兜甲児 (真マジンガー)
兜甲児 | |
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読み | かぶと こうじ |
外国語表記 | Kouji Kabuto |
登場作品 | |
声優 | 赤羽根健治 |
デザイン |
永井豪(原案) 竹内進二 |
種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
年齢 | 16歳 |
所属 | 光子力研究所 |
ここでは『真マジンガー 衝撃! Z編』版の兜甲児について説明する。『マジンガーZ (TV)』版については「兜甲児」を、『マジンカイザー (OVA)』版については「兜甲児 (OVA)」を参照。
概要
『真マジンガー 衝撃! Z編』の主人公。
基本設定はこれまでの各メディア版から大きく変貌していないが、性格付けは原作漫画や現在の時代背景に併せた見直しが図られている。そのためもっと繊細な面や葛藤する場面も覗かせている。
声優も一貫して兜甲児役を務めた石丸博也氏から、本作より赤羽根健治氏に交代するなど、この辺りもTV版とは違う性格付けとなっている。
料理の腕もプロの料理人並に上手い(ちなみに「家事が得意」という設定は、漫画版準拠)という一面を持つが、一番の違いは武器名の叫び方であり、例えば「ロケット・パンチ」等と途中で区切るようにして叫ぶことが多い。
幼少時に(表向きでは)両親を亡くしたために兜十蔵をかなり慕う所謂「お爺ちゃんっ子」であり、祖父を貶されると激昂し、その相手を容赦なく滅多打ちにした事も。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- スパロボ初の『真マジンガー』設定で登場。本作が声付き作品では初となる石丸博也氏が演じない兜甲児の初登場であり、同時に声優の赤羽根健治氏も本作でスパロボ初参加となった。
- ストーリー再現が途中までしかないため、明かされない謎が多くある。また、スパロボではTV版同様世界平和を守るために明確な意思を持って戦うスタンスを基本としている。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 引き続き登場。今回はストーリー終盤までの原作再現がなされており、マジンガーZもゴッドスクランダー追加で強化される。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 赤羽根氏の音声を新規収録。早乙女アルトらと共に陣代高校編入生として本編序盤から登場。また、エーストークでは彼の裏番時代を垣間見る事が出来る。今回はミケーネ帝国との戦いが独自の展開に変更されており、暗黒大将軍ではなくハーデス神と戦うことになる。
- 今作ではシモン共々パワーアップに際してゲッター線を照射されることになり、天獄篇予告においてもマジンガーZの真なる力が示唆されている。號によって告げられるこの事実が、神をも越え悪魔を倒せる魔神を指すのか、はたまた因果の輪廻の只中にある、世界をも滅ぼす魔神を指しているのかは依然として不明である。世界観は『Z』の世界であるUCWと『第2次Z』の世界であるADWが融合した世界であるため、TV版の甲児がどこかにいた可能性もある。
- パイロット能力としては「精神コマンド『鉄壁+』が消費SP20で使える」という点である。早期にブロンズエンブレムを取得できれば「SP回復15回復」の恩恵が出来る上、アクエリオンメンバーのミコノ・スズシロのエースボーナス「自チーム全パイロットに「繋ぐ力」の効果が及ぶ」と併せて「SP回復20回復」という効果を適用できる。これにより鉄壁の無限使用が可能となり、破壊力ある攻撃もノーダメージ同然でやり過ごすことができる。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- キャラクターの立ち位置はこれまでと同様。今回は再び復活したハーデス神と決着をつけることになる。今作において、Zシリーズの光子力エネルギーはオリジナル設定の「存在しようとする力」の特性を極限まで突き詰めたものであり、真なる力を発揮する事で無から有を生み出す事が可能であることを明かされた。その後、予告で示された場面は真化融合の場面を指し、ゼウス神の写し身たるマジンガーZとの真化融合によって、高次元生命体に進化する可能性さえ示して見せた。
