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:フレイはカズイの指摘に対して即座に否定しているが、実は彼女の父親のジョージ・アルスターは[[ブルーコスモス]]の幹部格(劇中では明示されてはいないが)であった。
 
:フレイはカズイの指摘に対して即座に否定しているが、実は彼女の父親のジョージ・アルスターは[[ブルーコスモス]]の幹部格(劇中では明示されてはいないが)であった。
 
:カズイの指摘は「当たらずといえど、遠からず」といったところか。なお、これが『SEED』作中におけるブルーコスモスの存在が示唆された最初の場面である。
 
:カズイの指摘は「当たらずといえど、遠からず」といったところか。なお、これが『SEED』作中におけるブルーコスモスの存在が示唆された最初の場面である。
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:「あっ、助けに来てくれたの?」
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:第25話より。[[オーブ連合首長国|オーブ]]近海で、[[アスラン・ザラ|アスラン]]達の猛攻を受けて一進一退の攻防を繰り返していた際に、オーブ軍艦隊が接近してきた際のセリフ。
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:彼はオーブ国民であるため、オーブ軍が助けに来てくれたと誤解してしまうのは、仕方がないだろう。しかし、地球連合軍とザフト軍は戦時中で、しかも戦闘中であったため、両軍がオーブ領海内に入らないように緊急出動してきたので、当然近づけば撃たれてしまう。マリューはすぐに転進を指示した。
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;「取れませんっ! どのチャンネルもずっと同じ電文が返ってくるだけですよぉッ! 各自防衛線を維持しつつ臨機応変に応戦せよ』ってぇッ!」
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:第35話より。[[アラスカ基地]]の戦闘でザフト軍の大攻勢を前に、主力隊を欠いた地球連合軍は大損害を被っており、アークエンジェルと共に出動したアラスカ守備軍第五護衛隊の艦隊も次々に撃沈されてしまう。
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:マリューは司令部とのコンタクトを取ろうとした際のカズイのセリフ。
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:この時点で味方の損害は凄まじく陸海空の各防衛線も完全に瓦解しているにも関わらず、意味のない電文を垂れ流す司令部にマリューは不信感を覚えるが……
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:感情の籠った泣きそうな声で絶叫しており、高戸靖広氏の熱演が光る場面でもある。
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;「うわああぁぁッ! もうダメだぁッ!」
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:第35話より。[[アラスカ基地]]の戦闘で、アークエンジェルも次々に被害が拡大し、ブリッジ付近が被弾した際の絶叫。ロメロ・パルからは「落ち着け! 馬鹿野郎!」と一喝される。
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:ちなみにパル役もカズイと同じ高戸靖広氏が担当しており、カズイの泣き言とパルの一喝という正反対の感情の演じ分けが行われている。
 
;「…けど…俺だけ降りるって言ったら…みんな臆病者とか卑怯者とか…俺のこと思うんだろ!?」<br />「どうせそうだろうけどさ…でも…だって俺、出来ることなんか無いよ…戦うなんて! そんなことは出来る奴がやってくれよ!」
 
;「…けど…俺だけ降りるって言ったら…みんな臆病者とか卑怯者とか…俺のこと思うんだろ!?」<br />「どうせそうだろうけどさ…でも…だって俺、出来ることなんか無いよ…戦うなんて! そんなことは出来る奴がやってくれよ!」
 
:第38話より。[[オーブ連合首長国|オーブ]]で[[アークエンジェル]]を降りる際、[[サイ・アーガイル|サイ]]に言った台詞。カズイ自身、自分の弱さを自覚しているものの周囲が自分をどう見るのかと不安がっているのが分かる。
 
:第38話より。[[オーブ連合首長国|オーブ]]で[[アークエンジェル]]を降りる際、[[サイ・アーガイル|サイ]]に言った台詞。カズイ自身、自分の弱さを自覚しているものの周囲が自分をどう見るのかと不安がっているのが分かる。

