「GN-X」の版間の差分

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計30機が製造され[[AEU]]、[[人類革新連盟|人革連]]、[[ユニオン (00)|ユニオン]]に10機ずつ提供された。異なる所属のパイロットが乗り込む事を前提に開発されているので、腰の部分に存在するコクピットはモビルスーツの操縦経験があるなら誰でも操縦可能な構造になっており、武装もGNバルカン、GNビームサーベル、GNビームライフル、GNシールドといった基本的な物しか採用していない。そのため、各ガンダムが得意とする局面においては分が悪いものの汎用性と基本性能は高く、パイロットの[[技量]]次第ではガンダムを凌駕する。
 
計30機が製造され[[AEU]]、[[人類革新連盟|人革連]]、[[ユニオン (00)|ユニオン]]に10機ずつ提供された。異なる所属のパイロットが乗り込む事を前提に開発されているので、腰の部分に存在するコクピットはモビルスーツの操縦経験があるなら誰でも操縦可能な構造になっており、武装もGNバルカン、GNビームサーベル、GNビームライフル、GNシールドといった基本的な物しか採用していない。そのため、各ガンダムが得意とする局面においては分が悪いものの汎用性と基本性能は高く、パイロットの[[技量]]次第ではガンダムを凌駕する。
  
また、[[ソレスタルビーイング]]側もガンダムと互角の性能を持つGN-Xを高く評価しており、ソレスタルビーイングの戦術予報士の[[スメラギ・李・ノリエガ]]は「これからはガンダム同士の戦いになる」と警戒した。
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また、[[ソレスタルビーイング]]側もガンダムと互角の性能を持つGN-Xを高く評価しており、ソレスタルビーイングの戦術予報士の[[スメラギ・李・ノリエガ]]が「これからはガンダム同士の戦いになる」と警戒していた程である。
  
 
劇中では3機のガンダムスローネを撃退した他、ソレスタルビーイングを壊滅に追い込む事に成功し高い戦果を挙げた。但し流用された1機を除く29機のうち27機が破壊(残る2機はセルゲイとピーリスの機体)されている。終戦後は国連軍の手により本機を元にした様々な後継機が開発されている。
 
劇中では3機のガンダムスローネを撃退した他、ソレスタルビーイングを壊滅に追い込む事に成功し高い戦果を挙げた。但し流用された1機を除く29機のうち27機が破壊(残る2機はセルゲイとピーリスの機体)されている。終戦後は国連軍の手により本機を元にした様々な後継機が開発されている。
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:また、ルート次第では[[セルゲイ・スミルノフ|セルゲイ]]、[[ソーマ・ピーリス|ピーリス]]が搭乗するGN-Xが[[スポット参戦]]する。5段階改造済みでかなりのスペックを誇り、自分で操作可能なので存分に強さを堪能しよう。
 
:また、ルート次第では[[セルゲイ・スミルノフ|セルゲイ]]、[[ソーマ・ピーリス|ピーリス]]が搭乗するGN-Xが[[スポット参戦]]する。5段階改造済みでかなりのスペックを誇り、自分で操作可能なので存分に強さを堪能しよう。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
:プロローグに登場。本編でも序盤の分岐シナリオで現れるが、その時のパイロットは「テロリスト」名義という哀しさ。後継の[[GN-X III]]の姿を拝んで暫く経つシナリオということもあり懐かしさすら覚えるユニットと化すだろうが、長射程の武装は侮れない。なお出現する分岐シナリオは日本・宇宙ルートであるため、ガンダム00勢で戦うことができず、それどころか自軍のガンダムが[[ガンダムダブルエックス]]しかいない。
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:プロローグに登場。本編でも序盤の分岐シナリオで現れるが、その時のパイロットは「テロリスト」名義という哀しさ。後継の[[GN-X III]]の姿を拝んで暫く経つシナリオということもあり懐かしさすら覚えるユニットと化すだろうが、長射程の武装は侮れない。なお、出現する分岐シナリオは日本・宇宙ルートであるため、ガンダム00勢で戦うことができず、それどころか自軍のガンダムが[[ガンダムダブルエックス]]しかいない。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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:ガンダム系には存在しない本機オリジナルの装備。指先にGNフィールドを展開して敵を攻撃する。あくまで補助的な装備。第2次Zでは未登場。
 
