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2013年3月16日 (土) 00:20時点における版
トラウマイベント(Trauma Event)
『無敵超人ザンボット3』の人間爆弾イベントやバッドエンディングのような、プレイヤーを陰鬱な気分にさせる救いのない暗い展開のイベント。またはそのようなイベントが発生するシナリオを指す用語。
一般的には、単に主要キャラクターが死んだり精神崩壊に至ったりというだけに止まらず、視聴者(ないしはプレイヤー)の精神に影響を及ぼしかねないほど強烈な展開を指して用いる場合が多い。代表的な例としては下記のようなパターンが存在する。
- キャラクターの死に際の描写が極度に生々しく、無残
- 主人公等の主要キャラクターとの交流が濃密に描かれた直後に死亡退場。更にそれによって残された側の精神状態がどん底に叩き落とされるようなケース
- 世界全体の破滅のような、どう解釈しても全く救いのない結末
スパロボでの扱い
スパロボにおいては、スパロボ補正の一貫として原作の悲劇が回避される場合がある反面、原作に忠実にトラウマイベントを再現する場合も多い。中には何らかの回避手段が用意される場合もあるが、人間爆弾イベントの回避等、条件が厳しく初見プレイではそう簡単に回避できない場合が多い(ある程度原作に詳しければ、回避手段に見当がつくこともある)。
バッドエンディングに関しては導入当初、徹底した原作再現を望むユーザーに配慮して「やりたい人だけ(バッドエンドルートを)やって下さい」というスタンスを取っていたが、近年は回避したままだとフローチャートが埋まらず、スペシャルシナリオなどの隠し要素が発生しない事もあり、「やりたくなくても一度はトライしなければならない」という風に性格付けが変化している。それらに拘りのないプレイヤーは特段プレイする必要はないが、敢えて選択した場合には精神的に手痛いしっぺ返しを喰らうのでそれなりに覚悟が必要。
原作における代表的なトラウマイベント
※スパロボにおいて再現されたもののみ対象とします。
スーパー系作品
- 人間爆弾作戦 (無敵超人ザンボット3)
- 第17話「星が輝く時」他。ガイゾックによって爆弾に改造された人たちを元に戻す方法は無く、勝平達神ファミリーは爆弾にされた人たちの最期をただ見ていることしかできなかった。
- 風見博士の裏切りとその最期 (宇宙大帝ゴッドシグマ)
- ロボットアニメ史上前代未聞の、元々は正義の心を持っていた味方の博士が精神を病み、狂気に飲まれる形で心変わりを起こし、味方を本気で裏切った挙句、改心しないまま死亡してしまうという展開は、多くの視聴者に衝撃を与えた。
- 地球洪水作戦の発動 (宇宙戦士バルディオス)
- アルデバロン軍が設置した人工太陽をブルーフィクサーの面々が『敵の偵察機に過ぎない』と判断しそのまま放置してしまったことで結果的に前代未聞の大災厄を招いてしまった。
- オズマ・ドラーゴ暗殺 (銀河烈風バクシンガー)
- 第27話「オズマ暗殺」。諸刃のシュテッケンは敵ながら一目置いていたオズマの死には大きな痛手だったようだ。
- ドン・コンドールの特攻 (銀河烈風バクシンガー)
- 加納渚の両親と友人達の死 (戦え!! イクサー1)
- クトゥルフによって怪物に変えられた渚の両親と友人たち。元に戻すことが不可能な上に渚が狙われていたため、イクサー1はやむなく彼らを殺害した。
- シャザーラの撃破 (破邪大星ダンガイオー)
- 第2話「涙のスパイラルナックル」
- 真一のドラゴナイト化 (獣神ライガー)
- 第8話「涙をこらえて友を撃て!!」にて主人公・大牙剣はドラゴナイト化して変わり果てた友人・真一を自らの手で殺すことになってしまう。このエピソードは当時の子供達に衝撃を与えた。
- 人類補完計画の発動 (新世紀エヴァンゲリオン)
- 劇場版。他、EVA3号機の蹂躙、渚カヲルの握殺、戦略自衛隊によるNERV職員の虐殺、EVA量産機によるEVA弐号機の蹂躙など、本作はトラウマイベントに事欠かない。
