「機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人」の版間の差分

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== 概要 ==
 
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長谷川裕一氏による『クロスボーン・ガンダム』シリーズ第3作。[[宇宙世紀]]0136年に起こった[[木星帝国]]との最終決戦を描く。黒沢明の[[映画]]『七人の侍』をモチーフとしており、時代が近い『[[機動戦士Vガンダム]]』のミッシングリンク要素も存在する。
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長谷川裕一氏による『クロスボーン・ガンダム』シリーズ第3作。[[宇宙世紀]]0136年に起こった[[木星帝国]]との最終決戦を描く。黒沢明の[[映画]]『七人の侍』をモチーフとしており、時代が近い『[[機動戦士Vガンダム]]』のミッシングリンク要素も存在する。本作を以って、「[[トビア・アロナクス]]」を[[主人公]]とする物語はひとまず完結する。
  
本作を以って、「[[トビア・アロナクス]]」を[[主人公]]とする物語はひとまず完結する。
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2024年に『鋼鉄の7人』の出来事を描いた読み切り『神の雷計画の真実』がガンダムエースにて掲載された。これは[[ローズマリー・ラズベリー]]がU.C.0138に書いた本「神の雷計画の真実」をベースに、U.C.0171にその内容を漫画化した、というもの(ただし、色々と脚色されている)。
  
 
== 登場人物 ==
 
== 登場人物 ==

2024年9月25日 (水) 20:01時点における版

機動戦士クロスボーン・ガンダム
鋼鉄の7人
原作 矢立肇
富野由悠季
著者 長谷川裕一
メカニックデザイン カトキハジメ(デザイン協力)
掲載誌 月刊ガンダムエース
発表期間 2006年7月号 -
2007年9月号
話数 全15話
巻数 全3巻
シリーズ

ガンダムシリーズ

前作 機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート
初登場SRW スーパーロボット大戦V
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機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』は長谷川裕一漫画

概要

長谷川裕一氏による『クロスボーン・ガンダム』シリーズ第3作。宇宙世紀0136年に起こった木星帝国との最終決戦を描く。黒沢明の映画『七人の侍』をモチーフとしており、時代が近い『機動戦士Vガンダム』のミッシングリンク要素も存在する。本作を以って、「トビア・アロナクス」を主人公とする物語はひとまず完結する。

2024年に『鋼鉄の7人』の出来事を描いた読み切り『神の雷計画の真実』がガンダムエースにて掲載された。これはローズマリー・ラズベリーがU.C.0138に書いた本「神の雷計画の真実」をベースに、U.C.0171にその内容を漫画化した、というもの(ただし、色々と脚色されている)。

登場人物

スパロボごとの登場人物一覧については以下を参照して下さい。

鋼鉄の7人

トビア・アロナクス
主人公
エウロペ・ドゥガチ
クラックス・ドゥガチの後妻であり、新総統であるカリストの姉。ベルナデットの養母(継母)に当たる。
ギリ・ガデューカ・アスピス
死の旋風隊のリーダーを務めていた少年。現在は地球でコックとなった。
バーンズ・ガーンズバック
元死の旋風隊のメンバー。地球で隠遁生活を送っていた。
ローズマリー・ラズベリー
元死の旋風隊のメンバー。各地でモビルスーツストリップの巡業を行っていた。
ミノル・スズキ
サナリィのMSパイロット教官。かつて地球連邦軍にて「連邦の青い閃光」と呼ばれていたエースパイロットだった。
ミッチェル・ドレック・ナー
レコードブレイカーのテストパイロットの一人。

宇宙海賊クロスボーン・バンガード

ベルナデット・ブリエット
本作にて、残されたドゥガチ財団の代表となる=「テテニス・ドゥガチへ戻る」事を決意する。

連邦軍

ハリソン・マディン
本作にて、ブラックロー運送がクロスボーン・バンガードである事を知るものの協力関係となる。

サナリィ

オーティス、ミューラ
サナリィの技術スタッフ。『機動戦士Vガンダム』のオーティス・アーキンズミューラ・ミゲルと同名だが、関連は不明。
ヨン・サンニー、ユリシーズ・レオパルド
レコードブレイカーのテストパイロット達。

