「ミライ・ヤシマ」の版間の差分
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元々は名家ヤシマ家の令嬢であり、[[サイド6]]の監察官である[[カムラン・ブルーム]]は婚約者だったが、彼の態度に失望していた。後に[[スレッガー・ロウ]]と相思相愛になるが、[[ソロモン]]攻略戦で死別し、最終的には[[ブライト・ノア]]と結ばれた。 | 元々は名家ヤシマ家の令嬢であり、[[サイド6]]の監察官である[[カムラン・ブルーム]]は婚約者だったが、彼の態度に失望していた。後に[[スレッガー・ロウ]]と相思相愛になるが、[[ソロモン]]攻略戦で死別し、最終的には[[ブライト・ノア]]と結ばれた。 | ||
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:一応、本作でのミライは初代設定であるが、ブライトとの関係は不明。『EX』以降はハサウェイが登場するので、既に夫婦の可能性もあるが、旧シリーズは年齢設定があやふやなため詳細は定かでない。 | :一応、本作でのミライは初代設定であるが、ブライトとの関係は不明。『EX』以降はハサウェイが登場するので、既に夫婦の可能性もあるが、旧シリーズは年齢設定があやふやなため詳細は定かでない。 | ||
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− | : | + | :その後の関係は不明だが、年月が過ぎた『逆襲のシャア』ではカムランは「ミライに生きていてほしい」という理由だけで、重罪である事を覚悟の上で[[核ミサイル]]をブライトに託す事になる。 |
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
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;「あ、あの…クルーザー級のスペースグライダーのライセンスが役に立つとは思いませんが、私で良ければ」<br />「ミライ・ヤシマと申します」 | ;「あ、あの…クルーザー級のスペースグライダーのライセンスが役に立つとは思いませんが、私で良ければ」<br />「ミライ・ヤシマと申します」 | ||
− | : | + | :第2話「ガンダム破壊命令」よりミライの初台詞。[[ジーン (機動戦士ガンダム)|ジーン]]の独断専行による奇襲によって、艦長の[[パオロ・カシアス|パオロ]]をはじめとする[[ホワイトベース]]のクルーの殆どが負傷・操舵手さえも欠けてしまい、[[サイド7]]から出港したくてもにもできない状況に全員が頭を抱える中、負傷兵を手当てする避難民の中に母性的ながらも凛とした佇まいの女性が、操舵手の代理を申し出た。 |
− | : | + | :[[ブライト・ノア|ブライト]]は「君は?」とミライに名前を尋ね、二行目の台詞で名乗り出る。その後に続くパオロ艦長の「そうか、あのヤシマ家の…」という台詞が彼女の出自を確かさを伺わせる。そして、これが後に自分の夫となるブライトとの最初の出会いでもあった。 |
;「アムロは特別な子よ。あたしそんな気がするの」 | ;「アムロは特別な子よ。あたしそんな気がするの」 | ||
− | : | + | :第17話「アムロ脱走」より。[[アムロ・レイ|アムロ]]を[[ガンダム]]のパイロットから降ろそうと考えるブライトに対しての言葉。ミライ自身が[[ニュータイプ]]に目覚めていく[[伏線]]とも取れる。 |
=== [[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]] === | === [[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]] === | ||
− | ; | + | ;「シャアならやるわ。母さんも昔、戦ったことがあるからわかるの。地球の人は荒れるだけでしょう? シャアは、純粋すぎる人よ…」 |
− | : | + | :[[シャア・アズナブル|シャア]]が本当にアクシズを地球に落とそうとしているのか不安に思っていた娘のチェーミンに対して、ミライが語った台詞。 |
+ | :醜いエゴに支配された地球の人間に絶望してしまったシャアの純粋すぎる心を、ミライは少なからず理解し、そして哀れに思っている様である。 | ||
== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
;「…よかったじゃない、ブライト。サインしてあげたら?」 | ;「…よかったじゃない、ブライト。サインしてあげたら?」 | ||
− | : | + | :ラビアンローズでブライトがエマリーにサインをねだられて困惑した際の台詞。 |
+ | :『第3次』でのミライは顔グラや立ち位置は初代であるが、『EX』以降にハサウェイが登場する事やカムランが元婚約者であると語られた事から既にブライトと夫婦である可能性が高く、下手すれば修羅場にもなりかねない場面でもあるが、ブライトとエマリーが初対面なのもあり、一応は穏当に終わっている。 | ||
