「ガ・ゾウム」の版間の差分

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対[[モビルスーツ]]戦を想定しており、[[ガザC]]や[[ガザD]]とは構造等が異なる。また、性能も今までのガザシリーズとは比べ物にならないほど高い。
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元々本機は「ガザE」と名付けられる予定であったが、従来機が作業用MS時代からのフレーム構造を受け継いで発展してきたのに対し、本機はそれをベースにこそしているもののほぼ完全な新規設計の機体であり、今までよりも性能が大幅に向上していたため、新たな名称として「ガ・ゾウム」と名づけられた。なお、「ガザE」の名は同時期に開発されていた別の系列機に与えられ、これは『[[ガンダム・センチネル]]』にて登場している。
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元々本機は「ガザE」と名付けられる予定であったが、従来機が作業用MS時代からのブロック構造を受け継いで発展してきたのに対し、本機はそれをベースにこそしているもののほぼ完全な新規設計の機体であり、その性能の高さもあって、新たな派生機種名称として「ガ・ゾウム」と名づけられた。なお、「ガザE」の名は同時期に開発されていた別の系列機に与えられ、これは『[[ガンダム・センチネル]]』にて登場している。
  
 
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基本構造が異なるため、変形機構も従来のガザシリーズとは大幅に異なる。
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基本構造が異なるため、変形機構も従来のガザシリーズとは大幅に異なる。可変した形態は肩部のウェポンユニットブロックなどの配置から「四足獣」に見立てられる。
  
 
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== 装備・機能 ==
 
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::マウント時のビームサーベルはビームガンとしても機能する。
 
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;ハイパー・ナックルバスター
 
;ハイパー・ナックルバスター
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:ハイパーと付いているため非常に強力な兵器に思えるが、実際のところ出力はガザ系列のナックルバスターから半減している。しかし、ジェネレータ直結式から内蔵E-CAP式になり、固定兵装から携行兵器になった事により取り回しが容易になり、連射可能、本体の燃費向上等の利点も加われば、出力の低下を補って余りある改良をなし得たと言えるだろう。
  
 
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;ガザ・ストーム・フォーメーション
 
;ガザ・ストーム・フォーメーション
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:なお、原作中では本機ではなく、[[ガザD]]で行ったものである。
  
 
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:ガザシリーズに属する機体だが、構造が大幅に異なっている。
 
:ガザシリーズに属する機体だが、構造が大幅に異なっている。
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:同時期に開発されたガザDの発展型。こちらは従来のフレーム構造を受け継いでいる。
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:本機のハイパーナックルバスターをビームキャノンとして流用している。
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== 余談 ==
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*ガザシリーズの最終型……なのだが、カタログスペックだけを見ると実はジェネレーター出力や推力ではガザDの方が上だったりする。
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**ただし全備重量はガ・ゾウムの方が遥かに軽いためこの推力比ならばガ・ゾウムの方が実質的な機動力は上回るし、また出力についてもガザDは固定武装であるナックルバスターに割く部分が大きいため、機体そのもののパワーでもガ・ゾウムが劣っているわけではない。出力や推力が落ちているのは「過剰なものを必要充分なだけ調整した結果」なのだろう。
  
 
== 商品情報 ==
 
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== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==

2022年5月6日 (金) 18:25時点における最新版

ガ・ゾウム
外国語表記 Ga-Zowmn[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

初登場SRW スーパーロボット大戦64
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 可変モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 AMX-008
頭頂高 18.0 m
本体重量 31.6 t
全備重量 58.2 t
動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,840 kW
スラスター推力

8,640 kg×4(前腕部)
9,620 kg×6(背部)

総推力
92,280 kg
アポジモーター 18
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 11,200 m
開発 ネオ・ジオン
所属 ネオ・ジオン
主なパイロット ゴットン・ゴー
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ガ・ゾウムは『機動戦士ガンダムΖΖ』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

ネオ・ジオン軍が開発したガザシリーズの発展型可変モビルスーツ

機体概要[編集 | ソースを編集]

モビルスーツ戦を想定しており、ガザCガザDとは構造等が異なる。また、性能も今までのガザシリーズとは比べ物にならないほど高く、最強を誇る。

元々本機は「ガザE」と名付けられる予定であったが、従来機が作業用MS時代からのブロック構造を受け継いで発展してきたのに対し、本機はそれをベースにこそしているもののほぼ完全な新規設計の機体であり、その性能の高さもあって、新たな派生機種名称として「ガ・ゾウム」と名づけられた。なお、「ガザE」の名は同時期に開発されていた別の系列機に与えられ、これは『ガンダム・センチネル』にて登場している。

MA形態[編集 | ソースを編集]

基本構造が異なるため、変形機構も従来のガザシリーズとは大幅に異なる。可変した形態は肩部のウェポンユニットブロックなどの配置から「四足獣」に見立てられる。

本編での活躍[編集 | ソースを編集]

劇中ではゴットン・ゴーが乗り込み、ガンダム・チームと交戦している。その後も量産され、複数が登場していた。

機動戦士ガンダムUC』では、腕部に装飾をされた本機がネオ・ジオン残党軍「袖付き」の戦力として登場。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Fスーパーロボット大戦F完結編
没データが存在。今作では異常な強さであるガザCを更に超える強さであり、ザクIII改ゲーマルクと肩を並べている。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦64
初登場作品。現時点で唯一の登場作。ガザの嵐隊がガザDに代わりに乗ってくる。ドライセンバウに比べ性能は高いが、後半の敵ネームド機と考えると大人しい性能。ただし合体攻撃には要注意。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

9連装ミサイルランチャー
両肩のウェポンユニットに搭載されている武装。
ビームサーベル
両腕にマウントされている。
ビームガン
マウント時のビームサーベルはビームガンとしても機能する。
ハイパー・ナックルバスター
本機の主射撃兵装。従来のナックルバスターと違い、携行兵装になっている。
ハイパーと付いているため非常に強力な兵器に思えるが、実際のところ出力はガザ系列のナックルバスターから半減している。しかし、ジェネレータ直結式から内蔵E-CAP式になり、固定兵装から携行兵器になった事により取り回しが容易になり、連射可能、本体の燃費向上等の利点も加われば、出力の低下を補って余りある改良をなし得たと言えるだろう。

合体攻撃[編集 | ソースを編集]

ガザ・ストーム・フォーメーション
64』でのガザの嵐隊(パンパワイムビアン)の合体攻撃。
なお、原作中では本機ではなく、ガザDで行ったものである。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

剣装備
切り払いを発動。
変形
MA形態に変形する。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

MA形態時は飛行可能。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

関連機体[編集 | ソースを編集]

ガザCガザD
ガザシリーズに属する機体だが、構造が大幅に異なっている。
ガルスK
本機のハイパーナックルバスターをビームキャノンとして流用している。

余談 [編集 | ソースを編集]

  • ガザシリーズの最終型……なのだが、カタログスペックだけを見ると実はジェネレーター出力や推力ではガザDの方が上だったりする。
    • ただし全備重量はガ・ゾウムの方が遥かに軽いためこの推力比ならばガ・ゾウムの方が実質的な機動力は上回るし、また出力についてもガザDは固定武装であるナックルバスターに割く部分が大きいため、機体そのもののパワーでもガ・ゾウムが劣っているわけではない。出力や推力が落ちているのは「過剰なものを必要充分なだけ調整した結果」なのだろう。

商品情報[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. MS、機動戦士ガンダムZZ 公式サイト、2022年2月5日閲覧。

資料リンク[編集 | ソースを編集]