- ブラックゲッターの初登場シーン (真 (チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日)
- 人間達を取り込んだインベーダーを取り込んだ人間ごと惨殺する。
- 朝比奈浩子のムーリアン化 (ラーゼフォン)
- 同作における最大の悲劇ともいえるエピソード。浩子がヴィブラートと同調していることに気づかなかった綾人はそのままヴィブラートを撃破。知らない内に大切な人を自らの手で殺めてしまった。
- ゲッターに全てを支配された世界 (新ゲッターロボ)
- 第9話「地獄変」。単独搭乗でのゲッターロボの飛行テストの最中、竜馬はゲッターの暴走により、異世界へと迷い込む。その世界は、ゲッターと人間が融合し、殺し合うおぞましい世界だった。竜馬はそこで悪夢のような光景、自分の知る仲間達の異形な姿とその死、そして遂には、ゲッターロボの進化の果てを目の当たりにする。それは、その世界を支配する巨大なゲッターロボに重なる、自分自身の姿だった…。『ゲッターロボサーガ』の一つ『真ゲッターロボ (原作漫画版)』の一エピソードを元に描かれた、ゲッター線の負の面が明確に描写されたエピソードであり、同作の竜馬がゲッターとの決別を決意する最大の要因となる。
- バロンの死 (創聖のアクエリオン)
- 親友バロンを救う為に、命令違反を冒してまで奮闘するアポロに、同じく仲間を奪われていたピエールやシルヴィアも協力したが、その思いも空しく、バロンは頭翅の引き起こした爆発によって帰らぬ人となってしまった。
- 双翅の死 (創聖のアクエリオン)
- 遊び感覚で殺戮を行った双翅に対し、仲間の説得を受けたアポロは怒りを押し殺して捕獲に専念したが、国連軍はそんなディーバのメンバーを全く理解しないかの様に、双翅を生きたまま解剖の献体にするという残酷な仕打ちを行った。自業自得と言ってしまえば否定は出来ないが、結果的にシリウスが堕天翅族に寝返る最大の原因になった。
- カミナの死 (天元突破グレンラガン)
- 大グレン団のリーダーである彼の死はシモンを初めとするメンバーの心に風穴を開けた。
- エンジン王、ギルターボの最期 (熱血最強ゴウザウラー)
- 「心とは何か」を最期に知ったギルターボと、その復仇に燃えるエンジン王。しかし、戦いの中でギルターボの意志に気付いたエンジン王は、ついに機械神を離反。自らの破壊エネルギーとキングゴウザウラーの攻撃力によって機械化城を破壊せよ、とザウラーズに叫ぶ。最期の瞬間に彼が見たものは、父である自分を呼ぶ息子の姿だった……。
ガンダム系作品
作品自体がリアル志向なだけに、トラウマイベントは文字通りに悲惨極まりない者が多い。
- ケーラ・スゥの最期 (機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)
- ギュネイ・ガスの駆るヤクト・ドーガによって、ケーラはマニピュレーターで握りつぶされてしまうという、無残な最期を遂げている。この後の戦闘で、アストナージも死亡してしまう事になる。
- クェス・パラヤ、チェーン・アギの最期 (機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)
- チェーンの放ったグレネードに、ハサウェイを庇ったクェスが散り、その結果冷静さを失ってしまったハサウェイによって、チェーンも相次ぐ形で殺される。この件がトラウマとなり、後のハサウェイの人生も壮絶な末路を迎える事になってしまう。
- バーナード・ワイズマンの最期 (機動戦士ガンダム 0080 ポケットの中の戦争)
- 隊長達の敵を討ちたい、ガンダムと戦ってみたい、そして何よりも核攻撃からコロニーを守りたいという思いから、バーニィは決死の覚悟で「ザクでガンダムを討ち倒す」という偉業を、自らの命と引き換えに成し遂げた。しかし、その先にあったのは核攻撃の作戦が失敗に終わっていた事実だった。
