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2018年3月28日 (水) 22:57時点における版
マサキ・アンドー | |
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漢字表記 | 安藤正樹 |
登場作品 |
|
声優 | 緑川光 |
デザイン | 河野さち子(リファイン) |
種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
年齢 | 16歳(魔装機神I「背教者」)→17歳(OGS)→18歳以上(III/F) |
身長 | 176 cm |
体重 | 59 kg |
所属 | 神聖ラングラン王国→アンティラス隊 |
役職 | 魔装機神操者 |
称号 | ランドール・ザン・ゼノサキス(聖号) |
概要
魔装機神サイバスターの操者。スポーツ万能の熱血漢にして極度の方向音痴な少年。出身は日本の関東地方近辺。異世界ラ・ギアスで得た黒猫と白猫のファミリア(使い魔)を常に付き従えている。性格は天衣無縫でやや自己中心的。誰に対しても自然体で接するため、ときに非礼と謗られることもあるが、その誰よりも俗っぽい言動を風の精霊サイフィスに愛されている。二人の女性からはっきりと交際を求められているため女性関係は華やかだが、恋愛に臆病かつ女性に対して奥手なため進展はしていない。色恋沙汰に概して鈍感といわれていて確かに女心に疎い面はあるが、テュッティ・ノールバックがフェイルロードにかすかな恋慕の念を寄せていた事を察しとっているため、完全に鈍いわけではない。
ある年、高校生の夏、地底世界ラ・ギアスの大国「神聖ラングラン王国」の王宮内に「第三次地上人召喚計画」の候補生として召喚され、魔装機操者としての勧誘を受ける。地上(地球)帰還の道も提示されていたが、ラングラン各地で勃発する暴徒達のテロを目の当たりにしたことで義憤に突き動かされ残留を決意。魔装機ジャオームの操者として10代後半の青春を「不断の闘争」に捧げることになる。テロ被災で肉親を喪失し身寄りのない天涯孤独となったためか、テロ行為全般に対して強い怒りと憎しみを向けており、テロリストを前にすると普段から強い語気がますます荒々しくなる。
公式設定年齢は17歳(16歳の誕生日はラ・ギアスで迎えている)。親しいラングランの王女セニアとは同い年。マサキを篤く慕う少女リューネのひとつ上、深い惹かれあいをみせた練金学士のウェンディとは11歳ほど離れている。バンプレストオリジナルのなかで最古の歴史をもつキャラクターの一人だが、私生活面の多くで彼の対となるライバルよりも謎に包まれている。自己紹介で多くを語らないため、拳闘及び剣などの武道に没頭していたこと、召喚当時の年齢は若年15歳、料理の味付けには執着しないが食べ方には口うるさい凝り性であること、気に入った服にしか袖を通さない[1]、亡き両親とは疎遠であったことくらいしかわからない。
実の父母と上手く折り合いがつかなかった[2]ためか、ラ・ギアスで彼を養子として迎え入れてくれた義父ゼオルートに強い感謝と恩情の念を感じており、養父から託された義妹プレシアに対して非常に過保護で見境がない。そのためマサキの視点からみたシュウは、好敵手というよりも尊敬する義父を殺害した仇敵に近い存在といえる[3]。
マサキの強みのひとつに尽きぬ金運というものがあり、金の方から彼の懐に潜り込んでくる傾向がある。言動自体にも金にあくせくしたところは見受けられず、一企業の取締役の娘(お嬢様)だったテュッティ同様、案外どこかの大尽様の御曹子だったのかもしれない。もっとも金にまつわる「幸運」が災いするのか妙に怠惰なところがあり、魔法の習得はからきし(才能はあるがその努力をしない)、剣の修行も養父にして師父にあたるゼオルートの見様見真似[4]のまま。なまじ天賦の才に恵まれているだけ周囲の人間をやきもきとさせており、時折厳しくたしなめられる。こうしたマサキの細かいところを気にしない大雑把さの瑕疵は、収集した情報の分析と記憶を苦手とするところによく現れており、頼れる人間が傍にいないときは二匹のファミリアに頼る事で対処している。尤も、情報の必要性が分かっていないと周囲から指摘されているが、必要だと判断すれば自ら情報収集を始める場面も存在しており、マサキの情報収集能力そのものは決して低くはない[5]
ふたつ目の強みは豊富な戦歴。特に現在進行中のOGシリーズでは15歳の初陣を皮切りに、『魔装機神I』第一章⇒「DC戦争」⇒「インスペクター事件」⇒「アインスト争乱」⇒「バルトール事件」⇒「修羅の乱」⇒『ACE:R』⇒「地上人召喚事件」⇒『OE』⇒「封印戦争」⇒「三國戦争」(I第2章)⇒「シュテドニアス南北戦争」(II)→『魔装機神III』→『魔装機神F』→『OGMD』と息をつく間もない。
2008年頃から、別シリーズに登場するオリジナルキャラクター「アサキム・ドーウィン」との間にある相似性が注目の的になっている。彼とマサキは果たしてどのような関係にあるのか…。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- 初出演作。第6話「敵要塞を破壊せよ」にて、敵要塞の固定砲台を「サイフラッシュ」で一掃するという、デビューを果たす。出現した背景は、ラ・ギアスで成立した「魔神の予言」の完全な成就を防ぐことにあり、その悲願は『第3次』で達成される。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 『第3次』と同様。リューネの加入に関わる。「幸運」があるため資金稼ぎで活躍できるが、「必中」を覚えないのでボス戦には向かない。…とはいえハードの関係でクイックリセット&クイックロードが爆速、威力だけなら最強兵器となる「コスモノヴァ」の関係から、PPでセーブ後リセット連打で当てに行く手法を取るのが理想。
- 第3次スーパーロボット大戦
- シナリオ「魔装機神」もしくは「ソロモンの悪夢」から参戦。ゲスト出演で『ヒーロー戦記』の世界に迷い込んでいたらしい。宇宙でなんなく合流出来たのもすでに方向音痴を発揮していたためな模様。今作の彼の能力は髙く「集中」もあるため、回避成功率に優れる。ただ、流石に「ファンネル」を毎回避けるほどではなく、サイバスターも決して打たれ強いユニットとは言えないので過信しすぎないように。
- リューネとの馴れ初めが始まったのは本作から。
- スーパーロボット大戦EX
- 「マサキの章」の主役。ラングランのフェイルロード王子に協力して、王子と敵対するカークス軍やシュテドニアス軍と戦う。敬愛し心服していた王子に王冠をもたらす事に成功するが、勝利の美酒に酔う間もなく自らに課せられた「魔装機神操者の権利と義務」のもつ過酷な一面を突きつけられることになるのだった。本作で今まで謎だった設定が多少明かされ、強いリーダーシップを発揮して見知らぬ地へと召喚された仲間達を導いていく。がルザック州にいたラングランの軍人トールスに「ランドール殿」と呼ばれたときにみせた拒否反応の理由に関しては「魔装機神I」で判明する。
- EDで「エーテル通信機」を甲児に渡し、「何かあったら呼び出せ」と約束するのだが…。
- 第4次スーパーロボット大戦
- シナリオ「グランゾンの謎」で顔見せ。シナリオ「新しい力」または「人間爆弾の恐怖」から本格参戦する。真ゲッターロボの命名は彼によるもの。なお、通信機はしょうもない事に使って自分を呼び出した甲児への罰として取り上げてしまったらしい。
- 操者としての能力は平凡でみることがない。サイバスターの「サイフラッシュ」だけでもフル改造しておけば殆どの敵を、その凶悪なシステム(敵味方識別と長射程)と「2回行動」で殲滅、または大破寸前に追い込んでしまう。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 「グランゾンの謎」以降、選択次第で暫く仲間になる。そのため随時活躍頻度が増した。
- スーパーロボット大戦F
- 「エーテル通信機」で甲児に呼び出されるが道に迷って地球を10周し、結局遅れてくる。10周も回送した原因で「サイフラッシュ」は故障して使用不可。もっとも、サイバスターの運動性は本編で味方となるユニットで一、二を争うほど高く、マサキの回避能力を生かしたカウンター戦法で活躍できる。欠点は高い格闘と比べて多少見劣りする射撃数値。改造資金を費やしたくないなら剣に特化。資金を注ぎ込めるなら射撃武器を改造という方向になるだろう。
- スーパーロボット大戦F完結編
