「シャナルア・マレン」の版間の差分

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== シャナルア・マレン(Shanalua Mullen) ==
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キオ編から登場するアビス隊のMSパイロット。[[キオ・アスノ|キオ]]の姉貴分として接する。病気の妹がおり、治療費を稼ぐために戦っている。
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'''シャナルア・マレン'''は『[[機動戦士ガンダムAGE]]』の登場人物。
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== 概要 ==
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キオ編から登場するアビス隊のMSパイロット。
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[[キオ・アスノ]]の姉貴分として接する。[[医療・病障害|難病]]の妹がおり、治療費を稼ぐために戦っている。
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実は[[ヴェイガン]]に金で雇われた[[スパイ]]であり、動機はたった一人の家族である妹の治療費のためであった。[[ディーヴァ]]の位置やロストロウラン基地に戦力が集まっていることがヴェイガン側に漏れていたのは彼女が原因。しかしロストロウランを目前に、通信回線の記録からスパイであることがバレてしまい逃走。行く当てもなくさまようが、追いかけてきたキオの[[説得]]には「戻ったところで機密を漏洩したことによりスパイとして処刑されるだけであり、死ぬわけにはいかない」と拒絶。
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ところが説得の最中に、[[ガンダムAGE-3]]を狙ってきたヴェイガンの奇襲に遭遇。最期はキオを庇って相討ちとなり戦死した。キオにとって最初の身近な人の死であり、彼女との関わりや別れはキオが人間として大きく成長する契機となった。
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月刊コロコロコミック連載の漫画版『クライマックスヒーロー』ではスパイの設定は無くなっている。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦BX]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}
:初登場作品。ほぼ原作通りの役回りだが、原作よりも長く使えて条件を満たせば復帰する。数少ない[[期待]]を習得するキャラ。
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:初登場作品。ほぼ原作通りの役回りだが、原作よりも長く使えてキオ以外にも多くの子供たちのお姉さん的存在となる。本作では数少ない「[[期待]]」を習得するキャラ。
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:[[隠し要素/BX#クランシェ&シャナルア・マレン|隠し要素]]の条件を満たせば[[宇宙海賊ビシディアン]]に救助され、[[キャプテン・アッシュ]]と共に再加入する。「表示撃墜数が一定以上」と「自身とキオが任意出撃時に5回以上出撃」しかフラグがないので達成は簡単。
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:上記の通りスパイは最悪極刑も免れない重罪だが、本作品では戸籍上では死亡扱いにし、ビシディアンのメンバーとして[[ブライティクス]]に参加する。また[[ディーヴァ]]艦内への立ち入りも、セキュリティレベルの低いエリア限定、キオたちを監視(実態はただの付き添い)に付けることで許可されている。
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:[[スパロボ補正|生存した場合]]はヴェイガンとの決戦後、[[ジラード・スプリガン|ジラード]]ともども[[フリット・アスノ|フリット]]が裏から手を回して軍籍に復帰させているほか、エンディングで妹の病状が快方に向かっていることが明かされる。
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== パイロットステータス ==
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攻撃力が低めだが、それ以外は[[セリック・アビス]]や[[オブライト・ローレイン]]と同じような数値。
  
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
 
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
:[[集中]]、[[不屈]]、[[鉄壁]]、[[熱血]]、[[期待]]
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:'''[[集中]]、[[不屈]]、[[鉄壁]]、[[熱血]]、[[期待]]'''
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:真っ先に目に入るのは最後に覚える「期待」。彼女以外の習得者は[[スメラギ・李・ノリエガ|3]][[キャサリン・グラス|名]][[ハルカ・ミナト|しか]]おらず、その3名は全員[[母艦]]のパイロット、そのうえ養成が出来るのは[[スメラギ・李・ノリエガ|1名]]だけであるため、シャナルアを出撃させれば、母艦は他の精神コマンドにSPを割くことができ、戦艦以外のメンバーも精神コマンドをより多く使えるようになる。
  
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;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
 
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
=== 地球連邦 ===
 
=== 地球連邦 ===
 
;[[キオ・アスノ]]
 
;[[キオ・アスノ]]
:弟分。MSの操縦や現実とゲームは違うことを教える。
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:弟分。MSの操縦や、現実と[[コンピュータゲーム|ゲーム]]は違うことを教えるが、皮肉にもキオが理解する決定打はシャナルア自身の死であった。
 
;[[セリック・アビス]]
 
