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*担当声優の高橋美紀氏のデビューキャラである。 | *担当声優の高橋美紀氏のデビューキャラである。 | ||
*設定当初は'''老人キャラ(男)'''の予定だった。 | *設定当初は'''老人キャラ(男)'''の予定だった。 | ||
+ | *スパロボシリーズではダンバインのメインキャラとして終始活躍する彼女だが、作中の出番は中盤に少し登場した後、本格的な活躍は本編終盤であり実は出番がそんなに多くないキャラクターである。 | ||
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2024年11月3日 (日) 22:00時点における最新版
シーラ・ラパーナ | |
---|---|
外国語表記 | Ciela Lapana[1] |
登場作品 | 聖戦士ダンバイン |
声優 | 高橋美紀 |
デザイン | 湖川友謙 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦EX |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | コモン |
性別 | 女 |
年齢 | 17歳 |
所属 | ナの国 |
称号 | 女王 |
シーラ・ラパーナは『聖戦士ダンバイン』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
ナの国の女王。その高潔なオーラ力から「聖少女」と呼ばれ、常に女王としての威厳と気品を併せ持つ。
「嵐の玉」に攫われていた所をショウ・ザマに救われる。
使命感と責任感から巨大戦艦グラン・ガランを建造させ、反ドレイク側の旗頭として戦う。また、自らの危機を救ったショウを真の聖戦士と認め、最新鋭のオーラバトラー・ビルバインを託す。しかし、力に力で対抗する自らを含め、オーラマシンによって変わっていくバイストン・ウェル全体を憂い、ドレイク打倒を果たした後は全てのオーラマシンの破棄を決めていた。
地上へ送られてからはエレ・ハンムと協力してドレイク軍と戦うと同時に、イギリス女王と会談するなど地上人とも連携を計る。太平洋での最終決戦において、持てるオーラ力を解放し、全ての悪しきオーラを浄化して、戦いを終結させる。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦EX
- 初登場作品。隠し要素でルート分岐によってマサキの章もしくはリューネの章に登場する。また、リューネの章でシーラを仲間にしたISSを使用したシュウの章でリューネと戦闘するルートに進むと、敵として闘うこともできる。ヤンロンはシーラをモニカに似ていると感じた為、かなり親切な対応をしていた。エレもそうだが『EX』は回避の数値が高く設定されており、戦艦なのに避けることがある。必中+幸運持ちなので育成はかなり容易だが、グラン・ガランの攻撃力の低さがネックに。
- 『コンプリートボックス』およびプレイステーション版では、妖精システムの採用により『第4次』同様エルとベルが付いてくるようになったのが特徴。それぞれ脱力や幸運といった有用な精神を覚えるためどちらの章でも役に立つが、チャムとゴラオンの相性の良さやシュウとの対決も考えるなら幸運要員の少ないリューネの章で加入させた方がいいだろう。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- ルート分岐によりエレ&ゴラオンと2択になる。シーラを選ぶと、妖精のエルとベルが付いてくる。
- その上、彼女を仲間にするとガラリアも仲間になる為、強力な聖戦士追加と精神コマンド増加の為に選ばれる事が多い。また補給と復活持ちなので何かと重宝する。たとえエレを仲間にしてもEDのショウの項で名前が登場する分、エレより扱いが良いと言える。
- スーパーロボット大戦F
- 音声初収録。今回からエレと両方仲間になる。カワッセとの掛け合いも見れる。ただしエルとベルは非参戦になってしまったのは残念なところ。
- 最も早く激励を習得する(Lv23)パイロットであり、それ以外にも幸運・信頼・愛と多数の補助系精神コマンドを覚えてくれる。しかし今作では必中も集中も覚えない上に、グラン・ガランの戦闘力もぱっとしないので、折角の幸運を活かしにくい。運動性を改造しておけばメカザウルスや機械獣程度には十分当てられるので、『完結編』を見越して改造しておくといい。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 打ち上げ作業中DC地上軍に襲われた際に、迎撃と打ち上げを同時に成す為地上と宇宙で部隊を分ける作戦を提案する。結果として足踏みを免れたばかりか、地上側の機体強化にDC地上軍&デビルガンダムの早期鎮圧と多くの功を奏した。