:しかし、「…」の部分からミライが何かしら複雑な感情を持っていたとも邪知できるが…。 | :しかし、「…」の部分からミライが何かしら複雑な感情を持っていたとも邪知できるが…。 | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
*[[機動戦士ガンダム|1st]]作中にて[[ブライト・ノア|ブライト]]、[[スレッガー・ロウ|スレッガー]]、[[カムラン・ブルーム|カムラン]]といった三人の男性達から想いを寄せられたので、ミライは視聴者に'''「1stガンダム作中で、最もモテた女性キャラクター」'''と評されている。 | *[[機動戦士ガンダム|1st]]作中にて[[ブライト・ノア|ブライト]]、[[スレッガー・ロウ|スレッガー]]、[[カムラン・ブルーム|カムラン]]といった三人の男性達から想いを寄せられたので、ミライは視聴者に'''「1stガンダム作中で、最もモテた女性キャラクター」'''と評されている。 | ||
− | ** | + | **なお、ミライ・ヤシマを演じた[[声優]]の白石冬美氏も[[セイラ・マス]]や[[フラウ・ボゥ]]が綺麗に描かれているのに、ミライだけ目が小さくてちょっと地味な感じのビジュアルに最初は少々不満を感じていた。しかし、ミライ役を演じていくうちに'''「なんてチャーミングなんだろう」'''と思えるようになると同時に、外国人は日本人がイメージする美人顔とは少し違う目が細くてお母さん顔の日本人女性を好むように、ミライを演じてそういう顔立ちの魅力が初めて理解できたと言う。 |
− | **[[シャア・アズナブル]] | + | **[[シャア・アズナブル]]を演じた声優の池田秀一氏は、'''「ある意味、ミライが[[ホワイトベース隊]]の雰囲気を作っているという感じがあった」'''と供述しているのに対し、白石氏は皆にもそう言われるもののちょっとしか[[年齢]]が違わないのに「お母さん」と言われるのはミライを演じる自分としては少し嫌で、出来るならば「お姉さん的な存在」と言われたかったという。同時に池田氏はミライを「'''一筋縄ではいかない曲者揃いのホワイトベースのクルーの中では普通の人'''」とも評している。 |
− | ** | + | **白石氏もまた、ミライを「本当に普通の人」と評しており、「(かつて白石氏が演じた)『巨人の星』の星明子とはキャラクターが全然違っていて、ちょっとやんちゃな感じが好きだ」という。 |
− | * | + | *番組企画段階では、ミライのファミリーネームは複数の候補が存在しており、ギリギリまで決まらなかった。 |
− | * | + | **その為、初期設定に基づいて作られたセイカノートの塗り絵帳や雑誌『冒険王』の漫画版では、候補の一つである「'''ミライ・エイランド'''」という名で紹介されている。また、その塗り絵や同社製のカルタでは「'''艦長'''」と表記されている。 |
− | *『[[機動戦士ガンダム]] | + | *ミライを演じた白石氏本人は、機械音痴だったため本作の設定を理解するのが大変だったと振り返っている。どっちが[[地球連邦軍|連邦軍]]でどっちが[[ジオン公国軍|ジオン軍]]のロボットなのか見分けられず、それで悩んでいると仲間に打ち明けると主人公の[[アムロ・レイ]]役の古谷徹氏から「'''すいませんチャコ(白石氏の愛称)さん。ロボットじゃなくてモビルスーツって言ってください'''」と苦言を呈されたとの事。 |
+ | **[[ホワイトベース]]に関しても、ミライたち連邦軍は「'''ホワイトベース'''」と呼んでいるのに、ジオン軍は「'''木馬'''」と呼んだりしていたので、白石氏は混乱し最初は別のものかと思っていたという。 | ||
+ | *『[[機動戦士ガンダム]]』が放送されていた当時、白石氏が声優の野沢那智氏と共にラジオパーソナリティを務めていた、TBSラジオの深夜放送ラジオ番組『パック・イン・ミュージック』では、番組内でも「ミライに対する反応も凄まじいもので、リクエストカードにミライの絵を描いてくれたファンは多く、それこそ屏風ができそうなくらいの量が届いた」との事。中にはファンが描いたとても美しいミライの大きなイラストがあり、それを見ると今でも勇気づけられたと語っている。 | ||
== 資料リンク == | == 資料リンク == |
2016年10月6日 (木) 19:43時点における版
ミライ・ヤシマ(Mirai Yashima)
- 登場作品:ガンダムシリーズ
- 声優:白石冬美
- 種族:地球人(日系)
- 性別:女
- 所属:民間人→地球連邦軍→民間人
- 階級:少尉
- 生年月日:宇宙世紀0061年
- 年齢:18歳(初代)→25歳(Ζ)→32歳(逆襲のシャア)→44歳(閃光のハサウェイ)
- 身長:163cm(初代)
機動戦士ガンダム
ホワイトベースの操舵手。元々は避難してきたサイド7の民間人であったが、スペースグライダーのライセンスを持っていたために操舵手となった。ミライはホワイトベース内では「お袋さん」的な存在で、ニュータイプとしての素質も垣間見えた。
