「ロボットガールズZ」の版間の差分
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『'''ロボットガールズZ'''』は、東映アニメーション制作のテレビアニメ作品。 | 『'''ロボットガールズZ'''』は、東映アニメーション制作のテレビアニメ作品。 | ||
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− | [[マジンガーZ]]や[[ゲッターロボ]]といった、東映アニメーションが制作したロボットアニメのロボットが美少女化されて登場する擬人化コメディ<ref> | + | [[マジンガーZ]]や[[ゲッターロボ]]といった、東映アニメーションが制作したロボットアニメのロボットが美少女化されて登場する擬人化コメディ<ref>ブラウザゲーム『ロボットガールズZ ONLINE』には[[ロマンロボシリーズ]]などの東映本社製作作品や『[[勇者ライディーン]]』、『[[戦国魔神ゴーショーグン]]』を始めとする葦プロダクション製の一部作品など、東映グループ不関与のアニメーション作品を出典とするキャラクターも登場している。一方で、ダイナミックプロ作品であっても『[[マジンカイザー (OVA)]]』『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]』といった東映アニメーションが製作に関与していない作品を出典とするキャラクターは現状では(正体をぼかしたパロディー要素的な扱いを除けば)登場していない。</ref>。 |
コンセプト自体は2009年から2012年にかけて展開された『東映ロボットガールズ』を発端とするものであり、本作は『東映~』の実質的な後継作品に相当する。『東映~』からのキャラクターも一部引き続いて登場する。 | コンセプト自体は2009年から2012年にかけて展開された『東映ロボットガールズ』を発端とするものであり、本作は『東映~』の実質的な後継作品に相当する。『東映~』からのキャラクターも一部引き続いて登場する。 | ||
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健康的なお色気シーンと相手が美少女キャラでも情け容赦ない暴力描写を併せ持つ、永井豪イズムが前面に推し出された作風が特徴。 | 健康的なお色気シーンと相手が美少女キャラでも情け容赦ない暴力描写を併せ持つ、永井豪イズムが前面に推し出された作風が特徴。 | ||
− | ロボットアニメが元ネタではあるが<ref> | + | ロボットアニメが元ネタではあるが<ref>『ロボットガールズZ ONLINE』では、元ネタの中にロボットアニメではない『キューティーハニー』や『ドロロンえん魔くん』が存在する。</ref>、戦闘するのはあくまでも'''生身の人間であり、本作はロボットアニメではない'''<ref>[[ジェットファイアーP1]]など、巨大ロボット兵器に分類される敵が登場することはある。</ref>。 |
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:『ロボットガールズZ ONLINE』の立ち絵が流用されている都合上、イベントシーンではX-Ωとしては珍しく表情に合わせて立ち絵のポーズ自体が変わる。 | :『ロボットガールズZ ONLINE』の立ち絵が流用されている都合上、イベントシーンではX-Ωとしては珍しく表情に合わせて立ち絵のポーズ自体が変わる。 | ||
:シナリオは[[劇場版マジンガーシリーズ]]のような世界をベースに、異世界に存在するロボットガールズがそれぞれのモチーフとなったスーパーロボット達と時空を超えて入れ替わってしまう形になっている。[[七星まあち]]の他、[[レイナ・ストール]]もロボットガールズ側の世界から転移した人物として登場する。ご丁寧にも'''戦闘シーンが終了する度に背景が廃墟と化す'''という原作再現がなされている。 | :シナリオは[[劇場版マジンガーシリーズ]]のような世界をベースに、異世界に存在するロボットガールズがそれぞれのモチーフとなったスーパーロボット達と時空を超えて入れ替わってしまう形になっている。[[七星まあち]]の他、[[レイナ・ストール]]もロボットガールズ側の世界から転移した人物として登場する。ご丁寧にも'''戦闘シーンが終了する度に背景が廃墟と化す'''という原作再現がなされている。 | ||
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+ | == 余談 == | ||
+ | *今作のオンラインゲームである『ロボットガールズZ ONLINE』には、アニメ版に登場したロボットガールズ以外にも[[獣神ライガー (TV)|獣神ライガー]]等の様々な作品をモチーフとしたキャラクターが登場している。 | ||
