も少年寄りな性格だったが。
+
*リジェネは1stエピローグで初登場した際は女性っぽく見えたため、'''「ついに、女[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]の登場か!?」'''とファンの間で話題になっていた。
 +
**これはティエリアも放送開始前の予告で、女性だと勘違いした人が多かった為でもある。結局はリジェネも少年寄りな[[性格]]だったが。
 +
*『[[機動戦士ガンダム00]]』の脚本家・黒田洋介氏は「劇中において、リジェネを[[モビルスーツ|MS]]や[[モビルアーマー|MA]]に乗せられなかった事が心残りだった」と述懐している。
 +
**なお、リジェネは前述した通り公式外伝作品『機動戦士ガンダム00I』(SRW未参戦)にて、ようやくMSに搭乗することができた。
 +
*公式外伝作品『機動戦士ガンダム00I』(SRW未参戦)においてリジェネは「6人の仲間」の一人に選ばれており、'''「[[GNドライヴ|オリジナル]]および[[GNドライヴ[Τ]|擬似]]の太陽炉を操る能力」に覚醒している'''。
 +
**なお、上記の能力は[[主人公]]のレイヴの仲間であるハーミヤによってリジェネの[[記憶喪失|記憶もろとも消去]]されてしまっている。もしも、この能力を保持したままだったら、どうなっていた事か…。
 +
**また同時に[[ガンダムマイスター]]の資格も失っており、ティエリアはその[[代役]]として生み出された。
  
*演じた朴氏は「∀ガンダム」のロラン・セアックでお馴染みだが、同位体であるティエリア役の神谷浩志氏とは本作以前に放送された「SDガンダムフォース(SRW未参戦)」でそれぞれ主人公であるシュウト、キャプテンガンダム役で共演していた。なお彼らの仲間にはリヴァイヴ役である斎賀みつき女史が「翼の騎士」ゼロ役で出演している。さらに、リボンズ役が蒼月昇氏(=[[アムロ・レイ|古谷徹氏]])という事もあり、1stエピローグでリボンズが発言した「[[イノベイター]]」は歴代ガンダム主人公の声優になるのではないかという予測も立った(結局、リボンズとリジェネ以外のイノベイドは歴代ガンダム主人公の声優が声を担当していないが、一部は別役で出演している)
+
== 脚注 ==
 +
<references />
  
*朴氏は「機動戦士ガンダムAGE(SRW未参戦)」ではシャナルア・マレン役でガンダムシリーズ初の女性役を担当した……と、思われがちだが実際には[[機動戦士ガンダム|機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編(特別版)]]でのマサキ軍曹(SRW未登場)役が朴女史のガンダムシリーズ初の女性役である。
+
== 資料リンク ==
*朴氏は「機動戦士ガンダム00」の次回作「鋼の錬金術師FULLMETALALCHEMIST」で主人公エドワード・エルリック(兄)の役を演じており、[[ネーナ・トリニティ]]を演じていた釘宮氏もアルフォンス・エルリック(弟)の役として共演していた(「機動戦士ガンダム00」の監督を担当する水島精二氏も「鋼の錬金術師(2003年版)」の監督も担当していた)。
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*[[GUNDAM:リジェネ・レジェッタ]]
  
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2023年5月10日 (水) 18:41時点における最新版

リジェネ・レジェッタ
外国語表記 Regene Regetta[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 朴璐美
デザイン 千葉道徳
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
テンプレートを表示
プロフィール
種族 イノベイド
性別 中性
所属 イノベイター
テンプレートを表示

リジェネ・レジェッタは『機動戦士ガンダム00』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

イノベイターの構成員。ティエリア・アーデの同じ塩基配列パターン0988タイプのイノベイドであり、彼と瓜二つの外見を持つ。

リボンズ・アルマークの側近とも呼べる立ち位置にあり、イノベイター側の立場から劇中で起こっている事柄を説明する狂言回し的な役割を持った人物。

手段の違いはあれど「イオリア・シュヘンベルグの計画を遂行する」事を重視しており、イオリアの計画を捻じ曲げ独裁者として振る舞うリボンズに内心激しく反発しており、彼に成り代わり自らが計画を遂行するべく、徐々に独自の行動をするようになっていく。

