「エルメス」の版間の差分

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== MAN-08 エルメス(Elmeth) ==
 
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*[[登場作品]]:[[機動戦士ガンダム]]
 
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*分類:[[ニュータイプ]]専用試作[[宇宙]]用[[モビルアーマー]]
 
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*形式番号:MAN-08(MAN-X8)
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*全高:28.1m
 
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*本体重量:163.7t
 
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*全備重量:291.4t
 
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*動力;熱核融合炉
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*出力:14,200kw
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*推力:645,200kg
 
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*センサー有効半径:245,000m
 
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*主なパイロット:[[ララァ・スン]]、クスコ・アル(小説版・2号機)
 
*主なパイロット:[[ララァ・スン]]、クスコ・アル(小説版・2号機)
  
[[フラナガン機関]]が開発した[[ジオン軍|ジオン公国軍]]の試作型[[モビルアーマー]]。完全な[[ニュータイプ]]専用機として開発されており、搭載された[[サイコミュ|サイコミュ・システム]]で複数の無線式誘導兵器「ビット」を操作して[[オールレンジ攻撃]]を行う。機体前部にはスペースの広いコクピットが存在し、内部のほとんどはコンソールで埋め尽くされている。また、高性能の緩衝装置が搭載され、パイロットを加速Gから防護している。機体の制御もAMBACや[[アポジモーター]]ではなくジャイロによるシステムを採用しており、重心を変化させる事で対応するようになっている。なおこの機体のデータから[[キュベレイ]]が開発されることになる(プロトタイプキュベレイにエルメスの名残が見られる)。
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完全な[[ニュータイプ]]専用機として開発されており、搭載された[[サイコミュ]]・システムで複数の無線式誘導兵器「ビット」を操作して[[オールレンジ攻撃]]を行う。機体前部にはスペースの広いコクピットが存在し、内部のほとんどはコンソールで埋め尽くされている。また、高性能の緩衝装置が搭載され、パイロットを加速Gから防護している。機体の制御もAMBACや[[アポジモーター]]ではなくジャイロによるシステムを採用しており、重心を変化させる事で対応するようになっている。なおこの機体のデータから[[キュベレイ]]が開発されることになる(プロトタイプキュベレイにエルメスの名残が見られる)。
  
 
劇中では[[ララァ・スン]]が搭乗し、ビットを使って[[ソロモン|コンペイ島]]に駐留していた[[地球連邦軍]]の艦艇や[[モビルスーツ]]を撃破している。この事からソロモンに棲む悪霊の仕業と思い「'''[[ソロモンの亡霊]]'''」と呼ばれ、恐れられるようになった。その後、[[アムロ・レイ]]の[[ガンダム]]と交戦し、[[シャア・アズナブル]]の駆る[[シャア専用ゲルググ|ゲルググ]]を庇って撃墜された。
 
劇中では[[ララァ・スン]]が搭乗し、ビットを使って[[ソロモン|コンペイ島]]に駐留していた[[地球連邦軍]]の艦艇や[[モビルスーツ]]を撃破している。この事からソロモンに棲む悪霊の仕業と思い「'''[[ソロモンの亡霊]]'''」と呼ばれ、恐れられるようになった。その後、[[アムロ・レイ]]の[[ガンダム]]と交戦し、[[シャア・アズナブル]]の駆る[[シャア専用ゲルググ|ゲルググ]]を庇って撃墜された。
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== 登場作品と操縦者 ==
 
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;[[スーパーロボット大戦]]
 
:移動力が高く、ビットの長距離攻撃は厄介。[[説得]]しても役に立ちそうにない。
 
 
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
 
:ララァを[[説得]]することで使用可能。[[宇宙]]用だが、地上でも使える([[ミノフスキークラフト]]を装備しているのか?)。だが、[[オデッサ]]に[[シャア・アズナブル|シャア]]がいると思い、仲間から外れる。
 
:ララァを[[説得]]することで使用可能。[[宇宙]]用だが、地上でも使える([[ミノフスキークラフト]]を装備しているのか?)。だが、[[オデッサ]]に[[シャア・アズナブル|シャア]]がいると思い、仲間から外れる。
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=== 単独作品 ===
 
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;[[ヒーロー戦記]]
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;[[スーパーロボット大戦]]
:雑魚敵として登場。他にエルメスmk-2が登場する。
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;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
 
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:序盤はララァ機が登場し、一連のイベントも再現。中盤からはララァの加入とともに使える。また強化一般兵も乗って登場し、こちらは[[捕獲]]可能。捕獲機の方のみ[[強化パーツ]]が4つつけられる。今回も地上でも使える。また、[[ア・バオア・クー]]における[[ジオン軍]]及び[[ギガノス帝国|ギガノス軍]]との最終決戦において、[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]の乗る[[百式]]がメガバズーカランチャーで、[[ガザC]]の大部隊を掃討する作戦で、エルメスのエネルギーを百式のメガバズーカランチャーに送るイベントがある。
 
:序盤はララァ機が登場し、一連のイベントも再現。中盤からはララァの加入とともに使える。また強化一般兵も乗って登場し、こちらは[[捕獲]]可能。捕獲機の方のみ[[強化パーツ]]が4つつけられる。今回も地上でも使える。また、[[ア・バオア・クー]]における[[ジオン軍]]及び[[ギガノス帝国|ギガノス軍]]との最終決戦において、[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]の乗る[[百式]]がメガバズーカランチャーで、[[ガザC]]の大部隊を掃討する作戦で、エルメスのエネルギーを百式のメガバズーカランチャーに送るイベントがある。
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;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]
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:雑魚敵として登場。他にエルメスmk-2が登場する。
  
 
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:ビット兵器をMSサイズで扱うことを目的として開発された。結果としてビットの出力は犠牲になったが小型のビットであるファンネルを多数搭載し、活躍した。
 