;[[セリック・アビス]]
:上官。
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:上官。シャナルアの死に際して、自分が彼女に何もできなかったことを悔やんでいた。
;[[オブライト・ローレイン]]、デレク・ジャックロウ、ジョナサン・ギスターブ
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;[[オブライト・ローレイン]]、[[GUNDAM:デレク・ジャックロウ|デレク・ジャックロウ]](SRW未登場)、[[GUNDAM:ジョナサン・ギスターブ|ジョナサン・ギスターブ]](SRW未登場)
 
:アビス隊の仲間。
 
:アビス隊の仲間。
 
;[[フリット・アスノ]]
 
;[[フリット・アスノ]]
:スパイ行為が発覚した際、裏切り者呼ばわりしつつも事実上、見逃そうとする。ゲーム版および小説版では、「名誉の戦死」として、殉職後に正式な手続きで戦死弔慰金を彼女の妹に渡した。
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:シャナルアの[[スパイ]]行為が発覚した際、[[裏切りイベント|裏切り者]]呼ばわりしつつも事実上見逃そうとする。
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:[[プレイステーション・ポータブル|ゲーム]]版および[[小説|小説版]]では、「名誉の戦死」としてシャナルアの殉職後に正式な手続きで戦死弔慰金を彼女の妹に渡した。
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:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』ではヴェイガンとの決戦後、彼の計らいでディーヴァに復帰している。
 
;[[ウォン・カストロファ]]
 
;[[ウォン・カストロファ]]
:[[ディーヴァ]]クルーの一人。通信記録から、彼にスパイであることを突き止められてしまう。
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:[[ディーヴァ]]クルーの一人。通信回線の記録から、彼にスパイであることを突き止められてしまう。
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=== 宇宙海賊ビシディアン ===
 
;[[キャプテン・アッシュ]]
 
;[[キャプテン・アッシュ]]
:『BX』では彼に回収されて生存し、ビシディアンのメンバーとして復帰する。
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:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では彼に回収されて生存し、[[宇宙海賊ビシディアン]]のメンバーとして復帰する。
  
=== ヴェイガン ===
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=== [[ヴェイガン]] ===
;ダレスト・グーン
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;[[GUNDAM:ダレスト・グーン|ダレスト・グーン]](SRW未登場)
:金を渡して彼女にスパイを行わせていた人物。SRW未登場。
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:金を渡してシャナルアに[[スパイ]]を行わせていた人物。彼と相討ちとなり戦死。
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;[[ザナルド・ベイハート]]
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:原作では特に絡みはないが、『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では彼の攻撃からキオを庇って落命する(フラグを満たせば生存)。
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;[[ジラード・スプリガン]]
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:『BX』では、[[ガルダ級|ガルダ]]防衛戦の後に意味深な会話をする場面がある。
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:また『BX』第39話では、地球連邦軍からの[[裏切りイベント|裏切り者]]という共通点で[[特殊戦闘台詞]]が用意されている。
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 
;[[ブレラ・スターン]]
 
;[[ブレラ・スターン]]
:生存した場合、[[キャプテン・アッシュ|アッシュ]]に助けられ、ビシディアンで戦う同じ境遇の仲間となる。
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:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』ではシャナルアが生存した場合、[[キャプテン・アッシュ|アッシュ]]に助けられ、宇宙海賊ビシディアンで戦う同じ境遇の仲間となる。
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;[[ハルカ・ミナト]]、[[メグミ・レイナード]]
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:『BX』では彼女たちが[[木連]]の軍人である[[白鳥九十九]]や[[月臣元一朗]]と一緒にいたところを[[ムネタケ・サダアキ|ムネタケ]]が目撃したことで、自身のスパイ行為を彼女たちが行ったと疑われる。
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== 名(迷)台詞 ==
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;「生命を粗末にしないでね。これはゲームじゃないの」
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:第30話。戦闘終了後にディーヴァへ乗り込んだキオへ向けて、独断行動で戦艦を撃墜した行為を咎める。
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;「''敵にだって家族はいるんだ!''戦争は、喜んだり、嬉しくなったりするような…そんなもんじゃないんだよ…!」
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:第31話、シャナルアの教え通りに敵を倒したことを嬉々として報告しに来たキオを一喝する。元々シャナルアはキオを戦わせるのは本意ではなく、彼が未だにゲーム感覚で戦っていること、自身がスパイ活動を行なっている理由から、彼の言動に相当複雑な心境を抱いていたことが分かる。
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:そしてキオもまた、後に思いがけない形でこの言葉の[[ディーン・アノン|本当の]][[ルウ・アノン|意味]]を知ることになる。
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;「子供がダダをこねないで!」
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:第32話、[[ヴェイガン]]に内通した[[スパイ]]である事が発覚し逃走中、追ってきた[[キオ・アスノ|キオ]]の[[説得]]に対する返答。
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:彼の純真すぎる意見は、戦争の厳しさを知っているシャナルアには通用しなかった。
 +
;「キオ……死んじゃだめだよ……どんなことがあっても……歯を食いしばって必ず……生き残るんだ……あんたならやれる。強く……なるんだよ……」
 +
:同話、ダレスト・グーンと相討ちになった際、機体が爆散する寸前にキオに遺した最期の台詞。
 +
:キオにとっては初めての身近な人の死であり、この言葉を糧に彼は成長への第一歩を踏み出す。
 +
 