しかし、ヴェーダを掌握しているリボンズにはこれらの行動は全て筒抜けであり、それを聞かされて逆上しリボンズを射殺するも、リボンズが予備の肉体を用意していた事を知らず、リボンズが再び現れた事に動揺。その隙を突かれてアリー・アル・サーシェスに射殺された。

ただし、リジェネの意識はヴェーダ内部に残っており、後に意識体となったティエリアに協力し、リボンズからヴェーダを奪還する事に成功した。

なお、作中に登場したイノベイター勢の中では唯一モビルスーツおよびモビルアーマーに乗らなかった。ただし、公式外伝作品『機動戦士ガンダム00I』(SRW未参戦)ではGNZシリーズのプロトタイプとも呼べる機体「ガルムガンダム」に搭乗していた。

本来はアレハンドロ・コーナーに滅ぼされた監視者に代わって、新たにヴェーダに選ばれた計画の監視者としての役割を持ったイノベイドであったが、リボンズに対する強すぎる反発心と野心から資格を剥奪され、その役割と能力を発揮することはなかった。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
初登場作品。NPCであり原作同様の立ち回り。黒の騎士団ルートでは先にサーシェスが死亡するためか、リボンズに射殺されている。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
2020年12月のイベント「世界の行く末」から登場。グラフィックなしのセリフのみの登場。
スーパーロボット大戦DD
3章Part4から登場するNPC。

人間関係[編集 | ソースを編集]

リボンズ・アルマーク
創造主だが独裁者然とした態度を見せるリボンズに対して反発し、独自行動を開始。一度は敗れながらもティエリアに助力したことで形勢逆転する。
尚、リボンズは自分に従うだけの他のイノベイドとは違い、自らの意志で変革を目指すリジェネをもっとも高く評価していた。
ティエリア・アーデ
同じ塩基配列パターン0988タイプのイノベイド。彼にイノベイターの事を教え、仲間に誘った事もあった。最終的に、ティエリアのヴェーダ奪還に協力する。
ルイス・ハレヴィ
1stエピローグにて彼女と接触していた。
王留美ネーナ・トリニティ
密かに情報を流すなど利用する。
リヴァイヴ・リバイバルヒリング・ケアブリング・スタビティ
デヴァイン・ノヴァアニュー・リターナー
イノベイター勢の仲間。リジェネは彼らから一歩上の立場らしい。
アリー・アル・サーシェス
リボンズに雇われた傭兵。彼によってリジェネは暗殺されてしまう。
刹那・F・セイエイ
純粋種のイノベイターとして覚醒していく刹那の様子を見守っていた。最終的に、彼を「真のイノベイター」と認める。
レイヴ・レチタティーヴォ(SRW未登場)、テリシラ・ヘルフィ(SRW未登場)
ブリュン・ソンドハイム、ラーズ・グリース(SRW未登場)、ハーミヤ
公式外伝作品『機動戦士ガンダム00I』(SRW未参戦)に登場するイノベイド達。イノベイドであるビサイド・ペインから「6人の仲間」の一人として選ばれるが、最終的にレイヴ達と関わった記憶を抹消される事となった。
ちなみに、リジェネは記憶を抹消される前に人間であるフォン・スパークによって素手でほぼ一瞬で組み伏せられてしまっている