:ビット兵器をMSサイズで扱うことを目的として開発された。結果としてビットの出力は犠牲になったが小型のビットであるファンネルを多数搭載し、活躍した。
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2014年9月17日 (水) 04:51時点における版

MAN-08 エルメス(Elmeth)

フラナガン機関が開発したジオン公国軍の試作型モビルアーマー

完全なニュータイプ専用機として開発されており、搭載されたサイコミュ・システムで複数の無線式誘導兵器「ビット」を操作してオールレンジ攻撃を行う。機体前部にはスペースの広いコクピットが存在し、内部のほとんどはコンソールで埋め尽くされている。また、高性能の緩衝装置が搭載され、パイロットを加速Gから防護している。機体の制御もAMBACやアポジモーターではなくジャイロによるシステムを採用しており、重心を変化させる事で対応するようになっている。なおこの機体のデータからキュベレイが開発されることになる(プロトタイプキュベレイにエルメスの名残が見られる)。

劇中ではララァ・スンが搭乗し、ビットを使ってコンペイ島に駐留していた地球連邦軍の艦艇やモビルスーツを撃破している。この事からソロモンに棲む悪霊の仕業と思い「ソロモンの亡霊」と呼ばれ、恐れられるようになった。その後、アムロ・レイガンダムと交戦し、シャア・アズナブルの駆るゲルググを庇って撃墜された。

連邦軍では本機を「尖んがり帽子」、ビットを「(尖がり帽子の)付録」というコードネームで呼んでいた。

なお、本機はガンプラが発売された当初は商品名をそのまま「エルメス」としていたが、某超有名ファッションブランドと被ってしまっている事から(ただし、英語での綴りは異なる)、後に「ララァ・スン専用モビルアーマー」、「NT専用モビルアーマー」と表記を変更して発売している。スパロボや他ゲームではエルメスのままが大半。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦
ララァを説得することで使用可能。宇宙用だが、地上でも使える(ミノフスキークラフトを装備しているのか?)。だが、オデッサシャアがいると思い、仲間から外れる。
第2次スーパーロボット大戦G
ララァを説得することで使用可能になるのは同様だが、地上では使えなくなった。仲間から外れることも無くなっている。但し脆い上に火力も微妙。
第3次スーパーロボット大戦
原作同様にララァが搭乗し、交戦する場合は必中がないとなかなか命中させる事が出来ず、かなりの強敵となる。その後は一般兵が搭乗し、長射程のビットが強力であるが、HPはそれほど高くないので組し易い。最大の見せ場はオープニングデモでダイターン3と戦っているところであるが、何故か地上にいる。
第4次スーパーロボット大戦S
シナリオ「強襲! 阻止限界点」で、強化兵が乗る1機のみが出現。だが、ビットは使えない。オープニングデモで使用する場面が見られるのだが・・・
スーパーロボット大戦F完結編
ララァは登場せず、ギレンらが乗艦しているドロスに大量に積まれていたのか、後半戦に複数登場する。正直、時代が逆行していると感じさせる扱いである。公式武装にないバルカンを装備。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
入手可能だが、使える機体ではないし、それ以上の機体も手に入る。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
今回はデラーズ・フリート所属としてララァが搭乗。説得すれば仲間になるが、宇宙編のみなので注意。手順はアムロがシャアとララァと交戦し、セイラがシャアとララァと交戦、そしてシャアのジオングを落として、説得する。最後まで使える機体とは言いがたい。なお地上でも使用可能。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
ほぼ同じ扱いだが、敵時のHPが10000超えしており、攻撃力不足の序盤戦では苦労すること間違いなし。おまけにジオングガンダム試作2号機などの強敵も同時に相手にしないといけない。

単独作品

スーパーロボット大戦
移動力が高く、ビットの長距離攻撃は厄介。説得しても役に立ちそうにない。
スーパーロボット大戦GCXO
序盤はララァ機が登場し、一連のイベントも再現。中盤からはララァの加入とともに使える。また強化一般兵も乗って登場し、こちらは捕獲可能。捕獲機の方のみ強化パーツが4つつけられる。今回も地上でも使える。また、ア・バオア・クーにおけるジオン軍及びギガノス軍との最終決戦において、クワトロの乗る百式がメガバズーカランチャーで、ガザCの大部隊を掃討する作戦で、エルメスのエネルギーを百式のメガバズーカランチャーに送るイベントがある。

その他

ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
雑魚敵として登場。他にエルメスmk-2が登場する。

装備・機能

武装

メガ粒子砲
本体に2門装備。
ビット
本機の主兵装で、本体の後部に10基(12基とする資料もある)搭載している。全長は8.4m。小型のジェネレーターが内蔵されており、主推進器となるバーニアと多数のアポジモーターが装備されている。また、モノアイも設置されている。これによって長距離攻撃やオールレンジ攻撃が可能となっている。これをベースとして、後にファンネル・ビットへと発展していく事となった。SRWに於いてこの手のオールレンジ攻撃が長射程なのはエルメスのイメージが大きい。
バルカン
F完結編で装備。公式設定には存在しない。

移動タイプ

飛行可能。しかし、本来は大気圏内での飛行性能はない。

カスタムボーナス

全武器をP属性にする。

機体BGM

「哀・戦士」
Aにて採用。
「ララァ」
GCXO)にて採用。「きらめきのララァ」のアレンジバージョン。

関連機体

キュベレイ
ビット兵器をMSサイズで扱うことを目的として開発された。結果としてビットの出力は犠牲になったが小型のビットであるファンネルを多数搭載し、活躍した。
キュベレイMk-II / キュベレイMk-II (プルツー用)
量産型キュベレイ

商品情報

資料リンク