- パイロット能力と使い勝手に関しては時獄篇と同様だが、「精神耐性」を習得するとより安定する。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 第2話から参入し、ルート分岐以外での離脱はない。プロローグでマジンガーに乗るが、参入時には半年が経過しているためヨウタの先輩兼友人ポジションとなる。マジンカイザーSKLとの絡みも多い。今作では原作では不明だった暗黒大将軍との真の決着をつけることが出来る。
単独作品
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 原作終了後設定で、第1章より参戦。エルドランチームの小学生達とは既知の関係であり、兄貴分の立場に収まっている。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 今作は別世界の兜甲児と共演することとなる。
- スーパーロボット大戦V
- 加入は26話と歴代のスパロボでも最遅クラス。ボイスが新規収録されている。アイアンカッターが出現した時からマジンガーに異変が起きている事を察知する。この後から、マジンガ―に妄執に近い形で強く依存するようになってしまい、終盤に入る第38話でマジンガーZEROに取り込まれてしまう。続く39話でゲッター線によりZEROと会話し、ZEROに抗うことを決意したことで未来を照らす可能性の光を生み出し、ZEROを制御することに成功した。
- スーパーロボット大戦X
- 今作ではバンプレストオリジナル版のマジンカイザーに乗り込む。音声も新録された。今回もZの光子力ビームが長射程非P武器なので、ヒット&アウェイが欲しくなるが、カイザーに乗り換えるとP武器で燃費の良いファイヤーブラスターがある為、養成は控えたい。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
『真マジンガー』版の甲児も典型的なスーパー系の能力値で、回避は低いが格闘と防御が高い。しかし、BXにおいては射撃が非常に低いのにブレストファイヤーも光子力ビームも射撃属性という大問題が発生する。
精神コマンド
第2次Zでは加速があるので早く前線に出られる。またOEを除き根性等のHP回復精神コマンドを習得しない。
- 第2次Z破界篇
- 必中、加速、不屈、鉄壁、熱血、突撃
- 光子力ビームを使う時に突撃が役に立つだろう。
- 第2次Z再世篇
- 必中、加速、不屈、鉄壁、熱血、勇気
- 突撃が勇気に差し替えられ、P射程は下がったが武器が増えたので火力は上がった。
- 第3次Z
- 必中、不屈、鉄壁+、熱血、勇気
- 「鉄壁+」はパートナー全員に適用可能で、SP消費は20。
- 加速を忘れてしまったが、低コストの「鉄壁+」によって壁役としては理想的。
- OE
- 根性、加速、鉄壁、熱血
- 必中も集中も持っておらず、命中に強化パーツなどでのフォローが求められる。
- BX
- 必中、不屈、鉄壁、正義、熱血
- 加速や勇気の代わりに正義を覚え、機体の特性上敵フェイズ時の反撃戦法を最も活かしやすい。
- V、X
- 必中、不屈、鉄壁、気合、熱血、勇気
特殊技能(特殊スキル)
- 第2次Z破界篇
- 底力L6、戦意高揚、気力+ (ダメージ)
- 戦って当たっていると自然に気力が上がるのでエースボーナスを生かせるだろう。次元獣の気力低下に対し精神耐性をつけたい。再世篇ではP系特殊武器が増えたのでなおさら欲しい。
- 第2次Z再世篇、第3次Z
- 底力L6、戦意高揚、ガード
- ガードを取得したため、鉄壁の効果をより発揮できる。
- OE
- 底力、闘争心、戦意高揚、無頼
- 無頼習得後は、敵陣へ単騎突入しても生存しやすくなる。
- V(味方時)、X
- 底力L6、ガードL2、気力+(DEF)、サイズ差補正無視L1