元々は名家ヤシマ家の令嬢であり、サイド6の監察官であるカムラン・ブルームは婚約者だったが、彼の態度に失望していた。後にスレッガー・ロウと相思相愛になるが、ソロモン攻略戦で死別し、最終的にはブライト・ノアと結ばれた。
機動戦士Ζガンダム
一年戦争後、ブライトと結婚して「ミライ・ノア」となり、ハサウェイとチェーミンの一男一女を儲けており、ホンコン・シティでベン・ウッダーにより人質にされるが、カミーユ達の活躍で解放された(TV版のみ)。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
シャアのアクシズ落下作戦に際して、二人の子供と共に宇宙に上がろうとしたが、アデナウアー・パラヤの割り込みのせいでハサウェイしかシャトルに乗せられず、自身はチェーミンと共に地球に残った。その後は5thルナが落下し崩壊するラサから娘共々逃げ延びている場面が所々挿入されており、終戦後は無事に宇宙に上がりロンデニオンで暮す。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
マフティー・ナビーユ・エリン処刑のため、最後の任務に出立するブライトを見送ったが、ミライもブライト同様マフティーを息子のハサウェイとは知らなかった。その後の消息は不明。
登場作品と役柄
『Ζ』以降のミライは、名前だけが度々ブライト達の台詞で示唆されているものの、意外と登場していない。
長らくホワイトベースなどにサブパイロットとして存在するような作品も無く、イベント要員に留まっていたが、『OE』にて参戦した。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- MAP上のショップでアイテムを売っている。
- 第3次スーパーロボット大戦
- ロンド・ベル隊に参加している。ラビアンローズではエマリー・オンスと出会うことになるが、エマリーにサインをねだられて戸惑うブライトに「良かったじゃないの」と答えており、修羅場になってはいない。
- 一応、本作でのミライは初代設定であるが、ブライトとの関係は不明。『EX』以降はハサウェイが登場するので、既に夫婦の可能性もあるが、旧シリーズは年齢設定があやふやなため詳細は定かでない。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 名前のみ登場。エンディングのブライトの後日談によれば、彼の仕事が忙しく何カ月も会えない日々が続いているらしい。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 原作通りホワイトベースの操舵手となる。サイド6へ向かうことになると少し浮かない顔をするが、憂鬱の種であるカムランは登場しない。また、スレッガーとのロマンスも省略気味である。
- スーパーロボット大戦OperationExtend
- 第一章から登場。本作にて遂にサブパイロットとなる。ただし、掛け合い等は無く、音声収録が行われていない。
- なお、修理装置所持機が居ないホワイトベース隊の単独行動時には、ミライの精神コマンド「信頼」が貴重なHP回復手段として活躍する。
関連作品
- ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
- ブライトと結婚している。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
人間関係
機動戦士ガンダム
家族等
ホワイトベース隊
- スレッガー・ロウ
- 初対面の時はノリの軽いスレッガーを快く思わなかったが、サイド6での一件等を経て恋人関係になる。しかし、ソロモンにて彼を失う悲劇に見舞われる。
- なお、スレッガーの名台詞である「ホワイトベースのお袋さん」とは、ホワイトベース内におけるミライの立ち位置を的確に表現したものであると言える。
- アムロ・レイ
- 物語開始以前から彼を「機械好きで有名な子」として認識していた。序盤における彼の理解者役も務める。『Ζ』でも、第17話「ホンコン・シティ」で彼と再会する。
- セイラ・マス
- 仲間。同じ女性として会話も多い。
ジオン軍
その他
- カムラン・ブルーム
- 婚約者。親の決めた縁談ながらもカムランはミライに好意を寄せていたが、一方でミライは親の力で自分を捜していたカムランを快く思っていなかった。
- その後の関係は不明だが、年月が過ぎた『逆襲のシャア』ではカムランは「ミライに生きていてほしい」という理由だけで、重罪である事を覚悟の上で核ミサイルをブライトに託す事になる。
機動戦士Ζガンダム
家族等
- ハサウェイ・ノア
- 息子。
- チェーミン・ノア
- 娘。SRW未登場。
エゥーゴ
カラバ
- ベルトーチカ・イルマ
- 香港で、場を引っ掻き回す自己中心的な彼女を、優しくそして時には厳しく指導していくことに。
ティターンズ・地球連邦軍
他作品との人間関係
名台詞
機動戦士ガンダム
- 「あ、あの…クルーザー級のスペースグライダーのライセンスが役に立つとは思いませんが、私で良ければ」
