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− | 『'''真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ''' | + | 『'''真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ'''』は、ブレインズ・ベース制作の[[OVA]]作品。 |
== 概要 == | == 概要 == | ||
『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]』に続き制作された、OVA[[ゲッターロボシリーズ]]第2弾。略して「'''ネオゲ'''」とも呼ばれる。 | 『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]』に続き制作された、OVA[[ゲッターロボシリーズ]]第2弾。略して「'''ネオゲ'''」とも呼ばれる。 | ||
− | + | 『世界最後の日』とは関連がない完全新作として制作された。これはOVA『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』発売までのつなぎとして、『世界最後の日』の[[続編]](全2話予定)として企画されたものの、『マジンカイザー』の発売がさらに遅れることになったため、往年の[[劇場版マジンガーシリーズ]]を彷彿とさせるタイトル及び内容(全4話=約2時間という点も[[映画]]的である)に大幅に変更されたことに由来する。大まかなストーリーラインと登場人物は[[漫画|漫画版]]『[[ゲッターロボ號]]』を踏襲しているが、版権の都合上TVアニメ版『號』が二次使用や商品展開を行えない状況にあったため、前半の主役メカとして登場する[[ネオゲッターロボ]]はゲッターロボ號と[[ゲッターロボG (ロボット)|ゲッターロボG]]の各形態をモチーフに新たにデザインされた。 | |
− | かつての強敵・[[恐竜帝国]]の復活、『[[ゲッターロボ大決戦!]]』以来の登場となった[[テキサスマック (OVA)|テキサスマック]]との共闘、封印されていた[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]の覚醒、そして都心を揺るがす最終決戦と、短い時間の中で繰り広げられるテンポの良い展開が魅力。ただし、その分[[主人公]]の[[一文字號]]以外の人物描写は薄め。また、約6分もの時間をかけて漫画版『ゲッターロボ』における[[巴武蔵]]の最期を忠実に再現したプロローグや、最終決戦で突如登場した真ゲッターの新たな姿「 | + | かつての強敵・[[恐竜帝国]]の復活、『[[ゲッターロボ大決戦!]]』以来の登場となった[[テキサスマック (OVA)|テキサスマック]]との共闘、封印されていた[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]の覚醒、そして都心を揺るがす最終決戦と、短い時間の中で繰り広げられるテンポの良い展開が魅力。ただし、その分[[主人公]]の[[一文字號]]以外の人物描写は薄め。また、約6分もの時間をかけて漫画版『ゲッターロボ』における[[巴武蔵]]の最期を忠実に再現したプロローグや、最終決戦で突如登場した真ゲッターの新たな姿「<ruby><rb>神</rb><rt>しん</rt></ruby>ゲッターロボ」は当時話題となった。 |
− | + | ダイナミックプロ作品において、タイトルに「対」が付く作品に主役同士の対決シーンが存在しないことはもはや常識となっているが、今作に至ってはストーリー展開の都合上'''真ゲッターロボとネオゲッターロボの登場が入れ違いになっており、両機が同時に画面に映るシーンはオープニングアニメにしか存在しない'''。 | |
== 物語 == | == 物語 == | ||
− | + | 時は西暦1996年<ref>第2話で日本国政府がゲッター線研究を禁止する政令を出した公文書の日付が「1996年3月14日」となっている。</ref>。[[マシーンランド]]を浮上させ一大攻勢を仕掛けてきた[[恐竜帝国]]に対し、[[巴武蔵 (OVA)|巴武蔵]]はたった独りで立ち向かう。重傷を負いながらも彼は戦い抜き、その果てにゲッター炉を暴走させ自爆。彼の犠牲と引き換えに恐竜帝国は滅び、地上につかの間の平和が訪れた──。 | |
− | + | そして5年の月日が流れた。[[ニューヨーク]]を壊滅させた[[ゲッター線]]の凄まじい力は危険視され、研究を禁止されてしまっていた。しかし[[神隼人 (OVA)|神隼人]]は恐竜帝国の復活を予期し、プラズマエネルギー駆動の新たなゲッター・[[ネオゲッターロボ]]を開発、[[橘翔]]と[[大道剴]]をそれぞれネオジャガー号、ネオベアー号のパイロットとしてスカウトしていた。残るはただ一人、ネオイーグル号のパイロットのみ。 | |
