ガンダムAGE-2ダークハウンド
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ガンダムAGE-2 ダークハウンド | |
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外国語表記 | Gundam AGE-2 Dark Hound[1] |
登場作品 | |
デザイン | 海老川兼武 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦BX |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | モビルスーツ(ガンダムタイプ) |
生産形態 | 改修機 |
型式番号 | AGE-2DH |
全高 | 18.6m |
重量 | 32.1t |
原型機 | ガンダムAGE-2 ノーマル(SRW未登場) |
所属 | 宇宙海賊ビシディアン |
パイロット | キャプテン・アッシュ(アセム・アスノ) |
ガンダムAGE-2ダークハウンドは『機動戦士ガンダムAGE』の登場メカ。
概要
A.G.151年での無人大型モビルスーツ「シド」との戦闘で大破したガンダムAGE-2を宇宙海賊ビシディアンが回収し、修復した機体。
「ダークハウンド」とは「腐敗を噛み殺す猟犬」を意味し、ビシディアンにおける最高の称号でもある[2]。
海賊行為を行う為、相手の撃破よりも無力化及び拿捕を目的としており、アッシュ(アセム)の戦闘スタイルも併せて格闘武器を主兵装としている。サメ型のストライダー形態へと変形可能。その反面、ドッズライフルやキャノンのような火力のある砲撃武器が無いため、装甲の分厚いザムドラーグにはやや苦戦していた。
ビシディアンが回収する前にAGEシステムは連邦軍が回収しているため、AGEシステムは搭載されておらず、それ故にAGEシステムの助力を借りずに武装が設計されたガンダムである。また、この関係でカメラアイが黄色に変更。右目には眼帯型の照準バイザーが装着されている。さらに頭部は海賊の帽子をイメージして追加装甲が装備され、額と胸部にドクロのレリーフを入れて機体色を真っ黒に染めており、もはや原型機のAGE-2の面影がガンダムフェイスを残してなくなっている[3]。
高い機動性とアンカー等の機体ギミックをフル活用したトリッキーな戦法に、アッシュ(アセム)の操縦技術が加わって、ヴェイガンの機体を終始圧倒し、スペックでは大幅に上を行くガンダムレギルスをも撃破した。
ストライダー形態
サメ型の長距離高速飛行形態。
推力を瞬間的に高める「ハイパーブースト」機能を持ち、複数のMSを自機に掴まらせたまま高速移動できる。
登場作品と操縦者
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 初登場作品。ストライダー形態への変形は武器とハイパーブーストでの演出のみ。
- ステータスはトップクラスで二種の合体攻撃により高い火力を誇る一方、通常武器の射程がどれも短いのが欠点。パートナーユニットで補いたい。
- また、移動力が高いのが特徴で、デフォルトで8、ボーナスが移動力+、アッシュが加速持ちと、やり過ぎなくらい速い。その上特殊コマンドとして「移動後行動不可だが、加速分を除く移動力2倍」のハイパーブーストを持つという、歴代でもトップクラスの移動性能である。速すぎて若干持て余し感もあるが「1度に20マス以上移動」のバトルレコード「韋駄天」を取るためには必須。
- 気力が130まで上がらないとスーパーパイロット、ハイパーブースト、ドッズランサー、合体攻撃が軒並み使えない為、いかにして気力を溜めるかが問題。本作ではディスクPがあるため、楽だが。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- ビームサーベル
- リアスカートの裏側に搭載されている。
- 『BX』では未実装。
- ビームバルカン
- 変形時に発射するビームバルカン砲。
- アンカーショット
- 両肩に2基搭載されたワイヤーフック型射出兵器。高圧電流を流せる。振り回す事で盾の代わりにもなる。
- フラッシュアイ
- 胸の髑髏型レリーフに搭載された目くらまし。威力は無いが、敵を幻惑する。
- ちなみに、フラッシュアイはダークハウンドの他、宇宙海賊ビシディアン製MSに備え付けられている武装である。
- 『BX』ではアンカーショット使用時に使用している。
- ドッズランサー[4]
- ダークハウンドを象徴する武器。右腕に装備された大型の実体槍。ストライダー形態では機首になる。
- 『BX』では単独最強武器で、「バリア無効」付き。突撃して突き抜けた後、切り返して背後から貫く。トドメ演出ではストライダーモードで戻ってきて空中に持ち上げつつ突破し、元に戻ってから急降下キックで粉砕する。
