「サンクキングダム」の版間の差分
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2024年7月18日 (木) 03:45時点における最新版
サンクキングダムとは、『新機動戦記ガンダムW』に登場する国家。
概要[編集 | ソースを編集]
完全平和を謳う王制国家。しかし、軍事力を背景にした強権的な支配体制を築いていた当時の地球圏統一連合によってその存在を危険視され、滅ぼされてしまう。国王や王妃を中心に多くの支配層は戦火の中に死したが、一部の王族と臣下が生き残った。
サンクキングダム滅亡から15年後にリリーナ・ピースクラフトが復興させるが、やはりロームフェラ財団に侵攻されると、彼女は「サンクキングダムの完全平和主義こそが火種になる」として、国家を解体。歴史から姿を消した。
登場作品[編集 | ソースを編集]
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦F
- 一コロニーとして登場。エゥーゴの支援を受けて復興を進めている段階。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 危険な思想としてティターンズからもDCからも狙われる立場。
- DCルートではソーラ・レイで消されそうになるがロンド・ベルの活躍により阻止される。
- 一方、ポセイダルルートでは指導者がリリーナからミリアルドに変わり、DCの半分を壊滅させ、ハマーンら残り半分とともに「負ける戦い」を演じた。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- カラバのハヤトが世間に影響力のある人物としてサンクキングダムの生き残りリリーナを探しだす。復興の準備を進めていたがティターンズに襲撃される。混乱に乗じてリリーナがドロシーの手によりジュピトリアンに拉致され最終的にザンネックキャノンで破壊された。
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- ZシリーズではAEUの一国家という扱いになっている。
- 『新機動戦紀ガンダムW』のストーリーがほとんど進まなかったので復興はされないが、第29話「反撃の狼煙」では旧サンクキングダムにてZEXISとインペリウムが激しい戦闘を行い、ゼクスがスポット参戦する。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- おおむね原作通り。第40話「歌え、誰かのために」において、グレイスの策略によって消滅されかけるが、ZEXISによって阻止される。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦D
- 過去の出来事だがリガ・ミリティアも関わっていたらしく、ジョッシュとマーベットがカトルとノインに再会したときに話題が出る。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦64
- おおむね原作通り。マーチウィンドがノインの要請で、サンクキングダムに留まる「完全平和ルート」が存在する。
- 元々光子力エネルギーもゲッター線も平和利用を目的に研究していたのこともあり、完全平和主義も順調に行くのでは思われた矢先、ロームフェラ財団の策略でそれらを狙う百鬼・ミケーネ連合に情報を流され、侵攻(威力偵察)を受ける。その後に財団の本格的な侵攻を受け、原作通りリリーナが国家を解体する。
人物[編集 | ソースを編集]
- ピースクラフト王、ピースクラフト王妃(SRW未登場)
- サンクキングダムの国王および王妃。リリーナ兄妹の両親でもある。連合軍侵攻時に死亡しており、『新機動戦記ガンダムW』本編では既に故人。
- 小説『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』では、彼等の意外な過去が明かされている。自らの命を賭してでも完全平和主義を貫く高潔さを持ち、その意思の強さは娘たちにも受け継がれている。
- ミリアルド・ピースクラフト
- サンクキングダムの王子。王国滅亡後は、スペシャルズ(後のOZ)に入隊して「ゼクス・マーキス」という偽名を名乗る。
- 後に、本名を名乗って「真の完全平和主義」実現のための行動に出る。
- リリーナ・ドーリアン
- サンクキングダムの王女。王国滅亡後はドーリアンに引き取られていたが、後に己自身の素性を知り「完全平和主義」の実現のためにサンクキングダムを復興させた。
- ドーリアン外務次官
- サンクキングダムの重臣。王国滅亡後は地球圏統一連合の外務次官となり、リリーナの育ての親となる。後に、OZのテロで致命傷を負った際にリリーナに対して彼女自身の素性を伝えた。
- パーガン
- サンクキングダム以来、リリーナに仕えている執事。
- ルクレツィア・ノイン
- ゼクス(ミリアルド)の依頼によって、サンクキングダムを復興させたリリーナの護衛となる。
- ドロシー・カタロニア
- サンクキングダムへの留学生。リリーナの学友で、彼女のファンを称する。
余談[編集 | ソースを編集]
- サンクキングダムの「サンク(Cinq)」とは、フランス語で「5」の意である。
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