ドゥカー・イク
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ドゥカー・イク(Duker Iq)
ベスパの士官で、戦闘バイクで構成されるガッダール隊の隊長。
「地上をバイク乗りの楽園にする」という意味不明な夢を持っており、ガリクソンやアドラステア等のバイク型兵器を発案している。「バイク戦艦」を始めとした、富野監督の確信犯的暴走が分かりやすい形で出たキャラクター。
親にはバイク乗りとなることを猛反対され士官学校に入れられたようであるが、軍人となってもなおバイクへの拘りを捨てられなかった。
リシテア級戦艦エムの艦長になり、部下のレンダにプロポーズするが、その後の北海でのリガ・ミリティアとの戦闘でレンダが乗機を被弾し、リシテアに帰還したところに、オデロのガンブラスターの攻撃がブリッジに直撃し、レンダと共に戦死。その直後、イクとレンダの魂がバイクに乗って去ってゆくという、ギャグのようなシーンが描かれた[1]。
登場作品と役柄
αシリーズ
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- これまでと違い、「ドゥカー」名義になっている。原作通りザンスカール帝国所属。バイク繋がりということでか、なんとメガゾーン軍の量産型ガーランドを接収して出してくる。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 原作通りザンスカール帝国所属。ガリクソン、ガルグイユ(MS形態)、アマルテアに乗り、最後はゾンビ兵として再登場する。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
人間関係
- レンダ・デ・パロマ
- 部下。
他作品との人間関係
名台詞
- 「旧世紀以来のバイク乗りの伝統の復活を願う私が、これしきのことで!」
- 7話にて。大袈裟なことを言ってまでバイクに拘る理由は不明だが、宇宙世紀に「バイク」が廃れたらしいことは分かる。
- バイク乗りの楽園とは、死後の幻影で見せたようなガソリン駆動の大型バイクを自由に乗り回せることを意味するのだろう。閉鎖空間のコロニーでは確かに難しい。
- 「この家には私の部屋はあるのかな?」
- 第38話より。レンダが描いた家の絵を見た際に、彼女にプロポーズした時の台詞。しかし、二人とも直後の戦いで死んでしまう。死亡フラグの典型。
スパロボシリーズの名台詞
- 「私もそうだ。あれを見たときには、体がふるえたものだ」
- 『D』第22~24話(ルートにより変動)「壮絶!巨大ローラー作戦!」にて、量産型ガーランドの走りを見た際の感想。ガーランドは彼にとって理想のバイクだったようだ。
余談
- ドゥカー・イクの名前の由来は「どっか(どこか)行く」であると思われる。
脚注
- ↑ シーンそのものは「ひなげしの旅のむこうに」をバックに彼とレンダが抱いていたささやかな夢を再現した、悲劇的なもののはずであるが、バイクのせいでいわゆる「シリアスな笑い」になってしまっているのも否定しがたい。
資料リンク
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