「ジオン兵」の版間の差分

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[[ジオン公国軍]]及びその残党の一般兵士。スパロボではあまり区別されないがジオン・ズム・ダイクンを支持する派と、[[ザビ家]]を支持する派がある。
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[[ジオン公国軍]]及びその残党の一般兵士。スパロボではあまり区別されないが、ジオン・ズム・ダイクンを支持する派と[[ザビ家]]を支持する派が存在する。
  
 
[[一年戦争]]の開戦当初は熟練した[[モビルスーツ|MS]]パイロットを揃えていたが、激戦の中で多くの戦死者が出たことによって末期は学徒兵を使わなければならないほど人材不足に陥った。
 
[[一年戦争]]の開戦当初は熟練した[[モビルスーツ|MS]]パイロットを揃えていたが、激戦の中で多くの戦死者が出たことによって末期は学徒兵を使わなければならないほど人材不足に陥った。
  
近作では島田敏氏の一般兵ボイスが使われているのがこのジオン兵となる。数多いる一般兵の声優の中で、島田氏の演じるそれはまさに「ザコの鑑」と言うべき三下くさく、なおかつ妙に印象的な声色であり、その特徴的な声色から、一部ファンからは'''「島田兵」'''なる愛称で呼ばれている。
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近作では島田敏氏の一般兵ボイスが使われているのが、このジオン兵となる。数多いる一般兵の[[声優]]の中で、島田氏の演じるそれはまさに「ザコの鑑」と言うべき三下臭く、なおかつ妙に印象的な声色であり、その特徴的な声色から、一部ファンからは'''「島田兵」'''なる[[俗語・俗称|愛称]]で呼ばれている。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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;[[スーパーロボット大戦α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
:CVは島田敏。本編スタート時の時代背景が『[[機動戦士Ζガンダム]]』設定のため相応のベテランパイロットと思われるが腕も声もヘタレている。基本的に旧式を愛用しているが、終盤近くになると[[ネオ・ジオン]]のMSにちゃっかり乗り込んでたりする。
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:CVは島田敏。本編スタート時の時代背景が『[[機動戦士Ζガンダム]]』設定のため相応のベテランパイロットと思われるが腕も声もヘタレている。
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:基本的に旧式を愛用しているが、終盤近くになると[[ネオ・ジオン]]のMSにちゃっかり乗り込んでたりする。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
 
:CVは小杉十郎太、山田義晴。0083仕様の兵士が登場する。ボイスパターンのせいで、強気の兵士と弱気な兵士がいるように思える。
 
:CVは小杉十郎太、山田義晴。0083仕様の兵士が登場する。ボイスパターンのせいで、強気の兵士と弱気な兵士がいるように思える。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
:CVは島田敏。リアル系女ルートで敵として、登場。連邦兵をコーディネイター打倒のために援護する一幕があり、「人の心の光」が悪い方向に作用してしまっていた。
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:CVは島田敏。リアル系女ルートで敵として、登場。連邦兵を[[コーディネイター]]打倒のために援護する一幕があり、「人の心の光」が悪い方向に作用してしまっていた。
  
 
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;[[スーパーロボット大戦Z]]
 
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:[[ガザC]]に乗る。島田敏氏のボイスで新規収録がされており、従来よりも強気な島田兵ボイスを聞くことができる。もっともガザCでは大した活躍が望めないが。<br/>ガンダムはもとより合体ロボ、スーパーロボット、[[オーバーマン]]に[[ウォーカーマシン]]、果てはビッグオーとやたら大量に特殊セリフがある。
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:[[ガザC]]に乗る。島田敏氏のボイスで新規収録がされており、従来よりも強気な島田兵ボイスを聞くことができる。もっとも、ガザCでは大した活躍が望めないが…。
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:[[ガンダムタイプ]]はもとより合体ロボ、スーパーロボット、[[オーバーマン]]に[[ウォーカーマシン]]、果ては[[ビッグ・オー]]とやたら大量に[[特殊戦闘台詞]]がある。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
:素顔のジオン兵が初登場。髭の生えたジオン兵は『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』における兵士が元ネタ。
 
