シャッフル同盟
シャッフル同盟(Shuffle Alliance)とは、『機動武闘伝Gガンダム』に登場する集団。
概要
「戦争平定」を目的とする格闘技集団。
その歴史は紀元前まで遡り、あらゆる戦争行為に介入して行き過ぎた戦いをその裏で食い止めた。
代表的な例として、第二次カオス戦争勃発を防ぐための活動が挙げられる。 これは、全世界を巻き込み地球滅亡の危機に直面することとなった第一次カオス戦争の戦火を重く受け止め、第二次の発生回避を試みたデューサー教授が、代理戦争としてガンダムファイトを提唱した際のことである。
優勝さえすれば絶対的優位が一定期間約束されるガンダムファイトは、大国ほど開催を強く反対し、絵空事であると一笑されていたが、シャッフル同盟の介入により、開催に漕ぎ着けることに成功している。
介入時の活動例としては、ネオアメリカ最強の第七MS艦隊とネオジャパンのオオバシ艦隊が一触即発で睨み合いをする中へ割って入り、双方を軽々撤退させている。圧倒的な力を見せつけることで、反対する国々を沈黙させていったのである。
この時点で未来世紀は、重力や慣性の制御など多くのオーバーテクノロジーを有しており、その技術を総動員した艦隊を僅か五体で蹴散らしていることからも、彼らの実力が伺える。
また、この時のキング・オブ・ハートであったマイロン・K・ハートは、デューサー教授の親友であり、歴史上始めて表舞台に姿を現したシャッフル同盟であるとも言われている。
SRWでは『64』・『J』において先代シャッフル同盟の機体が現れるが、完全にNPCのイベント要員である。また、石破ラブラブ天驚拳のカットインで現れるトランプのキングのような姿の人物は、ゲーム『SDガンダム GGENERATION-F』で初代キング・オブ・ハートであると設定された。
一般的には、新シャッフル同盟のドモンら5人を呼ぶ際の総称として使われる。が、話題として呼び分けられる際は先代のことを旧シャッフル同盟と呼ぶことが多い。
SRWでは、ドモン以外の面子は出たり出なかったりが多い。旧シャッフルは先の通りだが、新シャッフルは初登場までやや時間を要したうえ、フルボイスに限ると『MX』まで10年の開きがあった。
シャッフル同盟の前任者・後継者
前任者の本名は漫画『機動武闘外伝ガンダムファイト7th』で明かされたもの。本編でもSRWでも本名で呼ばれることはない。
- キング・オブ・ハート
- シュウジ・クロス(東方不敗マスター・アジア)⇒ドモン・カッシュ
- ブラック・ジョーカー
- トリス・スルゲイレフ⇒アルゴ・ガルスキー
- クイーン・ザ・スペード
- マックス・バーンズ⇒チボデー・クロケット
- ジャック・イン・ダイヤ
- ナシウス・キルヒャ⇒ジョルジュ・ド・サンド
- クラブ・エース
- アラン・リー⇒サイ・サイシー
関連技
- シャッフルフラッシュ
- シャッフル同盟のメンバーがその生命を引き換えにして放つ究極の技。一人だけでも使用可能だが、メンバーが集まって同時に発動することで何倍にも力を増す。劇中では旧メンバーが使用、4人同時発動でデビルガンダムを消し去ろうとした他、一度感染すれば元の肉体に戻ることは決して不可能なはずだったDG細胞を浄化するなど、正しく「奇跡」と呼ぶに相応しい超常現象を引き起こした。最大効果を発揮すると思われる5人同時発動は本編でも披露されていない。…もっとも、命を引き換えにするだけあって披露されたら凄まじく大変だが。
- なお、コミックボンボンで連載された漫画版においてはドモン以外の新メンバーがガンダムヘブンズソードおよびグランドガンダムと刺し違える際に「シャッフルパンチ」「シャッフルサーベル」「シャッフルフラッグ」「シャッフルハンマー」という技を放っているがシャッフルフラッシュとの関連性は不明。
- シャッフル同盟拳
- 対グランドマスター戦で新メンバーが放った合体奥義。コミックボンボン版では「爆熱石破天驚拳シャッフルアタック」という名称だった。シャッフルフラッシュとの関連性は不明。
登場作品
作品自体の参戦回数は多めだが、「ドモンとゴッドガンダムのみの参戦」という作品がかなり多いため、基本的にメンバーの集結率は悪い。なお、ドモンはシャッフル同盟を名乗る戦闘台詞が用意されているため、メンバーは揃わなくても名前だけは出てくる事もある。
携帯機シリーズ
VXT三部作
単独作品
余談
- Gガンダムをモチーフにした『SDガンダム外伝 黄金神話』では、シャッフル同盟を基にした、シャッフル
騎士団 が登場しているが、旧シャッフル騎士団は歴代主人公で構成されているという豪華なものであった。- 同じく、Gガンダムがモチーフの『新SD戦国伝 超機動大将軍』では、シャッフル同盟は、闘覇五人衆として描かれている。
資料リンク
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