そして隼人が選んだ男、その名は[[一文字號]]。闇プロレスの覇者として生き抜く彼は、ハチュウ人類をも屠るそのバイタリティを買われ隼人のスカウトを受ける。 | そして隼人が選んだ男、その名は[[一文字號]]。闇プロレスの覇者として生き抜く彼は、ハチュウ人類をも屠るそのバイタリティを買われ隼人のスカウトを受ける。 | ||
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;[[一文字號]] | ;[[一文字號]] | ||
− | : | + | :主人公。闇プロレスをやっていたが、隼人に資質を見出されゲッターチームに入る。 |
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− | : | + | :ヒロイン。冷静沈着なゲッターチームのリーダー。 |
;[[大道剴]] | ;[[大道剴]] | ||
− | : | + | :三枚目。気は優しくて力持ちなおデブというかつての武蔵を思わせる青年。 |
;[[神隼人 (OVA)|神隼人]] | ;[[神隼人 (OVA)|神隼人]] | ||
:元ゲッターパイロット。ネーサーの司令官として、號たち新生ゲッターチームを指揮する。 | :元ゲッターパイロット。ネーサーの司令官として、號たち新生ゲッターチームを指揮する。 | ||
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;[[早乙女博士 (OVA)|早乙女博士]] | ;[[早乙女博士 (OVA)|早乙女博士]] | ||
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− | : | + | :いずれも最終話のエンディングに止め絵で登場するのみ。もちろんSRW未登場。 |
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;[[ガリレイ長官]] | ;[[ガリレイ長官]] | ||
− | : | + | :帝国の科学長官。なぜか[[ガレリィ長官|TV版]]と微妙に名前が違う。 |
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− | : | + | :迫害されていた地竜一族出身のキャプテン。 |
;[[恐竜兵]] | ;[[恐竜兵]] | ||
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:パスチャーキング搭乗版も登場。 | :パスチャーキング搭乗版も登場。 | ||
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− | + | ;ギガント | |
− | + | :第2話に登場。衛星軌道上から[[地球]]めがけて隕石を撃ち込んでいたが、テキサスマックに狙撃されて撃破される。 | |
− | + | :名称は小説版でのもので、ガリレイ長官が搭乗している(OVA本編ではメカザウルスとして扱われているかどうかも不明)。さらに元になったのは、『號』に登場したメタルビースト・ギガントX3(TVアニメ版では単に「ギガント」)。 | |
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:ニオンに奪われたゲッターロボの試作機。 | :ニオンに奪われたゲッターロボの試作機。 | ||
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== 用語 == | == 用語 == | ||
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− | : | + | :防衛組織。ゲッターチームの上部組織である。 |
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:恐竜帝国が恐竜を改造して作った地上侵攻用戦闘ロボット。いずれも漫画版ゲッターシリーズに登場した機体がモチーフ。 | :恐竜帝国が恐竜を改造して作った地上侵攻用戦闘ロボット。いずれも漫画版ゲッターシリーズに登場した機体がモチーフ。 | ||
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:;「STORM」 | :;「STORM」 | ||
::作詞:工藤哲雄 / 作曲:千沢仁 / 編曲:須藤賢一 / 歌:JAM Project featuring 水木一郎&影山ヒロノブ | ::作詞:工藤哲雄 / 作曲:千沢仁 / 編曲:須藤賢一 / 歌:JAM Project featuring 水木一郎&影山ヒロノブ | ||
+ | ::後にアニメ版『[[ゲッターロボ アーク]]』のED「STORM 2021」としてセルフカバーされた。 | ||