:素顔のジオン兵が初登場。髭の生えたジオン兵は『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』における兵士が元ネタ。
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;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
 
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:担当声優は島田敏、佐藤正治、塩屋浩三。序盤~中盤にかけて登場。機体を捕獲された際は脱出していることが明かされている。
 
:担当声優は島田敏、佐藤正治、塩屋浩三。序盤~中盤にかけて登場。機体を捕獲された際は脱出していることが明かされている。
:戦艦の方は[[ジオン士官|士官]]になっている。担当声優は幹本雄之、安井邦彦。
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:[[戦艦]]の方は[[ジオン士官|士官]]になっている。担当声優は幹本雄之、安井邦彦。
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
 
:今回も島田兵は健在(音声は旧録分の流用)。同じ顔グラフィックで「[[MS乗り]]」なる一般兵も登場する。
 
:今回も島田兵は健在(音声は旧録分の流用)。同じ顔グラフィックで「[[MS乗り]]」なる一般兵も登場する。
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== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
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古参兵が多いことを表現しているのか、作品によっては他勢力の一般兵より[[技量]]が5~10程度高いことがある。気づかないことも多いが、[[クリティカル]]によって思わぬ痛手を喰らうこともある。
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古参兵が多いことを表現しているのか、作品によっては他勢力の一般兵より[[技量]]が5~10程度高いことがある。気付かないことも多いが、[[クリティカル]]によって思わぬ痛手を喰らうこともある。
  
 
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== 名台詞 ==
 
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;「あんなの飾りです! 偉い人にはそれがわからんのですよ」
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:『[[機動戦士ガンダム]]』第42話より。[[シャア・アズナブル|シャア]]からジオングに脚部が無いことを指摘された整備兵が返した有名な台詞である(誤解されがちだが'''「脚なんて飾りです」'''ではない)。
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:結構ネタにされやすい台詞であり、「○○なんて飾りです! 偉い人にはそれがわからんのです」という形のパロディがよく見られる。
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:なお、上記の台詞を叫んだ整備兵の[[声優]]は、劇場版では島田敏氏が担当している。MSパイロットではないものの、スパロボにおける島田兵のルーツと言ってもいい存在かもしれない。
 
;「ああっ、ひ、火がっ。母さん…!」
 
;「ああっ、ひ、火がっ。母さん…!」
:『[[機動戦士ガンダム]]』第42話より。[[ザク]]に搭乗するジオン学徒兵の断末魔。戦いに慣れていない彼は[[ジオング]]と[[ガンダム]]との戦いの中に割って入ろうとしたのだが、敵軍の[[エース]]である[[アムロ・レイ|アムロ]]によって撃墜されてしまったのであった。
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:同じく『機動戦士ガンダム』第42話より。[[ザク]]に搭乗するジオン学徒兵の断末魔。戦いに慣れていない彼は[[ジオング]]と[[ガンダム]]との戦いの中に割って入ろうとしたのだが、敵軍の[[エース]]である[[アムロ・レイ|アムロ]]によって撃墜されてしまったのであった。
 
:「無名の兵士もまた血の通った人間である」と感じさせると同時に、視聴者の胸を締めつける悲しい台詞である。
 
:「無名の兵士もまた血の通った人間である」と感じさせると同時に、視聴者の胸を締めつける悲しい台詞である。
 
:ちなみに、この学徒兵の名前は[[漫画]]『機動戦士ガンダム 光芒のア・バオア・クー』にて「'''アルバート・ベル'''」と判明している。
 
:ちなみに、この学徒兵の名前は[[漫画]]『機動戦士ガンダム 光芒のア・バオア・クー』にて「'''アルバート・ベル'''」と判明している。
;「あんなの飾りです!偉い人にはそれがわからんのですよ」
 
