「シーゲル・クライン」の版間の差分
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− | 穏健派と言われており、劇中でもそのような印象を受けるが、'''開戦初期の地球降下作戦や[[ニュートロンジャマー]]の投入が行われた当時のプラントの最高評議会議長はシーゲルであり、最終的な決定および指示を下したのも彼である''' | + | 穏健派と言われており、劇中でもそのような印象を受けるが、'''開戦初期の地球降下作戦や[[ニュートロンジャマー]]の投入が行われた当時のプラントの最高評議会議長はシーゲルであり、最終的な決定および指示を下したのも彼である'''。当時およびその後長期に渡って最高評議会議長の地位についている以上、議会の多数派を握っていた筈であり、その意向が反映されていないとは考え難い。しかし、血のバレンタインから特に目立った戦果を得られなかった為、国民感情を抑える為に強硬せざる得なかったという可能性もある。 |
− | インフラの破壊による犠牲は、強硬派とされるパトリックの主張した[[核ミサイル|核]] | + | インフラの破壊による犠牲は、強硬派とされるパトリックの主張した[[核ミサイル|核]]攻撃による報復よりも遥かに被害が大きく(尤も地球連合側の対応が核ミサイルを撃ったにも関わらず、それをプラントの自作自演という問題があるものだった事にも原因があるが)、「目的のために多大な犠牲を厭わない」と言う本当に穏健派なのかという疑問が沸く。もっとも、そういった政治的重要度とは裏腹に彼に関する描写は少ない。そのため本当に穏健派だった可能性も、穏健派の皮を被った強硬派であった可能性も等しく考えられ、SEED全体における描写不足の被害者の一人とも言える。 |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == |
2015年5月25日 (月) 01:10時点における版
シーゲル・クライン(Siegel Clyne)
- 登場作品:機動戦士ガンダムSEED
- 声優:秋元羊介
- 種族:地球人(コーディネイター)
- 性別:男
- 所属:プラント
- 階級:最高評議会議長
- 年齢:49歳
プラントの最高責任者として、血のバレンタイン事件後、地球連合に対し開戦するが、自身は地球連合との交渉を考えていた穏健派であり、コーディネイターの出生率低下に対してはナチュラルと交雑、回帰により解消すべきと考えていた。
強硬派のパトリック・ザラと激しく対立して彼によりその地位を逐われ、ラクスによるフリーダム強奪事件の後、クライン派の兵と共に行方をくらますもパトリックの指示を受けた特殊部隊により発見・射殺された(フリーダム強奪以前は行方を晦ましていなかった事を考えると、結果的に娘の行動が原因となって暗殺に追い込まれたとも言える)。
穏健派と言われており、劇中でもそのような印象を受けるが、開戦初期の地球降下作戦やニュートロンジャマーの投入が行われた当時のプラントの最高評議会議長はシーゲルであり、最終的な決定および指示を下したのも彼である。当時およびその後長期に渡って最高評議会議長の地位についている以上、議会の多数派を握っていた筈であり、その意向が反映されていないとは考え難い。しかし、血のバレンタインから特に目立った戦果を得られなかった為、国民感情を抑える為に強硬せざる得なかったという可能性もある。
インフラの破壊による犠牲は、強硬派とされるパトリックの主張した核攻撃による報復よりも遥かに被害が大きく(尤も地球連合側の対応が核ミサイルを撃ったにも関わらず、それをプラントの自作自演という問題があるものだった事にも原因があるが)、「目的のために多大な犠牲を厭わない」と言う本当に穏健派なのかという疑問が沸く。もっとも、そういった政治的重要度とは裏腹に彼に関する描写は少ない。そのため本当に穏健派だった可能性も、穏健派の皮を被った強硬派であった可能性も等しく考えられ、SEED全体における描写不足の被害者の一人とも言える。
登場作品と役柄
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 謀殺される経緯も含め、概ね原作同様の役回りを演じる。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 名前のみの登場。
- スーパーロボット大戦W
- 今回も役回りは大体同じで、パトリックに火星の後継者と手を切るように忠告した。
- スーパーロボット大戦L
- ラクスの父として名前のみ登場。
人間関係
- ラクス・クライン
- 娘。
- パトリック・ザラ
- 政敵。旧友でもあり、時折ファーストネームで互いを呼び合う。しかし、路線対立の末にパトリックが送った刺客によってシーゲルは暗殺されてしまった。
- 叢雲劾
- シーゲルはサーペントテールを高く評価し、何度も仕事の依頼をしている。
名台詞
- 「パトリック! 命は生まれ出ずるものだ。作り出す物ではない!」
「我らは進化したのではないぞ……」 - 第20話「おだやかな日に」より。パトリック・ザラと議論した際に言った台詞。両者の性格や考え方の違いがよくわかるシーンでもある。
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