シャナルア・マレン
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シャナルア・マレン | |
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登場作品 | |
声優 | 朴璐美 |
デザイン |
長野拓造(原案) 千葉道徳(アニメ版) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦BX |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人 |
性別 | 女 |
年齢 | 27歳 |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | アビス隊 |
役職 | 隊員 |
軍階級 | 中尉 |
シャナルア・マレンは『機動戦士ガンダムAGE』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
キオ編から登場するアビス隊のMSパイロット。
キオ・アスノの姉貴分として接する。難病の妹がおり、治療費を稼ぐために戦っている。
実はヴェイガンに金で雇われたスパイであり、動機はたった一人の家族である妹の治療費のためであった。ディーヴァの位置やロストロウラン基地に戦力が集まっていることがヴェイガン側に漏れていたのは彼女が原因。しかしロストロウランを目前に、通信回線の記録からスパイであることがバレてしまい逃走。行く当てもなくさまようが、追いかけてきたキオの説得には「戻ったところで機密を漏洩したことによりスパイとして処刑されるだけであり、死ぬわけにはいかない」と拒絶。
ところが説得の最中に、ガンダムAGE-3を狙ってきたヴェイガンの奇襲に遭遇。最期はキオを庇って相討ちとなり戦死した。キオにとって最初の身近な人の死であり、彼女との関わりや別れはキオが人間として大きく成長する契機となった。
月刊コロコロコミック連載の漫画版『クライマックスヒーロー』ではスパイの設定は無くなっている。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦BX
- 初登場作品。ほぼ原作通りの役回りだが、原作よりも長く使えてキオ以外にも多くの子供たちのお姉さん的存在となる。本作では数少ない「期待」を習得するキャラ。
- 隠し要素の条件を満たせば宇宙海賊ビシディアンに救助され、キャプテン・アッシュと共に再加入する。「表示撃墜数が一定以上」と「自身とキオが任意出撃時に5回以上出撃」しかフラグがないので達成は簡単。
- 上記の通りスパイは最悪極刑も免れない重罪だが、本作品では戸籍上では死亡扱いにし、ビシディアンのメンバーとしてブライティクスに参加する。またディーヴァ艦内への立ち入りも、セキュリティレベルの低いエリア限定、キオたちを監視(実態はただの付き添い)に付けることで許可されている。
- 生存した場合はヴェイガンとの決戦後、ジラードともどもフリットが裏から手を回して軍籍に復帰させているほか、エンディングで妹の病状が快方に向かっていることが明かされる。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力[編集 | ソースを編集]
攻撃力が低めだが、それ以外はセリック・アビスやオブライト・ローレインと同じような数値。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
- BX
- 集中、不屈、鉄壁、熱血、期待
- 真っ先に目に入るのは最後に覚える「期待」。彼女以外の習得者は3名しかおらず、その3名は全員母艦のパイロット、そのうえ養成が出来るのは1名だけであるため、シャナルアを出撃させれば、母艦は他の精神コマンドにSPを割くことができ、戦艦以外のメンバーも精神コマンドをより多く使えるようになる。
特殊スキル[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
地球連邦[編集 | ソースを編集]
- キオ・アスノ
- 弟分。MSの操縦や、現実とゲームは違うことを教えるが、皮肉にもキオが理解する決定打はシャナルア自身の死であった。
- セリック・アビス
- 上官。シャナルアの死に際して、自分が彼女に何もできなかったことを悔やんでいた。
- オブライト・ローレイン、デレク・ジャックロウ(SRW未登場)、ジョナサン・ギスターブ(SRW未登場)
- アビス隊の仲間。
- フリット・アスノ
- シャナルアのスパイ行為が発覚した際、裏切り者呼ばわりしつつも事実上見逃そうとする。
- ゲーム版および小説版では、「名誉の戦死」としてシャナルアの殉職後に正式な手続きで戦死弔慰金を彼女の妹に渡した。
- 『BX』ではヴェイガンとの決戦後、彼の計らいでディーヴァに復帰している。
- ウォン・カストロファ
- ディーヴァクルーの一人。通信回線の記録から、彼にスパイであることを突き止められてしまう。
宇宙海賊ビシディアン[編集 | ソースを編集]
- キャプテン・アッシュ
- 『BX』では彼に回収されて生存し、宇宙海賊ビシディアンのメンバーとして復帰する。