:こちらも第42話から。シャアからジオングに脚がないことを指摘された整備兵が返した有名な台詞である(誤解されがちだが「'''脚なんて飾りです'''」ではない)。なお劇場版では島田敏氏が声を勤めており、MSパイロットではないもののスパロボにおける島田兵ボイスのジオン兵のルーツといっていい存在かもしれない。
 
  
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
;「やってやる! やってやるぞ!」<br />「がああっ! パ、パワーが違いすぎる!」<br />「う、うわぁぁぁっ!」
 
;「やってやる! やってやるぞ!」<br />「がああっ! パ、パワーが違いすぎる!」<br />「う、うわぁぁぁっ!」
 
:上記3つの台詞は作品によっては[[ソルジャー|ジオン兵以外の一般兵]]も使用する(というか『[[スーパーロボット大戦F]]』の[[DC兵士]]が初)。
 
:上記3つの台詞は作品によっては[[ソルジャー|ジオン兵以外の一般兵]]も使用する(というか『[[スーパーロボット大戦F]]』の[[DC兵士]]が初)。
:ちなみに、ジオン兵を演じている声優は複数存在するが、中でも島田敏氏が演じているそれは出色の出来であり、まさに「ザコ兵士」というべき三下くさい声色は必聴(…というか、普通にゲームをプレイしていれば嫌でも聴けるが)。
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:ちなみに、ジオン兵を演じている[[声優]]は複数存在するが、中でも島田敏氏が演じているそれは出色の出来であり、まさに「ザコ兵士」というべき三下臭い声色は必聴(…というか、普通にゲームをプレイしていれば嫌でも聴けるが)。
 
;「火が! ば、爆発する!」<br />「い、いや……母さん!!」<br />「しっ死にたく……」<br />「寒い、オレは……死ぬのか……」<br />「たっ助けて……」<br />「うわああっ、まてっ、まてよっ! うわああぁぁぁーっ!!」
 
;「火が! ば、爆発する!」<br />「い、いや……母さん!!」<br />「しっ死にたく……」<br />「寒い、オレは……死ぬのか……」<br />「たっ助けて……」<br />「うわああっ、まてっ、まてよっ! うわああぁぁぁーっ!!」
 
:[[IMPACT]]における撃墜時の台詞。他の一般兵達とは異なる後味の悪さで、印象に残った人も少なくない。
 
:[[IMPACT]]における撃墜時の台詞。他の一般兵達とは異なる後味の悪さで、印象に残った人も少なくない。
 
;「ヤツを倒せば出世できる!」<br/>「金星を頂く!」<br/>「お前を倒して俺はエースになる!」
 
;「ヤツを倒せば出世できる!」<br/>「金星を頂く!」<br/>「お前を倒して俺はエースになる!」
 
:[[Z]]において主役級のパイロットと戦う際の[[特殊戦闘台詞]]。[[α]]でのヘタレぶりとは一変して自信たっぷりだが、[[死亡フラグ|それはそれで自分が見えていないような…]]。
 
:[[Z]]において主役級のパイロットと戦う際の[[特殊戦闘台詞]]。[[α]]でのヘタレぶりとは一変して自信たっぷりだが、[[死亡フラグ|それはそれで自分が見えていないような…]]。
;「ガソリンで動く機体なんぞに!」<br/>「ヤツめ、本当はモビルスーツなんだろう!?」<br/>「ガソリンで、何であんな力が出せるんだ!?」
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;「ガソリンで動く機体なんぞに!」<br/>「ヤツめ、本当は[[モビルスーツ]]なんだろう!?」<br/>「ガソリンで、何であんな力が出せるんだ!?」
:ザブングル系との特殊戦闘台詞。ウォーカーマシンがガソリン動力であることがとことん納得できない様子。
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:ザブングル系との特殊戦闘台詞。どうやら、[[ウォーカーマシン]]が[[動力・エンジン・エネルギー #か行|ガソリン動力]]である事がとことん納得できない様子。
 