- ミューラ・ミゲルの轢死 (機動戦士Vガンダム)
- 第36話「母よ大地にかえれ」。ウッソの母・ミューラは、人質に取ったパイロットと共にモトラッド艦の車輪に引かれて惨死を遂げる事になり、残されたのは吹き飛んだ彼女の首だけという惨いものだった。同作は他にも有名なトラウマイベントが多数存在。
- ヒイロ・ユイの自爆 (新機動戦記ガンダムW)
- 第10話「ヒイロ、閃光に散る」。「ガンダムを渡さない」という指令をドクターJから受けたヒイロは、自分が乗ったままウイングガンダムを自爆させ、瀕死の重傷を負った。幸い、ヒイロは後にトロワに回収されて事無きを得たが、あまりにも自分の命を軽視しているこの行動に、その場にいたぜクスやレディ・アンは戦慄し、それを感じ取ったカトルは、心の痛みに苦しんだ。
- 避難民を乗せたシャトルの撃墜 (機動戦士ガンダムSEED)
- 第13話「宇宙に降る星」。大気圏突入の際のストライクとデュエルの戦闘中に運悪く両機の間を通ってしまったために、ストライクを撃墜できなかったことで気が立っていたイザークによって中に乗っていた民間人諸共シャトルが撃墜されてしまう。シャトルの中にはキラが守り続けていた民間人の少女・エルの姿もあったため、キラはこの出来事によって心に深い傷が残ってしまい一生引きずっていくことになる。
- ニコル・アマルフィ、トール・ケーニヒの最期 (機動戦士ガンダムSEED)
- アスラン・ザラ、キラ・ヤマトにとってかけがいの無い親友であったこの二人の戦死は、物語に大きな影響を与えニコルの戦死がアスランの怒りを買いトールの戦死へと繋がってしまった。
- パナマ基地での敗残兵虐殺 (機動戦士ガンダムSEED)
- 第38話「神のいかずち」。地球連合軍のアラスカ基地自爆によって多数のザフト兵が戦死したため、その報復としてパナマ基地では投降してきた連合兵は多くが虐殺された。
- ガルナハンでの連合兵捕虜への私刑行為 (機動戦士ガンダムSEED DESTINY)
- 18話「ローエングリンを討て!」。ガルナハン基地で多くの地元住民が連合兵に虐げられてきたため、ミネルバ隊によって基地が壊滅した後、多くの連合兵がゲリラによって裁判無しに殺害された。国際法上、大いに問題のある行為であることは疑いない。しかもザフト側はこの事実に気付いていながら黙認する有様で、ザフト側が決して正義とはいえない事を物語っているシーンでもある。
- ルイス・ハレヴィの負傷 (機動戦士ガンダム00)
- 第18話「悪意の矛先」。ネーナ・トリニティの気まぐれによる結婚式場への砲撃でルイスは両親を含む親族全てと自身の左手を失った。
- ロックオン・ストラトス(ニール・ディランディ)の最期 (機動戦士ガンダム00)
- 仇敵・サーシェスと相討ちに近い形で刺し違えたロックオンは、最後に地球を見つめながら宇宙に消えた。彼の死はソレスタルビーイングの誰もに衝撃を与え、後々まで影響を残した。
- セルゲイ・スミルノフの最期 (機動戦士ガンダム00)
- ネーナ・トリニティの最期 (機動戦士ガンダム00)
その他リアル系作品
- Xエステバリスの爆散 (機動戦艦ナデシコ)
- 第17話「それは『遅すぎた再会』」。目的の為には手段を一切選ばない利己的な性格をしたムネタケ・サダアキであったが、連合宇宙軍への忠誠の為に手を汚してきたムネタケに待っていたのは、最重要機密事項が漏洩した責任で降格処分にされる仕打ちだけだった。元よりナデシコに居場所など無く、連合宇宙軍にまで見捨てられ、復権の為の最後の手段であったXエステバリスすらも失敗作で終わったムネタケは、テンカワ・アキトにガイを射殺した事実を追及されたこともあってノイローゼに陥る。半ば自棄になってIFSを注入した結果、幻覚作用で錯乱したムネタケは、何かに足掻く様にXエステバリスに乗り込んで、グラビティブラストを強引に発射。機体が自己崩壊を迎える中、ムネタケが最後に見たのは、かつて自らが射殺したガイが、ゲキ・ガンガーに乗って自らを許す姿だった。それは、本当に幻だったのか…?
