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;「そうだ、我が軍の力を見せて、自己批判を求める」<br/>副官「自己批判を拒んだ場合は?」<br/>「その時は……」 | ;「そうだ、我が軍の力を見せて、自己批判を求める」<br/>副官「自己批判を拒んだ場合は?」<br/>「その時は……」 | ||
:34話「月が見えた!」より。上記のお茶会の後にティファをコロニーレーザーに連れて行き、自身の過ちを認めるように強要しようとする。自己批判を拒否した場合は殺害する心積りだった。 | :34話「月が見えた!」より。上記のお茶会の後にティファをコロニーレーザーに連れて行き、自身の過ちを認めるように強要しようとする。自己批判を拒否した場合は殺害する心積りだった。 | ||
− | : | + | :この動きはランスローやニコラにも勘付かれており、失望されている。特にニコラはニュータイプの力を目の当たりにしながらも拒絶されるとは思ってもいなかったらしく、自分の行動でティファの命が危険に晒されてしまったため、「彼女を連れてきたのは間違いだった」とひどく後悔している。何とかフリーデンへ返すことが出来ないかと模索する事になる。 |
;「ガ、ガンダムめッ!」 | ;「ガ、ガンダムめッ!」 | ||
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;「オールドタイプ共めッ!」 | ;「オールドタイプ共めッ!」 | ||
:月面マイクロウェーブ基地から出港し、停戦したはずの戦闘が再開されているのを新連邦の策略だと邪推し、新連邦軍旗艦アマネセルへ砲塔を向けた直後にフロスト兄弟のサテライトランチャーで宇宙革命軍旗艦ガーベラごと吹き飛ばされて、葬りさられた。 | :月面マイクロウェーブ基地から出港し、停戦したはずの戦闘が再開されているのを新連邦の策略だと邪推し、新連邦軍旗艦アマネセルへ砲塔を向けた直後にフロスト兄弟のサテライトランチャーで宇宙革命軍旗艦ガーベラごと吹き飛ばされて、葬りさられた。 | ||
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== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
;「我々が人類を統治する事でニュータイプは目覚める!そのためには地球に巣食う俗物どもを打倒し…」 | ;「我々が人類を統治する事でニュータイプは目覚める!そのためには地球に巣食う俗物どもを打倒し…」 | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦Z|Z]] | + | :『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』ミネルバ一時残留ルート第52話「黒歴史の真実」およびミネルバ離脱ルート第50話「私はD.O.M.E.・・・・・・」より。ブラッドマンから15年前の大戦以来、ランスローしかニュータイプがいないという事実を突き付けられた際の反論。流石に苦しい物言いである。 |
== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == |
2024年10月13日 (日) 22:37時点における最新版
ザイデル・ラッソ | |
---|---|
登場作品 | |
声優 | 岸野一彦 |
デザイン | 西村誠芳 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦R |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(スペースノイド) |
性別 | 男 |
所属 | 宇宙革命軍 |
役職 | 総統 |
ザイデル・ラッソは『機動新世紀ガンダムX』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
宇宙革命軍総統。ニュータイプを中心に据えたニュータイプ主義を宇宙革命軍の思想とし、地球のオールドタイプを徹底的に見下している。
「ニュータイプ主義」を掲げニュータイプを人の革新と謳ってはいるものの、実際は自らの権力独占と選民思想の正当化の為のお題目に過ぎず、本当の意味でのニュータイプの力は理解もしていなければ興味すら示していなかった。彼が言うニュータイプとは、彼にとって都合がいい人間であるかどうかでしかない。
かつてニュータイプであったが能力は失ってしまったランスロー・ダーウェルはプロパガンダや人心掌握に使えるために飾り物的な英雄にしたり、本物のニュータイプ能力者であるティファ・アディールに対しては、彼女が地球出身のニュータイプであるという理由から彼女をニュータイプであるとは認めず、むしろ異質な存在であるかのように危険視し排除しようとまで考えており、ランスローや腹心であったニコラの反感や失望を買っている。