::『R』『GC(XO)』で採用。 | ::『R』『GC(XO)』で採用。 | ||
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=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
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− | :初参戦作品。同時にOVAゲッターの初参戦作でもある。4話全てがほぼ全編描かれた。特筆すべきは[[東方不敗マスター・アジア | + | :初参戦作品。同時にOVAゲッターの初参戦作でもある。4話全てがほぼ全編描かれた。特筆すべきは[[東方不敗マスター・アジア]]との絡みである。 |
:『[[GEAR戦士電童 (TV)|GEAR戦士電童]]』共々、2000年代作品で初めてスパロボに参戦した作品となった。 | :『[[GEAR戦士電童 (TV)|GEAR戦士電童]]』共々、2000年代作品で初めてスパロボに参戦した作品となった。 | ||
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| CHANGE 3 || 復活!!<br>真ゲッターロボ! || [[プロトタイプ・ゲッター]]<br/>メカザウルス・[[ボア]] || | | CHANGE 3 || 復活!!<br>真ゲッターロボ! || [[プロトタイプ・ゲッター]]<br/>メカザウルス・[[ボア]] || | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
+ | *OP映像では徹底して「歌詞通りの事を歌詞通りに行う」という演出がとられている。 | ||
+ | *第2話で早乙女研究所への通達として内閣が出した公文書では、官房長官として石川賢の漫画『極道兵器』の主人公・岩鬼将造の名前が記載されている。 | ||
*本作と同じバンダイビジュアル制作のアニメーション作品『おねがい☆ティーチャー』第4話にて、[[劇中劇]]という形で[[ゲッターチーム]]の出撃および[[合体]]シーンが流用されており、主題歌「STORM」も流れる。 | *本作と同じバンダイビジュアル制作のアニメーション作品『おねがい☆ティーチャー』第4話にて、[[劇中劇]]という形で[[ゲッターチーム]]の出撃および[[合体]]シーンが流用されており、主題歌「STORM」も流れる。 | ||
+ | *テキサスマックが登場したり、キング兄妹が巻き舌で怪しい日本語を喋るキャラ付けについては、書籍「グレートメカニック5」で川越監督がインタビューで詳しく答えている。 | ||
+ | **まず『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』には最初からテキサスマックが登場することがメーカー側から要望されたことであり、理由が'''『スーパーロボット大戦』に出てるから。'''<ref>双葉社 グレートメカニック5 80ページ目</ref> | ||
+ | **オーダーされたのでまずSRW版を見て、その後に東映版のキング兄妹を見た川越監督は「(東映版は)あんなインチキガイジンじゃないじゃん(笑)」とコメントしている。 | ||
+ | **その後台詞は多少インチキ程度で東映版に近い形になっていったのだが、音響監督の岩狼氏がその場でどんどんぶっ飛んでいったものに変えていったとのこと。<ref>一例としてジャックの台詞が挙げられており、「大使館の敷地内だから日本の法律は関係ないぜ」が「大使館インサイド、ジャパンの法律、関係ナッシング」に変更された。</ref>。 | ||
+ | **更にキャラに反して東映版のテキサスマックはデザインが細いと判断され、石川賢氏に依頼してリデザイン。こうしてネオゲ版テキサスマックが生まれたのである。 | ||
+ | *元々本作の主題歌「STORM」は人気の高い楽曲であったが、同曲とアニメ『【推しの子】』の主題歌「アイドル」のサビの部分のメロディが非常に似ており、それをネタとして双方のOP映像を繋ぎ合わせたMAD動画が2023年4月23日にTwitter上に投稿され、500万回以上閲覧される事態となった<ref>[https://twitter.com/9LOAtu47Ey7sI6s/status/1648636529487802370]、Twitter</ref>。類似したMAD動画も各動画投稿サイトに次々と投稿され、2曲の歌詞を繋ぎ合わせた「'''君は完璧で究極のゲッター'''」として瞬く間にネットミーム化、「アイドル」を歌うアーティスト・YOASOBIにも認知された<ref>[https://twitter.com/yoasobi_staff/status/1653986118772330497?s=46]、Twitter</ref>。思わぬ形であるが、本作品、ひいては[[ゲッターロボシリーズ]]が再注目されるきっかけとなった。 | ||