 +
=== 漫画版 ===
 +
;「あたしは鬼でも、軍曹でもなぁーい!!」
 +
:漫画『機動戦士ガンダムAGE ~クライマックスヒーロー~』第1話。無茶をするキオを𠮟りつけている最中、デレク・ジャックロウに鬼軍曹と揶揄されて。確かに彼女の階級は中尉であるが、キオにほぼほぼ八つ当たりし、巨大な棍棒を振り回すその姿は言われても仕方ないところはある。
 +
;「戦争してる軍人が言うセリフじゃないけどさ…、あたしはだれにも死んで欲しくないんだ。敵にも味方にもね…」<br />「約束だよ、キオ。絶対に死ぬんじゃないよ」
 +
:同話より。キオを𠮟りつけた後の台詞。台詞自体はこの後のキオに多大な影響を与えるが…。
 +
;「ん…?」<br />キオ「死(じ)む~~っ」<br />「だれか、水~!」
 +
:直後。無茶の罰として大量にパンケーキや牛乳を飲食させていた結果、キオはその台詞に反応できないくらいダウンしていた。牛乳も死ぬほど飲ませているのに水を頼んでいるし、先の台詞を吐いておきながらこれである。
 +
;「言った…だろ。だれにも…死んで欲しく…ないって。あたしには…、あんた1人しか…救えなかったけど。あんたならきっと…、もっと大きなモノが…救え…るわ。キオは…ガンダムを…継ぐ…子、なんだか…ら…」
 +
:最期の台詞。同作はロストロウランの攻防前から始まるため、1話で命を落としてしまうが、キオはこの言葉を受けて、多くの命を救うために戦うようになる。
 +
 
 +
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 +
;「私には、あんたの事をとやかく言う資格なんてない…けど!」
 +
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第39話での[[ジラード・スプリガン|ジラード]]との[[特殊戦闘台詞]]。
 +
:同じ連邦軍を裏切りヴェイガンに協力していた者として、ジラードを責めることは彼女にはできない。しかし、このままでは取り返しのつかないことになってしまうのは分かり切っている。だからこそ、シャナルアはジラードを止めようとする。
 +
;「お願い!キオの言葉に耳を傾けてあげて…」
 +
:『BX』第40話での[[ディーン・アノン|ディーン]]との特殊戦闘台詞。かつてキオの姉貴分としてキオを支えた彼女は、キオの友人としてこれから生き残って接してほしいと彼に願う。
 +
;「それならそうと言えばいいのさ。あんまり子供が我慢強いのは感心しないね」<br />「そんな妙な遠慮をしてるうちはこ・ど・も・だ!」
 +
:『BX』第17話終了後の分岐選択シナリオデモより。[[日本]]防衛を選んだ際、[[マリ・ヒイラギ|家族]]の事が心配そうな様子の[[ヨウタ・ヒイラギ|ヨウタ]]に対して。
  
== 搭乗機体・関連機体 ==
+
== 搭乗機体 ==
 
;[[クランシェ]]
 
;[[クランシェ]]
:
+
:地球連邦軍の可変[[量産機]]。
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<!-- == 余談 == -->
  
 
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
*[http://wiki.cre.jp/GUNDAM/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AC%E3%83%B3 GUNDAM:シャナルア・マレン]
+
*[[GUNDAM:シャナルア・マレン]]
  
 
{{ガンダムシリーズ}}
 
{{ガンダムシリーズ}}
{{DEFAULTSORT:しやなるあまれん}}
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[[Category:登場人物さ行]]
 
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[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]
 
[[Category:機動戦士ガンダムAGE]]
 
[[Category:機動戦士ガンダムAGE]]

2024年7月2日 (火) 23:57時点における最新版

シャナルア・マレン
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 朴璐美
デザイン 長野拓造(原案)
千葉道徳(アニメ版)
初登場SRW スーパーロボット大戦BX
SRWでの分類 パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
種族 地球人
性別
年齢 27歳
所属組織 地球連邦軍
所属部隊 アビス隊
役職 隊員
軍階級 中尉
テンプレートを表示