15年前に失敗に終わった地球の攻略を再び実行せんと野心を燃やしており、失敗の原因は国力の差を覆す短期決戦ができなかった事だとし、かつて計画されていた先制攻撃で地球そのものをコロニーレーザーで撃ち圧倒的優位を築いて地球に降伏を迫るという「ダリア作戦」を再開する。着々と準備を進め、計画を妨害しようとするレジスタンス組織「サテリコン」の壊滅にも成功し、「地球生まれのニュータイプ」であるティファに見学させながら悠々の計画完了と行く寸前だったが、いよいよ発射という段になってからガロード・ランの邪魔が入る。 サテライトキャノンでコロニーレーザーを破壊するという脅しをかけられティファの返還を余儀なくされた上、ティファを返した後で約束を破られてコロニーレーザーも破壊されてしまうという、屈辱的な形で計画を阻まれてしまう。
その後、ニコラから地球との和平を提案されるも、なおも地球への攻撃を諦めようとしないザイデルは、彼を反逆者として処刑。この結果、かえってランスローの失望を買い、彼が宇宙革命軍を離反する決定的な要因を作ってしまった。
切り札であったコロニーレーザーを失ってしまったザイデルは地球圏の覇権を握る鍵とされる「D.O.M.E.」に接触して、自らがニュータイプになる、あるいはファーストニュータイプに認められた「選民」になろうと目論むが、「D.O.M.E.」からは、射出されたGビットによる抵抗で拒絶され、同じくを目指す新連邦軍との間で戦闘状態となり、激戦を繰り広げる。その後、「D.O.M.E.」に招かれ中枢部に赴くも、政敵となるフィクス・ブラッドマンと醜い言い争いを繰り広げ、「D.O.M.E.」からも、ニュータイプ主義に陥っている限り、スペースノイドに未来はないと突き放された。
「D.O.M.E.」が機能を停止するに及んで、なおもニュータイプ主義にこだわり戦闘を続行しようとしたが、最後は、ガンダムヴァサーゴチェストブレイクとガンダムアシュタロンハーミットクラブのサテライトランチャーの不意打ちによって乗艦ごと消滅させられた。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Z
- 本作ではNPC。原作での醜い言い争いも、その最期もしっかり再現されている。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦R
- 初登場作品。ネオ・ジオンに所属しており、本作では地球側の敵組織が存在しないので、原作では敵だったフロスト兄弟やニュータイプ研究所の面々も同士である。
- シナリオ「戦士、再び…」でサダラーンに乗る。この作品では死亡せず、デキム共々地球で裁きを受けることとなった。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
特殊技能[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ランスロー・ダーウェル
- 15年前の戦いの時からの部下であるニュータイプの男性。ニュータイプの力を失った彼を前大戦の英雄として祭り上げているが、自らの横暴な振る舞いが原因で最終的には決別される。
- ガロード・ラン
- 自らの考案したダリア作戦を彼によって潰された。
- 『Z』ではニュータイプの意味を本当に理解しているのかと、面と向かって非難される。
- ジャミル・ニート
- 15年前の戦争で、敵として戦った。
- フィクス・ブラッドマン
- 同じ穴のムジナであり、権力欲の権化同士で醜く言い争った。
- また、『Z』では、15年前の大戦から、自分の元にランスロー以外でニュータイプに覚醒した者がいないという事実を突き付けられた。
- フロスト兄弟
- 彼等の手でブラッドマン共々葬り去られる。
- D.O.M.E.
- 彼に対してだけは崇拝の念を抱いていたようだが、彼からも自分のニュータイプ主義を否定されてしまう。
- ニコラ・ファファス
- 宇宙革命軍のスパイ。ザイデルに地球に住むニュータイプの存在を認めさせる為にティファを誘拐したが、ザイデルにとってニュータイプは統制の為の都合の良い道具でしかないことを思い知り失望。
- 最終的に和平を進言した結果、反逆罪で処刑されてしまう。
- しかし彼の死はランスローにザイデルへの不信感を高めることとなり、ランスロー決別の大きな要因となった。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]
宇宙世紀ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]
- アムロ・レイ
- 『R』では、ニュータイプが自分が思っている程器用ではないと、指摘される。
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- 『R』では「ニュータイプがスペースノイドの為に戦う存在」という考えを否定され、ニュータイプを選民思想に利用している事実も指摘された。
- カミーユ・ビダン
- 『R』では「魂をニュータイプという言葉で縛られている」と評される。
- 『Z』では、「ニュータイプであるかはどうかは関係ないが、その考えを認めてはならない」とやはり否定されている。
- ハマーン・カーン
- 『R』ではネオ・ジオンの同僚だが、ニュータイプが何であるかは自分が決めるとまで言いだす傲慢な物言いから、本気で呆れられている。