+ | **この局地的なブームにより「STORM」はオリコンデイリーDLランキング1位(2023年5月23日分)を達成。23年前の曲でありながら素晴らしい快挙を遂げた<ref>[https://twitter.com/JAMProject_0717/status/1661608310989287426]、JAMProject公式Twitter</ref>。 | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
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=== 小説版 === | === 小説版 === | ||
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+ | == 脚注 == | ||
+ | <references /> | ||
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2024年10月30日 (水) 16:59時点における最新版
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ | |
---|---|
読み | しんゲッターロボたいネオゲッターロボ |
原作 |
永井豪 石川賢 |
監督 | 川越淳 |
脚本 | 藤田伸三 |
キャラクターデザイン |
石川賢(原案) 鈴木藤雄 |
メカニックデザイン |
石川賢(原案) 鈴木藤雄 |
音楽 | 信田かずお |
制作 | ブレインズ・ベース |
発表期間 |
2000年12月21日 - 2001年6月25日 |
話数 | 全4話 |
巻数 |
全4巻(DVD) 全1巻(Blu-ray) |
シリーズ | ゲッターロボシリーズ |
初登場SRW | スーパーロボット大戦R |
『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』は、ブレインズ・ベース制作のOVA作品。
概要[編集 | ソースを編集]
『真ゲッターロボ 世界最後の日』に続き制作された、OVAゲッターロボシリーズ第2弾。略して「ネオゲ」とも呼ばれる。
『世界最後の日』とは関連がない完全新作として制作された。これはOVA『マジンカイザー』発売までのつなぎとして、『世界最後の日』の続編(全2話予定)として企画されたものの、『マジンカイザー』の発売がさらに遅れることになったため、往年の劇場版マジンガーシリーズを彷彿とさせるタイトル及び内容(全4話=約2時間という点も映画的である)に大幅に変更されたことに由来する。大まかなストーリーラインと登場人物は漫画版『ゲッターロボ號』を踏襲しているが、版権の都合上TVアニメ版『號』が二次使用や商品展開を行えない状況にあったため、前半の主役メカとして登場するネオゲッターロボはゲッターロボ號とゲッターロボGの各形態をモチーフに新たにデザインされた。
かつての強敵・恐竜帝国の復活、『ゲッターロボ大決戦!』以来の登場となったテキサスマックとの共闘、封印されていた真ゲッターロボの覚醒、そして都心を揺るがす最終決戦と、短い時間の中で繰り広げられるテンポの良い展開が魅力。ただし、その分主人公の一文字號以外の人物描写は薄め。また、約6分もの時間をかけて漫画版『ゲッターロボ』における巴武蔵の最期を忠実に再現したプロローグや、最終決戦で突如登場した真ゲッターの新たな姿「
ダイナミックプロ作品において、タイトルに「対」が付く作品に主役同士の対決シーンが存在しないことはもはや常識となっているが、今作に至ってはストーリー展開の都合上真ゲッターロボとネオゲッターロボの登場が入れ違いになっており、両機が同時に画面に映るシーンはオープニングアニメにしか存在しない。
物語[編集 | ソースを編集]
時は西暦1996年[1]。マシーンランドを浮上させ一大攻勢を仕掛けてきた恐竜帝国に対し、巴武蔵はたった独りで立ち向かう。重傷を負いながらも彼は戦い抜き、その果てにゲッター炉を暴走させ自爆。彼の犠牲と引き換えに恐竜帝国は滅び、地上につかの間の平和が訪れた──。
そして5年の月日が流れた。ニューヨークを壊滅させたゲッター線の凄まじい力は危険視され、研究を禁止されてしまっていた。しかし神隼人は恐竜帝国の復活を予期し、プラズマエネルギー駆動の新たなゲッター・ネオゲッターロボを開発、橘翔と大道剴をそれぞれネオジャガー号、ネオベアー号のパイロットとしてスカウトしていた。残るはただ一人、ネオイーグル号のパイロットのみ。
そして隼人が選んだ男、その名は一文字號。闇プロレスの覇者として生き抜く彼は、ハチュウ人類をも屠るそのバイタリティを買われ隼人のスカウトを受ける。
「私の名は神隼人。これから先、貴様に地獄を見せる男だ!」
かくしてネオゲッターチームと地獄の淵から蘇った恐竜帝国の壮絶な戦いが始まる。果たして生き残るのは人類か、それともハチュウ人類か?