- 中盤以降に進むと艦長として新たにベスやタシロが加入するが、どちらも激励は1回の使用が限度な上、シーラ様は補給・復活・幸運・信頼・愛と補助系精神コマンドが目白押し。同じく激励が使える妖精であるチャムの存在を加味すれば、シーラ様のサポート役としての採用価値が揺らぐ事はない。ただし命中率上昇コマンドを覚えない上に、乗艦が鈍足・低運動性・低火力の3重苦なので、レベル上げがかなり難しい。強化パーツと改造で運動性を目一杯上げ、敵のHPを味方のてかげんで10にしてもらい、リセットを繰り返しつつオーラバルカンを撃ち込むしかないだろう。地上編で行う場合は、てかげん役がダンクーガしかいない点には注意。なお、ついでに覚える補給は育成難度やSPの都合上、激励との併用は難しい。他に激励・補給持ちを出撃させているかで使い分けていこう。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- オーラマシンを排除し、バイストン・ウェルに帰還する役割をシュウに取られてしまった。
- また、本作ではクワトロによるダカールでの演説によって世論を自分達の味方にする作戦は彼女が発案したという事になっている。
- 期待や激励に復活と、エレの大激励ほど強力ではないが、状況に応じて使い分けの効く精神コマンドを持つ為、一長一短である。最終的には復活を覚えるが、プレイヤーには使われにくい。使うとすれば、初期で20000のHPを誇るトールギスIIIを自爆させた後くらいか。攻撃力の強化を考えるならエレ、臨機応変なサポートを望むならシーラといったところか。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 今回はNPC。ドレイクに捕らえられており、救助するとビルバインをくれる。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
- 新規グラフィックが描き起こされている。バイストン・ウェルルートのみのスポット参戦。信頼、復活など覚える精神コマンドが優秀なだけに惜しまれる。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- 地上でのメイン戦艦として活躍。扱いとしてはやはりスポット参戦。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 『COMPACT2』の移植のため、やはり第1部ではバイストンウェルルートのみのスポット参戦。
- 第3部で地上に出てしばらく自軍ユニットとして使えるが、宇宙へ行けず終盤の妖魔帝国との決戦を最後に離脱。EDでは地上にて、ショウ達の帰還を待つ。なお、建造中のグラン・ガランが地形として一度だけ登場する。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 『CONMPACT(WSC)』のグラフィックに差戻し。シナリオでは嵐の玉で出会うなど、今まで再現されなかったエピソードが採用された。『魔境伝説アクロバンチ』の白軍鬼シーラが増援に来ると台詞がある。能力面では指揮官に加えて同様の効果が累積する女王技能があり、味方の強化に大きく貢献する。精神コマンドもサポート方面で優秀でありながら、最高火力のハイパーオーラキャノンを活かす突撃も習得する。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦BX
- 第10話より登場。『F』以来音声が新規収録されている。戦術指揮に選べばそれ以外の台詞も豊富。
- 今までのシリーズではあまりクローズアップされなかった「一国を率いる女王」としての面が度々描写されているのが特徴。また座乗艦グラン・ガランの戦闘力が大きく強化されたこともあり存在感は抜群。一方で中断メッセージではお茶目(?)な一面も見せており、シリーズで最も活躍した作品かも知れない。
- EDでは自軍のオーラマシンを全て破棄した後、エレと共に世界を周る旅に出ることに。
Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- こちらでも初登場は嵐の玉のエピソードより。その後戦いの終わらぬことにしびれを切らしたジャコバ・アオンにより全オーラマシンが地上に追い出されたことによりグラン・ガランと共に自軍入りする。女王として強い存在感をストーリー中放っており、キラに比べられたカガリが機嫌を悪くするシーンもある。最終話にて損傷したグラン・ガランを修理し、最悪のオーラ力を放つアゾエーブを打倒すべくAフォースを送り届ける。自軍を守るために窮地に陥った真聖ラーゼフォンを助けるべく浄化のオーラ力を発動させる。
