「第2次ネオ・ジオン抗争」の版間の差分
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+ | なお、一連の戦乱には当時アムロの部下としてアクシズ・ショックを目の当たりにしたパイロットであるボッシュ・ウェラーがガンダムの力を欲した事でF90の強奪に関わっており、結果的にアクシズ・ショックが新たな戦いを引き起こした事となる。 | ||
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2024年8月5日 (月) 14:09時点における最新版
第2次ネオ・ジオン抗争とは、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の舞台となった戦争。
概要[編集 | ソースを編集]
宇宙世紀0093年に勃発した地球連邦軍とシャア・アズナブル率いるネオ・ジオン軍との戦争で、「シャアの反乱」、「第2次ネオ・ジオン戦争」とも呼称する。
ネオ・ジオン軍は難民用コロニー「スウィートウォーター」を占拠して地球連邦政府に宣戦を布告。小惑星5thルナを当時の地球連邦軍の本部だったラサに落下、壊滅させる。ロンデニオンにおける会談ではネオ・ジオンへのアクシズ譲渡で和平交渉を成立させたかにみえたが、その後、ネオ・ジオン軍はルナツーを急襲して核を奪取。アースノイドを粛清するべくアクシズの地球への落下による「地球寒冷化作戦」を実行に移す。
ロンド・ベル隊の活躍によってネオ・ジオン軍は撃退されるものの、アクシズの地球落下は不可避の状況に陥ってしまう。この時、νガンダムに搭乗するアムロ・レイを筆頭に、両軍のモビルスーツパイロットが地球滅亡を食い止めるべくアクシズに取りつき、最後はνガンダムに内蔵されたサイコフレームの共振によってアクシズは地球圏内を離れ、第2次ネオ・ジオン抗争は終結する。そして、この時にアムロとシャアの両名は行方不明となった…。
なお、この戦争の期間は実に10日間と、これまでの連邦とジオンの戦いとしては短く、またネオ・ジオン側の保有する戦力も少なかった。しかし、シャアはロンド・ベルに動向を掴まれない為に戦力の規模をあえて少なくし、また短期決戦で決着をつける事を想定して進めた事から10日間で決着がついたと推測できなくもない。
SRWでは『第2次スーパーロボット大戦α』が、最も第2次ネオ・ジオン抗争(『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の物語)を再現している。また、原作に極力近い面々で行われたのが『スーパーロボット大戦R』であり、『逆シャア』未参戦の『スーパーロボット大戦BX』では前史として存在するため唯一原作通りアムロとシャア双方がMIAになった作品となっている。
関連人物[編集 | ソースを編集]
- シャア・アズナブル
- ネオ・ジオン総帥。地球に小惑星「アクシズ」を落下させる「地球寒冷化作戦」を実行に移す。
- アムロ・レイ
- 地球連邦軍大尉。ロンド・ベル隊に所属し、シャアの陰謀の阻止に尽力する。
- ブライト・ノア
- 地球連邦軍大佐で、地球連邦軍外郭独立部隊ロンド・ベル隊の指揮官。アムロとは同志の仲。
- アデナウアー・パラヤ
- 地球連邦の参謀次官。和平交渉の際にシャアの巧みな話術に乗せられて小惑星「アクシズ」をネオ・ジオンに譲渡する、という大失態を犯してしまう。
その後の地球圏[編集 | ソースを編集]
アクシズ阻止時に起きた不可解な出来事は、一部の人間からは「アクシズ・ショック」と称されている。以後のロンド・ベル隊はネオ・ジオン軍の残存勢力掃討にあたっていたが、宇宙世紀0096年、連邦政府の最高機密「ラプラスの箱」をめぐる事件が発生する。
宇宙世紀0100年。ジオン共和国の自治権は地球連邦政府に返還され、これによりジオン公国は事実上消滅。なお、宇宙世紀は100年以上になっても、同じ過ちは繰り返されるままであった。
宇宙世紀0105年。「マフティー・ナビーユ・エリン」を名乗る人物が、依然として高圧的な政策を取り続ける連邦政府への抵抗を試みる。しかし、地球連邦軍キルケー部隊によって逮捕、処刑された。この時にブライトは連邦軍から退役した。
宇宙世紀0120年代には、元ホワイトベースのクルーであるジョブ・ジョンがガンダムF90の開発に関わっている。また、宇宙世紀0120年から0122年の2年間、火星へと逃げ延びたジオン軍の残党がオールズモビル(火星独立ジオン軍)として連邦軍と対立したが、鎮圧された。 なお、一連の戦乱には当時アムロの部下としてアクシズ・ショックを目の当たりにしたパイロットであるボッシュ・ウェラーがガンダムの力を欲した事でF90の強奪に関わっており、結果的にアクシズ・ショックが新たな戦いを引き起こした事となる。
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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