木星帝国

光のカリスト、影のカリスト
木星帝国の新総統となった双子の兄弟。

その他

シーブック・アノーセシリー・フェアチャイルド
トビアたちが地球へ降り立った際に登場。二人目の子供が生まれるなど、幸せな生活を送っている。

登場メカ

スパロボごとの登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

宇宙海賊クロスボーン・バンガード

鋼鉄の7人

クロスボーン・ガンダムX1改・改
通称「スカルハート」。
クロスボーン・ガンダムX1パッチワーク(SRW未登場)
クロスボーン・ガンダムX3のパーツを使って応急修復したX1。
クロスボーン・ガンダムX1フルクロス
X1最終仕様。残存する予備パーツを全て使用している。
アンヘル・ディオナ
ディオナの改良機。アナハイム・エレクトロニクスが非合法な手段で開発したミノフスキードライブユニット「スピードキング(イカロス)」のコアユニットとなる。
ビギナ・ギナII (木星決戦仕様)(SRW未登場)
鹵獲されたビギナ・ギナIIをギリ用にカスタマイズした機体。
バーラ・トトゥガ(SRW未登場)
トトゥガをレストアした機体。
アラナ・アビジョ
アラナにアビジョの頭部とトトゥガの武装を取り付け、遠距離戦仕様機に改造した機体。
ガンダムF90 インターセプトタイプ木星決戦仕様
F90の1号機に迎撃・追撃仕様のIタイプミッションパックを装備し、最新のチューンを施した機体。
ガンダムF91 (木星決戦仕様)(SRW未登場)
ハリソン機に試作機に匹敵するようチューンを施した機体。

地球連邦軍

ガンダムF91 (ハリソン専用)
ハリソン・マディン用にダークブルーのカラーリングを施されたガンダムF91。後にトビアたちが譲り受ける事となる。

サナリィ

F99レコードブレイカー(SRW未登場)
ミノフスキードライブを搭載した試作MS。フリントとフレームの大半が共通しており、この機体のおかげでトビアたちは木星戦役後もクロスボーン・ガンダムのパーツの補給を受けることができていた。
設計思想は後のV2ガンダムに受け継がれた。
ノッセル
MS用サポートベース。ある程度の居住性と、単騎での大気圏突入能力を持つ。

木星帝国

コルニグス(SRW未登場)
アマクサのデータを元に、木星製ガンダムの完成形として生み出された可変MS。
インプルース・コルニグス(SRW未登場)
コルニグスに大気圏内用飛行補助ユニット「インプルース・ユニット」を装備した形態。
エルコプテ
重力下用の可変MA
ディキトゥス
木星帝国新総統カリストが直々に開発に携わった2機のMS。左右対称に開発されており、手の形をしたMA形態へ変形する。
ユーリスディス・シニストラ・ディキトゥス(SRW未登場)
光のカリストが搭乗するディキトゥス。左手に変形する。
リーベルダス・デクストラ・ディキトゥス(SRW未登場)
影のカリストが搭乗するディキトゥス。右手に変形する。

用語

クロスボーン・バンガード
クロスボーン・ガンダム
木星帝国
神(ゼウス)の雷計画
木星帝国が開発したコロニーレーザー『シンヴァツ』による12回の超長距離砲撃で地球を破壊する計画。
鋼鉄の7人
神の雷計画を阻止するための作戦名。命名者はミノル。

楽曲

「鋼鉄の7人」
ゲーム作品にて使用されるBGM。
「クロスボーン・ガンダム」
『無印』でのBGM。『X』にて本作名義で採用。
「スカルハート見参」
『スカルハート』でのBGM。『X』にて本作名義で採用。

登場作と扱われ方

現時点では実質的にクロスボーン・ガンダムX1フルクロス出すためだけの参戦が続いている。 作者の長谷川氏も寺田プロデューサーに『鋼鉄の7人』のストーリー再現を希望しているとのことだが、寺田プロデューサーは「いつかはやりたいが、名だたるスーパーロボットがいる状態で殴りこむと話の持ち味が…」と原作とスパロボの間で起こる状況の違い故にストーリー再現を行う事に悩んでいる発言をしている[1]

VXT三部作

スーパーロボット大戦V
初参戦作品。無印及び『スカルハート』と共に参戦。同作で唯一の機体のみの参戦。
本来は原作の最終決戦が再現される予定だったが、作品間のエピソード調整で良い条件が組み上がらなかったため再現を断念し、機体のみの参戦になった[2]
スーパーロボット大戦X
『V』と同じく機体のみの参戦とアナウンスされているが、今回はクロスボーン系は本作のみの参戦であり、パイロットであるトビア・アロナクスも本作名義での登場となる為『30』の基準に倣えば「機体&パイロットのみ参戦」というべきか。また、作品名義は入っていないが『スカルハート』のE計画について触れられる場面がある。
スーパーロボット大戦T
機体は相変わらずフルクロスのみだが、第47話「鋼鉄の7人」において、木星帝国残党のコロニーレーザー発射を防ぐため、アムロ・レイシャア・アズナブルカミーユ・ビダンハマーン・カーンジュドー・アーシタキンケドゥ・ナウ、トビアのモビルスーツパイロット7人(条件を満たすと東方不敗マスター・アジアを加えた8人)を中心とする作戦が行なわれるという、いるだけ参戦としては異例の「原作とは全く別の条件で原作の再現を行う」場面が展開される。

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
2020年3月のイベント「異端 と 騎士団」期間限定参戦。機体のみの参戦で、シナリオには関わらない。

関連作品

Another Century's Episode: R

商品情報

脚注 

  1. スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE第709回より。
  2. 『ガンダムエース』2018年5月号掲載の長谷川裕一氏と寺田貴信Pの対談より。

資料リンク