- また、第29話でのNPC時は「気力制限無しで消費EN10」という高性能になっている。
- ドッズガン
- ドッズランサーに搭載されたビームガン。威力は低いが、連射が可能。
合体攻撃
- トリプルジェネレーション
- ガンダムAGE-1グランサ、ガンダムAGE-FXとの合体攻撃。
- メモリー・オブ・エデン
- 隠し要素で仲間になるゼハート・ガレットのガンダムレギルスとの合体攻撃。名前の由来は、OVA版のタイトルから。
特殊能力
可変機だが、SRWでは特殊能力としての変形は持っていない。
- 剣装備、銃装備、盾装備
- 切り払い、撃ち落とし、シールド防御を発動。
- ハイパーブースト(特殊回避)
- 気力130以上で発動、変形により攻撃を回避する。最大発生率は45%。
- ハイパーブースト(特殊コマンド)
- 1マップにつき1回のみ移動力を2倍にできる。移動後は「待機」以外の行動は不可能。
- 実際に使うとなると遠いところに敵がいるわけでもなく、元々足が速いので使い所はそんなに無いが、バトルレコード「韋駄天」を得るのに使える。
移動タイプ
サイズ
- M
機体ボーナス
- BX
-
- 初期段階:運動性+5 EN+50
- 第二段階:運動性+10 EN+75 移動力+1
- 第三段階:運動性+20 EN+100 移動力+2
- 最終段階:運動性+30 EN+150 移動力+2 特殊回避+15%
機体BGM
- 「ガンダムAGE-3 ~ 覚醒」
- 『BX』にて採用。
関連機体
- ガンダムAGE-1(グランサ)
- 前世代機。第43話のサブタイトルでは、AGE-1、AGE-2、AGE-FXの揃い踏みを指して「トリプルガンダム」と括られている。
- ガンダムAGE-2
- 改修元になったアッシュ(アセム)の愛機。
- ガンダムAGE-3
- 次世代機。
- クランシェ
- AGE-2の量産型モビルスーツ。
余談
- ガンダムAGE-2ダークハウンドは、Ζガンダムをオマージュ(飛行形態に変形し、手持ちの武器・防具が機首になるetc.)した機体である。
- クロスボーン・ガンダム同様、宇宙海賊が使用するガンダムではあるが、クロスボーンが「海賊旗の髑髏」をモチーフとしているのに対し、ダークハウンドは海賊帽を模したような頭部デザインやフック、アイパッチ状のバイザーなど「海賊船長」をモチーフとしたデザインとなっている。
- 黒いガンダムの2号機(しかも宇宙海賊所属)というガンダムシリーズにおける死亡フラグを乱立させながらも最後まで生還したガンダムでもある。
- 「宇宙海賊所属の黒いガンダムである」点や「同一シリーズの2号機である」点、「主武装として槍を装備している」点etc.クロスボーン・ガンダムX2を意識していると思われる要素が散見される。
- 『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』に登場する兵器パラメイルは飛翔形態時の姿が銃を機首とし、頭部が少し見えている事からか、ガンダムAGE-2にそっくりである。
- 奇しくもAGE-2がドラゴンを意識したデザインのヴェイガンMSと戦うのに対し、パラメイルもドラゴンと戦う兵器である。
- 『ガンダムビルドダイバーズ』(SRW未参戦)では、クジョウ・キョウヤが使用する改造ガンプラ「ガンダムAGEIIマグナム」の偽装として本機体が登場している。
- ただし、本体はハイグレードサイズに対し、頭部パーツにマスターグレードパーツを使用しているため一回り大きくなっており、眼帯が左右逆となっている。
脚注
- ↑ MS、機動戦士ガンダムAGE 公式サイト、2022年1月23日閲覧。
- ↑ ちなみに公式外伝漫画『機動戦士ガンダムAGE~追憶のシド~』では、本機体の事を「ガンダムダークハウンド」と呼称する場面が存在している。また、同漫画では、当初ダークハウンドのパイロットはアッシュ(アセム)ではなく、宇宙海賊ビシディアンの次期首領候補のウィービック・ランブロ(SRW未登場)にする想定であった事が描かれている。
- ↑ 実際、ガンダムAGE-2の開発に関わったフリットでさえも、初見では「あのガンダム(ダークハウンド)はAGE-2に似ている」としか思わなかった程。
- ↑ PSP用ソフト『機動戦士ガンダムAGE ユニバーサルアクセル/コズミックドライブ』では、複合武器の一種であるドッズランサーはゲームシステムの都合上、専ら遠距離武器(ビームライフル)としての扱いになっている。ただし、ドッズランサーの近接武器(実体槍)としての機能は、ドッズランサーの槍の部分で鋭い突きを連続で繰り出す、ダークハウンドの固有バトルスキル「ダークハンティング」において拾われている。
商品情報
資料リンク
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