- リューネの合流後「サイフラッシュ」の修理が完了する。強力な特殊精神コマンド「夢」をいかしたマップ兵器の使用で活躍できる。ただし、宇宙適応値はBと不遇。舞台が宇宙空間に移る終盤は、いかに敵との戦闘回数を減らすか工夫する必要がある。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 中盤で仲間になる。サイバスターの必殺技に「プラーナ斬り」と名付けようとした。マクロス艦内で迷子になる。今回、ルートによっては自力で「乱舞の太刀」を覚える。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 追加ルートでシュウとの最後の対決となる。のちの『α外伝』の再現。覚醒の代わりに激闘という扱いづらい精神を与えられた。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 現代5話極東ルートで登場。「サイバスターが調整中なので、ゲンナジーから借りた」ということで久々にジャオームに乗っている。しかし9話開始時に乗り換えるので使用期間は短い。未来編ではアーガマにいたが偵察の途中にて迷子になってしまい、中の人が同じヒイロに助けられる羽目に。シュウとの最後の対決は今回二度目になり、旧シリーズでのシュウとのやりとりの再現は一部DVEにもなっている。中でも難ルートのネオグランゾン戦では、彼がトドメを刺すと、本来テキストだけの台詞がDVEになるという特殊仕様となっている。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z/第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 直接は登場しない。が、シュロウガの必殺技、「レイ・バスター」のカットインでマサキらしき人物の姿が……。
単独作品
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 『魔装機神III』の発売を記念した特別配信機体としてサイバスターが配信(有料DLC)されており、当然ながらそのパイロットとして登場。『魔装機神III』発売及び『スパロボOE第3章』の配信日である8月22日より配信。ダウンロードした時点から、ストーリー進行度に関係なくサイバスターが使用可能となっている。
- スパロボ公式ツイッターでは「ゲーム内での会話イベントもある」とされ、版権作品の大ボスとの戦闘前会話も存在する。
- なお、詳細は明かされていないが、今回のマサキはOG世界からやってきた可能性がある(『第2次OG』にて、シュウの呼び出しを受けたマサキは道に迷って変な化け物と出会った事がシロの口から明かされている)。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 期間限定イベント「地底世界からの来訪者」にて登場。出典は「スーパーロボット大戦OG」となっている。マサキはボイス付きパイロットパーツも実装された。
- ちなみにサイバスターが引ける配布のガシャチケットの名称は「グリーンチケット」であった。……グリババチケット?
- スーパーロボット大戦X
- PVで確認。今回のマサキはOEとは違い、OG世界の人物ではない模様(寺田プロデューサーが「OGとは関係ない」と明言している)。
魔装機神シリーズ
- スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 第一章の序盤で両親の死因が明かされ、テロ組織「ラングラン解放戦線」との遭遇を通じて死の恐怖を学んでいく。中盤、紅蓮のサフィーネが引き起こした「風の魔装機神強奪事件」において、精霊サイフィスから魔装機神サイバスターの操者として祝福され、魔装機操者として次第に頭角を現していく。「ランドール・ザン・ゼノサキス」の聖号は、そのときの活躍を評価したラングランの国王から賜与されたもの。以後は、ラングラン国内で「ランドール(殿)」と呼ばれ声望を集めていくのだが、終盤に発生した「魔力弾事件」(魔神の予言の到来する日)を未然に防ぐことに失敗した衝撃は大きく、「地上人召喚事件」(マサキの章)や二章のシナリオデモ内ではその名で呼ばれることに難色を示すようになっている。
- 人間関係では本編にあたる一章と後日談の第二章を通して恋人候補の練金学士ウェンディ・ラスム・イクナートとの交流が鮮明に描かれ、宿敵シュウ・シラカワとの間にある因縁のはじまりも本作で明かされている。
- 操者としては精神コマンド欄に「気合」が入らない事が欠点。「熱血」の習得も遅い。これらも「サイフラッシュ」に絡んだ調整か。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- リメイクで追加された用語録で一章のシナリオ「デモンゴーレム掃討」の時点で16歳と明示される。
- ゲームに登場する操者としての彼はコマンドで「気合」を習得しないため、能力自体は高くともなかなか平均点を抜け出せない位置にいる。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 前作の「御前試合」で得た賞金がセニアの資産プログラムの投機で7億クレジット(日本円換算で70億)に化けていたらしい。金銭欲のないマサキはその資産を自身の所属する「アンティラス隊」に全額寄付した。
- 本作の戦闘で平和のために敵を倒さなければならないという苦悩にとらわれ、戦いに逡巡する姿が描写された。望まない戦いの中で悩みながらも逃げずに深く身を投じる道を選択したマサキは、ついに精霊サイフィスとの「ポゼッション」を体得。魔装機神操者として新たな段階に進んだ。「思春期真っ只中」の未成人(まだ19歳足らず)にある不安定な面を強調する狙いなどがあったのだろうか、前作の二章でみせた「大人びたマサキ」の印象が強く残る旧来のファンから「今更戦いの道に迷うなんて!」という感じの不評を買ってしまっている。
- これまでのラ・ギアスの戦乱ではラングランの防衛だけに努めていればよく隣国の内戦の調停などは今回が初めて。地上の戦乱では善意の篤志家という気楽な位置にいたため神経をすり減らされるような戦争体験とも無縁。これらの要因から精神面で躓きをみせたとしても無理からぬところはあったが、これも読者に何かを伝えることの難しさか。ちなみに、精霊界でマサキと立ち会ったフェイルロード王子の思念体は「迷わない人生などないからな。特に君は方向音痴だし」と励ましを贈っている。
- 本作発売を記念したラジオで出身は日本の関東地方のどこかであると判明。シナリオデモで両親の葬式以来正装していないこと、魔法の修行に励まない怠惰さ、人間が帯びるプラーナの色を見切る眼力の持ち主であることが明かされ、戦闘前会話で初陣時の年齢に触れている。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 思慮深さはなりを潜める。プレイヤーに設定を説明するためかなり意図的に記憶力を抑制されており、物語の合間にみせる「組織名や難しい説明の理解を放棄するマサキの姿勢」について、好意的に受諾できずに微妙な反応をみせたプレイヤー達もいるという。一歩退いた場所から俯瞰的に物事を眺めるようになったせいか、マサキのかわりに猪武者のようになったテュッティや過去と家族の因縁に翻弄されるファングとエランの勢いに押されて存在感も希薄になった。
- 本作で大雑把な味付けで料理をつくること、亡き両親との関係が上手くいっていなかったこと、ゼノサキス四宗家のひとつ東宗家の当主にならなければいけないこと、プラーナ数値が魔装機神のナビゲータを乱すほど強大なこと(方向音痴になる原因のひとつ)などが説明されている。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
- 中盤まで行方不明となっており、合流するまでは主役をほかの人間達がつとめることになったが、これに関しても賛否両論なところがある。もっとも「アカシックノヴァ」を超える必殺技は存在しないので、復帰後のマサキを使わないプレイヤーはいないだろう。
- 限定数量生産版に同封されたブックレットで、冬の季節に地底世界へと召喚されてきたテュッティがラ・ギアス残留を決意した日の半年後に召喚されたことが判明した。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- ラングランを壊滅させた予言の魔神であるシュウを追って地上に出現。『第2次』と同じ流れで仲間になる。
- 必中の消費SPが30と高いのがネック。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- インスペクターの到来に呼応して参戦。EDでラ・ギアスに帰って行った。