「ミライ・ヤシマと申します」 - 第2話「ガンダム破壊命令」よりミライの初台詞。ジーンの独断専行による奇襲によって、艦長のパオロをはじめとするホワイトベースのクルーの殆どが負傷・操舵手さえも欠けてしまい、サイド7から出港したくてもにもできない状況に全員が頭を抱える中、負傷兵を手当てする避難民の中に母性的ながらも凛とした佇まいの女性が、操舵手の代理を申し出た。
- ブライトは「君は?」とミライに名前を尋ね、二行目の台詞で名乗り出る。その後に続くパオロ艦長の「そうか、あのヤシマ家の…」という台詞が彼女の出自を確かさを伺わせる。そして、これが後に自分の夫となるブライトとの最初の出会いでもあった。
- 「アムロは特別な子よ。あたしそんな気がするの」
- 第17話「アムロ脱走」より。アムロをガンダムのパイロットから降ろそうと考えるブライトに対しての言葉。ミライ自身がニュータイプに目覚めていく伏線とも取れる。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- 「シャアならやるわ。母さんも昔、戦ったことがあるからわかるの。地球の人は荒れるだけでしょう? シャアは、純粋すぎる人よ…」
- シャアが本当にアクシズを地球に落とそうとしているのか不安に思っていた娘のチェーミンに対して、ミライが語った台詞。
- 醜いエゴに支配された地球の人間に絶望してしまったシャアの純粋すぎる心を、ミライは少なからず理解し、そして哀れに思っている様である。
スパロボシリーズの名台詞
- 「…よかったじゃない、ブライト。サインしてあげたら?」
- ラビアンローズでブライトがエマリーにサインをねだられて困惑した際の台詞。
- 『第3次』でのミライは顔グラや立ち位置は初代であるが、『EX』以降にハサウェイが登場する事やカムランが元婚約者であると語られた事から既にブライトと夫婦である可能性が高く、下手すれば修羅場にもなりかねない場面でもあるが、ブライトとエマリーが初対面なのもあり、一応は穏当に終わっている。
- しかし、「…」の部分からミライが何かしら複雑な感情を持っていたとも邪知できるが…。
余談
- 1st作中にてブライト、スレッガー、カムランといった三人の男性達から想いを寄せられたので、ミライは視聴者に「1stガンダム作中で、最もモテた女性キャラクター」と評されている。
- なお、ミライ・ヤシマを演じた声優の白石冬美氏もセイラ・マスやフラウ・ボゥが綺麗に描かれているのに、ミライだけ目が小さくてちょっと地味な感じのビジュアルに最初は少々不満を感じていた。しかし、ミライ役を演じていくうちに「なんてチャーミングなんだろう」と思えるようになると同時に、外国人は日本人がイメージする美人顔とは少し違う目が細くてお母さん顔の日本人女性を好むように、ミライを演じてそういう顔立ちの魅力が初めて理解できたと言う。
- シャア・アズナブルを演じた声優の池田秀一氏は、「ある意味、ミライがホワイトベース隊の雰囲気を作っているという感じがあった」と供述しているのに対し、白石氏は皆にもそう言われるもののちょっとしか年齢が違わないのに「お母さん」と言われるのはミライを演じる自分としては少し嫌で、出来るならば「お姉さん的な存在」と言われたかったという。同時に池田氏はミライを「一筋縄ではいかない曲者揃いのホワイトベースのクルーの中では普通の人」とも評している。
- 白石氏もまた、ミライを「本当に普通の人」と評しており、「(かつて白石氏が演じた)『巨人の星』の星明子とはキャラクターが全然違っていて、ちょっとやんちゃな感じが好きだ」という。
- 番組企画段階では、ミライのファミリーネームは複数の候補が存在しており、ギリギリまで決まらなかった。
- その為、初期設定に基づいて作られたセイカノートの塗り絵帳や雑誌『冒険王』の漫画版では、候補の一つである「ミライ・エイランド」という名で紹介されている。また、その塗り絵や同社製のカルタでは「艦長」と表記されている。
- ミライを演じた白石氏本人は、機械音痴だったため本作の設定を理解するのが大変だったと振り返っている。どっちが連邦軍でどっちがジオン軍のロボットなのか見分けられず、それで悩んでいると仲間に打ち明けると主人公のアムロ・レイ役の古谷徹氏から「すいませんチャコ(白石氏の愛称)さん。ロボットじゃなくてモビルスーツって言ってください」と苦言を呈されたとの事。
- ホワイトベースに関しても、ミライたち連邦軍は「ホワイトベース」と呼んでいるのに、ジオン軍は「木馬」と呼んだりしていたので、白石氏は混乱し最初は別のものかと思っていたという。
- 『機動戦士ガンダム』が放送されていた当時、白石氏が声優の野沢那智氏と共にラジオパーソナリティを務めていた、TBSラジオの深夜放送ラジオ番組『パック・イン・ミュージック』では、番組内でも「ミライに対する反応も凄まじいもので、リクエストカードにミライの絵を描いてくれたファンは多く、それこそ屏風ができそうなくらいの量が届いた」との事。中にはファンが描いたとても美しいミライの大きなイラストがあり、それを見ると今でも勇気づけられたと語っている。
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