登場人物[編集 | ソースを編集]
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
人類[編集 | ソースを編集]
ネーサー[編集 | ソースを編集]
- 一文字號
- 主人公。闇プロレスをやっていたが、隼人に資質を見出されゲッターチームに入る。
- 橘翔
- ヒロイン。冷静沈着なゲッターチームのリーダー。
- 大道剴
- 三枚目。気は優しくて力持ちなおデブというかつての武蔵を思わせる青年。
- 神隼人
- 元ゲッターパイロット。ネーサーの司令官として、號たち新生ゲッターチームを指揮する。
- 敷島博士
- ネーサーの科学者。ゲッターの性能アップのためならパイロットの犠牲も厭わないマッドサイエンティスト。
早乙女研究所[編集 | ソースを編集]
アメリカ軍[編集 | ソースを編集]
その他[編集 | ソースを編集]
恐竜帝国[編集 | ソースを編集]
- 帝王ゴール
- 恐竜帝国の帝王。
- バット将軍
- 帝国軍の将軍。
- ガリレイ長官
- 帝国の科学長官。なぜかTV版と微妙に名前が違う。
- キャプテン・ニオン
- 迫害されていた地竜一族出身のキャプテン。
- 恐竜兵
- 帝国の一般兵。TV版とは異なり、キャプテンとの同乗でなくてもメカザウルスに乗る。
登場メカ[編集 | ソースを編集]
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
ゲッターロボ[編集 | ソースを編集]
アメリカ軍 [編集 | ソースを編集]
恐竜帝国[編集 | ソースを編集]
メカザウルス[編集 | ソースを編集]
その他[編集 | ソースを編集]
- ギガント
- 第2話に登場。衛星軌道上から地球めがけて隕石を撃ち込んでいたが、テキサスマックに狙撃されて撃破される。
- 名称は小説版でのもので、ガリレイ長官が搭乗している(OVA本編ではメカザウルスとして扱われているかどうかも不明)。さらに元になったのは、『號』に登場したメタルビースト・ギガントX3(TVアニメ版では単に「ギガント」)。
- プロトタイプ・ゲッター
- ニオンに奪われたゲッターロボの試作機。
- 巨大円盤
- 太古の地球に墜落した謎の宇宙船。現在の恐竜帝国の本拠地となっている。
- 巨大ゴール
- 巨大円盤の力で巨大化した帝王ゴール。
用語[編集 | ソースを編集]
- ネーサー
- 防衛組織。ゲッターチームの上部組織である。
- 恐竜帝国
- 地上奪還を目論むハチュウ人類による国家。
- メカザウルス
- 恐竜帝国が恐竜を改造して作った地上侵攻用戦闘ロボット。いずれも漫画版ゲッターシリーズに登場した機体がモチーフ。
楽曲[編集 | ソースを編集]
- オープニングテーマ
-
- 「STORM」
- 作詞:工藤哲雄 / 作曲:千沢仁 / 編曲:須藤賢一 / 歌:JAM Project featuring 水木一郎&影山ヒロノブ
- 後にアニメ版『ゲッターロボ アーク』のED「STORM 2021」としてセルフカバーされた。
- 『R』『GC(XO)』で採用。
- エンディングテーマ
-
- 「RISING」(1~3話)
- 作詞:工藤哲雄 / 作曲:千沢仁 / 編曲:須藤賢一 / 歌:JAM Project featuring 水木一郎&影山ヒロノブ
- 「yeah! yeah! yeah!」(4話)
- 作詞:工藤哲雄 / 作曲:かまやつひろし / 編曲:河野陽吾 / 歌:遠藤正明
- テキサスマックのテーマソング。
登場作と扱われ方[編集 | ソースを編集]
原作の話数が少ないこともあってか、全話が再現される機会が多い。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦R
- 初参戦作品。同時にOVAゲッターの初参戦作でもある。4話全てがほぼ全編描かれた。特筆すべきは東方不敗マスター・アジアとの絡みである。
- 『GEAR戦士電童』共々、2000年代作品で初めてスパロボに参戦した作品となった。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- キャラクターの音声初収録。『R』同様、全話がほぼ忠実に描かれている。OVA版『マジンカイザー』と初共演。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 『真ゲッターロボ 世界最後の日』のゲッターチームとの共演を果たす。
各話リスト[編集 | ソースを編集]
これまで未再現のシナリオはない(5年前の事件を除く)ので「再現スパロボ」の列は省く。上記の「登場作と扱われ方」も参照のこと。
話数 | サブタイトル | 登場メカ | 備考 |
---|---|---|---|
