「グフ」の版間の差分

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:ラルの機体として登場。中ボスであり3度戦う事になるが、倒せるのは最後の1回のみ。
 
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;[[リアルロボット戦線]]
 
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:ラルの乗機として登場。味方も使用可能。
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:ラルや青の部隊が乗り、敵として登場。ラズロルートとシャアルートではラルが仲間になる際に入手できる。
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:陸戦用であり、砂漠でも移動力が落ちないが攻撃力は低い。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==

2015年6月6日 (土) 22:29時点における版

MS-07B グフ(Gouf)

ジオニック社が開発したジオン公国軍の陸戦用量産型モビルスーツ

ザクIIを基にしているために全体的なフォルムは似ているが機体構造を陸戦用に最適化、装甲や運動性が強化され武装も白兵戦を重視した固定装備の物を採用している。また、頭部にはブレードアンテナが標準装備されている。基本性能は高く、まさに「ザクとは違う」機体であるが、それ故にパイロットを選ぶ傾向にある。

劇中ではランバ・ラルが先行量産型(YMS-07B)に搭乗し、ホワイトベースに攻撃を仕掛けたが、アムロ・レイガンダムによって撃破されている。その後、量産型であるMS-07Bが登場した。

岡崎優氏による漫画版ではランバ・ラル隊に8機が配属されていたが、ガンダムと数度の戦いを経て全て撃破されている。

再設計機であるグフカスタムなど、バリエーション機も何機か存在している。また別作品で、RFグフ(SRW未登場)やグフイグナイテッドなどのデザインをリファインした機体もある。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦G
原作同様、ラルが乗る。
第3次スーパーロボット大戦
第2次に比べ弱体化。射程が1しかない上に、ラルも他のMSに乗り換えている。以降旧シリーズからは姿を消す。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦IMPACT
COMPACT2では全てグフカスタムだったが、ノリス機以外が第1部終盤の一部を除きグフに入れ替わっている。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
久しぶりの登場。年代的に量産されていてもおかしくないが登場するのはラル機のみ。しかしやたらと硬いし強い。ステータス面でも高性能機のゲルググを圧倒している。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
射程5の高威力ヒートロッドでMSは一撃で落とされることも。HPは並程度だがよく避け、装甲も厚いため大変しぶとい。必中をかけたコン・バトラーVあたりで速攻をかけたい。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander
ドム同様アプサラスII戦にて大量に出現。こちらは無限湧きではないので、全滅させればある程度ボス戦に集中しやすくなる。

単独作品

スーパーロボット大戦リンクバトラー
スーパーロボット大戦64』には登場しないにもかかわらずトレーニングの相手として登場(プレイヤーは入手不可)。
スーパーロボット大戦GC
原作通りラルが搭乗するほか、一般兵が搭乗しているものは捕獲することが出来る。自軍で運用する場合、武器全体の射程が短いうえ射撃武器も貧弱なので主戦力として使うには正直微妙。だが、ヒートロッドがP武器で射程1-3、さらに燃費が良いので使いやすく、序盤で「格闘スキルエース」の獲得のために格闘攻撃を多用したい時には役立つ。
スーパーロボット大戦XO
ヒートサーベルがTVアニメ版同様の刀身が伸びる演出になっている。
スーパーロボット大戦Operation Extend
ザクIIに毛が生えただけの一般機と高HPのボス仕様ランバ・ラル機が登場。ラル機は武器属性が追加されているほか、引投属性の「ヒート・ロッド / 投げ」を所持する。なるべくなら「不動」か「頑強」持ちで対処したい。

関連作品

ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
ザコ敵。グフII、グフ改、グフカスタム(『第08MS小隊』の機体とは名前が同じだけ)という上位種も登場する。
ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦
ラルの機体として登場。中ボスであり3度戦う事になるが、倒せるのは最後の1回のみ。
リアルロボット戦線
ラルや青の部隊が乗り、敵として登場。ラズロルートとシャアルートではラルが仲間になる際に入手できる。
陸戦用であり、砂漠でも移動力が落ちないが攻撃力は低い。