- 底力L6、闘争心L3、気力限界突破L3、気力+ボーナス、サイズ差補正無視L3、ガードL3、2回行動(敵対時)
- マジンガーZEROに取り込まれた際のもの。ZEROの超装甲と底力の相乗効果は苦戦必至の内容である。
固有エースボーナス
- 気力130以上で、与ダメージ1.2倍
- 第2次Z、第3次Zではこれを実装。要するにアタッカーやマジンパワーと同じと考えればいい。
- 『V』や『X』においても同様の内容であり、何とアタッカーとの相乗効果を狙える。本作のZEROやカイザーの異常なまでの強さの一端がここにある。
- 撃墜エース:気力(初期気力+5、気力上限+10)
- OEでのもの。『NEO』の旧TV版の方と同じものになり、マジンパワー相当でなくなっているが、『OE』では気力によるダメージの上昇幅が大きいのでこれも十分有用。
人間関係
- 兜シロー
- 弟。
- 兜剣造
- 父。幼少時の事故によって亡くなったと思われたが、生存していた。
- 兜十蔵
- 祖父。マジンガーZの製作者。風貌は漫画版準拠の怪異なものだが、それと相反するお茶目でファンキーな性格。孫達からは深く敬愛されている。
- 弓弥之助
- 光子力研究所の所長。
- 弓さやか
- 弓教授の一人娘。好意を寄せられているが鈍いので気づかない。
- 錦織つばさ
- 『真マジンガー』では彼女が経営する温泉宿『くろがね屋』に居候する。
- 中盤では彼女が死んだはずの母である事、そして父を殺害した張本人と知り、関係は悪化。しかし、つばさの過去の記憶を知った事で和解した。
- ボス
- 日本全国の番長を牛耳る不良少年。学生日本征服を掲げ、「影番」である甲児を狙って熱海に訪れる。
- 原作漫画版や旧TVシリーズと異なり、甲児への仲間意識を抱くのは中盤以降とかなり遅い。
- ヌケ、ムチャ
- ボスの子分として熱海に訪れ甲児を狙うが、後に彼の協力者となる。
- 剣鉄也
- 父・剣造の友人にして故人。彼の卓越したロボット操縦技術に敬意を払っていた。実は血縁関係にある。
- ゼウス神
- ケドラの力で邂逅した太古の神。第3次Z時獄篇では現代に現れた彼と共演する。
- ハーデス神
- ケドラの力で邂逅した太古の神。第3次Zでは現代に蘇った彼らと激突する。
- Dr.ヘル
- 祖父である兜十蔵以来の仇敵。
- あしゅら男爵
- 敵。祖父を殺した張本人である。自分の命をあらゆる作品で狙ってくる。外見も言動も原作通りだが…。
- ブロッケン伯爵
- あしゅらが失敗続きの為、甲児を倒す為に来た幹部。
- ピグマン子爵
- 幹部。一見、旧TVシリーズのデザインから最も掛け離れているように見えるが…。
- 暗黒大将軍
- 最終回で対峙。ヘル戦の消耗があったとはいえ、まったく相手にならず一蹴された。BXでは決着をつけることが出来る。
他作品との人間関係
ダイナミック系
- 流竜馬 (OVA)
- 『第2次Z破界篇』ではZEXISのメンバーとして世界中を転戦する事になった為、くろがね屋一同に代わって彼から格闘術の手ほどきを受ける。
- 『第3次Z時獄篇』ではさらに隼人、弁慶からも稽古を付けられ、最後には彼ら三人と機体で戦うことに。
- 早乙女博士
- 號
- 『第3次Z』では彼の協力と助言からマジンガーZの力を引き出す事に成功する。
- 兜甲児 (OVA)
- 平行世界の同一人物。『CC』では彼と共闘する。
- 海動剣、真上遼
- 『BX』ではマジンガー乗り同士。彼らとの合体攻撃も会得する。マジンガー乗りとしては彼らが先輩だが、後輩を指導したり導いたりするタイプでは無いので、対等な戦友としての関係を築く。
スーパー系
- 竹尾ワッ太
- 『第2次Z破界篇』の序盤で、パイロットとしては先輩格である彼からロボット操縦のノウハウを学ぶ。
- 明神タケル
- 『第2次Z破界篇』では直接的な描写こそ無いが、竜馬と共に彼からも格闘術を教わっていたらしい。中盤では女将に厳しく叱責される彼を庇う場面も。
- 赤木駿介
- ワッ太と同じくパイロットの先輩格。序盤、ロボット操縦免許を持つ赤木から操縦の指導を受けている。
- 飯塚