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- リメイク作品。声の人が深く作品に関わっているので、一番気合が入っているマサキなのかもしれない。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION THE SOUND CINEMA』の流れを引き継ぎ参戦。バルトール事件解決後も一貫して主力として活躍する。ラグナロクの決戦で「言葉は不要」とシュウが言っていることもあり、彼との間に戦闘前会話はない。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 前半のマサキルートの主役だが、気心の知れた仲間ばかり加入してくるためリーダーシップをさほど発揮できない。やや幼さが目立つともいえる。前半終了後は、「特異点、崩壊」までお休み。シュウの呼び出しに応じて真っ先に飛び出したらしいが、迷子の末の[6]到着であったという。
- 無改造無養成のハードモードでは、初期習得の「集束攻撃」を生かしたサブ砲台に最適。
- スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
- 「ラグナロク」の回想場面でシュウと共にアニメーション付で登場(OGシリーズでは非常に珍しくDVE)。本編での出番はマサキルートとのクロスポイントのみの登場。中断メッセージにも出番がある。
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- 『魔装F』後の時系列で登場。サイバスターに関しては当機項参照。
- スーパーロボット大戦OGクロニクル
- 短編「幻想に追われ追われて」に登場。シュウを追う片手間で、地上世界に伝説や幻想として残されているラ・ギアスの痕跡を消して回っているらしい。自発的な行動か、要請に応じたものかは不明。
- 短編後の解説文でラ・ギアス召喚時「高校生」であったことが判明。
関連作品
- ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
- シュウを追って道に迷っていたところ、偶々遭遇したアムロを助ける。条件を満たすとラストダンジョンで仲間になる(やっぱり道に迷っていたらしいが、専用のカードキーがないと入れない上に異空間にあるヘリオス要塞にどうやって迷い込んだのかは謎である…まぁ、他にもシュウや看護婦などやはり何故か入り込んでいるキャラは何人かいるのだが)。
- 方向音痴の設定は今回が初出。また、何気に聖号をはじめとする自分の素性もアムロに語っている。というより、語りたくて仕方なかったようだ。
- 本作のマサキは髪を後ろに束ねているが、これには「地上に出て暫く経って、伸びてきた髪を切らずに後ろに束ねている」という設定があったとの事。伸びた髪はラ・ギアスでテュッティと再会したあと、綺麗に散髪されてしまったそうだ。
- Another Century's Episode:R
- OG世界のマサキが登場(時系列は『OG外伝』終了直後)。リュウセイやキョウスケとは違い、ラ・ギアスに帰ろうとしたところで惑星エリアへと跳ばされるという、次元の壁を突き破る迷子っぷりは健在。
- 惑星エリアに跳ばされた直後に運良くリュウセイ、キョウスケと合流、更にオータム・フォー達との合流も経て、異世界(他版権作品)のキャラクター達と共に、敵対勢力「シーズン」と戦う事になる。EDで無事ラ・ギアスに帰還。その際のシチュエーションやマサキの台詞の一部が『スーパーロボット大戦EX』の「マサキの章」冒頭そのものであったことから、今後の展開を色々と想起させてくれた。なお、IのリメイクにあたるOGサーガにて、地上での経緯を語るシーンは全てOGシリーズに差し替えられているのだが、このときマサキが呟いたラ・ギアスに戻る際の「寄り道」は本作の事をさす。
- 本作でも方向音痴ネタは使われており、彼を使って4000km移動することで『孤高の迷子』のトロフィーが入手できる。
パイロットステータス
能力値
射撃・格闘と共に満遍なく上昇する。回避を向上させる強力な技能(天才や念動力)とは無縁であるため、サイバスターの運動性を上げないと被弾する確率が高い。
精神コマンド
- 第2次(FC)
- 根性、必殺、疾風、底力、愛
- 第2次G
- 根性、加速、てかげん、幸運、気合、熱血
- 第2次(PS)、第3次
- 加速、ひらめき、集中、根性、ド根性、気合
- EX
- てかげん、加速、集中、根性、気合、覚醒
- 第4次、第4次S
- 加速、ひらめき、集中、気合、てかげん、熱血
- F
- 加速、ひらめき、熱血、気合、幸運、夢(F完結編のみ)
- α、α外伝
- 集中、ひらめき、幸運、気合、熱血、覚醒
- α for DC
- 集中、ひらめき、幸運、気合、熱血、激闘
- OE
- 集中、閃き、熱血、気合
- X
- 集中
- 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 根性、加速、ひらめき、幸運、必中、熱血
- 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 根性、ひらめき、必中、幸運、熱血、自由選択
- ※最後のコマンドに「加速」を選択すると前作と同一のラインナップになる。ちなみに、IIIでもこれは変わらない。
- OGs、OG外伝
- 集中、ひらめき、幸運、熱血、気合、必中
- OG2nd
- 集中、ひらめき、幸運、気合、熱血、連撃
- OGMD
- 集中、ひらめき、幸運、気迫、熱血、連撃
- 気合が気迫にランクアップした。ライバルがマハーカーラを実装しただけあり、将来におけるポゼッションの実装を連想させる内容ではあるが…。
特殊技能(特殊スキル)
- 第3次(PS)
- 切り払いL4
- F
- 切り払いL7
- α外伝
- 切り払いL2、援護L1
- OE
- 底力:回避、闘争心、戦意高揚
- X
- 底力L5、見切りL2、気力+(ATK)、闘争心L2
- OG2nd
- 底力L5、集束攻撃、連続攻撃L1
固有エースボーナス
- 「与えるダメージ率+5%」「最終命中率+10%」
- 移動力+1
- 『OG2nd』のエースボーナス。シンプルを通り越して非力な感すらあるのが残念。
- 移動力+1、「空」地形にいる敵に対してクリティカル発動率+30%
- 『OGMD』版。後半部が追加された形になるが、マサキが加入してから地上ステージは僅か2つしかない上に、飛行している敵もジュア=ム一人だけ(しかも、隠し機体を入手した場合はそれすら無くなる)。つまり、実質無意味である…。と思いきや、気づきにくいがラブルパイラ上では空中扱いなので、その上で飛んでいるギャノニア相手に活用もありか。
- 機体それ自体に多大な欠陥を抱え込んでいることもあり、同作のマサキは不完全燃焼そのものである。
- 闘志(攻撃が命中するとSP+1 気力+3)
- こちらは『OE』で採用。
パイロットBGM
- 「熱風! 疾風! サイバスター」
- マサキ・アンドー及び、サイバスターのテーマ。
ボーカルバージョンは水木一郎&影山ヒロノブver.とMIO(現:MIQ)ver.の2種類が存在する。 - 「ポゼッション」
- ポゼッション後のサイバスターのテーマ。
人間関係
- シロ、クロ
- ネコ型のファミリアでシロがオス、クロがメス。レーダー係とハイファミリアの操作を受け持つ。
- シュウ・シラカワ
- 宿敵。養父ゼオルートを殺害した男でもあるが、個人的な感情を抜きにした立場からも打倒を決意しており[7]、その仲は険悪である。
- 舞台をかえた地上の戦乱でも、遭遇するたびに何度も手を組んでいるが、シュウの援護時に「妙な真似をしやがったら…このままてめえを撃つ!」と背後からの不意打ちも辞さない覚悟をみせる。時計の針が進んで魔神の予言の時代が終わり、シュウの複雑な出生とヴォルクルス教徒にならざるを得なかった経緯を知った「第二章」以降でも、警戒の念を解いてはいない(信用はすれども信頼はしない)。
- 一方でシュウの方は、周囲より様々なしがらみを受けながらも特に気にすることなく自然体で自由に生きているマサキの事を、誰より自由を求めながらその思想自体が自分を縛っているという立場から羨ましく思っている節がある。
- リューネ・ゾルダーク
- マサキに真剣交際を求めるビアンの娘。ウェンディを通じて三角関係を成しているが、いまだ決着を見ていない。
- 第二章の最後で戦士の聖号を通じてラングランの国籍を与えられたマサキは戦士階級の権利で配偶者を二人まで持てると明かされるが、それでもおさまりをみせていない。