- 復讐鬼と化したテンカワ・アキト (劇場版 機動戦艦ナデシコ-The prince of darkness-)
- TV版より3年後が舞台の劇場版。かつての主人公テンカワ・アキトとその妻ミスマル・ユリカが新婚旅行に向かった矢先の飛行機事故に遭い、不慮の死を遂げていた。だが実際はアキトとユリカの持つA級ジャンパーとしての能力を利用しようとする火星の後継者に拉致され、ユリカはボソンジャンプの演算ユニットとして利用され、アキトは過酷な人体実験の犠牲者となる。その後、アキトのみネルガル重工に救出されたが、実験の影響で五感に障害を抱えてしまい、ユリカ奪還と自分達の運命を狂わせた火星の後継者への復讐を誓う「復讐鬼」へと変貌し目的の為ならば手段を選ばず、犠牲者の発生も厭わない非情な人間となってしまった。
ちなみに本作の最後でもアキトは姿を消し、続編の制作中止も発表されている事から彼の救いがあるのは現状ではスパロボのみとなっている。
- デザルグに一方的に蹂躙されていくメガゾーン軍 (メガゾーン23)
- ビームス夫妻の最期 (交響詩篇エウレカセブン)
- 抗体コーラリアンによる人々の虐殺 (交響詩篇エウレカセブン)
- 日本人の大量虐殺とユーフェミア・リ・ブリタニアの死 (コードギアス 反逆のルルーシュ)
- 第1期第22話「血染めのユフィ」、第23話「せめて哀しみとともに」
- シャーリー・フェネットの最期 (コードギアス 反逆のルルーシュR2)
- 第13話「過去から刺客」。ルルーシュの孤独を理解し、ロロへ協力を申し出るも不用意な発言で彼のコンプレックスを刺激してしまったばかりに致命傷を負わされ、駆けつけたルルーシュのギアスの力もむなしくシャーリーは命を落とす。彼女の死は最期を看取ったルルーシュはもちろん多くの視聴者にも衝撃を与え、以降物語は一気に鬱展開になっていく…。
- 相羽ミユキの最期 (宇宙の騎士テッカマンブレード)
バンプレストオリジナル
他作品とのクロスオーバー等によるイベントは除く。
- ゼオルート・ザン・ゼノサキスの死(魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL)
- 自らの邪神信仰を公言しラングランに宣戦布告をしたシュウの気に邪悪なものを感じたゼオルートはシュウを止めるために戦いを挑むが力及ばずシュウに討たれてしまう。その死はマサキとプレシアの心に大きな傷をつけマサキとプレシアの関係が一時最悪の状態に陥るまでに至り、プレシアの身体にも大きな異変を引き起こしてしまった。
- リカルド・シルベイラの死とラングラン王都壊滅(魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL)
- 魔装機神LOE第一章のシナリオ「崩壊の序曲」シナリオエンドデモにてリカルドの死とラングラン王都壊滅という二つの鬱イベントが立て続けに起こる。
- フェイルロード・グラン・ビルセイアの死(スーパーロボット大戦EX他)
- 自らの余命の短さの焦り故に地上人召喚事件の責任の取り方としてデュラクシールの力によるラ・ギアス全土の統一という手段を選んだフェイルを止めるためにマサキ達は魔装機神操者の義務に従い彼を討つが強く信頼していた上司でもあり、立場を越えた親友でもあった彼を殺したことはマサキの心に深い傷跡を残すことになった。
- レラの死(スーパーロボット大戦64)
- 「その瞳に未来は映ることなく」(独立軍ルート)、「人類の勝利、そして‥‥後編」(OZルート)。レラのあまりにも悲しい最期。ルート分岐までの選択肢でレラを無理矢理艦からおろすことはできるが、彼女と主人公のイベントは多いので、ストーリーを楽しむならあまりお勧めはできない。ちなみに、死亡イベントが存在しないものの、完全平和ルートでは銀河帝国の侵攻により死亡するらしい。
- 破滅の波導の一撃による、全ての並行世界の滅亡(スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd)
- 最終話「まだ見ぬ明日の歌」。ユキムラが搭乗するアゾエーブによって放たれた『破滅の波導』の第1射により、全ての並行世界が滅亡という、SRW史上前代未聞にして、最大・最悪の大破局が引き起こされる。全ての世界が滅亡した中最終決戦の幕が上がるという、正規ルートでありながら、かなり悲惨な雰囲気に覆われた最終決戦である…。
