マシーンランド

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マシーンランドとは、ゲッターロボシリーズに登場する巨大建造物(基地、もしくは都市)。

概要[編集 | ソースを編集]

TV版[編集 | ソースを編集]

恐竜帝国の本拠地で、ホヤのような形状をしている。名称はTV版では第47話で判明する。

地中に逃れたハ虫人類が未開の地・マグマ層での生活や地上征服のため造りあげた全長5kmに及ぶ巨大な移動基地。マグマでもびくともしない丈夫な外壁を有する。マグマ層の中を自由に移動することができ、これによりゲッターチームの探索の目を盗み、本拠地を一切悟らせず、長期戦を展開した。

全く同一規格のものが最低3つ存在し、1つはゲッターチームを内部に閉じ込め、彼らの棺桶代わりとして時限爆弾を仕掛けるも脱出されてしまい自滅。もう1つは再度侵入したゲッターチームによって操縦室を占拠され、強引に地上へと引きずり出された事で、大気中に漂うゲッター線を直接浴びてしまい装甲が劣化。そこをゲッター1によるゲッタービームの連続攻撃で狙われ、巨大なキノコ雲を残して爆散した。

以降、恐竜帝国の首脳陣は最後のマシーンランドに臣民を残し、地上侵攻活動の拠点を無敵戦艦ダイへと移す事になる。結局、帝王ゴールたち首脳は全滅したが、最後のマシーンランド自体は住民を抱えてマグマ層に残っている。小説『スーパーロボット大戦』の描写を見る限り、ゴール達と刺し違えた武蔵の遺体[1]は最後のマシーンランドに回収されており、さらに後にこのマシーンランド[2]闇の帝王が訪れて武蔵の遺体を手に入れている。

児童誌に連載された漫画版では、作者によっては「巴武蔵ベアー号を体当たりさせて、マシーンランドを滅ぼす」という展開が見られる。

原作漫画版 [編集 | ソースを編集]

原作漫画版では、ゲッター線によって大打撃を受けたハ虫人類が光線の届かないマグマ層での生活のため造りあげた、巨大な移動基地とされている。こちらでは「マシンランドウ」と呼ばれることも。

TV版と違って一基限定だがブロック構造になっており、ゲッターロボが乗り込んできた部位を切り離して事無きを得たことがあった。日本を総攻撃すべくマグマ層から海底に浮上するが、百鬼帝国に居場所を感知され、マグマ層に逃れる。余談だが敷島博士早乙女博士の言動を見ると、核兵器なら有効打を与えられる模様。

続編『ゲッターロボ アーク』では、複数のブロックに分離して、海底に恐竜帝国の勢力圏を築いている。また表面も人工物を思わせる機械が剥き出しになっている。

OVA[編集 | ソースを編集]

複数機登場。ニューヨーク進攻戦の際に無数のメカザウルスを伴い、帝王ゴール自らが最前線で指揮を執った。

終盤で巨大円盤による最終攻撃が行われた際に、ロンドンやギザなどに出現し、大気組成や海水温度をジュラ紀の物と同一になるまで改造しようとしたが、その指令電波を送るコントロールルームが早乙女博士らに制圧されたため行動を停止した。

登場作品[編集 | ソースを編集]

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α外伝
初登場作品。難ルートにおける恐竜帝国との最終決戦で登場。マグマ砲で攻撃を仕掛けてくる。帝王ゴール撃破後、難ルートでは自爆して消滅するが、普ルートでは自爆せずに、地の底に潜って眠りにつく。
第2次スーパーロボット大戦α
中盤の恐竜帝国との決戦で大阪に登場。毎ターンマグマ砲で攻撃してくるが、着弾地点は決まっており、その地点にいなければダメージは受けない。帝王ゴールの乗る無敵戦艦ダイの大爆発を防ぐために武蔵ブラックゲッターから取り出したゲッターエネルギー炉のゲッター線により、消滅した。跡地の空洞は後にミケーネ帝国の基地として利用される。

Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Scramble Commander

余談[編集 | ソースを編集]

  • 世界最後の日に登場する真ドラゴンの第2形態は、最初は卵か繭のような状態で眠っており、その形状がマシーンランドによく似ている。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 頭部のみのミイラになっている。
  2. 作中ではマシーンランドと言われずに「古代遺跡」と言われている。