クリスティナ・シエラ
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クリスティナ・シエラ | |
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外国語表記 | Christina Sierra[1] |
登場作品 | |
声優 | 佐藤有世 |
デザイン | 千葉道徳 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 |
SRWでの分類 | サブパイロット |
プロフィール | |
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本名 | 不明 |
種族 | 地球人(スペースコロニー育ち) |
性別 | 女 |
誕生日 | 3月29日 |
年齢 | 22歳 |
血液型 | O型 |
所属組織 | ソレスタルビーイング |
所属部隊 | プトレマイオスチーム |
クリスティナ・シエラは『機動戦士ガンダム00』の登場人物。
概要
プトレマイオス(トレミー)の戦況オペレーター。愛称は「クリス」。
高度なプログラミング能力を持ち、モラリア軍の配備状況データを短時間でハックしたり、操縦支援システムを突貫で完成させるなど随所でその能力を発揮している。劇中では描かれていないが、ソレスタルビーイングにスカウトされる前はコンピュータのクラッキングで生計を立てており、スカウト当初も逮捕直前の瀬戸際だったらしい。
気さくな性格で、フェルト・グレイスに対しては姉のようにも接し、自由時間には買い物に連れ出したりしていた。また、面食いでもあるらしく、チームトリニティの長兄ヨハン・トリニティと一緒に記念撮影したこともあった(ただし、プトレマイオスチームと敵対した後には彼の写真を消去している)。
当初は自分達が戦争をしているという意識が薄く、1st第9話で死の危機に直面して、パニックを起こしてしまったこともあったが、フェルトの「生き残る覚悟」により落ち着きを取り戻し、以降は戦争に真剣に向き合うようになる。
家族については、ケンカ別れした養母(スペースコロニー在住)がいる事が、本人の口から明かされている。
1st終盤の国連軍との決戦において、トレミーのブリッジがGN-Xの攻撃を受けた際に、リヒテンダール・ツエーリに庇われる。リヒティが我身を呈して守ってくれたおかげで、クリスは生存し、リヒティを看取る。だが、この時すでにクリス自身も致命傷を負っていた。その直後、リヒティの後を追うかのように、トレミーの爆発に巻き込まれて死亡した。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初登場作品。プトレマイオスのサブパイロットの一人。カットインはスメラギとフェルトと共に入る。支援系精神に優れるがSPが少なめ。上記の操縦支援システム構築のエピソードは再現されている。
- 今作ではシナリオの関係上、トレミーが沈まないので、死亡しない。だが、『破界篇』クリア後の予告で、トレミーは原作通り破壊されている。そのため、彼女の死亡が『再世篇』まで持ち越しになることが、プレイヤーからも予想されていた。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 前述の予告通り、プロローグにおいて原作と同様死亡する。一時解散はしているが、ZEXISではカミナと初代ロックオンに続いて3人目(または4人目)の戦死者となる。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 『UX』や『BX』と異なり、顔グラが用意されている。劇場版同様、昏睡状態の刹那の夢の中に登場する。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- ELSとの真の対話の際に顔グラフィック無しで登場している。
単独作品
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 原作と異なって死亡しない。そのため、プトレマイオス2の戦況オペレーターも担当する事になる。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 第一章序盤から登場する。主人公に服をプレゼントする等、交流を深めていく。国連軍との最終決戦後も生き残り、第二章からはオーライザーの開発等のバックアップを務める。第十章ではシャッテにとってかけがえのない親友になる等、かなり優遇されている。
- スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド3から登場するNPC。ソレスタルビーイングのオペレーターとして原作通りの活躍を見せるが、1章Part12にて死亡してしまう。
パイロットステータス
精神コマンド
サポートアビリティ
- システムサポート
- SSR。セットしたシューターのクリティカル率大アップ、命中率アップ。
人間関係
- スメラギ・李・ノリエガ
- チームメイト。作戦行動中でも飲酒する彼女を咎める事もしばしば。
- フェルト・グレイス
- チームメイトであり妹のような存在。買い物に連れ出す等、フェルトを可愛がっており、彼女に多大な影響を与えている。
- リヒテンダール・ツエーリ
- チームメイト。当初は、単なる同僚程度の存在だったが、最終的には、彼の事を異性として気にいる。
- 刹那・F・セイエイ
- ニンテンドーDS用ソフト『機動戦士ガンダム00』ではクリスが刹那に対してオシャレをする事を勧める場面が有る(なお、刹那の反応は鈍かった模様)。
- ヨハン・トリニティ
- 割と好みのタイプだったらしくヨハンと一緒に写真を撮ったが、後に敵対した時には削除している。
- 養母
- コロニーで暮らしている育ての母。ケンカ別れで家を飛び出した後、ロクに連絡もしなかったが、最後の戦い前に手紙を出そうかなと思った。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