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

リリーナ・ドーリアン
第2次Z再世篇』プロローグにて彼女を暗殺者から守った。
ドクターJ
『第2次Z再世篇』では顔見知り。プロローグで彼とドーリアン外務次官を密会させる段取りを組むも、次官の死により中断を余儀なくされる。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「フッ…」
1st最終話よりリジェネ初登場時の台詞。彼の傍らには長かった髪を短く切ったルイスがいた。
ちなみに、リジェネ役の声優の朴氏はこの短い台詞の収録ためだけに招かれた
(この計画の第1段階は、ソレスタルビーイングの武力介入を発端とする世界の統合。第2段階は、アロウズによる人類意思の統一)
(そして、第3段階は、人類を外宇宙に進出させる来るべき対話に備える…。それが、イオリア計画の全貌…)
「そう、宇宙環境に適応した僕らが、人類を新たなフロンティアに導くのさ」
2nd第8話より。ティエリアの前に現れて、「イオリア計画」の全貌を脳量子波で伝える。
なお、この時の会話はすべてリボンズに筒抜けであった。
「統一? 画一の間違いじゃないのかい?」
2nd第10話より。「メメントモリを使用することによって、人類の意思が統一されていく」と語ったリボンズに対する皮肉。
「だから、イオリア・シュヘンベルグはイノベイターを創造した」
「人ならざるものが、人より寿命を持って人類を滅亡から救う…。そして、来るべき対話に…。それができるのは、僕達だけさ」
2nd第17話より。人類の破滅を防ぐというイノベイドとして、それなりの使命感があることを感じさせる。
なお、その直後にリボンズから「人類を導くのはイノベイターではなく、自分である」と返されている。リジェネは彼への反発心をさらに強めていくのであった。
「純粋種として覚醒したか…刹那・F・セイエイ。それは、人類の命運を握る力だ」
2nd第22話より。純粋種のイノベイターとして覚醒していく刹那を見守って。
人間を見下す事が多いリボンズ側のイノベイド達の中で、イノベイターに覚醒する人間を素直に認めたリジェネの態度は珍しい。
「フフフフフフフ…。フハハハハハハ、フハハハ…。これで、イオリア計画のすべてが僕のものに」
2nd第23話より。自分の野心を既に見破っていたリボンズを暗殺した後に。だが、ヴェーダと直接つながっているリボンズにとっては肉体は器に過ぎず、ほどなく復活してしまう。
そんな事態に驚愕したリジェネは再びリボンズに銃を向けるが、リボンズの傭兵サーシェスによって返り討ちに遭ってしまった。だが…。
(それだけじゃない…。純粋なるイノベイターの脳量子波がツインドライヴと連動し、純度を増したGN粒子が人々の意識を拡張させる…)
(完全なる進化を遂げたか、刹那・F・セイエイ。君こそが、真のイノベイターだ)
2nd第24話より。ダブルオーライザートランザムバーストを発動させた刹那を見て、彼を真のイノベイターであると認める。
ちなみに、前回の話で肉体が死亡したリジェネの意識は、ヴェーダ内部に残っていた。そして…。
(この時を待ってたよ)
(リボンズ、君の思い通りにはさせない。そうだろ? ティエリア)
トランザムバーストの作用によってリボンズとヴェーダとのリンクが切れた隙を狙い、ティエリアのヴェーダ奪還に協力する。
その後、セラフィムガンダムのトライアルフィールド発動と共にヴェーダのバックアップを受けていた全機体は行動を停止するのであった。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「無作法なんだよ、君は」
第2次Z再世篇』プロローグで、リリーナに襲い掛かるOZ暗殺者を射殺する際に発した台詞。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

ガルムガンダム(SRW未登場)
公式外伝作品『機動戦士ガンダム00I』(SRW未参戦)にて搭乗。
IガンダムTYPE-ヴァーチェ(SRW未登場)
舞台演劇作品『機動戦士ガンダム00 -破壊による覚醒-Re:(in)nobvation』(SRW未参戦)にて搭乗。ガンダムヴァーチェのコピー機。

余談[編集 | ソースを編集]

  • リジェネは1stエピローグで初登場した際は女性っぽく見えたため、「ついに、女ティエリアの登場か!?」とファンの間で話題になっていた。
    • これはティエリアも放送開始前の予告で、女性だと勘違いした人が多かった為でもある。結局はリジェネも少年寄りな性格だったが。
  • 機動戦士ガンダム00』の脚本家・黒田洋介氏は「劇中において、リジェネをMSMAに乗せられなかった事が心残りだった」と述懐している。
    • なお、リジェネは前述した通り公式外伝作品『機動戦士ガンダム00I』(SRW未参戦)にて、ようやくMSに搭乗することができた。
  • 公式外伝作品『機動戦士ガンダム00I』(SRW未参戦)においてリジェネは「6人の仲間」の一人に選ばれており、オリジナルおよび擬似の太陽炉を操る能力」に覚醒している
    • なお、上記の能力は主人公のレイヴの仲間であるハーミヤによってリジェネの記憶もろとも消去されてしまっている。もしも、この能力を保持したままだったら、どうなっていた事か…。
    • また同時にガンダムマイスターの資格も失っており、ティエリアはその代役として生み出された。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. Character、機動戦士ガンダム00[ダブルオー]、2022年1月29日閲覧。

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