- ビアン・ゾルダーク
- リューネの父にして、ディバイン・クルセイダーズ総帥。「Reorod of ATX」で描かれた孤島の決戦で、互いの理想をぶつけ合った。
- 公式設定による死因はサイバスターの必殺武器「アカシックバスター」。
- ラッシー
- ゾルダーク家の愛犬。その姿を見て「ランシャ…」とドン引きした。
魔装機神シリーズ
神聖ラングラン王国
- ウェンディ・ラスム・イクナート
- 魔装機神シリーズのヒロイン。リューネを通じて三角関係を構成しているが(以下略)。
- プレシア・ゼノサキス
- 義妹。尊敬する義父から託された少女。目に入れても痛くないほど溺愛しているため、周囲から「過保護すぎる」と非難を浴びている。
- ゼオルート・ザン・ゼノサキス
- 師匠にして義父。シュウとの決闘に敗れて戦死した。
- テュッティ・ノールバック
- 「第二次地上人召喚計画」で召喚された水の魔装機神操者。マサキの姉貴分を自称しており、お目付け役的存在。
- ホワン・ヤンロン
- 「説教」を好む炎の魔装機神の操者。炎の精霊と風の精霊の相関関係同様、二人の相性は悪く、マサキはヤンロンの事を苦手としている。
- リカルド・シルベイラ
- ミオの先代。彼がテュッティを愛していた事を把握していたため、リカルドのことをフェイルロードと同じくらい尊敬し頼りにもしていたのだと察せられる。
- ミオ・サスガ
- 大地の魔装機神操者。「地上人召喚事件」からの付き合い。
- ファング・ザン・ビシアス
- 兄弟子。フェイルの死で関係がこじれてしまうが、最終的に和解。
- フェイルロード・グラン・ビルセイア
- 敬愛していたラングランの王子。マサキにとってのフェイルはシュウにとってのビアンに相当する。
- セニア・グラニア・ビルセイア
- ラングランの王女。同い年な異性の友人。
- マドック・マコーネル
- ディアブロの初代操者。修行として赴いた精霊界で思念体として出現、スランプ状態に陥ったマサキに「何のために戦おうとしたのか」問い掛けた(II)。
- 死因は「魔力弾事件」か「春秋戦争」のどちらか。
- テューディ・ラスム・イクナート
- かつて対立したウェンディの姉。
- ザシュフォード・ザン・ヴァルハレビア
- マサキに憧れを抱くラ・ギアス人の少年。
- ゲンナジー・I・コズイレフ
- 「第二次地上人召喚計画」で召喚されたジャオームの二代目操者。地上人としてはマサキの先輩にあたる。
その他
- レッカ
- テロ組織「ラングラン解放戦線」の一員。マサキが初めて殺めることになった敵兵。この出来事を切っ掛けとしてはじまった解放戦線のリーダーとの相克で、死と人間の恐怖に直面する。
- ラセツ・ノバステ
- シュテドニアス連合の軍人。
- ルオゾール・ゾラン・ロイエル
- 破壊神ヴォルクルスに仕える神官。
- ムデカ・ラーベンス、マーガレット・ウォン
- ラセツの信奉者。復讐のために何度もマサキに戦いを仕掛ける。
- エルシーネ・テレジア
- シュテドニアスに身をおく宗教人。ルートによっては彼女に対し不信感を抱くが、それは現実のものとなり…。
- ニコ・サンドリーブ / リコ・サンドリーブ
- シュテドニアス連合軍で活躍する双子のエース。身体から漂うプラーナの色で姉妹を区別したことをきっかけに懐かれる。
- エラン・ゼノサキス
- 魔装機帝ゼルヴォイドの操者。剣神ランドールの末裔で、ランドールの聖号を賜与されたマサキを激しく意識している。
- サイフィス
- 風の精霊王。
- サキト・アサギ
- COEで友人となる。ラスフィトートとの戦いとの時は彼を叱咤した。
OGシリーズ
- リュウセイ・ダテ
- 同じ日本人で同年代であるためか、比較的絡む場面が多く、ゲームばかりやっているリュウセイをマサキが呆れるという中断メッセージもある(中の人的には人の事は言えない気がするが)。
- ブルックリン・ラックフィールド
- 本編中ではあまり目立った絡みは少ない印象だが、OGsではマサキ(と言うより緑川氏)のゲーマーぶりをクスハ・ミズハに語る中断メッセージがあった。ブリットの声優の杉田智和氏が、緑川氏とも親交が深いことによる声優ネタ。
- アイビス・ダグラス
- OGシリーズでは同じ高機動機乗りとしてコンビを組む事がある。
- ダイテツ・ミナセ
- 「おっさん」と呼ぶが、その非礼を追及されたことはない。そのためか、とても信頼しており「インスペクター事件」で戦死した際、涙を流してその死を惜しんだ。
- イングラム・プリスケン
- αでは早い段階から彼からシュウに似たような何かを感じ取り、主人公とリュウセイに警告した。同作では彼を含む胡散臭い3名(クワトロ、加持)から尋問を受けることに。
- ギリアム・イェーガー
- OGでの初対面の際に、彼の存在に既視感を感じていた。ギリアムもサイバスターを見るなり物凄く動揺していたため、あの世界で対決していた模様。
- シャイン・ハウゼン
- 誰もが困惑した彼女の戦闘参加に対して、かつてセニアと共に戦った経験から「戦うお姫様は他にもいる」とあっさり受け入れている。
- コウタ・アズマ
- 彼は元より、その妹や祖父にも気に入られている。同じ妹持ちとしての関係で、OGシリーズでは激励叱咤している。
- セルシア・ファーム
- かつてテロにより家族を失った過去を持つ事から、「バルトール事件」の犯人らに協力した彼女に対して激しい怒りを露わにした。
- マデライン
- イングランドの女学生。『OGクロニクル』の登場人物。ラ・ギアスに関する文献を巡る騒動に巻き込まれてしまう。クロが喋ることについてはそれ程驚きをみせなかった。
- ストランドウィック&アルウィック兄弟
- 「幻想に追われ追われて」に登場するラ・ギアスの存在を追い求める科学者。ラ・ギアスの存在が記されている書物『蕃界異郷の賛美者達』を巡って彼らと激突する。
Zシリーズ
- アサキム・ドーウィン
- シュロウガが生み出した虚像。マサキ本人でない事は確実だが声が良く似ており、何らかの関連性をにおわせている。OGシリーズで今後その真相が明らかになるのであろうか。
版権作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- アムロ・レイ
- 長い付き合いから、「老けた」と言われることも。
- ブライト・ノア
- 多くの作品で共演しており、共演した作品では自軍の司令官に当たる。『F完結編』後半では、リューネと喧嘩になった時には、彼に仲裁された。
- ジュドー・アーシタ、シーブック・アノー
- 『EX』では、リィナ・アーシタを人質にとられて仕方なくシュテドニアス軍として戦う彼らとやる気まんまんで戦おうとする。
- ドモン・カッシュ
- 『F』・『F完結編』では、性格など類似点が多い事から仲が良くなる。
- ヒイロ・ユイ
- 中の人繋がりで絡むことが多い。『α外伝』の中断メッセージではヒイロの声マネをしていた。マサキが嫌うテロリストなのだが、ヒイロの心情を理解しているのか、マサキがそれを気にしている様子はない。また、両者とも愛機が鳥型に変形する。
- トレーズ・クシュリナーダ
- 『F完結編』で、シュウにイメージを重ねており、嫌悪している。ただし、かなりの偏見であるが…。
スーパー系
ダイナミック系
- 兜甲児
- 比較的絡む場面が多い友人。
- 『EX』では、グッドサンダーチームと敵側を除けば、一番最初に絡むキャラでもある。同作品では甲児に別働隊を任せるなど、信頼しあっている。一方で『第4次』でマサキから借りたエーテル通信機を耳掃除で取れたでっかい耳くそを自慢するのに使用し、(あくまで可能性だが)後に虚憶になる程根に持たれたことも…。
- 後のαシリーズでも、マサキ初登場のステージではいの一番に葵豹馬と敵に囲まれているマサキを助けに出撃した。また、マサキがラ・ギアスでは大勢の美人に囲まれている事を知り、リューネ以外の恋人候補であるウェンディと出会った時はとても羨ましがっていた。
- 弓さやか
- 甲児との会話に絡む事が多いが、彼女には甲児と同じ無鉄砲さに呆れられる事も多い。
- ボス
- 『EX』では彼を足手まとい呼ばわりして怒らせている。
- 流竜馬
- 甲児共々よく絡む友人。『第4次』では「真ゲッターロボ」と命名したことも。
リアル系
- ランカ・リー、シェリル・ノーム
- スパロボでは共演していないが(『OE』ではDLCで共演できるが全く関わらない)、『Another Century's Episode:R』で共演。アルトに倣ってではあるが、基本的に誰に対しても対等の立場で接するマサキが(サイバスターでだが)敬礼した相手である。
名台詞
共通
- 「…すまん、頼む。オレはこーゆータイプは苦手だ…リューネを思い出しちまう」