:ガンダム系には存在しない本機オリジナルの装備。指先にGNフィールドを展開して敵を攻撃する。あくまで補助的な装備。第2次Zでは未登場。
 
;GNビームサーベル
 
;GNビームサーベル
:機体に2基装備。[[GN粒子]]はスローネと同じく赤。
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:機体に2基装備。[[GN粒子]]はガンダムスローネと同じく赤。
 
;GNビームライフル
 
;GNビームライフル
 
:小型のビームライフル。連射速度に優れる。第2次ZではP属性に加え、最大射程が5と長く距離があっても攻撃される事が多い。
 
:小型のビームライフル。連射速度に優れる。第2次ZではP属性に加え、最大射程が5と長く距離があっても攻撃される事が多い。
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=== カスタムボーナス ===
 
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;なし
 
;なし
:冗談でもネタでも無く本当にカスタムボーナスが設定されておらず「なし」と表記される。恐らくスポット参戦故に改造する機会がないため、設定されていないのだろう。
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:冗談でもネタでも無く本当にカスタムボーナスが設定されておらず「なし」と表記される。恐らく[[スポット参戦]]故に改造する機会がないため、設定されていないのだろう。
  
 
== [[BGM|機体BGM]] ==
 
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<!-- できる限り作品順・時系列順に記述してください。 -->
 
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;対トリニティ戦
 
;対トリニティ戦
:劇中初登場。圧倒的な数とガンダムに匹敵する性能、各パイロットの高い[[技量]]を持ってスローネを撃退する。怨敵スローネの撃退に成功した事で兵士達の士気も格段に高まり、[[セルゲイ・スミルノフ|セルゲイ]]、[[ソーマ・ピーリス|ピーリス]]らは勝利の美酒を味わった。
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:劇中初登場。圧倒的な数とガンダムに匹敵する性能、各パイロットの高い[[技量]]を以って[[チームトリニティ]]の機体ガンダムスローネを撃退する。怨敵スローネの撃退に成功した事で兵士達の士気も格段に高まり、[[セルゲイ・スミルノフ|セルゲイ]]、[[ソーマ・ピーリス|ピーリス]]らは勝利の美酒を味わった。
 
;対ガンダムナドレ
 
;対ガンダムナドレ
:[[パトリック・コーラサワー|コーラサワー]]のGN-Xが中破した[[ガンダムナドレ|ナドレ]]に迫るがナドレの攻撃に遭ってしまう。コーラサワーはナドレの頭部を破壊する事は出来たがコーラサワーのGN-Xは上半身を吹き飛ばされてしまう。コックピットが腰部だったため死ななかったが、漂流する事になってしまう。
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:[[パトリック・コーラサワー|コーラサワー]]のGN-Xが中破した[[ガンダムナドレ|ナドレ]]に迫るがナドレの攻撃に遭ってしまう。コーラサワーはナドレの頭部を破壊する事は出来たが、コーラサワーのGN-Xは上半身を吹き飛ばされてしまう。……しかし、'''GN-Xのコックピットが腰部にあったために、コーラサワーは無事であった'''。
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:さらに公式外伝では、コーラサワーの搭乗するGN-Xは宇宙を漂流しているのだが、フォン・スパーク(SRW未登場)の気まぐれによって、[[地球]]の方向へと軌道修正されたために、無事に生還することができた。
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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:本機には[[ガンダムスローネアイン|アイン]]、[[ガンダムスローネツヴァイ|ツヴァイ]]、[[ガンダムスローネドライ|ドライ]]のデータも反映されている。
 
:本機には[[ガンダムスローネアイン|アイン]]、[[ガンダムスローネツヴァイ|ツヴァイ]]、[[ガンダムスローネドライ|ドライ]]のデータも反映されている。
 
;スローネヴァラヌス
 
;スローネヴァラヌス
:公式外伝に登場する機体。スローネとGN-Xの中間に当たる。この機体を元にGN-Xは開発されている。
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:公式外伝に登場する機体。ガンダムスローネとGN-Xの中間に当たる。この機体を元にGN-Xは開発されている。
 