- 操縦技術について、彼から赤木&ワッ太とセットでヒヨっ子扱いされるが、後に「仮免保持者」として認められる。
- ジョニー・バーネット
- 『第2次Z破界篇』の暗黒大陸ルートでは竜馬とカミナとの対決で獲った獲物を料理する。
- 碇シンジ
- 『第3次Z』『V』のいずれでも、TV版と同様に先輩分になる。
- 戦部ワタル
- 『X』では勇者特急隊と並ぶ、彼にとっての憧れのヒーロー。
リアル系
- ルルーシュ・ランペルージ(ゼロ)
- 『第2次Z再世篇』では、自分の身の危険を顧みずにシャーリーを助けた事で彼を評価し、ゼロレクイエムルートにてZEXISの敵となった彼と戦う事を憤っていた。
- 紅月カレン
- 『第2次Z破界篇』序盤では、「もうひとつの日本」に対する劣等感を拭い切れない彼女へ、仲間として積極的にコミュニケーションを図る。
- 枢木スザク
- 『第2次Z破界篇』中盤でZEXISに編入された彼を気遣い、気まずい関係であるカレンとの仲裁役を買って出る。
- ゲイナー・サンガ
- 『第2次Z破界篇』では、あしゅらへの復讐心に駆られ暴走寸前の自分を案じてくれた彼の気遣いを拒絶する。後に甲児は、その行為をサルードの牢獄内で猛省する事となる。
- ハマーン・カーン
- 『第3次Z時獄篇』では彼女を「リーダーってタイプじゃない」と評する。
- 小野寺孝太郎、風間信二、常盤恭子
- 『第3次Z天獄篇』では中盤の日本ルートにおいて、彼ら陣代高校の生徒達に別行動中の宗介に代わって、ヒビキと共にこれまでの事を謝罪した。
- フリット・アスノ
- 『BX』でキオにゲームを通してMSの操縦に慣れさせていたことに関し、やはりというか「うちのお爺ちゃんみたいだ」と自分の境遇に重ね合わせた。
バンプレストオリジナル
- クロウ・ブルースト
- 『第2次Z』での良き兄貴分。『第2次Z破界篇』中盤の日本ルートでは彼と共に、東海地区の機械獣軍団を撃破するが…。
- ヒビキ・カミシロ
- 『第3次Z』での同級生。ボランティア部として親交を深めていく。
- ヨウタ・ヒイラギ
- 『BX』では彼とも交友関係を築く。
名台詞
- 「やぁ、俺の名前は兜甲児。君と同じ、何の変わりもない普通の少年だ」
「でも、君がある日突然、人間以上の力を持ったら、君はそれをどう使う?」
「その力で、世界を滅ぼす悪魔になるか? それとも、世界を救う英雄になるか?」
「俺、兜甲児はその恐ろしい力をある日突然貰い受けてしまうのです。そしてその力とは…」
「恐るべき戦闘能力を秘めた戦闘ロボット…マジンガァーッゼェーーット!!」 - 第1話冒頭で視聴者に問いかけた語り。これは永井豪氏の原作漫画版を踏襲している。
- 「見ろこの力、地を裂き、海を割り、全てを生み出すこの拳!ビッグバン!パンチ!」
- 同じく第1話で暗黒大将軍にビッグバンパンチを行う際の台詞。SRWでもビッグバンパンチ時の台詞の1パターンに採用されている。
- 「こんな程度で日本征服なんて笑わせる…」
「うるせェ! お前も他人の顔を笑えねェようにしてやろうかあ!?ハハハ…!!」 - 第2話、十蔵博士の風貌を「スッゲー顔してやんの!」と侮蔑し嘲笑うボスにキレて、徹底的にブチのめし彼の顔面を踏み躙りながら、それはもう凶悪なツラ構えで発した台詞。
- 「輝くゼウスの名の下に!全てを原子に打ち砕け!ビッグバン!パンチ!」
- 第21話でメルトダウンしたエネルガーZに対してビッグバンパンチを行う際の台詞。こちらもSRWでのビッグバンパンチ時の台詞の1パターンに採用されている。
- 「いいかよく聞け! これからそのロケットパンチで、お前にトドメを刺してやる!」
「見ろ、お前が倒したマジンガー軍団を! これこそ、能ある鷹はパンチを隠す!!」 - 第26話で大破したマジンガー軍団の中に隠された大量のロケットパンチを地獄王ゴードンに炸裂して。Dr.ヘルはこの台詞に呆れて「馬鹿か!」と吐き捨てる始末だった。
- 「おじいちゃんは言った!『このマジンガーZがあれば世界を好きにできる』って、『神にも悪魔にもなれる』って!」
「でも俺は神様になれるわけないし、悪魔になんかなりたくない!」