- 『EX』にて、目覚めたミオ・サスガに状況を説明するも彼女の騒がしさに我慢できず、助け舟を出したトールス・ゼテキネスにまかせてしまう。OGでは、周囲(エクセレンとゴルド)から合いの手が入る。
- 「誰が姉さんだ!?」
「だあーっ!! その言い方やめろっつってんだろ!」
「それ、やめろって言ってんだろ」 - テュッティの「お姉さん」発言に対する反応。取りつく島も無い。
- 実は第2次OGでエイタからテュッティとプレシアについて「美人の姉と妹がいて羨ましい」と言われた際に「血は繋がってねえよ」と暗に自分にとってテュッティは姉同然の存在であると認識しているという事実を認めているのだが…マサキの性格上、テュッティの前では絶対に言わないと思われる。
戦闘台詞
- 「てめえの存在、その何もかもをアカシックレコードから消してやる!」
- 『魔装機神II』及び、『第2次OG』での「アカシックバスター」使用時の台詞。OGで初めて「アカシックレコード」に言及した台詞である。マサキの台詞としては今までにないパターンである。しかも、他の台詞パターンでは「アカシックレコードサーチ」なる機能を披露している。
- 「森羅万象を刻む因果の理を…ここに断つ!!」
- アカシックバスターをランクアップさせなかった場合に見られる台詞まわしのひとつ。簡素でありながらも、力強く明瀞であり、「アカシックレコード」とは違った日本語の奥深さを味わわせてくれる。『II』だけといわずに、他のシリーズでもみせてほしいものである。『III』でこの台詞のランクアップ版が追加された(「原初と終極を結ぶ因果律の鎖……この俺が絶ち切ってやるぜ!!」)。
- 「心地光明、光風霽月……天神地祇と我、共に在り……」
- 「乱舞の太刀」の使用台詞の一つ。「呪的言霊の置き換え」で技を放つのに必要な精霊の魔力と人間のプラーナを引き出しているらしい。
- 「ゼオルートのおっさん……おっさんが見せてくれた技の冴え、俺が再現してみせる……」
- 真伝・乱舞の太刀の使用台詞の一つ。
- 「その太刀筋、気焔にして疾風! 虚空を駆ける一陣の風! 虚を断つ斬撃! 虚空斬波!」
- 剣技を放つときにとなえる呪文詠唱。他に2パターンほどある。
- 「因縁……宿業……輪廻転生……どれだけ深い闇だろうと! この輝きで切り裂いてやるぜ!!」
- アカシックノヴァ使用時の台詞パターンの一つ。どことなくアサキム・ドーウィンを意識した台詞に聞こえなくもない。
- 「虚空に刻まれた宇宙の意志を!」
「ここで全て解き放つ!」
「アァカシック! ノヴァァァァァッ!!」 - アカシックノヴァ使用時、上記パターンから続くセリフ。天獄篇にてアサキムが披露した新技「ジェノシック・ノヴァ」に似たセリフが。
- 「悔いだけは残したくねぇ……俺の全てを、ここに賭ける!! 行くぜ、サイフィス!」
「カドゥム・ハーカーム……てめぇがどんな存在で、どんな目的があったとしても……俺達の意志や存在を、思い通りにしようってんなら!」
「てめぇは、絶対に赦さねぇっ!! 俺達が背負った全ての想いと! 魔装機神操者の誇りにかけて!! アァカシック・ノヴァァァァァッ!!」
「終わったぜ……みんな!」 - 『魔装機神F』最終話、カドゥム・ハーカーム撃破後のイベント戦闘における台詞。自分の持てる全ての力とみんなの想い、そして全ての精霊達の力によってラ・ギアスの諸悪の根源たる巨人の王に最後の一撃を加える。そして、遂に輪廻を絶たれた巨人の王の末路は……。
旧シリーズ
- 「ふん、てこずってるようだな。この程度の要塞も落とせないようじゃ、DCには勝てないぜ!!」
- 『第2次』第6話「敵要塞を破壊せよ」に於ける初登場時の台詞。〔CB」の『第2次』では、DVEで収録されている。
- 「サイバスターは、魔術によって作られたロボットさ。ラングランの…って、ありゃ? 前にもこんな話をしたぞ?」
「…たしか、ヒーロー戦記で…まあ、いいか」 - 『第3次』「ソロモンの悪夢」or「魔装機神」より。甲児に「サイバスターって何なんだ?」と聞かれた際の返答。ネタどころかまんまである。ちなみにアムロも「僕も聞いたような気がするな」と言っていた。
- 「シュウ…バカな…ヤツだったぜ…くそっ!!」
- 『第3次』隠し最終話「ラグナロク」より。初めてネオ・グランゾンを撃破した時の台詞。有名な「メモリアルデイ」のシナリオデモ回想場面にて涙を流す表情を導入された。度重なる敵対と共闘の中で、シュウがヴォルクルスに操られている事を無意識に悟ったのだろう。
- 「…でもまあ、ちょっとぐらいならいいかもな。一度ZZやF-91とマジでやってみたかったし」
- 『EX』マサキの章「コーラルキャニオン再び」より・ショウのリィナ救出に待ちきれず甲児と共に戦いたがる。好戦的な一面をよくあらわした台詞。『第2次OG』ではSRXチームと相対することになるのだが、このやり取りは抹消されている。
- 「ちっ!! しかたない、シュウの事は後回しだ! 今は、シュテドニアスのヤツラを始末する!!」
- 『EX』マサキの章「王都潜入」より。王都の近辺で死んだはずのシュウと再会したときの台詞。甲児達ともに驚くもすぐにシュテドニアス軍の追撃を逃れるため立ち去る。その際追わず、テュッティに成長したことを褒められる。ラ・ギアスに呼びだされ右も左もわからない甲児達を引っ張っていく立場であることを自覚しているかもしれない。が、この時シュウがモニカを連れていた事を後で知った時にはさすがに追いかければよかったと悔やんでいた(『第2次OG』ではセニアからこの後フォローが入っている)。
- 「…そうだな…もう…人が死ぬのは見たくねえ!」
- 『EX』マサキの章最終話「決戦、デュラクシール」より。フェイルを討った後にフェイル軍との無用な戦いが避けられた事に対しての発言。
- 「覚悟の死だと!! そんな言い方をするな!! フェイルは死ぬためにここに来たんじゃねえ! あいつは…最後まで自分の理想をつらぬいたんだよ」
「それが、間違っていたとしても、あいつにはそれしかなかったんだ…死ぬために戦うなんてのは似合わねえよな…なあ、フェイルよ…」 - 上記の台詞の後、フェイルは死を覚悟して戦いにきたと言われて。
- 「そうそう、一回ふいたらプレシアが、二回でテュッティ、三回でオレが…って、オレはマ○マ大使か!! だから、それはエーテル通信機なんだよ」
「たとえ地上にラ・ギアスに離れていても、通信ができる。なんかあったら、いつでも呼んでくれ。オレでよけりゃ、いつでも力になるぜ」 - エンディングより。甲児と別れる際、エーテル通信機を渡されて。しかし、せっかく渡したエーテル通信機は『第4次』にて本当にしょうもない事に使われてしまい、『F』に至っては呼んでも道に迷って日本だけを綺麗に避けて地球10周してしまい、合流に時間がかかった。『第2次OG』でも発言しているがさすがにマ○マ大使のくだりはカット。ちなみに渡した相手はリュウセイになっており、しょうもない事に使われることもなかった(と言うより、「しょうもない事に使うな」と釘を刺している。『第4次』の虚憶か、リュウセイの性格上、趣味を見せびらかすために呼び出されかねないと考えたかどちらかであろう)。
魔装機神シリーズ
魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 「諦めずに待っていた甲斐があったぜ!」
- リメイク版のCMにおける台詞。ゲーマーとして有名な緑川氏の本音にも聞こえる。
- マサキ「……てことはアレか? もしかしてここは、剣と魔法の世界で、俺は、この世界を救うために召喚された勇者とか?」
テュッティ「あら、なかなか鋭い所をついてるわね~」
マサキ「げっ、安直な展開」 - ラ・ギアスに召喚された直後、テュッティからラ・ギアスについての簡単な説明を聞かされた際の感想。直後に「日本ではしょっちゅうそういう事が起こっているのか」と彼女から聞かれるが、こういう事は創作物ではしょっちゅう起こっているので……。
- 「そうやって……勝手な理屈で俺の両親も殺されたっ!!」
- 第一章「死の恐怖」にてテロリストと戦闘を行った際に。マサキのテロへの憎しみが垣間見れる数少ない場面。
- 「え? ……脱出……出来なかった……死んだ……のか……」
「殺した? 俺が? ……そう……なのか……」
「……くっ……な、何で……こ、こんなにこええんだ……?」 - 第一章「死の恐怖」にてテロリスト(レッカ)が搭乗するルジャノール改の脱出装置の故障が原因でテロリストを殺してしまった際の台詞。初めて人を殺したことにマサキは恐慌するも、なんとか戦い抜いている。
- (あのシュウって野郎……なんかどっかで会った事があるような気がするが……気のせいか?)