;[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII]]
 
;[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII]]
 
:[[グラハム・エーカー|グラハム]]の頼みにより、[[ビリー・カタギリ|ビリー]]が解体したGN-Xのドライヴを搭載した。通称「GNフラッグ」。
 
:[[グラハム・エーカー|グラハム]]の頼みにより、[[ビリー・カタギリ|ビリー]]が解体したGN-Xのドライヴを搭載した。通称「GNフラッグ」。
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:後継機。公式外伝に登場。TVシリーズの空白期間に量産された。オプションにGNバスターソード・GNキャノンを選択で装備可能。
 
:後継機。公式外伝に登場。TVシリーズの空白期間に量産された。オプションにGNバスターソード・GNキャノンを選択で装備可能。
 
;[[GN-X III]]
 
;[[GN-X III]]
:後継機。TVシリーズ2ndシーズンにおいての[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍正規軍]]・[[アロウズ]]の主力機。
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:後継機。TVシリーズ2ndシーズンにおいての[[地球連邦軍 (00)|連邦正規軍]]・[[アロウズ]]の主力機。
 
;[[GN-X IV]]
 
;[[GN-X IV]]
 
:後継機。[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]においての地球連邦軍の主力機。指揮官機と一般機の二種類があり、武装バリエーションも豊富になっている。また、[[トランザム]]も可能になっている。
 
:後継機。[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]においての地球連邦軍の主力機。指揮官機と一般機の二種類があり、武装バリエーションも豊富になっている。また、[[トランザム]]も可能になっている。

2013年7月18日 (木) 03:43時点における版

GNX-603T GN-X(Jinx / ジンクス)

アレハンドロ・コーナーが極秘に開発した量産型モビルスーツ。スローネと同じく擬似太陽炉(GNドライヴ[Τ])を搭載し、通称「ジンクス」と呼ばれる。機体色はグレーと白だが、これはEカーボンの地の色であり、本機に塗装は施されていない。

計30機が製造されAEU人革連ユニオンに10機ずつ提供された。異なる所属のパイロットが乗り込む事を前提に開発されているので、腰の部分に存在するコクピットはモビルスーツの操縦経験があるなら誰でも操縦可能な構造になっており、武装もGNバルカン、GNビームサーベル、GNビームライフル、GNシールドといった基本的な物しか採用していない。そのため、各ガンダムが得意とする局面においては分が悪いものの汎用性と基本性能は高く、パイロットの技量次第ではガンダムを凌駕する。

また、ソレスタルビーイング側もガンダムと互角の性能を持つGN-Xを高く評価しており、ソレスタルビーイングの戦術予報士のスメラギ・李・ノリエガが「これからはガンダム同士の戦いになる」と警戒していた程である。

劇中では3機のガンダムスローネを撃退した他、ソレスタルビーイングを壊滅に追い込む事に成功し高い戦果を挙げた。但し流用された1機を除く29機のうち27機が破壊(残る2機はセルゲイとピーリスの機体)されている。終戦後は国連軍の手により本機を元にした様々な後継機が開発されている。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
シリーズ初登場。ほぼ原作通りの扱いで終盤では多数のGN-Xが敵として出現する。原作通りかなりの性能を持ち、HPが一般兵機でも10000越え、ネームドパイロットになると30000に匹敵する高さ。武装はGNビームサーベル、GNビームライフル、GNロングライフルと標準な物だけだが、どれも性能が高く油断すると撃墜される恐れがある。
第20話でジョシュアを撃墜していないと、彼が第48話で乗ってくるという隠し要素がある。だが、SRポイントとの両立が不可能なこともあり、ジョシュアを第20話の時点で撃墜していることが多い。ただし、GN-Xは高い資金を落とすので、彼をあえて見逃すのも一つの手ではある。
また、ルート次第ではセルゲイピーリスが搭乗するGN-Xがスポット参戦する。5段階改造済みでかなりのスペックを誇り、自分で操作可能なので存分に強さを堪能しよう。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
プロローグに登場。本編でも序盤の分岐シナリオで現れるが、その時のパイロットは「テロリスト」名義という哀しさ。後継のGN-X IIIの姿を拝んで暫く経つシナリオということもあり懐かしさすら覚えるユニットと化すだろうが、長射程の武装は侮れない。なお、出現する分岐シナリオは日本・宇宙ルートであるため、ガンダム00勢で戦うことができず、それどころか自軍のガンダムがガンダムダブルエックスしかいない。