;「何がオーバーマンだ!」<br/>「おい、お前のどこが『オーバー』なんだあ?」<br/>「ぐうっ…オーバーにやられちまったあ!」
 
;「何がオーバーマンだ!」<br/>「おい、お前のどこが『オーバー』なんだあ?」<br/>「ぐうっ…オーバーにやられちまったあ!」
:オーバーマンとの特殊戦闘台詞。「オーバー」に引っ掛けて色々難癖をつけるが、追い詰められて最後には洒落を言ってしまう。
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:[[オーバーマン]]との特殊戦闘台詞。「オーバー」に引っ掛けて色々難癖をつけるが、追い詰められて最後には駄洒落を言ってしまう。
:ちなみに最後の洒落には他にも「月だけに運が尽きた(対ザンボット)」「派手にやられちまったぜ(対派手な色の敵)」といった種類がある。
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:ちなみに、最後の駄洒落には他にも「[[月]]だけに運が尽きた(対[[ザンボット3]])」「派手にやられちまったぜ(対派手な色の敵)」といった種類がある。
 
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2015年8月14日 (金) 18:45時点における版

ジオン兵(Zeon Soldier)

ジオン公国軍及びその残党の一般兵士。スパロボではあまり区別されないが、ジオン・ズム・ダイクンを支持する派とザビ家を支持する派が存在する。

一年戦争の開戦当初は熟練したMSパイロットを揃えていたが、激戦の中で多くの戦死者が出たことによって末期は学徒兵を使わなければならないほど人材不足に陥った。

近作では島田敏氏の一般兵ボイスが使われているのが、このジオン兵となる。数多いる一般兵の声優の中で、島田氏の演じるそれはまさに「ザコの鑑」と言うべき三下臭く、なおかつ妙に印象的な声色であり、その特徴的な声色から、一部ファンからは「島田兵」なる愛称で呼ばれている。

登場作品と役柄

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦IMPACT
CVは青野武、カシワクラツトム、山崎たくみ、大友龍三郎。断末魔のボイスが哀愁を誘う(後述)。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
CVは島田敏。本編スタート時の時代背景が『機動戦士Ζガンダム』設定のため相応のベテランパイロットと思われるが腕も声もヘタレている。
基本的に旧式を愛用しているが、終盤近くになるとネオ・ジオンのMSにちゃっかり乗り込んでたりする。
第2次スーパーロボット大戦α
CVは小杉十郎太、山田義晴。0083仕様の兵士が登場する。ボイスパターンのせいで、強気の兵士と弱気な兵士がいるように思える。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
CVは島田敏。リアル系女ルートで敵として、登場。連邦兵をコーディネイター打倒のために援護する一幕があり、「人の心の光」が悪い方向に作用してしまっていた。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
ガザCに乗る。島田敏氏のボイスで新規収録がされており、従来よりも強気な島田兵ボイスを聞くことができる。もっとも、ガザCでは大した活躍が望めないが…。
ガンダムタイプはもとより合体ロボ、スーパーロボット、オーバーマンウォーカーマシン、果てはビッグ・オーとやたら大量に特殊戦闘台詞がある。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
素顔のジオン兵が初登場。髭の生えたジオン兵は『UC』における兵士が元ネタ。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
スーパーロボット大戦A PORTABLE
PSPへの移植により声がついた。ちなみに声優は山崎たくみ氏。

単独作品

スーパーロボット大戦GCXO
担当声優は島田敏、佐藤正治、塩屋浩三。序盤~中盤にかけて登場。機体を捕獲された際は脱出していることが明かされている。
戦艦の方は士官になっている。担当声優は幹本雄之、安井邦彦。
スーパーロボット大戦Operation Extend
今回も島田兵は健在(音声は旧録分の流用)。同じ顔グラフィックで「MS乗り」なる一般兵も登場する。