- 『Z』では、アプリリウス同盟軍として、同盟を結んでいるが、ifルートでは彼女から「ニュータイプの意味を履き違えている男」と見限られる。
- ジュドー・アーシタ
- 『R』では、醜悪なまでにニュータイプに固執する彼に「鬱陶しい存在」と断じられる。
- プルツー
- 『R』では部下。彼女がジュドーによって説得されたため彼女が乗っていたサイコガンダムMk-IIを爆破する。辛くもプルツーは無事だった。
アナザーガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]
- ドモン・カッシュ
- 『R』では、月のマイクロウェーブ送信施設でラウンドナイツに遭遇した際に、彼らに銃を向けるも彼に持っていた銃を取り上げられてしまう。
- トロワ・バートン
- 『R』では、途中までは仲間だったが、いざオペレーション・メテオを発動しようとした矢先に裏切られ怒りを露わにした。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「神の言葉に従いて、大洪水から逃れたノアは、大地の様子を探らんと鳥を放った」
「一度目のカラスは踊らず、二度目の白き鳩は四葉をクローバーを咥えて戻った。ノアは大地の復活を確信し、方舟を新天地へ向けた」 - 32話「あれはGファルコン!」より、初登場する場面にて。
- 自身をノア、宇宙革命軍のコロニーを方舟、先の戦争を大洪水と例えている模様だが、その大洪水は彼自身が引き起こしたものである。
- 彼が放った鳥というスパイの情報を纏め上げ、時期が来たと確信し、戦争準備に取り掛かっている。
- 「そうだろうな、君は力こそあるがニュータイプとは呼べない。ニュータイプとはこの宇宙が人間を変革させて、初めて成立するもの」
「高度な認識力と洞察力、宇宙で生きることで初めて露呈される人の本質。地球で発生した君を私は突然変異と認識している」 - 34話「月が見えた!」より。ザイデルなりにティファの能力を評して。
- 自らのニュータイプ主義と照らし合わせた結果、地球生まれのニュータイプであるティファを変異種と見做している。
- 「だからこそッ! 私はこの少女を認める訳にはいかんのだッ!」
「我々スペースノイドが信じるニュータイプこそ真のニュータイプ。例えどんなに力があろうとも、我々が認めねば、それはニュータイプではない」
「そして、私こそニュータイプを正しく定義する者なのだ」 - 34話「月が見えた!」より。ニコラから「確かな力があり、これほどまでに人の革新を具現化されている例はない」と反論された際に。
- 自身にとって都合の良いニュータイプこそが真のニュータイプと言わんばかりの言い草であり、所詮ニュータイプを統制のための道具としか思っていないことを顕にしている。
- 副官「ティファ・アディールをダリア作戦に同行させるのですか?」
- 「そうだ、我が軍の力を見せて、自己批判を求める」
副官「自己批判を拒んだ場合は?」
「その時は……」 - 34話「月が見えた!」より。上記のお茶会の後にティファをコロニーレーザーに連れて行き、自身の過ちを認めるように強要しようとする。自己批判を拒否した場合は殺害する心積りだった。
- この動きはランスローやニコラにも勘付かれており、失望されている。特にニコラはニュータイプの力を目の当たりにしながらも拒絶されるとは思ってもいなかったらしく、自分の行動でティファの命が危険に晒されてしまったため、「彼女を連れてきたのは間違いだった」とひどく後悔している。何とかフリーデンへ返すことが出来ないかと模索する事になる。
- 「ガ、ガンダムめッ!」
- 34話「月が見えた!」より。コロニーレーザーをガンダムダブルエックスに破壊された際に。
- 「オールドタイプ共めッ!」
- 月面マイクロウェーブ基地から出港し、停戦したはずの戦闘が再開されているのを新連邦の策略だと邪推し、新連邦軍旗艦アマネセルへ砲塔を向けた直後にフロスト兄弟のサテライトランチャーで宇宙革命軍旗艦ガーベラごと吹き飛ばされて、葬りさられた。
- 最後まで敵をオールドタイプと罵っており、D.O.M.E.から真実を述べられても自らが利用してきた「ニュータイプ主義」から脱却することはなかった。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「我々が人類を統治する事でニュータイプは目覚める!そのためには地球に巣食う俗物どもを打倒し…」
- 『Z』ミネルバ一時残留ルート第52話「黒歴史の真実」およびミネルバ離脱ルート第50話「私はD.O.M.E.・・・・・・」より。ブラッドマンから15年前の大戦以来、ランスローしかニュータイプがいないという事実を突き付けられた際の反論。流石に苦しい物言いである。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- ガーベラ
- 宇宙革命軍旗艦。SRW未登場。
SRWでの搭乗機体[編集 | ソースを編集]
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