2024年3月9日 (土) 18:34時点における版

カズイ・バスカーク
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 高戸靖広
デザイン 平井久司
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
SRWでの分類 サブパイロット
テンプレートを表示
プロフィール
種族 地球人ナチュラル
性別
生年月日 C.E.55年8月25日
星座 乙女座
年齢 16歳
身長 159 cm
体重 61.5 kg
血液型 B型
所属組織 民間人 ⇒ 地球連合軍 ⇒ 民間人
所属部隊 アークエンジェル隊
役職 通信士
軍階級 二等兵
テンプレートを表示

カズイ・バスカークは『機動戦士ガンダムSEED』の登場人物。

概要

ヘリオポリスにおけるキラ・ヤマトの工業カレッジでの友人の一人。サイトール達と共にヘリオポリス襲撃に巻き込まれ、後にアークエンジェルの通信担当となる。

臆病かつ優柔不断な性格で、キラを友人として認めているが、コーディネイターであること故に不安を抱く一面もあり、激戦続きの中で不安を煽る気弱な言動も目立っていた[1]。また、ブルーコスモスの呼称を作中で初めて述べたのはカズイである。

地球連合軍オーブ攻撃の際に、苦悩しながらも自らの意志で艦を降りることになる。以降の物語には登場せず、続編機動戦士ガンダムSEED DESTINY』にも登場しない。

登場作品と役柄

αシリーズ

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
初登場作品。今作ではNPC。原作と同様にアークエンジェルを降りる(ただし、原作と異なり、逃げ出す形になる)が、カミーユと途中で出くわし、それが結果的に悩んでいたカミーユを再び立ち上がらせる切っ掛けとなる。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
中盤までアークエンジェルのサブパイロットとして使えるが、案の定永久離脱する。その際、サイだけではなく宗介かなめにも見送られている。
便利な精神コマンドを大量に覚えるため、プレイヤーからはカズイの離脱を本気で惜しまれる。
スーパーロボット大戦W
『SEED』メンバーが後半までほぼ出ないので、元々出番の少ない彼は全く出ない。
本作ではオーブ戦で離脱するが、その後偶然とはいえウズミに出会い、結果的に彼の最期を見届けることになる。

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
Cサポートユニット。
スーパーロボット大戦DD
序章ワールド3から登場するNPC。
本作ではアークエンジェルから降りないため、2章Part1「終わらない明日へ」で久々に登場している。

パイロットステータス

精神コマンド

J
幸運狙撃気合鉄壁直撃かく乱
戦艦を運用するに上で重要な精神を全て備えている、故に彼の離脱は大変惜しい。

サポートアビリティ

争いを嫌う心
C。回避率アップ。

人間関係

キラ・ヤマト
友人だが、彼のコーディネイターとしての技能には否定的。
サイ・アーガイル
友人。艦を降りる際に唯一見送られた。
トール・ケーニヒ
友人。
ウズミ・ナラ・アスハ
原作では特に絡みは無いが、『W』ではテッカマンランスの攻撃から庇われ、彼の最期を見届ける事に。

他作品との人間関係

カミーユ・ビダン
第3次α』ではアークエンジェルを降りた際に彼と出会い、彼を立ち直らせるきっかけになった。
相良宗介千鳥かなめ
J』では、彼等に見送られながら艦を降りる事に。