「でも、でも俺は戦う!世界の平和を守るために!」 - ロケットパンチ100連発を放つ前に言った前口上。彼がマジンガーZを託した際の言葉に対する甲児なりの答えと言えるが、原作では…。
- 「輝くゼウスの名の下に!ビッグバン!パンチ!」
- ロケットパンチ100連発後のビッグバンパンチ時に。こちらはSRWでのロケットパンチ100連発時に採用されている。
- 「フ…待ってたよ 共に戦える日を…」
ZERO「ナンダトイウノダ」
「お前には分からない! 認識さえできない!! この可能性を!!!」 - 『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』最終盤、光子から生み出された宇宙の王者と並び立った際の台詞。
- 「お前の攻撃がどれほどのものだとしても お前が認識できない相手にお前の攻撃が効くわけがない!」
「来い!!! 最強の元に想像の枠を広げることのできなかった戦士たちよ!!!」
「光子の光に向かって!!!」 - そして三機合体のロボット、磁力を武器にするロボットと共に宇宙の王者がルストハリケーン、ブレストファイヤーで攻撃されて背後の月が一部崩壊する中無傷で存在している事にZEROが動揺した際の台詞。そしてこの台詞の直後、ZEROの体内のZと甲児を媒体に様々な戦士たちが生まれてくる。
スパロボシリーズの名台詞
Zシリーズ
第2次Z破界篇
- 「君がもし、ある日無敵の軍団を率いる力を持ったとしたらどう使う? その力で世界を滅ぼす悪魔になるか…。それとも世界を救って神になるか…その答えは兜甲児と一緒に探そう」
- 中断メッセージより。上記第1話冒頭の語りのアレンジとなっている。
- 「お、おい!何がどうなってんだよ、これ!?教えてくれ、おじいちゃん!」
- 同じく第2次Z破界篇の中断メッセージより。さやかの乙女心を全く分からない甲児を十蔵は嘆いているだろう。第3次Z時獄篇では多少はマシになったが。
- (あれは悪魔なんかじゃない…! 神…全知全能の神だ…! 何故だか分からないけど、そう思うんだ!)
- 序盤で、出現したマジンガーZの威容を目の当たりにしてのモノローグ。暗にゼウスとの繋がりを示唆したもの。
- (くろがね屋の連中と同じ空気を感じるぜ)
- 序盤、初対面のゲッターチームが放つ徒ならぬ雰囲気を察してのモノローグ。
- 「そのよ…。国同士の事をとやかく言うつもりはないが、今はそれは無しにしようぜ。今はそういうのを越えて、戦わなくちゃならない敵がいるんだ」
- 第30話「ストレート・フルクラム」より。ZEXISに編入されたスザクを、蟠り無く「仲間」として受け入れた際の台詞。
- 「覚悟しろ、あしゅら男爵! 汚い手を使ったお礼…そして、お前が襲った日本の人達の怒り、俺がこの手で返すぞ!」
- 対海底要塞サルード戦でジェットスクランダーを得て、あしゅらへと高らかに叩き付けた逆襲の啖呵。
- 「郷に入れば、郷に従えだ。ヤーパン流の男の友情を深めようぜ」
「俺だって混浴の方が嬉しいけどな」 - 「くろがね屋」での宴席で、ゲイナーへの感謝を込めて彼の背流し役を買って出る。
- 「パワーは竜馬さん達のゲッターより上か…!」
「暴走マシンは心の無い悪魔と同じだ!そんな奴に負けてたまるか!」 - 早乙女博士がゲッターチーム追撃の為に送り込んだ新型ゲッターを前にして、闘志を奮い立たせる。
第2次Z再世篇
- 「くそっ…! くそぉぉぉっ! 許せ、シロー、ローレライ!!」
- 第7話日本ルート「対決!悲しみの青きドナウ!」に於けるドナウα1との戦闘前会話より。兜家とハインリッヒ父娘との避けられない激突にやり場の無い感情を爆発させながら、ドナウα1へと挑む。
- 「そうだ、號! お前は渓を守るんじゃなかったのかよ! ゲッターで!」
「真ドラゴンは人類の希望なんだろ! 悪魔の力を神の力に変えろよ、お前自身が!!」 - 第24話暗黒大陸ルート「あなたはもう必要ないのです」より。真ドラゴンの暴走を止めるためにシモンについで叫ぶ。
- 「…そんなに聞きたいなら教えてやる。あそこには鬼が住んでるんだよ」
「ああ、そうだ。血も涙も無い鬼女が、あのくろがね屋を仕切ってるんだ」