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X
- 今回は声無しのNPC。ドアクダー軍に囚われ虎王の家庭教師をしている。
- 原作最終話の時点で死亡していなかったらしく、EDにおいてシルキーやチャムが自分達同様にバイストン・ウェルに戻ると話している。
- スーパーロボット大戦T
- 原作終了後という事もあり名前だけの登場だが、中盤においてショウにヴェルビンを託す。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦64
- 精神コマンド構成が『F』と同じキャラが多い『64』において、数少ない構成が違うキャラ。復活・激励を失ってしまったが、祈りを所持している。エレ&ゴラオンと2択だが、本作にはエルとベルが登場しないこともあり、彼女を選択するメリットが小さくなってしまった。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- グラン・ガランの艦長。
- 2019年9月にはグラン・ガラン[Ω]が実装され、演出にてボイスが入った。
- スーパーロボット大戦DD
- 2章Part12から登場するNPC。
関連作品[編集 | ソースを編集]
- リアルロボット戦線
- エンディングのショウとニーの会話に名前のみ登場。とはいえ名前すら登場しないエレよりは恵まれている。
- リアルロボットレジメント
- NPCでグラン・ガランもイベントの背景として登場するのみ。ドレイクとの決戦後は地上を混乱させないようショウとチャムだけを残して両軍の戦力と共にバイストンウェルに帰還してしまう。
- Another Century's Episode
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
ほとんどの作品で、習得者の少ないレアな支援系精神コマンドを習得する。
ボチューン系列のシーラ専用機の設定はあるものの、グラン・ガラン以外で実際に戦闘した事がないためか、原作で強調されているオーラ力は能力として実装されていない。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
- EX
- 幸運、必中、信頼、友情、愛、補給
- EX(PS版)
- 幸運、必中、信頼、集中、加速、復活
- 第4次(S)
- 偵察、加速、信頼、集中、復活、補給
- F、F完結編
- 幸運、信頼、愛、激励、補給、復活
- 64
- ひらめき、集中、信頼、覚醒、補給、祈り
- α
- 信頼、必中、期待、激励、愛、復活
- IMPACT
- てかげん、集中、信頼、鼓舞、祝福、復活
- BX
- 集中、てかげん、ひらめき、感応、再動
特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]
戦術指揮[編集 | ソースを編集]
- BX
- 搭載・回収回復率上昇、対オーラマシンへの攻撃・防御力上昇、獲得資金10%上昇。
艦長スキル[編集 | ソースを編集]
- オーラ力の加護
- SR。戦艦のHPが1/2以上の時、味方全体の装甲アップ。
- ナの国の女王
- SSR。戦艦のHPが1/2以上の時、味方全体の装甲アップ。
サポートアビリティ[編集 | ソースを編集]
- 高潔なる女王
- SR。敵を倒すごとに攻撃力アップ。
パイロットBGM[編集 | ソースを編集]
- 「ダンバイン とぶ」
- オープニング主題歌。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- カワッセ・グー
- グラン・ガランの艦長。ゲームではサブパイロット要員。
- エル・フィノ
- シーラに仕えるミ・フェラリオ。勝気でわがままな性格。
- ベル・アール
- エル同様にシーラに仕えるミ・フェラリオ。まだおしめのとれない子供。
- ショウ・ザマ
- 内心、彼に好意を抱いていたようだが、終始女王の立場から逸脱する事無くストイックに接していた。『第4次』のEDでは彼を補佐にしている。何かあったのだろうか。
- リムル・ルフト
- 原作での絡みはあまり無いが、『IMPACT』では父ドレイクの死に打ちひしがれる彼女を労った。
- ドレイク・ルフト
- 討つべき者。スパロボでは「覇王」としての彼の資質を認める節も強調され、暴力的な野心と遂行力の象徴として他作品のキャラクターを彼と比較する事もある。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]
宇宙世紀ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]
- アムロ・レイ