- 「地上で」にて。飛び出した地上(αではこの時エアロゲイターと誤認されている)でグランゾンを駆るシュウと遭遇した後、帰還の途中でデジャヴに襲われる。この既視感の原因についてはこの後全く説明されず、シュウ自身もこれ以前にマサキと会ったような素振りは見せていない。結局謎のままとなり、過去作ネタとして扱われていた「どこかで見たようなシュウの記憶」だったが、第2次OGで明かされた情報からこの既視感が「虚憶」即ち前世の記憶のイメージだった可能性が浮上している。時間軸からすれば、恐らく二人が初登場した第2次のものだと考えられる。
- 「……さっきから聞いてりゃ、勝手な事ぬかしやがって……それじゃ何か!?」
「俺は、てめえの過去を精算するために、今のお前と同じ立場にならなきゃいけねえってのか!?」
「俺はごめんだね!お前さんが過去の事でウジウジ悩んでようが、そんなこたあ俺には関係ねえ!!」
「俺は、俺のやりたいようにやる!てめえに指図されるいわれはねえっ!!」 - 第1章「マサキとリカルド」にて、ザムジードが故障したリカルドに撤退するように言われた際の台詞。
- 「……うるせえな、静かにしろ」
「うるせえっつってんだろーが!! いい加減にしねえと、三味線にしちまうぞ!!」 - 第1章「背教者」にて、自分のせいでゼオルートを失った上に、プレシアから拒絶されたショックで部屋にこもりきったマサキを慰めに来たシロとクロに激情をぶちまけた。
- 「心配するな、俺はまともだよ。俺はシュウ、てめえが気に食わねえっ!!」
「初めて会った時はそれほどでもなかったが、この間王都に現れた時は最悪だったぜ」
「俺の中の何かが言ってるんだ……てめえをこのままにしてちゃいけねえってな!」
「だからこそ、おっさんは無謀とわかってても、てめえに突っ込んで行った」
「俺は、おっさんのカタキを討つんじゃねえ……魔装機神操者として、その誇りにかけて、てめえを倒すっ!!」
「これは俺と……サイバスターの意思だっ!!シュウ!てめえが何をたくらんでいようと関係ねえっ!!」
「ただ、その邪悪な衣だけは、俺のすべてをかけて、振りはらってやるぜっ!!」 - 第一章にて、ゼオルート死亡後のシュウとの対決で。この後、マサキはサイバスターとポゼッションし、シュウを一蹴する。
- 「……ダメだ」
「『お兄さん』じゃなくて『お兄ちゃん』って呼びな、プレシア」 - 第一章でゼオルートの死が原因で拒絶されたプレシアとの和解時にプレシアから「もう一度お兄さんと呼んでいいか」と言われて。
- 「……実を言うとな、あん時、どうしようか思いっきり悩んじまったんだ」
「プレシアにもしものことがあったら……って思うとな……自制できたのは偶然だよ」 - 第二章にて家出したプレシアと再会した際に、バゴニア国境警備隊と戦闘を行わなかった場合の会話。マサキが如何にプレシアを大切に思っているかが伺える一幕。実際、旧シリーズではこの少し前の第4次においてプレシアの誘拐事件があったのだから、マサキが過保護なまでにプレシアを心配していたのも無理はないだろう。
- 「いや、聞いてくれ。マジな話なんだ。オレは、ずっと気になってることがある。それは、魔装機操者の共通点なんだ」
「魔装機操者はみんな、なんらかの形で家族を失ってる人間が多い。つまり、肉親の縁が薄いんだな」
「それに、感情は豊かだが、あまり恋愛には興味がない……というか、恋愛感情が希薄なんだよ」
「はっきりした恋愛感情を持ってたのは、オレの知る限りでは、テュッティとリカルドくらいだ。その二人にしても、悲劇で終わってる……」
「これは偶然なのか、それともそういうタイプだから、魔装機操者に選ばれたのか……オレも、愛だの友情だのには、正直うんざりしてたところがある」
「だから、昔はよく一人で行動してたんだ。魔装機操者は、個人的感情をできるだけ持たないでおかないと、大局的な判断を謝る可能性があるしな」 - 第二章「リューネの想い」にて。三角関係を案じるリューネに、突然「魔装機操者の共通点」についての仮説を述べ始める。リューネによる要約は「つまり、好きな人ができちゃうと、その人と世界の命運を天秤にかけちゃって、世界を救えなくなるってこと?」との事。
- 「昔は、そう思ってた。けど、今は違う。地上でのこと、ゼオルートのおっさんやプレシア……それに、リューネ。みんなに出会ったことで、オレの考えは変わった」
「好きだから守る、愛しているから守る……。一人一人を好きになる……。その気持ちが広がっていくから、戦えるんだ……ってな」
「よくいうだろ、人の命は、地球よりも重いって。けど、それは違うんだな。地球は、その人の重みをすべて背負ってるんだ」
「言葉として、地球、世界、なんて言うと、その中にオレたちの知ってる一人一人がいるってことがわからなくなる」
「……そう思ってはいるんだが……まだ、人を好きになるっていうのが、どういうものか、実感がわかねえんだ」
「だから、今はまだ、そういった恋愛事にはなんとも言えねえ……そういうことだな」 - 上の続き。随分と壮大な話になったが、要するに「マサキにとってリューネは大事な人のうちの一人だが、今はまだ恋愛事の受け止め方が分からないので返事はできない」という事である。しかしながらリューネにはこの言葉だけで充分だったようで「マサキを好きになってよかった」と涙を流すのだった。
- しかしこの後、最大の悲劇を以て三角関係が終焉を迎える事を、この時二人はまだ知らない…(このシナリオを通る条件は「ウェンディにペンダントを渡していない状態でプレシアを戦力として認める」である)
- 「てめえ……いつからそんな情けない男になった!?俺と勝負した時のてめえはもっと輝いてたぜ!!」
「自分の気持ちがわかってもらえねえだと?あまったれるんじゃねえ!!わかって欲しけりゃ、自分で表現しな!」 - 第2章「ロザリーの涙」にてファングと対峙して。
- 「てめえ……何もわかってねえのか!? 俺が好きで、殿下を討ったとでも思ってやがるのか!!」
「殿下はな、すべてわかった上で、俺達と戦ったんだ!! だから、俺も全力をつくした!! 殿下の想い、すべてを受け止めるためになっ!! それをてめえは……バカにしようってのか!!!」 - マサキが魔装機神操者の掟の下にフェイルを殺した事が原因で、バゴニアに寝返った兄弟子であるファングとの対決時に。この時のマサキは涙まで流しており、信頼していたフェイルを自ら手に掛けた事はマサキにとっても心の傷になっている事が伺え、そのマサキの姿にファングは全てを悟った。
- 「てめえ……それでも魔装機操者か……な、情けねえ……忘れたのか! 魔装機操者の権利と義務をっ!!」
「殿下を弑しただと……俺達がそれを、自分のためにやったと思っているのか!!」
「貴様……殿下の心を、その程度にしか理解してなかったのかよ!!」」 - こちらは「ファングの真意」でのファングを説得した際の台詞。
- 「そうかね? さっき、俺達の独立権の話があったよな? 向こうがそれを盾にするなら、こっちも、そうすりゃいいのさ」
「一度、俺達の保護下に入れちまえば、ラングラン政府だって、手出しはできねえ」
「おっさんらを、魔装機操者として認めてやりゃあいいんだ。幸い、操者は不足してるしな」
「おっさんとエリスなら、魔装機を乗りこなせるのは間違いねえ。信用もできる」 - 第二章「ただ一国のためでなく」にて。責任のたらい回しの挙げ句、ロドニーをシュテドニアスに引き渡しかねないラングラン臨時政府に対し、一計を講じる。
- 「テュッティ、大事な事を忘れてねえか? 俺達は、ラングラン一国のために戦ってるんじゃねえ」