名台詞

「フレイって、ブルーコスモス?」
第8話より。キラを嫌い、ラクスと握手する事を嫌がるなどコーディネイターに対する偏見が一際強いフレイに対してカズイが言った言葉。
フレイはカズイの指摘に対して即座に否定しているが、実は彼女の父親のジョージ・アルスターはブルーコスモスの幹部格(劇中では明示されてはいないが)であった。
カズイの指摘は「当たらずといえど、遠からず」といったところか。なお、これが『SEED』作中におけるブルーコスモスの存在が示唆された最初の場面である。
「あっ、助けに来てくれたの?」
第25話より。オーブ近海で、アスラン達の猛攻を受けて一進一退の攻防を繰り返していた際に、オーブ軍艦隊が接近してきた際のセリフ。
彼はオーブ国民であるため、オーブ軍が助けに来てくれたと誤解してしまうのは、仕方がないだろう。しかし、地球連合軍とザフト軍は戦時中で、しかも戦闘中であったため、両軍がオーブ領海内に入らないように緊急出動してきたので、当然近づけば撃たれてしまう。マリューはすぐに転進を指示した。
「取れませんっ! どのチャンネルもずっと同じ電文が返ってくるだけですよぉッ! 各自防衛線を維持しつつ臨機応変に応戦せよ』ってぇッ!」
第35話より。アラスカ基地の戦闘でザフト軍の大攻勢を前に、主力隊を欠いた地球連合軍は大損害を被っており、アークエンジェルと共に出動したアラスカ守備軍第五護衛隊の艦隊も次々に撃沈されてしまう。
マリューは司令部とのコンタクトを取ろうとした際のカズイのセリフ。
この時点で味方の損害は凄まじく陸海空の各防衛線も完全に瓦解しているにも関わらず、意味のない電文を垂れ流す司令部にマリューは不信感を覚えるが……
感情の籠った泣きそうな声で絶叫しており、高戸靖広氏の熱演が光る場面でもある。
「うわああぁぁッ! もうダメだぁッ!」
第35話より。アラスカ基地の戦闘で、アークエンジェルも次々に被害が拡大し、ブリッジ付近が被弾した際の絶叫。ロメロ・パルからは「落ち着け! 馬鹿野郎!」と一喝される。
ちなみにパル役もカズイと同じ高戸靖広氏が担当しており、カズイの泣き言とパルの一喝という正反対の感情の演じ分けが行われている。
「…けど…俺だけ降りるって言ったら…みんな臆病者とか卑怯者とか…俺のこと思うんだろ!?」
「どうせそうだろうけどさ…でも…だって俺、出来ることなんか無いよ…戦うなんて! そんなことは出来る奴がやってくれよ!」
第38話より。オーブアークエンジェルを降りる際、サイに言った台詞。カズイ自身、自分の弱さを自覚しているものの周囲が自分をどう見るのかと不安がっているのが分かる。
これに対してサイは「情けない」などとは言わず「お前は優しいから」と言い、アークエンジェルを降りる彼を見送った。
ちなみに、キラカガリは、サイとカズイの別れの様子を物陰から見守っている。
第3次α』では、発言する相手がサイではなくカミーユになっているため、台詞も若干アレンジされている。

スパロボシリーズの名台詞

「サガラ君… 君にそう言ってくれるなんて」
「う、うん!」
J』第38話「道を選ぶとき」より。アークエンジェルを降りる場面での台詞。
根っからの軍人である宗介から直々に戦い以外にも重要なものがあると説かれ、卑屈だった原作と比べて退艦時の様子がかなり前向きになっている。
卑屈なまま退場した彼にとってまさに救いと呼べる場面だが、戦力的にカズイの精神コマンドは超重要なのでプレイヤー的には救われない。

搭乗機体

アークエンジェル
通信士担当。

余談 

  • ちなみに『SEED』の物語中盤、OPでの主要キャラクター全員集合のシーンで、これまでサイ達と共に写っていたカズイがいなくなっている時期があり、カズイの死亡フラグ説が流布していた(結局スタッフのミスであったが)。
  • アークエンジェルを降りて以降のカズイの動向は不明だが、書籍『機動戦士ガンダムSEED RGB』においてカズイと思しき老人が登場している。
  • 実はSEEDの世界ではスペースコロニー生まれのコロニー育ち(プラント生まれのコーディネイターを除く)と明言されている唯一の人物で、本来の宇宙世紀ならばスペースノイドに当たる生い立ちをしている。もっともコズミック・イラではナチュラルとコーディネイターの対立軸が苛烈であるため、宇宙居住者としての軋轢は全く書かれていない。

脚注

  1. もっとも、カズイは戦争という暴力と無縁の世界で生きてきた、民間人である故に仕方が無い面もある。その意味で、カズイの反応こそが「普通」であるとも言える。

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