- 『F』では、彼からも敬意を払われ「シーラ女王」と呼ばれる。『COMPACT2第1部』及び『IMPACT』では、ショウやチャムと共にバイストン・ウェルに飛ばされて来た彼に、嵐の玉に囚われていたところを助けられる。
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- 『IMPACT』では後述の台詞で人類の業を憂いた際、彼から掛けられた言葉でクワトロが他の者とは異なる思惑で行動している事に気付く。
- ブライト・ノア
- 『F』及び『α』では、プレイヤー部隊の総司令官である彼の指揮の下で協力する形で戦っていく事になる。
- カミーユ・ビダン
- 『COMPACT2第1部』及び『IMPACT』では、ショウやチャムと共にバイストン・ウェルに飛ばされて来た彼に、嵐の玉に囚われていたところを助けられる。
- また、『α』では後述の台詞でクワトロによるダカールにおける連邦議会での演説で、ティターンズのこれまでの専横を明かし世論を一気に味方につけティターンズを失脚させる作戦を発案した時には、彼からあまりにも無謀だと反対されるも、尻込みする彼を激励した。
- ファ・ユイリィ、クリスチーナ・マッケンジー、シロー・アマダ
- 『COMPACT2第1部』及び『IMPACT』では、ショウやチャムと共にバイストン・ウェルに飛ばされて来た彼に、嵐の玉に囚われていたところを助けられる。
- ジャミトフ・ハイマン
- 『F完結編』では、直接彼には言っていないが彼が総帥を務めるティターンズが、地上制覇を目論むドレイクと手を組んだと聞いて、彼をドレイクと同質の男と評する。
アナザーガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]
- アレンビー・ビアズリー
- 『IMPACT』では、ショウやチャムと共にバイストン・ウェルに飛ばされて来た彼女に、嵐の玉に囚われていたところを助けられる。進め方次第では、地上から来た一行がドレイク城に殴り込みをかけた際に、ウロポロス城で建造されていた戦艦グラン・ガランで援護に駆けつけ、クリスやレニーが好意的な見解を述べる一方で、彼女だけは好みやセンスが合わなかったのかグラン・ガランのデザインに対して若干不満めいた事を漏らされる。
- ゼクス・マーキス、トレーズ・クシュリナーダ
- 『X』ではホワイトファングとOZ、それぞれの組織のリーダーである彼等に秘密裏にコンタクトを取り、痛みによって世界を変えるために決戦の場を用意した。
ガンダムSEEDシリーズ[編集 | ソースを編集]
- カガリ・ユラ・アスハ
- 『SC2』にて、姫としての器の差をキラに比較されてしまい、不貞腐れる。彼女は一国の主としての器がシーラに負けていると自覚していた。
スーパー系[編集 | ソースを編集]
ダイナミック系[編集 | ソースを編集]
- 兜甲児、弓さやか、ボス
- 『F完結編』では、所用があって一時的に光子力研究所に戻る彼らをグラン・ガランに乗せて、送り届ける。
- 剣鉄也、炎ジュン
- 『F完結編』では、新たに仲間に加わった彼らをグラン・ガランに乗せてロンド・ベル本隊に合流する。
- ゲッターチーム(流竜馬、神隼人、車弁慶)
- 『COMPACT2第1部』及び『IMPACT』では、ショウやチャムと共にバイストン・ウェルに飛ばされて来た彼に、嵐の玉に囚われていたところを助けられる。
- 海動剣、真上遼
- 『BX』では地上界への浮上以前から共にドレイク軍を相手に戦っており、彼らを「良き者」と称するなどその本質を知ると共に強い信頼を寄せている。また、彼らを「地獄の使い」と呼ぶ場面も。
その他のスーパー系[編集 | ソースを編集]
- 三輪防人
- 『第4次』では、後述にもあるように軍人としての規律を重んじ、ロンド・ベルと袂を分かちティターンズへと戻った彼の事を憐れんでいる。
- 白軍鬼シーラ
- 『COMPACT3』にて、名前繋がりでちょっとしたイベントがある。
- ジョウ・マヤ、レニー・アイ
- 『COMPACT2第1部』及び『IMPACT』では、ショウやチャムと共にバイストン・ウェルに飛ばされて来た彼らに助けられる。また自分がエレと共にジョウから女王なのにお姫さまと呼ばれてしまう事に。
- ロミナ・ラドリオ
- 『IMPACT』で邂逅した際、彼女と優雅な挨拶を交わし周囲の空気を一変させる。
- 紫東遙
- 『SC2』の最終話にて、彼女にもしもの為に脱出艇を与える。これが思いもよらぬ結果を生む事に…。
- 神名綾人
- 『SC2』の最終話にて、ユキムラによって放たれた破滅の波導の第1射を食い止めようとする彼を助ける為に、自身のオーラ力で彼に力を与える。
- ドアクダー
- 『X』ではリリーナやサリー共々、彼の人質にされる。
- 虎王
- 『X』ではドアクダーの人質になっている間、同じく人質にされた女性らと共に彼の家庭教師役を務める。
バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]
- バレンティナ・レアニカ
- 『SC2』の最終話で遙と同じく、もしもの為に脱出艇を与える。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「言葉だけで戦いはできません」
「聖戦士と認めるからこそ苦言を呈しました。期待します」 - 嵐の玉でショウに助けられた後、ショウに説教した後の台詞。この後でも「見所のない戦士に、何を言いますか」とエルに語っており、ショウへの信頼が見て取れる。
- ちなみにセリフの間に、ショウの頬にキスをしている。
- 「戦いになれば人は死にます……情は交わさぬがいい」
- 第31話 「黒騎士の前兆」より。ショウと2人で話をしないのか、とエル・フィノに訊かれて答える。
- 「わかっています。私にだって見えています」
- 地上にグラン・ガランごと放り出されていた所に、ショウのビルバインが駆け付けてくれた時に、エル・フィノらに対して答えた台詞。この時、涙ぐんでいる。
- 「ひとつの悪意を潰すために、幾千の屍を重ねなければならぬ時もあるのです。わかってください、キーン・キッス」
- 第39話「ビショットの人質」より、ビショットを討つためにあえてマーベルを見殺しにするという決断をした事に対して。
- 「この戦いで思い知ったことは、地上人たちのオーラ力が働きはじめ、私たちは嫌われはじめたということだ……」
- 第42話 「地上人の反乱」より。
- 「全将兵に伝えよ、総がかりである!」
- 最終話にて。
- 「人々よ…バイストン・ウェルへ帰還します…」
- 最終話にてオーラ力を解放させた時の台詞。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 「いえ、そのようなお気づかいは無用です。ここはバイストンウェルとは違うのですから」
- 『第4次(S)』第17話(『S』では第18話)「オーラマシン展開」に於ける仲間になった直後の台詞。ブライトは「相手は女王様なんだから言葉遣いを気をつけた方がいいのでは」と指摘されたのだが、シーラ本人はこの反応。「地上では女王ではない」、「しきたりが違う」と言いたかったのだろう。
- 「でも、かわいそうな方ですね…」
「軍人である事でしか、おのれの存在意義を認められない人なのです…」 - 『第4次(S)』「ターニングポイント」より。その野望を知らずジャミトフの命令を絶対とし、ロンド・ベルと袂を分かった三輪の行動を見ての台詞。軍人でなければ自分の存在意義を確かめられない三輪の姿勢は、シーラからすれば「哀れ」にしか見えなかっただろう。
- だいぶ後の作品でも、ある人物が三輪と似た思想をしている人物に対してこれと似た台詞を言っている。
- 「正しき心を持って使えば、力は有効な手段となります。正しき心をお忘れなきよう」
- 『第4次(S)』リアル系ルート「マーズ・コネクション」より。一線を画した力を持ったゲストの部隊に対し、万丈は「力には力を持って対抗するしかないのか」と嘆くのに対し「正しい心を持っていればよい」と説く。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- シーラ「みなさん、この事態は考え次第では私達にとって好機となります」
カミーユ「どういうことですか?」
シーラ「連邦議会は、この世界を統べる方々が集まる所なのでしょう?」
ブライト「え、ええ…」
シーラ「さらに、そこへティターンズの代表者も現れる…私達がその場でティターンズの今までの行動を白日の下にさらせば良いのです」
ブライト「ティターンズの行動…」
クワトロ「ネオ・ジオンやジュピトリアンとの共謀を人々に知らしめるということですか?」
シーラ「そうです」
カミーユ「しかし、ダカールはティターンズの本隊によって防衛されているに違いありません。敵陣の真っ只中に突っ込んで行くなんて…無謀ですよ」
シーラ「カミーユ…私達は今までティターンズ以上に強大な敵と戦い、生き残ってきました。あなた達なら…いえ、私達ならティターンズの防衛網を突破することが出来ます」
カミーユ「しかし…突破できても、どうやってティターンズの正体を人々に知らせるっていうんです?」
シーラ「それに関しては、シラカワ博士が良いアドバイスをして下さいました」
カミーユ「!!」
ブライト「…そうか」
セシリー「…クワトロ大尉なら」
クワトロ(………)