装備・機能

武装・必殺武器

GNバルカン
頭部に内蔵されたバルカン砲。第2次Zでは未登場。
GNクロー
ガンダム系には存在しない本機オリジナルの装備。指先にGNフィールドを展開して敵を攻撃する。あくまで補助的な装備。第2次Zでは未登場。
GNビームサーベル
機体に2基装備。GN粒子はガンダムスローネと同じく赤。
GNビームライフル
小型のビームライフル。連射速度に優れる。第2次ZではP属性に加え、最大射程が5と長く距離があっても攻撃される事が多い。
GNロングバレルビームライフル
上記のビームライフルにロングバレルを換装し長距離攻撃を可能にしたもの。通常時のビームライフルより連射速度は劣るため、状況に応じて使い分けが必要。
第2次Zでは最大射程7(名有りパイロットは8)と中々の射程を誇るため、反撃不能になり易い。なお、本来は上のビームライフルかこれのどちらかを選択して携行する。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動。
EN回復(小)
GNドライヴの恩恵によりENが回復する。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

カスタムボーナス

なし
冗談でもネタでも無く本当にカスタムボーナスが設定されておらず「なし」と表記される。恐らくスポット参戦故に改造する機会がないため、設定されていないのだろう。

機体BGM

「DAYBREAK'S BELL」
1stシーズン前期OP

対決・名場面など

対トリニティ戦
劇中初登場。圧倒的な数とガンダムに匹敵する性能、各パイロットの高い技量を以ってチームトリニティの機体ガンダムスローネを撃退する。怨敵スローネの撃退に成功した事で兵士達の士気も格段に高まり、セルゲイピーリスらは勝利の美酒を味わった。
対ガンダムナドレ
コーラサワーのGN-Xが中破したナドレに迫るがナドレの攻撃に遭ってしまう。コーラサワーはナドレの頭部を破壊する事は出来たが、コーラサワーのGN-Xは上半身を吹き飛ばされてしまう。……しかし、GN-Xのコックピットが腰部にあったために、コーラサワーは無事であった
さらに公式外伝では、コーラサワーの搭乗するGN-Xは宇宙を漂流しているのだが、フォン・スパーク(SRW未登場)の気まぐれによって、地球の方向へと軌道修正されたために、無事に生還することができた。

関連機体

ガンダムスローネ
本機にはアインツヴァイドライのデータも反映されている。
スローネヴァラヌス
公式外伝に登場する機体。ガンダムスローネとGN-Xの中間に当たる。この機体を元にGN-Xは開発されている。
グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII
グラハムの頼みにより、ビリーが解体したGN-Xのドライヴを搭載した。通称「GNフラッグ」。
アドヴァンスドGN-X
公式外伝に登場。後期生産型を現場の要請でカスタムした機体。エースパイロットに支給された。
GN-X II
後継機。公式外伝に登場。TVシリーズの空白期間に量産された。オプションにGNバスターソード・GNキャノンを選択で装備可能。
GN-X III
後継機。TVシリーズ2ndシーズンにおいての連邦正規軍アロウズの主力機。
GN-X IV
後継機。劇場版においての地球連邦軍の主力機。指揮官機と一般機の二種類があり、武装バリエーションも豊富になっている。また、トランザムも可能になっている。

余談

  • GN-Xは、2010年1月にバンダイから1/100マスターグレードモデルが発売された。これは宇宙世紀ガンダム以外の量産機としては初となる快挙である。

商品情報

資料リンク