CHANGE 1 | 出撃!! ネオゲッターロボ! |
ネオゲッター1 メカザウルス・ドバ 真ゲッター1 |
|
CHANGE 2 | 登場!! テキサスマック! |
ネオゲッター2 ネオゲッター3 テキサスマック メカザウルス・ブル メカザウルス・モバ ギガント |
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CHANGE 3 | 復活!! 真ゲッターロボ! |
プロトタイプ・ゲッター メカザウルス・ボア |
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Final CHANGE | 切り拓け!! 地球の未来! |
真ゲッター2 真ゲッター3 メカザウルス・ゲラ(巨大クラゲ) 巨大円盤 巨大ゴール |
余談[編集 | ソースを編集]
- OP映像では徹底して「歌詞通りの事を歌詞通りに行う」という演出がとられている。
- 第2話で早乙女研究所への通達として内閣が出した公文書では、官房長官として石川賢の漫画『極道兵器』の主人公・岩鬼将造の名前が記載されている。
- 本作と同じバンダイビジュアル制作のアニメーション作品『おねがい☆ティーチャー』第4話にて、劇中劇という形でゲッターチームの出撃および合体シーンが流用されており、主題歌「STORM」も流れる。
- テキサスマックが登場したり、キング兄妹が巻き舌で怪しい日本語を喋るキャラ付けについては、書籍「グレートメカニック5」で川越監督がインタビューで詳しく答えている。
- まず『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』には最初からテキサスマックが登場することがメーカー側から要望されたことであり、理由が『スーパーロボット大戦』に出てるから。[2]
- オーダーされたのでまずSRW版を見て、その後に東映版のキング兄妹を見た川越監督は「(東映版は)あんなインチキガイジンじゃないじゃん(笑)」とコメントしている。
- その後台詞は多少インチキ程度で東映版に近い形になっていったのだが、音響監督の岩狼氏がその場でどんどんぶっ飛んでいったものに変えていったとのこと。[3]。
- 更にキャラに反して東映版のテキサスマックはデザインが細いと判断され、石川賢氏に依頼してリデザイン。こうしてネオゲ版テキサスマックが生まれたのである。
- 元々本作の主題歌「STORM」は人気の高い楽曲であったが、同曲とアニメ『【推しの子】』の主題歌「アイドル」のサビの部分のメロディが非常に似ており、それをネタとして双方のOP映像を繋ぎ合わせたMAD動画が2023年4月23日にTwitter上に投稿され、500万回以上閲覧される事態となった[4]。類似したMAD動画も各動画投稿サイトに次々と投稿され、2曲の歌詞を繋ぎ合わせた「君は完璧で究極のゲッター」として瞬く間にネットミーム化、「アイドル」を歌うアーティスト・YOASOBIにも認知された[5]。思わぬ形であるが、本作品、ひいてはゲッターロボシリーズが再注目されるきっかけとなった。
- この局地的なブームにより「STORM」はオリコンデイリーDLランキング1位(2023年5月23日分)を達成。23年前の曲でありながら素晴らしい快挙を遂げた[6]。
商品情報[編集 | ソースを編集]
Blu-ray[編集 | ソースを編集]
DVD[編集 | ソースを編集]
楽曲関連[編集 | ソースを編集]
小説版[編集 | ソースを編集]
レンタルビデオ・動画配信[編集 | ソースを編集]
サイト名 | 取扱いの有無 | 備考 |
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TSUTAYA宅配レンタル | 〇 | |
DMM | 〇 | |
ゲオ宅配レンタル | 〇 |
サイト名 | 取扱いの有無 | 備考 |
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TSUTAYA TV | × | |
DMM動画 | 〇 | |
バンダイチャンネル | 〇 | 見放題期間あり |
GYAO!ストア | 〇 | |
東映アニメオンデマンド | × | |
ユーネクスト | × | |
ビデオマーケット | 〇 | |
フジテレビオンデマンド | × | |
Amazonプライムビデオ | 〇 | |
dアニメストア | × | |
ビデックス | × | |
hulu | × |
脚注 [編集 | ソースを編集]
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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