- デンゼル・ハマーとトビー・ワトソンの死(スーパーロボット大戦Z)
- 第9話「時空破壊」、第21話「残されるもの」(共にセツコルート)。セツコの「悲しみの乙女」のスフィアの覚醒を促す為に、アサキムは彼女から大切な存在を次々と奪い、セツコの大切な人だった彼らを殺害した後も、その存在を利用して彼女の心身を嬲り続ける。
- サナン・ティアンプラサートの死(魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD)
- 「暗殺者」にてウーフに刺された傷が癒えぬ状態で出撃したティアンは、ヴォルクルス教団の目的であるラスフィトートの復活を阻止するべく、電光の精霊ディンハイムとのポゼッションを敢行。自らの命と引き換えにラスフィトートの復活を阻止したが、その死はアンティラス隊のメンバー、特にミオの心に大きな傷を刻み、魔装機神I第一章以降一度も精霊憑依を実現できていないマサキが迷走する切欠となった。
- エスター・エルハスの次元獣化(第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇)
- 第25話「終わらない約束」。パレス・インサラウムから撃ち出された人造リヴァイブ・セルから『揺れる天秤』のスフィアの反作用で暴走したクロウを庇って被弾した結果、皮肉にもDMバスターであり、次元獣に故郷を滅ぼされてしまったエスター自身が次元獣へとヴァイオレイションされてしまった。尤も、直後にゼロのギアスが通用して復活の伏線が示されたり、ランドが登場してブラスタを勢いあまって撃墜してしまうといったイベントがあるため、若干欝の要素が軽減されている。
- 暴れ回る饕餮王(第2次スーパーロボット大戦OG)
- 第40話「蒼炎の逆鱗」。連邦軍基地の防衛隊を片っ端から文字通りに食い殺す饕餮王の姿が描かれる。しかも防衛隊目線で表現されるため、心臓の弱い人だと卒倒しかねない。
- AI1に取り込まれるヒューゴ・メディオ(第2次スーパーロボット大戦OG)
- アルベロ・エストの最期(第2次スーパーロボット大戦OG)
- 第50話「去来交差点」。最後の最期まで「フォリアが生きている」というブラフでミタールに利用された挙句、用済みとみなしたエルデに銃撃された後に彼女の口から真実を知って果ててしまうシーンはあまりにも痛々しく、報われないものであった。その一連の光景を見たヒューゴやアクアに大きなショックを与えたが、これによって二人はツェントル・プロジェクトを完全に叩き潰す決意を固める。
トラウマイベントの仕掛け人
- キラー・ザ・ブッチャー
- 人間爆弾作戦を実行する。他にも様々な残虐非道な作戦を実行している。
- 風見博士
- 元々正義の心を持っていた立派な人格者でありながら、様々な過程を経て、本気で悪役サイドに寝返ってしまった挙句、改心せずに死亡してしまったという稀有な人物。ちなみにZでは双翅を実験材料にしようともしたがこちらは不動GENに阻止されている。
- ゼオ・ガットラー
- 人工太陽を開発し、地球洪水作戦を実行する。
- カーメン・カーメン
- スパロボシリーズでは、作品の枠を超えて失態を犯した者や邪魔となる者をキングコブラで暗殺する。
- パプテマス・シロッコ
- 死の間際にカミーユをも道連れにせんと思念を送り、精神崩壊させた。
- ドル・サタン
- 真一をドラゴナイト化させた張本人。
- 相羽シンヤ/テッカマンエビル
- タカヤの目の前でミユキを殺害する。
- ゼーレ
- 人類補完計画を発動させる。
- 火星の後継者
- 幸せの絶頂だったテンカワ夫妻を引き裂き、ユリカを演算ユニットのコアと化し、アキトの五感を人体実験によって奪い、彼を復讐鬼へと堕とした。
- デザルグ
- 自動攻撃弾によって、半ば一方的にメガゾーン23の軍隊を無残なまでに蹂躙していくが、最後はその報いを受けるかのごとく、月面のADAMシステムによって滅ぼされた。
- 神名麻弥
- 浩子をドーレム・ヴィブラートと同調させる。
- イザーク・ジュール
- シャトルに乗っていたのが民間人であることを知らず、気が立っていたせいもあって誤って撃墜してしまった。
- キラ・ヤマト、アスラン・ザラ
