概要
ネオ・ジャパンの科学者。キョウジとドモンの父親。
キョウジと共にアルティメットガンダムを開発したが、軍事利用を目論むウルベの陰謀を阻止するため、キョウジにアルティメットガンダムを託し逃げるように促した。その後、アルティメットガンダムはデビルガンダムと化して暴走、その責任を問われるという表向きの名目で、自身は陰謀の口封じとして冷凍刑に処され、真実を知らないドモンのデビルガンダム討伐の取引材料として利用されてしまった。
終盤、ミカムラ博士がその身を挺してカッシュ博士を解放してからは、苦戦するドモンたちにアドバイスを送り続けた。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦F
- 物語中に出てこないが冷凍刑に処されている。ドモンは父ライゾウの誤解を解いて刑から解放するためにデビルガンダムを追っている。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 会話の中で存在が語られる。ミカムラ博士がウルベに謀られて殺されてもまだ冷凍刑中。物語最終盤でデビルガンダムとウルベが倒されたことによって、刑が解除されたようだ。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 概ね原作どおりの展開で冷凍刑に処され、救出される過程も原作準拠。シュバルツとの間に僅かながらドラマが用意されており、救出後はフォン・ブラウンで静養する事に。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 名前のみの登場。東方不敗が齎したダグ星系の技術を理解し、デビルガンダムを開発した。
- スーパーロボット大戦MX
- 原作終了後の為、既に冷凍刑から解放されている。本作ではラビアンローズに留まっており、物語終盤にマグネイト・テンへ復活したデビルガンダムがギガノス領を占拠した事を通達。更にマスドライバーが狙われる可能性をも示唆する。
関連作品
- スーパーヒーロー作戦
- 原作通り冷凍刑に処される。後に救出され、ラストダンジョンでデビルガンダムの撃破方法を告げる。
人間関係
- キョウジ・カッシュ
- 長男。
- ドモン・カッシュ
- 次男。
- ミキノ・カッシュ
- 妻。故人。
- ミカムラ博士
- 友人。しかし彼に陥れられることになる。
- ウルベ・イシカワ
- 陥れた元凶。
他作品との人間関係
- アムロ・レイ、チェーン・アギ
- 『MX』では、アムロの愛機であるνガンダムの最終調整を行う彼らと共に、ラビアンローズで仕事に励んでいた。
- エマリー・オンス
- 『MX』では、彼女が艦長代理を務める補給ドック艦ラビアンローズで、レインの愛機であるライジングガンダムの調整を行っていた。
スーパー系
- 早乙女博士
- 『F』では知り合い。リアル系の序盤ではゲッターチームが訪ねる予定だったのだが、ライゾウが冷凍刑に処されたことにより果たされず。
- また、ライゾウ役の有本欽隆は後に新ゲッターロボにおいて、早乙女博士を演じている。
- ユーゼス・ゴッツォ
- 『スーパーヒーロー作戦』では彼に唆されてアルティメットガンダムを開発した。また、終盤にイングラムの顔を見て狼狽えていたことから、ユーゼスの素顔を見た可能性が高い。
名台詞
- 「ドモン…大きく、大きくなったなぁ…!」
- 冷凍睡眠から解放され、デビルガンダム攻略の際にドモンへ送った通信の最後の台詞。11年ぶりに再会し、心身ともに成長した息子を見て感激した。
- 「よく見ろ!そのガンダムこそ、レイン自身なんだ!」
「考えてみろ。デビルガンダムはお前がレインに近づくほど、攻撃を強めその成長を早めた」
「いいかドモン…レインはな、お前を避けているんだ!」
「これで分かったろう! このガンダムこそ、人間の感情を、心理をエネルギーにした究極の最終形態…そしてレインそのものなんだ!」
- デビルガンダム最終形態と戦うドモンに対して。
- カラト「なあカッシュ博士、これからガンダムファイトはどうなるのかの…」
ライゾウ「…フフフ、おそらくは続いていくでしょう。確かにガンダムファイトには様々な問題点があった…ですがそれがわかっているならば、間違いを正す事も可能なはず」
カラト「所詮我々人類は、闘わずにはいられぬ生き物…」
ライゾウ「そして、希望の未来を勝ち取っていく。あの若者達のようにね…!」
- デビルガンダム討伐後、カラト委員長(SRW未登場)と今後を話し合い、時代を次の世代の若者達へ託す。その後、彼の言葉に呼応するようにガンダムファイター達は地球を目指す…。
スパロボシリーズの名台詞
- 「…構いませんよ。あれは私が作り上げたアルティメットでは無かった。まさに悪魔の申し子…デビルガンダムでした…」
- 『IMPACT』終盤でデビルガンダムの最期を目の当たりにして、自身の胸中を察してきた葉月博士への返答。
- 「いつの日か、彼もマスクを脱ぐ日が来るかも知れない。だが、それは彼自身が決める事だ」
- 『IMPACT』終盤で、素性を明かす事無く立ち去ったシュバルツを見送りながら発した台詞。
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