「ラ・ギアス全体の平和のために戦ってるんだ。今、ラングラン政府がやろうとしている事は、ただの時間稼ぎにすぎねえ」
「ロドニーのおっさんを引き渡した所で、何の解決にもならねえばかりか、向こうの要求をエスカレートさせるだけだ」
「ラセツの野郎のやり口は、よくわかってるだろう? これ以上、やつらの好きにさせるわけにはいかねえんだよ」
「セニア、ラセツについての情報を、できる限り集めてくれ。出身、経歴……なんでもいい」
「まずは、あいつの事を、もっと調べておかなきゃな」 - 上の続き。一歩間違えればラングラン政府との関係悪化を招くと危惧するテュッティに、魔装機神操者の責務としてラセツの野望を阻止することを最優先と断じる。マサキの成長が顕著に表れているシーンである。ちなみに、その場にいた女性陣の反応は「マサキ……なんか、カッコいい」「「う~ん、認めたくないけど……確かにね」「当然よ、あたしのお兄ちゃんなんだもん」との事。
- 「ギオラスト!? おっさん、ギオラストに乗るのか!?」
- 「悲しみのエリス」にてギオラストに乗って現れたロドニーに驚いて。ギオラストは亡き養父が使っていた魔装機なのでマサキもかなり複雑な心境であったに違いない。
- 「シュウ!何やってやがる!! たかが過去の亡霊に操られちまうなんて、情けねえぜっ!!」
「シュウっ!! お前が求めていたのは何だったんだ!? こんなばけもんに操られてそれでよく、俺に偉そうな事が言えるなっ!」 - 「邪神降臨」にて、再度ヴォルクルスに操られたシュウを説得(?)する際の台詞。あとでシュウから「ヴォルクルスの呪縛より効いた」と言われる。
- 「神だと……神がどうしたってんだ! 生きてる俺達が、神なんかよりよっぽど大事だぜ!」
- 「邪神降臨」にて、破壊神の力を手にしたナグツァートを撃破し、今度こそルオゾールを葬って。OGサーガ版ではこのときにサイバスターとネオ・グランゾンがそろって立っている1枚絵が挿入される他、この戦い以前に人造神を倒していることを考えると、かなり印象的。なお、スパロボαのユーゼスとの対戦時にもこの台詞を言っていた。
- 『魔装機神F』の最終話においても、巨人族の王にして三邪神の源であるカドゥム・ハーカームに対してこの台詞を言い放っている。
魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 「へいへい、お前はレベルが高いよ」
- シュウに、自分のレベルに合わせて解釈するのは止めろと言われて返したのがこれ。レベルが低いと言われていることを理解した上でスルーしている。以前のマサキなら、確実に突っかかっていただろう。
- 「バカ言え。お前は俺より長生きするさ。……俺が、そうさせる」
- ティアンの死でショックを受ける中、リューネから自分が死んだら泣いてくれるかと聞かれ。リューネを喜ばせたがマサキ本人は照れてしまった。
- 「いや、ポゼッションなんてのを経験したからな……精霊は信じてる。けど、あれ以来、精霊の声を聞いたことはねぇ……俺は……本当に正しいことをしてんのか?」
- ムデカやマーガレットの言葉に動揺しウェンディに漏らした弱気な言葉。
- 「け……けどよ……俺達は……戦う度に憎しみを生んでる……マーガレットや、ムデカ……エルシーネにも言われた……一体……何が正しいんだ……」
- 復活したラスフィトートの言葉によって今までの迷いが溢れ出て精霊の声が聞こえなくなり、サイバスターも動かせなくなってしまう。
- 「爺さん! 俺は……俺はただ……テロリストが赦せなくて……それで……それで戦った……」
- 死んでいった仲間達の残留思念の対決にて。マドックとの戦いを通じて初心に戻ったマサキはサイバスターを呼ぶことに成功する。
- 「デュラクシール……そうかよ、今度はフェイル殿下か。もう一度……俺にやれっていうのか!」
- それまでも残留思念とはいえ仲間と戦う事を躊躇っていたマサキだが、フェイルに対しては特に強い拒絶感を示しており、フェイルを討った件のトラウマが伺える。
- 「……殿下と笑って別れられるとはな」
- フェイルとの戦いを通じて魔装機神操者の使命を思い出し、最後は冗談を笑う心の余裕も生まれていた。
- 「へっ……見せてやるぜ! 俺が会得した……ポゼッションだ!!」
- エランの前でついに会得したポゼッションを披露する。マグマを巻き上げ、ついに風の魔装機神が覚醒する。
- が、この時もきっちり3ターンで効果は切れる為、位置的に1回か2回しか攻撃できない。プレイヤーからすれば2週目になると「調子に乗って勝手にポゼッションすんな」と言いたくなる。
- 「くそっ! 開けっ! 開けってんだよっ!!」
- ヴォルクルスの神殿に閉じ込められたウェンディとエルシーネを救うため魔力増強装置を使うが失敗して。サイバスターで無理矢理こじ開けようとする。この後エルシーネが中から扉を開くが、そこには正体を現したエルシーネとテューディがいた。
- 「どうするもこうするもねぇっ! 俺は呼びかけるだけだ! ウェンディィィィ!」
- テューディに対し説得を試みて。前回の時のようにオリハルコニウムはないが成長した彼の声はウェンディに届いていた。
- 「死人は成長しねぇんだよ……大人しく元の世界に戻れ、テューディ!」
- 精霊界の修行で学んだとおり死者は変わることはない。そのことにテューディは気づいていなかった。
- 「……悪かったよ。で、マスコミの連中は?」
- シュウにヴォルクルス復活への対策を問い詰めて「私をなんだと思っているのですか」と突っ込まれた際の台詞。ヴォルクルスへの対策についてシュウに丸投げしてしまっていることが多いのは、マサキも気にしているようである。
魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 「バカ野郎!! てめぇがこうして自分勝手に喚き散らしている間も、メフィルは1人で頑張ってんだぞ!! 本当にメフィルのことが大事だったら、てめぇはこんな所で、こんな事をしてる場合じゃねぇだろうが!」
- メフィルを傷つけられた怒りのあまりガエンに食って掛かってツレインを叱って。
- 「両親が救出されて……もう戦わなくてよかったんだろ……? また、両親と会えるって……」
- 両親を人質に取られ無理矢理戦わされていた一般人が自爆装置で殺されたのを見て。かつての自分と重ねて気が滅入った様だがすぐに立ち直ることができた。
- 「……頭を冷やして考えて、出て行ったのが間違いだと思ったら……そん時はいつでも戻ってこいよ」
- 隊員資格を剥奪されフリングホルニを降りるファングに対して。仲間でありライバルでもある彼をマサキは信じていた。
- 「心配っつーか……なんとなくほっとけなくてよ。1人で悩んであちこち飛び回って、そのたびにいろんなところに迷惑かけて、それが昔の自分みたいだったからな」
- ソーンを追うエランを心配する理由。
- 「お前はゼルヴォイドに選ばれた時、何も感じなかったのか?」
「魔装機神と同等の存在って事は、同等の権利と義務を持っててもおかしくねぇ。その程度は覚悟しとけ」 - エランにゼルヴォイドの精霊ゼルヴが高位の精霊である事を指摘して。過去の自分の経験に基づいてエランにアドバイスを送った。
- 「……ああ、そうだな。よし……行くぞ! アンティラス隊の名にかけて!」
- DLC「アンティラス隊の名にかけて」でかつての降魔弾事件とほぼ同じ事件が発生する。その頃はいなかった新たな仲間達と共に事件解決に挑む。
魔装機神F COFFIN OF THE END
- 「サキト!あいつの話に耳を貸すんじゃねぇっ!あいつの言う事はまやかしだ!」