- 皮肉にも親友を討つのを躊躇った為に互いの親友を殺してしまう結果となり二人の対立は決定的になる。
- デューイ・ノヴァク
- ビームス夫妻に依頼して月光号と戦うよう仕向けた。
- ルルーシュ・ランペルージ/ゼロ、ユーフェミア・リ・ブリタニア
- ルルーシュの意思とは関係無しにユフィにギアスの力が働いてしまい、結果的に日本人虐殺という最悪の事態を招いてしまった。日本人という不特定多数の人間が命令対象の為彼女へのギアスの効力が失われず、最終的にルルーシュはユーフェミアをやむなく殺害した。この出来事は彼女を最も大切な存在としていた枢木スザクや彼女の実姉コーネリアだけでなく、直接手を下したルルーシュ本人にも暗い影をもたらす事になった。
- ロロ・ランペルージ
- 自身のコンプレックスを刺激してしまったことが引き金となり、シャーリーを殺害する。
- ネーナ・トリニティ
- ルイスの左腕と家族を奪った張本人。動機はストレス発散の為の憂さ晴らし。後に彼女は、この浅はかな虐殺行為の報いを惨たらしい形で受ける事になる。
- アリー・アル・サーシェス
- ロックオンを殺害した張本人。本編開始以前にロックオンや刹那の家族を死に追いやったのも彼であり、本編中でも他にも絹江を殺害するなど、作中の様々な悲劇の元凶の一人となっている。
- アンドレイ・スミルノフ
- 元々父親を憎悪していたことや、セルゲイがテロリストと共にいたことから父親がテロに加担していたと誤解してしまいマリーの目の前でセルゲイを殺害してしまう。
- ルイス・ハレヴィ
- 1stシーズンでは被害者であった彼女が2ndシーズンでは一転してトラウマイベントの仕掛け人となり、親族の仇であるネーナを惨殺する。
- チミルフ
- カミナに致命傷を負わせ彼の命を奪った。
- シュウ・シラカワ
- ラングラン王都での戦いでゼオルートの命を奪った他、シュテドニアス軍を扇動しラングラン王都を破滅に導いた(ただし、これらの行動はシュウがヴォルクルスの支配を受けた状態での行動である)。
- ルビッカ・ハッキネン
- リカルドを銃撃し、彼の命を奪った。
- ラセツ・ノバステ
- シュテドニアス軍を指揮しラングラン王都を壊滅させた張本人。
- デュミナス
- アクシズ、火星の決戦に介入し、ブライトやルリ達を艦ごと撃沈し殺害する。『OG外伝』ではバルトールに囚われた人々を皆殺しにし、ティスとラリアーの命を無理やり奪うなど、その所業の酷さに加え、『R』とは大きく異なる非道なキャラクターに描写された事で、様々な意味でプレイヤーにトラウマを与えた。
- シュウイチロウ・ユキムラ
- 負の無限力「破滅の波導」を放ち、全ての平行世界を滅亡させる。
- アサキム・ドーウィン
- デンゼルとトビーを殺害し、セツコの心身を幾度となく嬲り、踏み躙る。ランドとメールの心も傷つけ、聖インサラウム王国の滅亡も画策していたなど(こちらはアイムが先に実行したため未遂となった)、シリーズ作品を跨いで非道な所業を続けている。
- ウーフ
- ティアンに瀕死の重傷を負わせ彼の死の一端を作った。
- アンブローン・ジウス
- 結果的にそうなったとはいえ、エスターを次元獣化させた張本人。
- エルデ・ミッテ
- アクアを言葉巧みに追い詰めた挙句、容赦なく切り捨てた。第2次OGではそれらに加えてヒューゴをAI1と同化させ、さらにはアルベロを殺害した挙句、死ぬ寸前にブラフであることを告げるなど、OGのデュナミスにも劣らない非道なキャラクターとして描写された。どちらとも最終的にはAI1に拒絶されて果てるという報いを受けることになるのだが。
関連シナリオ
- 「人間爆弾の恐怖」
- 第4次のシナリオ。序盤にルート分岐で「愛の行方」に進むか、「ガイゾックの恐怖」に進みバンドックの撃墜に失敗していると後半にこのシナリオとなり、原作通りにアキが人間爆弾にされてしまう。SRWにおける最初のトラウマイベントといえる。回避した場合の「新しい力」と異なり、強化パーツを一切入手出来ない等ペナルティ的な要素も含まれている。
- 「未完のシ者」
- F完結編のEVAエンドのシナリオ。
- 「涙のスパイラルナックル」
- COMPACT2第2部及びIMPACTのシナリオ。シャザーラを説得せずに倒すと、ダンガイオーにスパイラルナックルが追加される代償として、原作通りシャザーラが死亡する。