バンプレストオリジナル
- クロウ・ブルースト
- 『第2次Z破界篇』では初対面時に彼が借金持ちである事を知る。なお、クリスにとってクロウは完全に対象外である模様。
- シャッテ・ジュードヴェステン
- 『X-Ω』ではプトレマイオスに身を寄せた彼女に対して私服を譲っている。この出来事が切っ掛けで、シャッテはCBに対して警戒心を解いていく。
- …という事は、クリスもまた(シャッテに譲った過激なデザインの)私服を着用していた事が有ったのだろう。
名台詞
- 「朝食前に」
- 1st第6話より。クリスがモラリア軍、AEU軍、そしてPMCトラストの配備状況をいつの間にハッキングしていた事に対して驚嘆したフェルトへの返答。
- クリスが優れたオペレーターである事を端的に示した場面である。
- 「ホ、ホントに戦うの? この船、武装無いのに!?」
- 1st第9話より。人革連軍「頂武」との交戦する事になった際に。程無く実戦闘に突入するとクリスはパニック状態になるが、「生き残る!」というフェルトの力強い言葉によって乗り越える事ができた。
- ちなみに、『第2次Z破界篇』においても原作再現で母艦のプトレマイオスには(物語後半になるまで)武装が一つも無いので、クリスと同じ感想を抱いたプレイヤーもいた事だろう。
- 「コロニーにいるママ。育ての親だけどね」
「いい思い出なんて、何も無いわ。逃げるように家を出て…。ヴェーダに選ばれて…」 - 1st第24話より。国連軍の総攻撃を前にして「誰に手紙を書くのか?」というリヒティの問いに答えて。
- クリスの複雑な生い立ちとソレスタルビーイングに参加した経緯が、彼女自身の口で語られた。
- またクリスが、本格的な宇宙移民が行われていない『00』世界でのスペースコロニー出身者である事も判明している。
- 「わかってる。フェルトにもう叱られたくないもの!」
- 「デュナメスの太陽炉の接続に不具合がある」と機転を利かせてフェルトを(デュナメスを収納してある)強襲用コンテナに向かわせた後、リヒティから「生き延びますよ!」と言われた後に。
- そこには、妹分であるフェルトの影響を受けて成長したクリスの姿があった。
- 「馬鹿ねぇ、私……すぐ近くにこんな良い男、いるじゃない…」
「見る目ないね、私……」 - 我が身を呈してクリスをGN-Xの銃撃から庇ったリヒティに対して。
- リヒティの想いが報われた瞬間でもある。クリスは、程無く息を引き取った彼を優しく抱き寄せるのであった。そして…。
- 「もう少し、お洒落に気を遣ってね……」
「ロックオンの分まで、生きてね……」
「お願い、世界を変えて……お願い……!」 - 最期の台詞。自分の妹のように接していたチームメイトのフェルトへの遺言ともいうべきメッセージ。
- それから間も無く、致命傷を負っていたクリスは、リヒティと共にプトレマイオスの爆発に巻き込まれ、宇宙に散っていった…。
- なお、『第2次Z破界篇』では彼女は死亡しない為、この台詞は『第2次Z再世篇』冒頭まで持ち越しとなった。
- 「世界を変えようとしてる」
- 劇場版で、昏睡状態にあった刹那の前にリヒティと共に現れて。
迷台詞
- 「ちょっと、趣味が入ってるかも」
- 1st第8話より。(ソレスタルビーイングの構成員だと分からないように)カモフラージュと称してスメラギおよびフェルトと共に水着姿になった際に。製作スタッフに対するメタ発言のようにも聞こえる。
- ちなみに、クリスは水着の上に猫が描いてあるデザインのTシャツを着ている。このデザインは『機動戦士ガンダム00』のキャラクターデザインを担当する高河ゆん氏が「(無地では)寂しいので、なんとなく描いておいた」ものであり、そのまま決定稿として採用となったという逸話が有る。
スパロボシリーズの名台詞
- 「え~…ああいう生活力のない人って完全に対象外だけど」
- 『第2次Z破界篇』第43話宇宙ルート「ロゼの決意」より。クロウが借金を背負っても前向きである事を評価する葵に対するクリスの反論。上記のクリスの意見には、フェルトもまた同意するのであった。
- しかしながら、クロウが莫大な借金を背負えたのは返済能力が債権者から認められたからでもあり、その意味ではけっして「生活力が無い」とは言い切れない。
- 「フェルト…みんな、同じ気持ちだよ」
- 『第2次Z破界篇』第49話「虹」の戦闘前会話より。
- 「本当に心配したんだよ? なのに、全部一人で抱え込んじゃってさ」
- シャッテ「あの時はそうするしかないと思って!」
- 「うん、わかってる。だからこそ、相談して欲しかったな」
- 「だって、私たち友達でしょ…?」
- シャッテ「…ごめんなさい。本当にごめんなさい…」
- 「絶対に許さないから」
- 「次、ちゃんと相談してくれなかったら、絶交だからね」
- シャッテ「うん…」
- 「ほらほら、もう泣かないの」
- シャッテ「うん…うん…」
- 『スーパーロボット大戦X-Ω』第10章第1話より。シャッテが戻ってきた際の台詞。
スパロボシリーズの迷台詞
- 「アピールが必要でしょ?」
- ミリュー「随分と遅れちゃいましたからね~。一気に取り戻さないと~」
- 復帰したシャッテにミリューと一緒に作った新しいパイロットスーツを渡す。しかし、それはボディラインを強調し、肌の露出も多い際どいデザインだった。それを指摘された時の返し。
搭乗機体
- プトレマイオス
- 戦況オペレーターを担当。
余談
- クリスは1st終盤で死亡するが、2nd前期OP映像にリヒティ、そしてニール・ディランディと共に登場している。
- ニンテンドーDS用ソフト『機動戦士ガンダム00』では、原作のストーリーが「三国合同軍事演習」の終了時点(1st第16話)までしか再現されない為、クリスは死亡しない。
- なお、同ゲームにはクリスと同じくプトレマイオス艦内において戦死したリヒティおよびモレノが登場しないが、彼女と同じく生存しているものと思われる。
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脚注
資料リンク
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