ブレイク・ザ・ワールド
ブレイク・ザ・ワールド(Break The World)とは、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』で起こった事件。
概要
コズミック・イラ73年10月3日にナチュラルとの戦争継続を訴えるサトーらザフト脱走兵が地球へのユニウスセブン(の残骸の)落下を謀った事件で、「ユニウスセブン落下テロ事件」とも呼ばれる。
ミネルバ隊等はユニウスセブンの残骸の破砕には成功したが、全ての破片を大気圏突入で燃え尽きるサイズにまで細かく砕く事が出来なかった。この為、多くの破片が地球上に落下して甚大な被害を与えてしまった[1]。
この「ブレイク・ザ・ワールド」という事件によって、ナチュラルの反コーディネイター運動が再発し、再び戦端が開かれる事となる。
登場作品
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 本作では、「ユニウスセブン落下と連鎖する形で時空振動弾が発動した事件」のことを指す。
- 上記の事件によって、多元世界が誕生した。一連の出来事の詳細に関しては『超時空世紀オーガス』からの要素が多く含まれている。ただし、序盤で原作と同様の出来事の一部が再現されているものの、その結末は先述の出来事により大きく異なるものとなった。詳しくは「世界観/Zシリーズ」の頁を参照。
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 前作の出来事において、前作の世界以外にも多元世界が複数誕生したことが判明する。また、今作の多元世界と、今作以降のZシリーズでは、この出来事を「大時空振動」という名称でも呼んでいる。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 名称は出てこないがこの出来事が作中の序盤で起こる。この時のみシン、ルナマリア、レイ、アスランがスポット参戦。なお、ストーリーではレイはこの時しか使えない。
- ダンクーガやダブルマジンガー、ウイングゼロといった機体の砲撃によって破片は細かく砕かれ、流星雨となって地球へと落下した。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦L
- 第6話「空が落ちる日」で発生する。ザフトの一部(シン、ルナマリア、レイ、タリア、アスランのミネルバ隊の他、イザーク、ディアッカ、ハイネ)もスポット参戦する。
- その上、プラントと協力関係にあったフロンティア船団からもS.M.Sのメンバーおよびその外部協力者であるボルテスチームも破砕作戦に参加。やや遅れて主人公部隊のLOTUSも到着し、かなりの大所帯でユニウスセブンの残骸の破砕作戦にあたる事になる。
- しかし、敵もサトーらザフト脱走兵だけでなく、ユニウスセブンの残骸に侵入していた擬態獣まで発生するため、かなりの乱戦となる。また、ファントムペインの三人もまたやって来るが戦闘には参加せず、すぐに撤退して傍観を決め込む。
- なお、シナリオクリアのためには全6基あるメテオブレイカーの内最低3基守れば良いが、全て守ればかなり後のデュエル&バスターの入手フラグが成立する。
関連する用語
脚注
- ↑ ちなみに、「ブレイク・ザ・ワールド」による地球上への甚大な被害の様子は、『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』の冒頭部分において詳細に描かれている。
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