- 「最悪の決戦」・「最悪の結末」
- Rの5話。この手のイベントでは珍しいスパロボオリジナル展開。前者はナデシコB、後者はラー・カイラムルートの場合。どちらの場合も、デュミナスの介入により艦が撃沈、艦長(ルリ、ブライト)は死亡という前代未聞の結末を迎える。この話は物語自体の導入でもあるのだが、原作ファンや以前からのスパロボユーザーを驚愕に叩き込んだ。
- 「銀河に君と」
- 第3次αのイデエンドのシナリオ。どうあっても迫り来る果てしない戦いに絶望しきった各作品の主人公達の姿がひどく悲しく、カルネアデス計画の失敗と隕石雨の落下がリアルタイムで伝わってくるどころか、最後には宇宙怪獣の大群が押し寄せ、味方のただでさえ激減した戦意をどん底まで叩き落してくる。それでも諦めない者達もいるが、大半が諦めては時代の礎を築いて死んでいった者に対し謝罪。欝のまま最期を迎えた……。ちなみにメシアはこのシナリオをクリアしないと登録されないため、図鑑コンプリートを目指すならば一度はプレイすべし。
- 「エドン国動乱」
- GC・XOのシナリオ。エドン国と新惑星連合の和解を目指していたオズマ・ドラーゴがナーカ・シンタルと共に、カーメン・カーメンの送り込んだキングコブラの毒牙にかかって悲惨な死を遂げる。和解まであと一歩の所で重要人物のオズマが殺されてしまうというあまりにも痛々しい結末で、それを機にエドン国と新惑星連合の対立は泥沼化してしまう。
- 「星が輝く時」
- Zのシナリオ。ついにスパロボ史上初めて大々的に再現されたトラウマイベント人間爆弾のエピソード。浜本達のあの悲惨極まりない最期を目の当たりにする事になる…。台詞が原作にアレンジが加えられている。このイベントは勝平達だけでなくセツコ、甲児達、闘志也達、斗牙達等の他作品の版権キャラクター達の心にも大きな影を落とすことになる…。
- 「舞い降りる太陽」
- Zのシナリオ。規程ターン以内に人工太陽を破壊出来ず、なおかつフィクサー1が撃墜されていた場合(または母艦が墜とされた場合)にはTV版の地球滅亡を連想させる最終回を再現したバッドエンドとなる。ただしフィクサー1が健在の状態で人工太陽の破壊に成功すればバルディオス幻の最終技「バルディロイザー」と共に「明日を救う」結末を迎えることが出来る。
- 「果てなき戦いの環へ」
- Zの黒歴史エンドのシナリオ。ある者は戦いに疲れ果て、ある者は人類に絶望し仲間の元を去る。そして、ザ・ビッグとオーバーデビルの大軍が地を埋め尽くし、全てを滅ぼす最終戦争の幕が上がる…。締めくくりはBGM無し、背景なしでスタッフロールが淡々と流れる。
ちなみに、スパロボOGネットラジオ うますぎWAVEパーソナリティの相沢舞氏は1周目でこのエンドに到達してしまった。寺田プロデューサーからは「狙ってもそうそう行けないのに」と突っ込まれた。本当に行こうと思ったら、ロジャーの選択でメモリーを捨て、最後の選択で「自分では決められない」を両方する必要がある。
- 「悲しみの飛翔」
- Kのシナリオ。フェストゥムと共に自爆する翔子。と言うか『蒼穹のファフナー』の原作を再現するとどうしても…。ちなみにこれに限らず、ファフナー関連のシナリオは暗いものが多い。フラグが立てばカイジが全員拾って来る。
- 「涙をこらえて友を撃て!」
- NEOのシナリオ。『獣神ライガー』の真一ドラゴナイト化イベントが起こる。原作に比べればいくらか悲惨さは緩和されているとはいえ、それでも明るく楽しい雰囲気であるNEOにおいて、唯一とも言える強烈なトラウマイベントである。
- 「血染めのユフィ」
- 第2次Z破界篇のシナリオ。エリア11ルート第36話で『コードギアス 反逆のルルーシュ』の日本人虐殺とユフィの死亡イベントが起こる。このイベントは原作通りほぼ忠実に再現されている。なお現場には事前に破嵐万丈が潜伏していたものの、完璧超人の彼でも悲劇を未然に防ぐことは叶わず被害を最小限に抑えるのがやっとの有様であった。
その他
- 飛影
- 多くのユーザーの心に深く刻み込まれているトラウマとして有名なキャラクター。出現と同時にプレイヤーは驚愕し、恐慌し、何としてでも彼の手に掛かる前にマップをクリアしようとする。強大な能力を駆使して飛影は多くの敵を屠り、得られたはずの経験値と資金、隠し要素を根こそぎ奪っていく。