シャナルア・マレンは『機動戦士ガンダムAGE』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

キオ編から登場するアビス隊のMSパイロット。

キオ・アスノの姉貴分として接する。難病の妹がおり、治療費を稼ぐために戦っている。

実はヴェイガンに金で雇われたスパイであり、動機はたった一人の家族である妹の治療費のためであった。ディーヴァの位置やロストロウラン基地に戦力が集まっていることがヴェイガン側に漏れていたのは彼女が原因。しかしロストロウランを目前に、通信回線の記録からスパイであることがバレてしまい逃走。行く当てもなくさまようが、追いかけてきたキオの説得には「戻ったところで機密を漏洩したことによりスパイとして処刑されるだけであり、死ぬわけにはいかない」と拒絶。

ところが説得の最中に、ガンダムAGE-3を狙ってきたヴェイガンの奇襲に遭遇。最期はキオを庇って相討ちとなり戦死した。キオにとって最初の身近な人の死であり、彼女との関わりや別れはキオが人間として大きく成長する契機となった。

月刊コロコロコミック連載の漫画版『クライマックスヒーロー』ではスパイの設定は無くなっている。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦BX
初登場作品。ほぼ原作通りの役回りだが、原作よりも長く使えてキオ以外にも多くの子供たちのお姉さん的存在となる。本作では数少ない「期待」を習得するキャラ。
隠し要素の条件を満たせば宇宙海賊ビシディアンに救助され、キャプテン・アッシュと共に再加入する。「表示撃墜数が一定以上」と「自身とキオが任意出撃時に5回以上出撃」しかフラグがないので達成は簡単。
上記の通りスパイは最悪極刑も免れない重罪だが、本作品では戸籍上では死亡扱いにし、ビシディアンのメンバーとしてブライティクスに参加する。またディーヴァ艦内への立ち入りも、セキュリティレベルの低いエリア限定、キオたちを監視(実態はただの付き添い)に付けることで許可されている。
生存した場合はヴェイガンとの決戦後、ジラードともどもフリットが裏から手を回して軍籍に復帰させているほか、エンディングで妹の病状が快方に向かっていることが明かされる。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

能力[編集 | ソースを編集]

攻撃力が低めだが、それ以外はセリック・アビスオブライト・ローレインと同じような数値。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

BX
集中不屈鉄壁熱血期待
真っ先に目に入るのは最後に覚える「期待」。彼女以外の習得者は3しかおらず、その3名は全員母艦のパイロット、そのうえ養成が出来るのは1名だけであるため、シャナルアを出撃させれば、母艦は他の精神コマンドにSPを割くことができ、戦艦以外のメンバーも精神コマンドをより多く使えるようになる。

特殊スキル[編集 | ソースを編集]

BX
底力L6、援護攻撃L2、援護防御L2、全体攻撃L2

人間関係[編集 | ソースを編集]

地球連邦[編集 | ソースを編集]

キオ・アスノ
弟分。MSの操縦や、現実とゲームは違うことを教えるが、皮肉にもキオが理解する決定打はシャナルア自身の死であった。
セリック・アビス
上官。シャナルアの死に際して、自分が彼女に何もできなかったことを悔やんでいた。
オブライト・ローレインデレク・ジャックロウ(SRW未登場)、ジョナサン・ギスターブ(SRW未登場)
アビス隊の仲間。
フリット・アスノ
シャナルアのスパイ行為が発覚した際、裏切り者呼ばわりしつつも事実上見逃そうとする。
ゲーム版および小説版では、「名誉の戦死」としてシャナルアの殉職後に正式な手続きで戦死弔慰金を彼女の妹に渡した。
BX』ではヴェイガンとの決戦後、彼の計らいでディーヴァに復帰している。
ウォン・カストロファ
ディーヴァクルーの一人。通信回線の記録から、彼にスパイであることを突き止められてしまう。

宇宙海賊ビシディアン[編集 | ソースを編集]

キャプテン・アッシュ
BX』では彼に回収されて生存し、宇宙海賊ビシディアンのメンバーとして復帰する。

ヴェイガン[編集 | ソースを編集]

ダレスト・グーン(SRW未登場)
金を渡してシャナルアにスパイを行わせていた人物。彼と相討ちとなり戦死。
ザナルド・ベイハート
原作では特に絡みはないが、『BX』では彼の攻撃からキオを庇って落命する(フラグを満たせば生存)。
ジラード・スプリガン
『BX』では、ガルダ防衛戦の後に意味深な会話をする場面がある。
また『BX』第39話では、地球連邦軍からの裏切り者という共通点で特殊戦闘台詞が用意されている。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