「インサラウムの皇子なんて目じゃないぜ。あいつは正真正銘の鬼だ…!」 - 第26話「冥府への転落」より。ZEXISが日本に向かう最中、熱海の事を教えてくれとせがむ渓に対して。つばさへの敵愾心を剥き出しにして心情を吐露する。
- 「お前にそんな事を言う資格があるのか、Dr.ヘル! 俺はお前の攻撃でおじいちゃんを亡くした! きっと他にも、そういう人はいっぱい居る! それは全てお前の世界征服の野望の為だ! そんな奴に光子力を渡してたまるものか!」
- 第47話「死線!総攻撃Dr.ヘル!」に於けるDr.ヘルとの戦闘前会話より。あしゅら、ブロッケン、ピグマンと寵愛する部下を立て続けに失った事で、呪詛の念をぶつけてくるヘルを返す刀で斬り捨てた。
- 「またきっと何処かで会うだろうさ…その時は、敵か味方かは分からないけどな」
- 同上。ゴードン撃破のどさくさに紛れて、姿を消したあしゅらを訝しむさやか達へ発した予感。
- 「だったら、アッシュフォード学園で命がけでテロリストに立ち向かったお前は何なんだよ!」
「俺は信じないぞ、ゼロ! お前は何か考えがあって、こんな事をやっているんだよな!」 - 第57話ゼロレクイエムルート「ゼロ・レクイエム」に於ける皇帝ルルーシュとの戦闘前会話より。アッシュフォード学園の一件でゼロを信じていた事が伺えており、一方のルルーシュもまたそんな自分を信じてくれた甲児に心の中で感謝している。
第3次Z時獄篇
- 「この野郎! 下着泥棒は警察に突きだしてやる!」
- 第4話「学園都市防衛隊」での下着泥棒に対して言った最初の台詞。言われた本人は相棒の援護射撃が無かったら危なかったとの事。
- 「お前! 昨日の変質者!」
- そして翌日転入早々の台詞。あっという間にクラスが騒然することになる。どことなくラブコメ漫画の序盤を彷彿とさせる場面。
- 「そういう意味では、あのハマーンって人…ちょっと怖くて、みんなの求心力となるリーダーってタイプじゃないな」
- 序盤でハマーンを評して。
- 実際、ハマーンはカリスマはあるものの『ΖΖ』にてグレミーに反乱を起こされた事を考えると、的を得ているとも言える。
- 「まだまだですよ。利き手を封印してた竜馬さんと互角じゃね」
「いつもとトマホークを持つ手が逆でしたからね」 - DLC「ダイナミック・ウォー」クリア時に、竜馬から「立派に一人前だ」と評価されたことに対して。
- シナリオ開始時のマジンガーvs真ゲッターで、敵の真ゲッターのグラフィックが味方時からそのまま反転していたことを利用したメタ的な発言。
- 「…どうしても聞きたいか?」
- Dトレーダーでのエーストークにて自身の裏番時代の事をしつこく聞こうとするAGに対してダイナミックお馴染みの凶悪顔をしながら返した言葉。
- これには流石のAGもビビり、甲児の裏番時代を聞くことを断念した。
第3次Z天獄篇
携帯機シリーズ
- 「自分の家族を心配して何が悪い…!」
- 『BX』日本ルート第18話「愛憎!残された大切な者!」より。弟がシュトロハイムの屋敷に訪問している事とシュトロハイムと自身の祖父との因縁を聞かされて、弟を助けに出ようとした所を止められた際に。逆に家族とは大きな溝が開いているショウは驚きを隠せなかった。
- 「あんた達、ここに来た目的を忘れちまったのか!?」
- 同上。潜入するためにシュトロハイム邸に来たデスカプリース隊の二人がガミアQと交戦することになった際に。ちなみに二人の返答は当然例によって「俺達に大義名分などないのさ!」。この後甲児はガミアの相手を任せて一人で突入することに。
- 「やっぱり幻じゃなくて、本当に巨大化しちまってるみたいだな! こっちも巨大化できりゃ苦労はないが、そんな方法あるわけもないよな…!」
- BXユニオンルート第30話「灼熱のユニオン」にてハイパーライネックとの戦闘前会話。確かに、美味しい料理を食べただけで巨大化できれば世話ないであろう。
- 余談だが、「真マジンガー」の今川監督は「ダンバイン」においてハイパー化の演出を手掛けた事でも知られている。
- 甲児「俺達が!」