シーラ「クワトロ大尉。私はあなたの過去について詳しくは知りません…ですが、今は…あなたの力が必要な時なのです」 - 『α』第50話「ヴァリアブル・フォーメーション」より。イゴール長官が岡長官からティターンズの総帥であるジャミトフが今度ダカールで開かれる連邦議会において、異星人侵略による非常事態を宣言し、連邦政府大統領に就任して連邦政府を掌握してティターンズが地球圏の主導権を握るという陰謀を聞き、ロームフェラ財団の根回しもあって全員が絶望する中、シーラだけはこの絶体絶命のピンチを一発逆転の好機と見做し、クワトロによる演説作戦を発案した時の台詞。まだ、シーラ自身はクワトロの正体がかつて「赤い彗星」の二つ名を持つシャアである事は知らないのだが、オーラ力によってこれから彼の行動如何で歴史が変わるものと感じたのだろう。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 「そうらしいですね…バイストン・ウェルの遥か高きには地上、そしてその高きには、限りなき夜…」
「その全てで争いを起こす人間達…悲しい事です」 - 『IMPACT』で宇宙の様子を語るチャムの言葉を聞かされた後、場所を問わず闘争に明け暮れる人類の業を憂う。
Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 「オーラの導きによって、この時のために…この時のために我らが生かされていたというのならば…!今こそ!!」
- 『SC2』にて。世界の全てを滅ぼさんとするアゾエーブ、そしてその破滅の波動から人間で無くなってなお、自分たちを守ろうと立ちはだかるも押され始める真聖ラーゼフォンに対し、浄化のオーラ力にて手助けする。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 「時は満ちました…」
「頼みますよ、地獄の使い」 - 『BX』10話「皇の浮上」にて、ドレイクの降伏要求を敢然とはねのけ、攻撃を見舞った際に。彼女の声に応じ攻撃を加えたのは地獄の使い、いや、地獄そのものと『神も恐れ、悪魔すら慄く魔神』であった。
- 「お気づきか?己の示す進化しか認められぬ貴下こそ、停滞した存在である事に!」
- BXにおける、ジスペル相手の特殊戦闘台詞。この発言に関してはむしろ、こいつ等にこそ当てはまる。
- カワッセ「シーラ様、これが最後の戦いとなりましょう…。皆に号令を!」
シーラ「憎しみの心はここで消し去ります。そして私達はバイストン・ウェルへ帰還します!」 - 同上。しかしBXではひとまず地上を回る事になるのであった。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- (強い意志…しかし…)
「聖戦士たちに伝えてください。暗く強い意志に取り込まれることのないように、と」
「解らなくてもよいのです。お伝えなさい」 - 『64』にて。ハマーンの意志を感じ取って、チャムを介してショウ達に助言を伝える。一方のハマーンもシーラ達のオーラを感じ取っていた。
- 「ドレイクにくみした男。しかし今、この地上にオーラマシンと共に残っているということは、彼もまた果たすべき役割を持たされているものだと考えます。それに今のトッド・ギネスには聖戦士としての力を感じます。信用してもよろしいのではないのでしょうか」
- 『64』にて。トッドの仲間入りの際、トッド・ギネスという1人の人間を評す。
- 「そのようなご心配は無用です。我らにはなすべき大義があります それを果たすまでは、あなた方が必要と感じた行動に我らも従いましょう」
- 『64』「オペレーション・デイブレイク」にて。
スパロボシリーズの迷台詞[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- シーラ「カワッセ、スーパーロボット大戦の進み具合はどうか?」
カワッセ「はっ! 中盤まで攻略してございます!」
シーラ「そうか…。だが、ゴラオンのエレ王女は終盤まで進行していると、ベルが申していたぞ」 - 『BX』中断メッセージにて。資金や撃墜数を稼いでもらうだけならまだしも、他人にゲームをクリアしてもらって楽しいのだろうか…(2周目狙いという可能性もあるが)。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- グラン・ガラン
- ナの国の旗艦たるオーラ・バトル・シップ。シーラ女王に相応しい優美な外見を持つ。なお、艦長はカワッセ・グーが務める。
余談[編集 | ソースを編集]
- 登場時から視聴者のみならず、生みの親である湖川友謙氏を含むスタッフからも非常に高い人気を誇っていた。ロボットアニメにおける「女王」キャラの完成系と言っても過言ではないであろう。
- 担当声優の高橋美紀氏のデビューキャラである。
- 設定当初は老人キャラ(男)の予定だった。
- スパロボシリーズではダンバインのメインキャラとして終始活躍する彼女だが、作中の出番は中盤に少し登場した後、本格的な活躍は本編終盤であり実は出番がそんなに多くないキャラクターである。