「エゥーゴ」の版間の差分
31行目: | 31行目: | ||
== 登場作品 == | == 登場作品 == | ||
=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
− | ;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[ | + | ;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) |
:連邦軍を離脱した[[ロンド・ベル]]隊に協力。「ダカールの日」の選択肢次第でブレックスの生死が分かれ、死亡した場合はクワトロが原作通りエゥーゴの中心人物となる。また、[[ギリアム・イェーガー]]もエゥーゴに参加する。 | :連邦軍を離脱した[[ロンド・ベル]]隊に協力。「ダカールの日」の選択肢次第でブレックスの生死が分かれ、死亡した場合はクワトロが原作通りエゥーゴの中心人物となる。また、[[ギリアム・イェーガー]]もエゥーゴに参加する。 | ||
:マップ「ロンデニオン」クリア後には資金3万と[[ファティマ]]、[[ALICE]]、[[サイコフレーム]]、[[アポジモーター]]をくれる。 | :マップ「ロンデニオン」クリア後には資金3万と[[ファティマ]]、[[ALICE]]、[[サイコフレーム]]、[[アポジモーター]]をくれる。 |
2016年1月23日 (土) 09:37時点における版
エゥーゴ(A.E.U.G.)
『機動戦士Ζガンダム』及び『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する反地球連邦政府組織。
組織名は略称で「Anti Earth Union Group」「Anti Earth United Government」など諸説あるが、どれも「Anti Earth」の部分は共通している。
「ジオン残党狩り」として組織されたティターンズの横暴と、それを黙認する連邦に対する抵抗として、元地球連邦軍准将ブレックス・フォーラを中心に組織された。連邦軍の一部も参加している(このため「地球連邦軍の一部」と解釈される場合もある)。また、クワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)も参加して、その仲介によりアナハイム・エレクトロニクスの支援も受けた。
歴史の表舞台に立ったのは「ガンダムMk-II強奪事件」以降。それを切っ掛けに起こるグリプス戦役において、エゥーゴ幹部であったクワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)や、カミーユ・ビダンの活躍により、ティターンズを壊滅に至らしめた。
第1次ネオ・ジオン抗争では、アクシズ(ネオ・ジオン)による地球圏の制圧を、ジュドー・アーシタらの抗戦で防ぐことに成功した。
第1次ネオ・ジオン抗争以後は解散、及び地球連邦軍に吸収され、その一部はロンド・ベル隊に移行していったと思われる。
主人公サイドの勢力であり、敵対勢力であるティターンズが非常に悪辣な組織として描かれているため、基本的に「虐げられている宇宙移民のために活動する高潔な組織」といった印象で見られる事が多い。 ただし、アナハイム・エレクトロニクスの「地球の人間にも組織の活動をアピールすべし」とする意見によって、ティターンズの本拠地であるグリプスIIを攻める作戦の目標をジャブローに変更させられるなど、スポンサーの意向に振り回される面もあり、「アナハイム社の私兵」と見られる事もある。また、第1次ネオ・ジオン抗争時には、組織上層部がネオ・ジオンとの戦闘をネェル・アーガマ及びガンダム・チームに押し付け、大勢が決した後にようやく主力を動かすという、一年戦争時の地球連邦軍を思わせる腐敗ぶりを見せている。
なお、漫画『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』には「ヌーベル・エゥーゴ」という組織が出てくるが、こちらは純然たる過激派のテロリストに過ぎず『Ζ』『ΖΖ』のエゥーゴとは関係が無い。
主な人物
- ブレックス・フォーラ
- エゥーゴの創始者である地球連邦軍の高級将校。連邦議会に参加する為に地球へ降りた際に暗殺された。
- クワトロ・バジーナ
- ブレックス亡き後実質的なエゥーゴのトップとなるが、グリプス戦役終了と同時に行方不明になる。後にネオ・ジオンの総帥「シャア・アズナブル」として再び世に現れる。
- ブライト・ノア
- グリプス戦役途中にて参加。アーガマ艦長を務め、その後の第1次ネオ・ジオン抗争においても戦うことになる。
- カミーユ・ビダン
- 「ガンダムMk-II強奪事件」の立役者となった民間人の少年。エゥーゴに参加してグリプス戦役を戦い抜いたが、精神を病んで同戦役の終了後に離脱した。
- ジュドー・アーシタ
- カミーユ離脱後に、エゥーゴに参加したシャングリラ出身の少年。ネオ・ジオンとの決着後にようやく腰を上げたエゥーゴ上層部に対しては、憤りを露わにしている。
登場作品
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 連邦軍を離脱したロンド・ベル隊に協力。「ダカールの日」の選択肢次第でブレックスの生死が分かれ、死亡した場合はクワトロが原作通りエゥーゴの中心人物となる。また、ギリアム・イェーガーもエゥーゴに参加する。
- マップ「ロンデニオン」クリア後には資金3万とファティマ、ALICE、サイコフレーム、アポジモーターをくれる。
- マップ「キリマンジャロの嵐」クリア後には資金2万とチョバムアーマー、ハイブリットアーマー、ブースターをくれる。
- マップ「ビヨン・ザ・トッド」でも「補給物資を持ってきた」というセリフが出るが、実際には資金もパーツも増えていない。ただし、この補給物資の中にSガンダム用の強化パーツが入っている。
- スーパーロボット大戦F
- コロニー独立宣言の調査のため、宇宙に上がったロンド・ベルと合流するところでFは終了する。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 後編で本格的に活動する。地球側の抑圧に対して平和的手段によるコロニーの権利拡大を目指しており、そのためにサンクキングダムの完全平和主義を旗印にコロニーの意思統一を図っているが、DC宇宙軍の活動にやや押されている。なお、今回ブレックスは死なない。
- マップ「悲しみのカトル」クリア後に量産型νガンダムやラー・カイラムを持ってきてくれる。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 原作と役割は同じ。エンディングでは、協力関係にあるカラバやリガ・ミリティアと共に新しく結成されたプリベンターに合流。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- ザフトと同盟を結ぶ。更にその後、宇宙革命軍やアクシズと共に「アプリリウス同盟軍」を成立させるが、後にブレックスが暗殺され、クワトロが指導者となった後、アプリリウス同盟軍から脱退する。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦R
- GEARなどと共にラウンドナイツを結成する。『ΖΖ』設定だからか作中ではネェル・アーガマ隊を表すような扱いがされている。
関連作品
- ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
- ガンダム大陸に存在する国の名前が「エゥーゴ連邦」となっている。またアムロらが所属する組織が「エゥーゴ軍」という名前になっている。
- 本作の舞台は地球ではない為、「地球連邦」という組織名が使えなかった為の措置である。
- なおティターンズはエゥーゴ軍のエリート部隊という設定で、「エゥーゴがティターンズを内包している」という一種奇妙な設定になっている。
資料リンク
|