三人「地獄だ!」 - マジンカイザーSKLとの合体攻撃「ダイナミックコンビネーション」における決め台詞。海動&真上の十八番の口上だが違和感なく馴染んでいる(と言うより、地獄コンビの方が甲児のイントネーションに合わせている)ため、プレイヤーからは地獄トリオなどと呼ばれることも。FDSを彷彿とさせる三列カットインも見所である。
- …しかし甲児にこれを名乗られてしまっては、同じ地獄の名を持つ仇敵も立場が無いだろう。
単独作品
- 「大地を割り、空を切り裂く拳を受けてみろ!」
- 『V』でのZEROの「格闘」の汎用戦闘台詞。上記のビッグバンパンチの際の台詞のアレンジだが、向こうは機体全体を使った物に対して、こちらはただぶん殴るだけで同等になっている。
- 「神を超え、悪魔をも滅ぼす…!」
- 『V』でのファイナルブレストノヴァの開始時のパターンの一つ。
- 「いやいや…! あの使徒を倒した時のお前はまさに奇跡の戦士エヴァンゲリオンだったぜ!」
- 『V』DLC「三つの心」にて、シンジを評価して。「奇跡の戦士エヴァンゲリオン」というのは、セガサターンのゲームにおいて作られた挿入歌が元ネタ。
スパロボシリーズの迷台詞
Zシリーズ
第2次Z破界篇
- 「や、やっぱりさ…ニアはシモンのために作ったから、お前の口に一番合うんだろうさ」
- 第36話日本ルート「命の果てにあるもの」より。誰もニアの手料理を食べようとしない事を不思議がるシモンへ、咄嗟に発した出任せ。
第2次Z再世篇
- 「頑張れよ~アルト! シェリルとランカの為にもしっかり逃げるんだぞ~!」
- 第18話「アッシュフォード・ラプソディ」に於けるアッシュフォード学園の一大イベント「キューピットの日」に強制参加させられ、女学生達から必死に逃げ惑うアルトを他人事と楽しんで茶化す。
- 「すげえ、ジャンプ力…!」
- 同上。ルルーシュ(咲世子の変装)を見たときに。元ネタはアニメ『チャージマン研!』であろう。
- 「その姿って自分で想像しているよりもマヌケだぜ!」
- 黒の騎士団ルートED、ゼロレクイエムルート第58話IMにて仮面を被ったままストローでアイスティーを飲もうとしたゼロの姿をシン(黒の騎士団ルートではカミーユとアルトも加わる)と共に間抜けと茶化す。
第3次Z時獄篇
- さやか「いいじゃない。誰も見ていないんだから」
「え…。ヒビキがいるけど…」 - 第44話「神と悪魔と人」において、さやかと2人で星を見ていた時の台詞。恋愛ムードを一瞬でぶち壊した。この一言がきっかけで出るタイミングを窺っていた面々は去っていくので結果的にはよかったのか。
- 隼人「スピード自慢の敵が相手の時は?」
「音速を超えた戦いを見せてやる!」 - DLC「ダイナミック・ウォー」においての隼人から出された最後の問題。直前まで出ていた『孫子』『五輪の書』に関する問題とのギャップに笑ってしまう。
- ちなみに、マジンガーZはスパロボだけだと鈍足・重装甲のイメージがあるが、実は東映版準拠だと最速マッハ4.5とかなり速い。
単独作品
- 「やるぞ、ZERO! 全力だ!」
- 『V』での汎用戦闘台詞。とりあえずPVでタロス像相手に向けるセリフではないし、そもそも全力を出したら冗談抜きで地球が大惨事になる。
- とか言っていたら、生スパロボチャンネルにて甲児役の赤羽根氏の参加したスパロボの紹介の〆として、本当にタロス像相手にファイナルブレストノヴァを繰り出すZEROという凄まじい絵面の戦闘アニメが映された。実際には今回のミケーネ勢はケドラを率いているため実機でZEROとタロス像が戦闘を行うのはたった一度だけで、格闘もファイナルブレストノヴァも使われない。
- 「まずい! 脚が短すぎて逃げ遅れた!」
- 『V』シークレットシナリオ「想いの形」より。ゲイツの攻撃にさらされたペロリーナを見て。(知らぬこととはいえ)年頃の女の子相手に言う台詞ではない。
搭乗機体
スパロボでの搭乗機体
- マジンガーZERO
- 真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍のマジンガー。『スーパーロボット大戦V』で搭乗。
- マジンカイザー
- 『スーパーロボット大戦X』で搭乗。
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