+ | **2020年には[[マシンロボ クロノスの大逆襲]]をモチーフとしたキャラクター群が登場し、『X-Ω』でロボットガールズと共演したレイナ・ストールも正式にガールズの一員として再共演を果たしている。しかしレイナはガールズ化の段階で外見が原作から大きく変化しており、原作通りの姿で活躍した『X-Ω』のシナリオとは繋がらないパラレル展開となった。 | ||
== 脚注 == | == 脚注 == |
2020年7月28日 (火) 00:27時点における版
ロボットガールズZ | |
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原作 | 永井豪 |
監督 | 博史池畠 |
シリーズ構成 | 兵頭一歩 |
脚本 | 兵頭一歩 |
キャラクターデザイン | 川上哲也 |
制作 | 東映アニメーション |
放送局 | 東映チャンネル |
放送期間 | 2014年1月4日 - 3月2日 |
話数 | 全3回(全9話)+映像ソフト特典3話 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
『ロボットガールズZ』は、東映アニメーション制作のテレビアニメ作品。
概要
マジンガーZやゲッターロボといった、東映アニメーションが制作したロボットアニメのロボットが美少女化されて登場する擬人化コメディ[1]。
コンセプト自体は2009年から2012年にかけて展開された『東映ロボットガールズ』を発端とするものであり、本作は『東映~』の実質的な後継作品に相当する。『東映~』からのキャラクターも一部引き続いて登場する。
健康的なお色気シーンと相手が美少女キャラでも情け容赦ない暴力描写を併せ持つ、永井豪イズムが前面に推し出された作風が特徴。
ロボットアニメが元ネタではあるが[2]、戦闘するのはあくまでも生身の人間であり、本作はロボットアニメではない[3]。
登場作品
『ロボットガールズZ』『ロボットガールズZ+』に登場した作品のみ記述。
以下、『Z+』からの登場
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
カッコ内はモチーフとなったロボット、キャラクター。
チームZ
チームG
新生チームG
チームT
『東映ロボットガールズ』時代のメインキャラクター。
- ガイちゃん(ガイキング)
- 後述の通りチームLODとは掛け持ちしている。
- ガッキー(ガ・キーン)
- バラたん(バラタック)
- ダンダン(ダンガードA)
チームLOD
- トリプルガイちゃん(トリプルガイキング)
- 以前所属していたソフトボールクラブが廃部しそうになり、クラブの仲間と新たにチームLODを結成し、自身はチームTとは掛け持ちで参加。
- バルちゃん(バルキング)
- ライっち(ライキング)
チーム號
- 號ちゃん(ゲッター號)
- 翔ちゃん(ゲッター翔)
- 剴の嬢(ゲッター剴)
地下帝国
- あしゅら男爵(あしゅら男爵)
- マジンガーシリーズのあしゅら男爵とは異なり、普通の女性である。一見左右で別々の人間のようだが、実際は髪の毛以外はメイクとカラーコンタクトレンズである。
- ガラダK7(ガラダK7)
- ダブラスM2(ダブラスM2)
- ミネルバX(ミネルバX)
- 機械獣ガールズの中で唯一の男の娘。
- Dr.ヘル(Dr.ヘル)
- 常にモニター越しに部下と会話している為、その姿は不明。後に地獄大元帥の機械獣ガールズが「仮の姿」として登場した。
株式会社ミケーネ
- ミケーネたん(闇の帝王)
- 暗黒大将軍子(暗黒大将軍)
- ミケーネたんが操縦する巨大ロボット(ハリボテ)。ハリボテながらチームZ・G・Tを単独で壊滅させるほどの恐ろしい戦闘力を誇る。
- ゴーゴン大公(ゴーゴン大公)
- 獣魔将軍(獣魔将軍)
ガールズ被害者の会
その他練馬区民
- ジャック、メリー/テキサスマッ子(テキサスマック)
- 移動販売店で商売をしているが、毎回ロボットガールズの戦いに巻き込まれて破壊される。
- リョウマ、ハヤト、ムサシ、ベンケイ
- ゲッちゃんのおつきの執事達。グランゲンとの戦いでムサシが負傷してベンケイと交代し、ハヤトは暇を出されて実家の瀬戸内で新生チームGを打倒すべくチーム號を結成した。
- ローレライようこ(ラインX1)
- ボスボロッ娘(ボスボロット)
- 弓博士(弓弦之助)
- チームZが所属する光子力研究所の所長。たびたび言及されるが姿はメガネしか描かれていない。
- 早乙女博士
- チームG/新生チームGが所属する早乙女研究所の所長。女性。
- 兜十蔵
- 漫画版および小説版に登場。Zちゃんの祖母。禿げておらず髪をお団子に結っている以外は、マッドで隻眼なほうの兜十蔵そのままの容姿。長年光子力を研究してロボットガールズに変化するパイルダーを開発していたが、同じ容姿の元ネタと違って発明で儲けたりはしておらず、研究費の浪費でついにZちゃんと2人で暮らしていた家を借金のカタに差し押さえされてしまい、さらにその家をガールズ化したZちゃんが破壊してしまったため借金取りにどこかへ連れていかれてしまった。