関連作品

リアルロボット戦線
「ジオン一般兵」名義。スポット参戦の味方としても登場し得る。能力は同一だが、戦闘BGMはファースト・『Z』・『ZZ』の3パターンが存在する。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

古参兵が多いことを表現しているのか、作品によっては他勢力の一般兵より技量が5~10程度高いことがある。気付かないことも多いが、クリティカルによって思わぬ痛手を喰らうこともある。

精神コマンド

リアルロボット戦線
熱血(戦闘BGMが『Z』の者はド根性

特殊技能(特殊スキル)

第3次Z時獄篇
底力援護攻撃ガード闘争心

人間関係

ザビ家
支配者の一族。
ホワイトベース隊
落とすべき宿敵。

名台詞

「あんなの飾りです! 偉い人にはそれがわからんのですよ」
機動戦士ガンダム』第42話より。シャアからジオングに脚部が無いことを指摘された整備兵が返した有名な台詞である(誤解されがちだが「脚なんて飾りです」ではない)。
結構ネタにされやすい台詞であり、「○○なんて飾りです! 偉い人にはそれがわからんのです」という形のパロディがよく見られる。
なお、上記の台詞を叫んだ整備兵の声優は、劇場版では島田敏氏が担当している。MSパイロットではないものの、スパロボにおける島田兵のルーツと言ってもいい存在かもしれない。
「ああっ、ひ、火がっ。母さん…!」
同じく『機動戦士ガンダム』第42話より。ザクに搭乗するジオン学徒兵の断末魔。戦いに慣れていない彼はジオングガンダムとの戦いの中に割って入ろうとしたのだが、敵軍のエースであるアムロによって撃墜されてしまったのであった。
「無名の兵士もまた血の通った人間である」と感じさせると同時に、視聴者の胸を締めつける悲しい台詞である。
ちなみに、この学徒兵の名前は漫画『機動戦士ガンダム 光芒のア・バオア・クー』にて「アルバート・ベル」と判明している。

スパロボシリーズの名台詞

「やってやる! やってやるぞ!」
「がああっ! パ、パワーが違いすぎる!」
「う、うわぁぁぁっ!」
上記3つの台詞は作品によってはジオン兵以外の一般兵も使用する(というか『スーパーロボット大戦F』のDC兵士が初)。
ちなみに、ジオン兵を演じている声優は複数存在するが、中でも島田敏氏が演じているそれは出色の出来であり、まさに「ザコ兵士」というべき三下臭い声色は必聴(…というか、普通にゲームをプレイしていれば嫌でも聴けるが)。
「火が! ば、爆発する!」
「い、いや……母さん!!」
「しっ死にたく……」
「寒い、オレは……死ぬのか……」
「たっ助けて……」
「うわああっ、まてっ、まてよっ! うわああぁぁぁーっ!!」
IMPACTにおける撃墜時の台詞。他の一般兵達とは異なる後味の悪さで、印象に残った人も少なくない。
「ヤツを倒せば出世できる!」
「金星を頂く!」
「お前を倒して俺はエースになる!」
Zにおいて主役級のパイロットと戦う際の特殊戦闘台詞αでのヘタレぶりとは一変して自信たっぷりだが、それはそれで自分が見えていないような…
「ガソリンで動く機体なんぞに!」
「ヤツめ、本当はモビルスーツなんだろう!?」
「ガソリンで、何であんな力が出せるんだ!?」
ザブングル系との特殊戦闘台詞。どうやら、ウォーカーマシンガソリン動力である事がとことん納得できない様子。
「何がオーバーマンだ!」
「おい、お前のどこが『オーバー』なんだあ?」
「ぐうっ…オーバーにやられちまったあ!」
オーバーマンとの特殊戦闘台詞。「オーバー」に引っ掛けて色々難癖をつけるが、追い詰められて最後には駄洒落を言ってしまう。
ちなみに、最後の駄洒落には他にも「だけに運が尽きた(対ザンボット3)」「派手にやられちまったぜ(対派手な色の敵)」といった種類がある。