ガルダ級超大型輸送機

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ガルダ級超大型輸送機
登場作品

ガンダムシリーズ

初登場SRW スーパーロボット大戦Z
SRWでの分類 機体
地形
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スペック
分類 超大型輸送機
生産形態 少数生産機
全長 317 m
全幅 524 m
最大積載量 9800 t
動力 ミノフスキー核融合炉
推進機関 熱ジェット/スクラムジェットエンジン
開発 地球連邦軍
所属 地球連邦軍
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ガルダ級超大型輸送機は「ガンダムシリーズ」に登場する輸送機の等級。

概要[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍ジオン公国軍ガウを参考に建造した超大型輸送機。

その大きさはガウを遥かに超えている。機体内部の大半がペイロード(荷物を積載可能な部分)であり、補給なしで地球を一周できるほどの航続距離を誇る。シャトルの発射基地代わりにもなるほか、カラバは奪取した同型機を自軍の移動基地として使っている。輸送機らしく輸送能力を重視しているために戦闘はほとんど考慮されておらず、武装は少ない。

その巨大さと製造コスト故にあまり建造されておらず数が少ない。また軍事目的以外にも流通や気象観測などインフラとして担う役割は大きく、エゥーゴティターンズを含めた地球連邦軍も敵側で利用されているガルダ級の完全破壊を極力避けようとする傾向がある。事実、スードリの喪失は大きな弊害を生んだが90年代に入っても増産の目処は立っていない。

名前の由来は、インド神話に登場する神鳥ガルダから。

同型艦[編集 | ソースを編集]

ガルダ
機動戦士ガンダムUC』に登場。6機で地球の防空圏を割り振ったMS派遣体制を目標とした「ガルダ構想」の基に建造された超大型輸送艦。
ネームシップである本機は改装を重ねた末、96年時点ではまさに空の要塞と呼ぶに相応しい威容を誇っている。
アウドムラ
機動戦士Ζガンダム』に登場。カラーリングは赤色。エゥーゴジャブローからの脱出時に奪取し、カラバに譲渡された。
スードリ
『機動戦士Ζガンダム』に登場。カラーリングは緑色。アウドムラと同時にエゥーゴに奪取されるが、後にブラン・ブルタークの部隊により奪還された。
メロゥド(SRW未登場)
『機動戦士Ζガンダム』(TV版)に登場。カラーリングは灰色。ジェリド・メサが指揮を執り、アウドムラを追撃したが、アムロ・レイディジェによってメインブリッジを破壊されている。『機動戦士ガンダムΖΖ』にてラカン・ダカランが乗っていたガルダ級は修復された本機ではないかとする説もある。
ガーウィッシュ(SRW未登場)
機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』に登場。カラーリングはオレンジ。女性艦長であるレイラ・ビアス大佐が指揮を務める。地球連邦軍の地上におけるオールズモビル討伐の移動拠点として活躍した。
名称不明艦(SRW未登場)
『劇場版 機動戦士Ζガンダム』に登場。スードリに代わる機体としてブラン・ブルタークらが運用しており、紺青色と緑色の2種類が登場している。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Z
「ガルダ級」(ガルダ)の名称では初登場作品[1]
スードリ同様の、緑塗装の艦が複数登場。一般艦長の他にベン・ウッダーバスク・オムジャマイカン・ダニンガンが乗る。また乗艦が特攻した繋がりで、ベンの艦にトダカも同乗する。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
ガンダムUC』版がマップアイコンとして登場。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦BX
『UC』版のガルダが登場。第25話「虹を見た日」では飛行中のガルダそのものがマップになっている。翼上は地上扱いになっていて、陸戦機体も戦える。
…しかしよく考えるとこのステージ、サイズがおかしなことになってしまっている(ハイパー化しているのでは?」とネタにするプレイヤーもいる)。もちろん、地形召喚や岩投げなどの戦闘アニメも問題なく発生する。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
『UC』版が敵ユニットとして登場。ジュリオも本来の乗艦が登場しないため代替艦として使用している。
スーパーロボット大戦X
第20話とDLCアル・ワース食堂開店」で、スードリ同様のグリーンの機体がマップアイコンのみ登場。
スーパーロボット大戦T
シークレットシナリオ「プライベート・ミッション」でアカツキがアウドムラ同様の赤色の機体に搭乗している。
クリア時のイベントで登場するためアウドムラそのものなのかは不明。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

120mm機関砲 / 対空機関砲 / 機銃
各部の対空機銃で弾幕を張る。
12連装ミサイルランチャー
メガ粒子砲
船体各部に小型のものと、両翼に大型のものを装備。
Z』では唯一の武装で船体各部のメガ粒子砲を一斉発射する全体攻撃。『V』では胴体部の小型メガ粒子砲で牽制し、両翼の大型メガ粒子砲で攻撃する。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行可能。

サイズ[編集 | ソースを編集]

2L
全長317mおよび全幅524mの超大型輸送機なのでこのサイズである。
しかし、前述した『BX』第25話「虹を見た日」にマップとして登場するガルダは、どう見ても上記の大きさではない。全長は数km以上あると考えられ、サイズも3Lが妥当だろう。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ガウ
ジオン公国軍が建造した大気圏内用攻撃空母。一年戦争終結後、地球連邦軍がガウを元にして以下のガルダ級超大型輸送機を開発した。

資料リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. アウドムラやスードリは先にSRWに登場している。