「ガンダム試作1号機」の版間の差分
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2019年7月15日 (月) 15:35時点における版
ガンダム試作1号機 | |
---|---|
外国語表記 | Gundam GP01 |
登場作品 | |
デザイン | 河森正治 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
コードネーム | ゼフィランサス |
分類 | 地上用モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | RX-78GP01 |
全高 | 18.0 m |
本体重量 | 39.7 t |
全備重量 | 65.0 t |
動力 | 核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,790 kw |
スラスター推力 |
42,000 kg×2 12,000 kg×2
|
180度姿勢変換 | 0.9sec |
装甲材質 | ルナ・チタニウム合金 |
内蔵機体 | コアファイターII |
開発 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット | コウ・ウラキ |
ガンダム試作1号機は『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の登場メカ。同作品の前半の主役ロボットである。
概要
アナハイム・エレクトロニクスが開発した地球連邦軍の試作型モビルスーツ。コードネームは「ゼフィランサス」で、この名の由来である植物の花言葉は「清い愛」。
「ガンダム開発計画」によって製造された3機のガンダムのうちの1機で、装備換装による汎用性の向上をコンセプトとしている。そのため、3機の中ではRX-78-2ガンダムの特徴を最も色濃く受け継いでいる。四肢の駆動系には新設計の物が採用されており、これは後にムーバブルフレームの基礎ともなった。
RX-78-2ガンダムと同様にコアブロックシステムを採用しており、本体はクラブ・ワークス事業部が、搭載される「FF-XII(あるいはFF-X7II)コアファイターII」はハービック社が開発を担当している。RX-78-2ガンダムに採用されているバーティカル・イン・ザ・ボディとは異なる方式「ホリゾンタル・イン・ザ・ボディ」によって、本体とコアファイターIIはドッキングするようになっている。この方式によりコアファイターIIのバックパックスラスターやビームガン(ビームサーベル)が直接使用でき、より無駄が無くなった。
劇中での様相
本機はテストのためにアルビオンに搭載されたが、トリントン基地にてアナベル・ガトーに強奪されたガンダム試作2号機を追撃するためにテストパイロットのコウ・ウラキが搭乗。以後、彼がパイロットを務める事となった。
その後、宇宙へ上がった直後に発生した戦闘でシーマ・ガラハウのゲルググMと地上用装備のままで交戦し、大破。月面にて宇宙戦高機動仕様のガンダム試作1号機Fbへと改修された。
本編におけるオプションは実質的に陸戦装備のみであり、他のオプションが登場する事はなかった。
登場作品と操縦者
続き物のシリーズでは『0083』が初登場時以外は最初からフルバーニアンで、こちらは出番がない場合が多い。初登場時に出てきてもFbになって以後それっきりで不遇さが否めない。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。ルートによってはミデアが撃墜されると入手できないので注意したい。宇宙に行く際にFbに強化されるが、後に地上に戻ってきてもFbのまま(ガンダム試作1号機が入手できなくてもFbは入手できる)。
- なおFbはデータ上は別ユニットである為、Fb化する前にユニットを改造しても資金が無駄になる(コンプリートボックス版では引き継がれるようになった)。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- MSの中でも弱い部類に属する。
- コアファイターIIに分離可能。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 今回は最初からFb状態のため登場しないが没ユニットデータが存在。グラフィックは『α』のものと同じ。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A(PORTABLE)
- 当作でもあくまで繋ぎの機体であるため性能も全体的に低め。原作通り宇宙での戦闘で大破させられ、その後Fbに強化。
- 余談だが本作ではグリプス戦役終了後の世界で、更にΖΖガンダムがすでに存在する中ガンダム開発計画が行われたというかなり珍しい経歴を持つ。
- 設定的に強くなりそうだが、序盤から登場するゲームバランスの問題か性能はかなり低め。
装備・機能
武装・必殺武器
基本装備
- 60mmバルカン砲
- 頭部に2門内蔵。
- ビームサーベル
- ブラッシュ社が開発した接近戦用の武装。背部に2本マウントしている。
- ビームガン
- ビームサーベルをマウントしたままの状態では、ビームガンとして機能する。威力は低く、モビルスーツ相手には牽制程度にしかならない。
- BAUVA・XBR-M-82-05H ビームライフル
- ボウワ社が開発した携行兵装。エネルギーパック方式が採用されている。また、「ジュッテ」と呼ばれる小型ビームサーベルを内蔵しており、ビームライフルを持ったまま敵のビームサーベルを受け止める事が出来る。
- RX・Vsh-023F/S-04712 シールド
- ルナ・チタニウム合金製の実体盾。耐ビームコーティング処理が施され、数度のビーム攻撃を防げるようになっている。また、伸縮が自在であり取り回しも良い。いちおう本機体専用のシールド。
オプション装備
- 90mmマシンガン
- 通称「ブルパップ・マシンガン」。銃身が短めの実弾兵器でジム・カスタム、ジム改(SRW未登場)等も使用しているもの。アニメ第2話で使用。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
- シールド防御時のダメージが80%減になる。
- 『A PORTABLE』で採用。
機体BGM
関連機体
- ガンダム試作0号機
- ガンダム開発計画の機体全ての原型にあたる機体。コードネームは「ブロッサム」。当時の新技術をしこたま詰め込み、あらゆる局面への対応を目指した多機能型高性能機となるはずであったが、その分パイロットに尋常ではない負担を強いる欠陥を抱えてしまう。そのため、この機体自体は開発中止となり、そのコンセプトや機能は4機の試作ガンダムに分割して受け継がれることとなった。SRW未登場。
- ガンダム試作1号機Fb
- 宇宙戦高機動仕様。
- ガンダム試作2号機、ガンダム試作3号機(ステイメン)
- 同じくガンダム開発計画により生まれた兄弟機。
- ガーベラ・テトラ
- ガンダム試作4号機(SRW未登場)がジオンに流れた末の姿。
- パワード・ジム
- ジム改の改修機。本機と同型のバックパックやスラスターを搭載しつつそれに見合った調整が加えられており、当時の最新鋭機であるジムカスタムをも上回る機動力を誇った。SRW未登場。
余談
- 以前は「(ガンダム)GP01(ゼフィランサス)」と表記される事が多かったが、近年では「ガンダム試作1号機」が多くなった。それに伴い、他の機体もそれに準じた名称で呼ばれるようになっている。
- 漫画『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』ではガンダム試作2号機を護衛するバディ機としての設定が追加され、同機の最終装甲と同様の対核処理を施されたチョバムアーマー(NT-1アレックスと同じデザインで頭部にもゴーグル状のフェイスガードを装備している)を当初は装備していた。しかし、地上での運用にはデッドウェイトになるため最初の運用後に強制パージされた。
商品情報
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