ブレラ・スターン
BX』ではシャナルアが生存した場合、アッシュに助けられ、宇宙海賊ビシディアンで戦う同じ境遇の仲間となる。
ハルカ・ミナトメグミ・レイナード
『BX』では彼女たちが木連の軍人である白鳥九十九月臣元一朗と一緒にいたところをムネタケが目撃したことで、自身のスパイ行為を彼女たちが行ったと疑われる。

名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]

「生命を粗末にしないでね。これはゲームじゃないの」
第30話。戦闘終了後にディーヴァへ乗り込んだキオへ向けて、独断行動で戦艦を撃墜した行為を咎める。
敵にだって家族はいるんだ!戦争は、喜んだり、嬉しくなったりするような…そんなもんじゃないんだよ…!」
第31話、シャナルアの教え通りに敵を倒したことを嬉々として報告しに来たキオを一喝する。元々シャナルアはキオを戦わせるのは本意ではなく、彼が未だにゲーム感覚で戦っていること、自身がスパイ活動を行なっている理由から、彼の言動に相当複雑な心境を抱いていたことが分かる。
そしてキオもまた、後に思いがけない形でこの言葉の本当の意味を知ることになる。
「子供がダダをこねないで!」
第32話、ヴェイガンに内通したスパイである事が発覚し逃走中、追ってきたキオ説得に対する返答。
彼の純真すぎる意見は、戦争の厳しさを知っているシャナルアには通用しなかった。
「キオ……死んじゃだめだよ……どんなことがあっても……歯を食いしばって必ず……生き残るんだ……あんたならやれる。強く……なるんだよ……」
同話、ダレスト・グーンと相討ちになった際、機体が爆散する寸前にキオに遺した最期の台詞。
キオにとっては初めての身近な人の死であり、この言葉を糧に彼は成長への第一歩を踏み出す。

漫画版[編集 | ソースを編集]

「あたしは鬼でも、軍曹でもなぁーい!!」
漫画『機動戦士ガンダムAGE ~クライマックスヒーロー~』第1話。無茶をするキオを𠮟りつけている最中、デレク・ジャックロウに鬼軍曹と揶揄されて。確かに彼女の階級は中尉であるが、キオにほぼほぼ八つ当たりし、巨大な棍棒を振り回すその姿は言われても仕方ないところはある。
「戦争してる軍人が言うセリフじゃないけどさ…、あたしはだれにも死んで欲しくないんだ。敵にも味方にもね…」
「約束だよ、キオ。絶対に死ぬんじゃないよ」
同話より。キオを𠮟りつけた後の台詞。台詞自体はこの後のキオに多大な影響を与えるが…。
「ん…?」
キオ「死(じ)む~~っ」
「だれか、水~!」
直後。無茶の罰として大量にパンケーキや牛乳を飲食させていた結果、キオはその台詞に反応できないくらいダウンしていた。牛乳も死ぬほど飲ませているのに水を頼んでいるし、先の台詞を吐いておきながらこれである。
「言った…だろ。だれにも…死んで欲しく…ないって。あたしには…、あんた1人しか…救えなかったけど。あんたならきっと…、もっと大きなモノが…救え…るわ。キオは…ガンダムを…継ぐ…子、なんだか…ら…」
最期の台詞。同作はロストロウランの攻防前から始まるため、1話で命を落としてしまうが、キオはこの言葉を受けて、多くの命を救うために戦うようになる。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「私には、あんたの事をとやかく言う資格なんてない…けど!」
BX』第39話でのジラードとの特殊戦闘台詞
同じ連邦軍を裏切りヴェイガンに協力していた者として、ジラードを責めることは彼女にはできない。しかし、このままでは取り返しのつかないことになってしまうのは分かり切っている。だからこそ、シャナルアはジラードを止めようとする。
「お願い!キオの言葉に耳を傾けてあげて…」
『BX』第40話でのディーンとの特殊戦闘台詞。かつてキオの姉貴分としてキオを支えた彼女は、キオの友人としてこれから生き残って接してほしいと彼に願う。
「それならそうと言えばいいのさ。あんまり子供が我慢強いのは感心しないね」
「そんな妙な遠慮をしてるうちはこ・ど・も・だ!」
『BX』第17話終了後の分岐選択シナリオデモより。日本防衛を選んだ際、家族の事が心配そうな様子のヨウタに対して。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

クランシェ
地球連邦軍の可変量産機

資料リンク[編集 | ソースを編集]