装備・機能

武装・必殺武器

ヒート・ロッド
右腕に内蔵されている伸縮可能な電磁式の鞭。敵機に巻きつけて電子回路を破損させたり、発生する熱で敵機を溶断したり出来る。本機を象徴する武器である。
OEではスタン属性、さらにラル機はエスケープ属性付き。
ヒート・ロッド / 投げ
OEのラル機専用攻撃。ヒート・ロッドを相手に巻き付かせ、そのまま投げ飛ばす。引投属性で、落下の追加固定ダメージがかなり痛い。
ヒートサーベル
格闘戦用の武装。シールドの裏側にマウントされている。対ガンダム戦で使用した。ちなみに、当初の設定では「ビームサーベル」だったらしく、ラル機がガンダム相手にシールドを投げ捨てて起動させるシーンでは刀身が伸びている。
OEではラル機のみガードアーム属性付き。
75mm5連装フィンガーバルカン
左腕のマニピュレーターに内蔵されている機関砲。「フィンガーランチャー」とも表記される。これを付けた分マニピュレーターとしての性能が低下しており、パイロットからの評判はあまり良くなかったらしい。だが、劇中ではその手でヒートサーベルをしっかり握り締めており、「MG グフ Ver.2.0」はこれに倣ってマニピュレーターの役割を果たす可動範囲を持つ。
OEではヒット&アウェイ属性、さらにラル機は対空属性付き。
ヒートホーク
接近戦用の斧。刃の部分から高温を発し、敵機の装甲を焼き切る。ザクの物と同型。
120mmマシンガン
通称「ザク・マシンガン」。上部にドラムマガジンを装備し、そこから給弾する。ザクの物と同型。
ジャイアント・バズ
口径360mmの実弾兵器。ドムの物と同型。
シールド
左腕に装備。裏側にヒートサーベルをマウント可能。

特殊能力

剣装備、盾装備
切り払いシールド防御を発動。

移動タイプ

サイズ

M

対決・名場面

ガンダム
東アジアにて、ガンダム不在のホワイトベースを襲撃するランバ・ラル隊。そこにアムロ・レイガンダムが現れ、ラルのグフと激突する。『機動戦士ガンダム』でも屈指の名戦闘シーンであり、雑誌の記事などでもこのシーンが紹介される事は少なくない。
対ガンダム&Gファイター
マ・クベ配下のクリンク率いるMS隊はサブフライトシステム「ド・ダイYS」に搭乗したグフでホワイトベースに戦いを挑む。ガンダムを苦戦させ、脚部を損傷させあと一歩のところまで追いつめるが、ミデア隊が輸送した新兵器Gファイターの活躍により惜しくもあと一歩のところで撃破された。

関連機体

強化型・バリエーション機

グフカスタム
グフの問題点を改良した再設計機。主な変更点はヒートロッドの改良・フィンガーバルカンの廃止・射撃戦能力の強化等。
グフ飛行試験型
MSV』並びに『機動戦士Ζガンダム』に登場する機体で、その名の通り単独で飛行が可能である。この機体で得たデータは後にグフフライトタイプの開発に活かされた。いずれもSRW未登場。
グフ重装型
MSV』に登場する機体で、右手にもフィンガーバルカンが取り付けられている。OVA版『機動戦士ガンダムUC』にも登場し、カークス隊からの要請に応じて出撃するもパイロットがトリントン基地の場所を間違えて迷子になってしまったためにトリントン基地襲撃には参加できなかった…が、「それでも」とトリントン基地を目指し歩き続けた結果トリントンに到着するも、すでにパイロットから復讐心は無くなっており、トリントンの復興に使われていた。SRW未登場。
RFグフ
『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』(SRW未参戦)に登場する機体。F91の時代にオールズモビル(かつてのジオン軍)の手で蘇ったグフ。宇宙でも戦闘でき、ヒートロッドの先からビームを出せる。

関連機

ザク
陸戦型ザクをベースに開発された。
グフイグナイテッド
コズミック・イラ世界のそっくりさん。こちらは空中・宇宙にも適応する。

余談

  • 実はテコ入れで登場した機体である。というのも『機動戦士ガンダム』は当初ザク以外のMSを出さない方針(現実的に考えると新型が次から次へと登場するのはおかしいというスタッフの認識から)であったがスポンサーからの要望で新型MSを出すこととなった経緯があり、あの有名な『ザクとは違う』の台詞もそのあたりの事情から出た台詞。
  • セガサターンの3Dアクションゲーム『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』(SRW未参戦)ではなんと跳び蹴りという男気溢れる手段で攻撃してくる。これはヒートロッドが使えなくなった(おそらくハードの制約)ので、苦肉の策で用意されたとの事。
  • 「トミノメモ」には、グフタイプのMS月面でガッシャ(SRW未登場)に率いられて登場すると記述されている為、宇宙用のバリエーションが出る予定だった可能性もある。それを踏まえての事か、太田垣康男氏の漫画作品『機動戦士ガンダム サンダーボルト』ではグフがア・バオア・クーの攻防戦に出撃している姿が描かれている。

商品情報

プラモデル

フィギュア

書籍

資料リンク