ヴェイガン[編集 | ソースを編集]
- ダレスト・グーン(SRW未登場)
- 金を渡してシャナルアにスパイを行わせていた人物。彼と相討ちとなり戦死。
- ザナルド・ベイハート
- 原作では特に絡みはないが、『BX』では彼の攻撃からキオを庇って落命する(フラグを満たせば生存)。
- ジラード・スプリガン
- 『BX』では、ガルダ防衛戦の後に意味深な会話をする場面がある。
- また『BX』第39話では、地球連邦軍からの裏切り者という共通点で特殊戦闘台詞が用意されている。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- ブレラ・スターン
- 『BX』ではシャナルアが生存した場合、アッシュに助けられ、宇宙海賊ビシディアンで戦う同じ境遇の仲間となる。
- ハルカ・ミナト、メグミ・レイナード
- 『BX』では彼女たちが木連の軍人である白鳥九十九や月臣元一朗と一緒にいたところをムネタケが目撃したことで、自身のスパイ行為を彼女たちが行ったと疑われる。
名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]
- 「生命を粗末にしないでね。これはゲームじゃないの」
- 第30話。戦闘終了後にディーヴァへ乗り込んだキオへ向けて、独断行動で戦艦を撃墜した行為を咎める。
- 「敵にだって家族はいるんだ!戦争は、喜んだり、嬉しくなったりするような…そんなもんじゃないんだよ…!」
- 第31話、シャナルアの教え通りに敵を倒したことを嬉々として報告しに来たキオを一喝する。元々シャナルアはキオを戦わせるのは本意ではなく、彼が未だにゲーム感覚で戦っていること、自身がスパイ活動を行なっている理由から、彼の言動に相当複雑な心境を抱いていたことが分かる。
- そしてキオもまた、後に思いがけない形でこの言葉の本当の意味を知ることになる。
- 「子供がダダをこねないで!」
- 第32話、ヴェイガンに内通したスパイである事が発覚し逃走中、追ってきたキオの説得に対する返答。
- 彼の純真すぎる意見は、戦争の厳しさを知っているシャナルアには通用しなかった。
- 「キオ……死んじゃだめだよ……どんなことがあっても……歯を食いしばって必ず……生き残るんだ……あんたならやれる。強く……なるんだよ……」
- 同話、ダレスト・グーンと相討ちになった際、機体が爆散する寸前にキオに遺した最期の台詞。
- キオにとっては初めての身近な人の死であり、この言葉を糧に彼は成長への第一歩を踏み出す。
漫画版[編集 | ソースを編集]
- 「あたしは鬼でも、軍曹でもなぁーい!!」
- 漫画『機動戦士ガンダムAGE ~クライマックスヒーロー~』第1話。無茶をするキオを𠮟りつけている最中、デレク・ジャックロウに鬼軍曹と揶揄されて。確かに彼女の階級は中尉であるが、キオにほぼほぼ八つ当たりし、巨大な棍棒を振り回すその姿は言われても仕方ないところはある。
- 「戦争してる軍人が言うセリフじゃないけどさ…、あたしはだれにも死んで欲しくないんだ。敵にも味方にもね…」
「約束だよ、キオ。絶対に死ぬんじゃないよ」 - 同話より。キオを𠮟りつけた後の台詞。台詞自体はこの後のキオに多大な影響を与えるが…。
- 「ん…?」
キオ「死(じ)む~~っ」
「だれか、水~!」 - 直後。無茶の罰として大量にパンケーキや牛乳を飲食させていた結果、キオはその台詞に反応できないくらいダウンしていた。牛乳も死ぬほど飲ませているのに水を頼んでいるし、先の台詞を吐いておきながらこれである。
- 「言った…だろ。だれにも…死んで欲しく…ないって。あたしには…、あんた1人しか…救えなかったけど。あんたならきっと…、もっと大きなモノが…救え…るわ。キオは…ガンダムを…継ぐ…子、なんだか…ら…」
- 最期の台詞。同作はロストロウランの攻防前から始まるため、1話で命を落としてしまうが、キオはこの言葉を受けて、多くの命を救うために戦うようになる。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「私には、あんたの事をとやかく言う資格なんてない…けど!」
- 『BX』第39話でのジラードとの特殊戦闘台詞。
- 同じ連邦軍を裏切りヴェイガンに協力していた者として、ジラードを責めることは彼女にはできない。しかし、このままでは取り返しのつかないことになってしまうのは分かり切っている。だからこそ、シャナルアはジラードを止めようとする。
- 「お願い!キオの言葉に耳を傾けてあげて…」
- 『BX』第40話でのディーンとの特殊戦闘台詞。かつてキオの姉貴分としてキオを支えた彼女は、キオの友人としてこれから生き残って接してほしいと彼に願う。
- 「それならそうと言えばいいのさ。あんまり子供が我慢強いのは感心しないね」
「そんな妙な遠慮をしてるうちはこ・ど・も・だ!」 - 『BX』第17話終了後の分岐選択シナリオデモより。日本防衛を選んだ際、家族の事が心配そうな様子のヨウタに対して。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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