- 剣造(兜剣造)
- 小説版に登場。グレちゃんが通っていた学校の講師。けんぞう(名)ではなく、つるぎ(姓)つくる(名)。ガールズ化できるブレーンコンドルをグレちゃんに渡した。Zちゃんとの関係は不明だが、双方と面識のあるグレちゃんは二人が血の繋がった親子なのではないかと勘繰っている。
用語
- ロボットガールズ
- 東映のロボットアニメ作品の主人公側の勢力のロボット等のパワーを宿した少女達。アニメではヒトなのかロボットなのかははっきりしていないが、小説版によれば一応「生身の人間」である模様。また「ロボット」と付けられているものの、三大スペイザーなどの非人型支援メカや光子力研究所の三博士など正真正銘の人間をモデルにしたロボットガールズなども存在している。「東映ロボットガールズ」の時点では作中にも原作となったロボットアニメが存在しており、ロボットガールズ達も「資料映像」としてそれらを視聴しているという設定が度々描写されていたが、『ロボットガールズZ』以降は特に言及されていない。
- 機械獣ガールズ
- 機械獣のパワーを宿した少女達。ロボットガールズ以上に作中で正体が言及されておらず、人造人間とも解釈できる。戦闘獣やメカザウルス等、その他の東映のロボットアニメ作品の敵対勢力の兵器を基にしたガールズも存在している。
- 光子力研究所
- 本作では富士の樹海ではなく東京都練馬区大泉学園光子力町に存在している。現実で言うと東映アニメーション大泉スタジオ(2017年現在建て替え工事中)の位置にあるようだ。作中世界では光子力エネルギーやゲッター線はある程度実用化されており、平和的に(ロボットガールズ達による破壊活動を除けば)利用されている。
楽曲
- オープニングテーマ
-
- 「ロボットガールズZ」
- 『X-Ω』では参戦イベントの「集結!ロボットガールズ」にてクエストBGMに採用。
登場作と扱われ方
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初参戦作品。2017年8月の期間限定参戦で、同じ期間限定参戦の『サン娘 Girl's Battle Bootlog』と共に参戦。
- 参戦表記は「ロボットガールズZ」だが、ゲーム版やアニメ2期『プラス』に登場するキャラクターたちも一部登場している。
- 『ロボットガールズZ ONLINE』の立ち絵が流用されている都合上、イベントシーンではX-Ωとしては珍しく表情に合わせて立ち絵のポーズ自体が変わる。
- シナリオは劇場版マジンガーシリーズのような世界をベースに、異世界に存在するロボットガールズがそれぞれのモチーフとなったスーパーロボット達と時空を超えて入れ替わってしまう形になっている。七星まあちの他、レイナ・ストールもロボットガールズ側の世界から転移した人物として登場する。ご丁寧にも戦闘シーンが終了する度に背景が廃墟と化すという原作再現がなされている。
余談
- 今作のオンラインゲームである『ロボットガールズZ ONLINE』には、アニメ版に登場したロボットガールズ以外にも獣神ライガー等の様々な作品をモチーフとしたキャラクターが登場している。
- 2020年にはマシンロボ クロノスの大逆襲をモチーフとしたキャラクター群が登場し、『X-Ω』でロボットガールズと共演したレイナ・ストールも正式にガールズの一員として再共演を果たしている。しかしレイナはガールズ化の段階で外見が原作から大きく変化しており、原作通りの姿で活躍した『X-Ω』のシナリオとは繋がらないパラレル展開となった。
脚注
- ↑ ブラウザゲーム『ロボットガールズZ ONLINE』にはロマンロボシリーズなどの東映本社製作作品や『勇者ライディーン』、『戦国魔神ゴーショーグン』を始めとする葦プロダクション製の一部作品など、東映グループ不関与のアニメーション作品を出典とするキャラクターも登場している。一方で、ダイナミックプロ作品であっても『マジンカイザー (OVA)』『真ゲッターロボ 世界最後の日』といった東映アニメーションが製作に関与していない作品を出典とするキャラクターは現状では(正体をぼかしたパロディー要素的な扱いを除けば)登場していない。
- ↑ 『ロボットガールズZ ONLINE』では、元ネタの中にロボットアニメではない『キューティーハニー』や『ドロロンえん魔くん』が存在する。
- ↑ ジェットファイアーP1など、巨大ロボット兵器に分類される敵が登場することはある。
- ↑ 同作が登場する作品としては珍しく、原作漫画版ではなくアニメ版のデザイン・設定をベースとしている。
リンク
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