「確かに戦いは辛いもんだ。憎しみや悲しみだっていっぱい生まれてくるからな。けど、何かを護る為だったり、道を切り拓く為だったり……必要な戦いだってあるはずだ!」
「サキト!おめぇがここで戦ってる理由を思い出せ!」 - 「巨悪の鼎」における、サキトとラスフィトートの戦闘前会話の一節。
αシリーズ
- 「ただ…一つだけ言っておく。あいつを…シュウを信用するな」
「それから、イングラム少佐もだ」
「あの手の人間にはな、必ず裏の顔があるんだよ」
「俺はシュウにそれを思い知らされたんだ」
「イングラムがどういう男か詳しくは知らねえが…俺の勘があいつは危険だと教えてる」 - 『α』第29話より。主人公とリュウセイに対して発した警告。早い段階からマサキはイングラムの闇に気づいていた事が窺い知れる。
- 「悪りぃが、俺はそれを聞いてハイそうですかと納得するほど、人間が出来ちゃいねえんだ!!」
「愚かで結構!魔装機神の名にかけて…俺はてめえを倒す!!」 - 『α』第34話「隠された殺意」に於ける本性を現したイングラムとの戦闘前会話。自分をシュウと同じく「宇宙の真理を理解して行動する者」と嘯き、マサキからの糾弾を「愚か」と一蹴するイングラムへ怒りの咆哮を上げる。この瞬間からイングラムも、シュウと同列の「倒すべき存在」としてマサキの標的に据えられた。
- 「…あんた、どっかで俺と会ったことねえか? そん時はもっと若かったような気がするけど…」
- 『α』第65話「ギア・オブ・ディスティニー」に於けるイルムとの対面時。もちろん、『F』のことである。主人公のイルムは18歳なので、確かにその通りではあるが。
- なお、台詞自体は過去作ネタであるが、実はこの世界のマサキは本当に以前イルムと出くわしたことがある(サイバスターで初めて地上に出たとき遭遇した戦闘機乗り)。
- 「ヘッ…俺達をあおるだけあおっておいて、最後は制御できなくなったから抹消するってのか」
「手前勝手なご都合主義もたいがいにしやがれ!」 - 『α』最終話より。ラオデキヤに対して言った台詞。
OGシリーズ
- 「…人の命を何とも思ってねえ奴が、ここにもいやがったか…!」
- 『OG』リュウセイ編第18話「冥王の島」より。スクールでラトゥーニ達を実験動物のように扱っていたアードラーに対して。
- この時点のマサキはゼツがマッドサイエンティストであることを知らなかったので、この「人の命をなんとも思ってねえ奴」とはルオゾールらヴォルクルス教徒のことと思われる。
- 「…マサキ・アンドーだ。あんた、どっかで俺と会ったことねえか?」
- 『OG』第31話「仮面の下にある顔は」より。ギリアムとの対面時。またしても出た「どっかで会ったか」発言だが、相手を考えると本当に『ヒーロー戦記』で面識のある本人同士である可能性が……。
- 当時は単なるお遊びであった可能性もあるが、後の『第2次OG』での他のキャラクターの描写(クロスゲートに対するデジャヴ等)を考えると、これはマサキの「虚憶」である可能性も出てきている。
- マサキ「世界を守ると大口叩いた人間が 守るべきものを切り捨てるような事は口にしちゃならねぇんだッ」
ビアン「力持つ者には責任がある 理想だけでは世界は救えぬ!」
マサキ「それを捨てても 世界は救えねぇ!」 - コミカライズ「Record of ATX」にてヴァルシオンにアカシックバスターで突貫した時の台詞。後半の台詞の「それ」とは守るべきものを救うという「理想」の事。
- ビアン「正義の味方にでもなるつもりか」
マサキ「なる!」 - 上記の台詞の後のビアンとの問答。犠牲を前提とするやり方を否定した以上、それを貫かねばならない。その覚悟があるかと言外に問うビアンに対し、マサキはたった一言でそれを証明した。
- 「信義の故はこっちにもある 負けられねぇな!!」
- 同じく「Record of ATX」より、リューネとの一騎打ちにて。脳裏をよぎるのは、後を託して散ったビアンの凄絶な笑み。彼のやり方を否定した責任と意志を懸け、勝敗を決する一撃を放つ。
- マサキ「流星のライバルならそんな感じだろ? 色も赤いしよ」
シロ「じゃ、赤い彗……」
クロ「それ以上は危ニャいわよ。しかもあの色、緋色でしょ?」
マサキ「ひいろ……それもヤバいんじゃねえか?」 - OG2「疾風、そして流星の如く」にて、スレイを「彗星」と呼んだことについて。
- 「お、おっさん……あんた……」
「俺達を……俺達を……逃がすために……」 - OG2にてツグミからダイテツ艦長の死を聞かされて。DC戦争の頃から世話になり、部隊の全員にとっての大黒柱だった「ダイテツのおっさん」の死は、あまりにも大きすぎる衝撃だった……。
- 「冗談じゃねえッ!!」
「どんなお題目があるか知らねえが! 勝手な理屈で街を焼き、命を道具にするような奴らを俺は許しちゃおけねえ!」
「そして、この女もその連中の一味だ!」 - OG2.5もしくはOG外伝でセルシアからバルトール事件の真相を聞かされた直後の台詞。犯人達に騙されていた形とはいえ、犯人達に協力していた彼女に対しても怒りを隠せなかった。元々テロリストによって家族を失った過去を持つだけに、マサキの怒りは深い。
- 「やめな、コウタ。こいつをぶん殴ったって、お前の妹は戻ってこねえ」
「お前の気持ちはわかる。……俺にも大事な妹がいるからな」 - OG外伝の第20話より。ショウコがアルコにさらされた後、序盤で最初にショウコをさらったフォルカを殴ったコウタを制止した時の台詞。この時点では離れ離れになっているプレシアの存在を仄めかす様な台詞とも言える。
- (血は争えねえって事か…)
- 第2次OGにてプレシアがディアブロに乗る事を志願した際に。プレシアの戦闘参加に強く反対していたマサキだが、テュッティの「ここで無理に反対したとしても、いずれは……」という言葉(この台詞の続きは明かされないが、戦士階級の事と思われる)に折れ、内心でこの言葉を呟く。いずれプレシアが戦士階級の道を選ぶと分かっていても複雑そうである。
- 「不平不満しか口にしねぇ奴の居場所なんてどこにもねぇよ」
- OGクロニクルの『幻想に追われ追われて』にて、ストランドウィック&アルウィック兄弟と対決した場面より。自分達のラ・ギアスに関する研究が世間に認められないことに逆切れした彼らに対して、上の台詞で断じた。
その他の作品
- 「あんたのファーストネームはマなのかよ?えぇ!?マさんよ!」
- ヒーロー戦記にて、マ・クベの名前をこう言い放ち馬鹿にしていた。
- 「さてと邪魔者はいなくなったし、ゆっくりと昼寝させてもらうぜ。じゃな、アムロ」
「あれ?引止めねえのか?」
アムロ「え?」
「…あのな、俺みたいに正体不明のハンサムに出会ったら普通、色々と聞きたくなるだろ?」
アムロ「…そうなのか?」
「そうなんだよ!…でどうなんだ?俺のこと聞きたいんだろ?」
アムロ「いや、僕は別に…」
「あーっ!もうじれってえな!知りたいだろ?俺のこと!あのロボットは何だとか、俺の正体だとか!」
アムロ「…じゃ、知りたい」
「…秘密だ」
アムロ「………喋りたいならさっさと喋ってくれないか」
「…冗談の通じない奴だな。まずはこれを見てみな。こいっ!サイバスター!!」
「このサイバスターってのは実は普通のロボットとはわけが違う。地底王国ラングラン、そのラングランの魔術の粋を結集して作られた魔装機神さ」 - ヒーロー戦記。別に興味を向けてないアムロにフルカネルリ式永久機関やファミリアなどの説明を語るマサキ。この出来事はアムロの虚憶に残ったらしく、第3次でアムロが「サイバスターの出自に聞き覚えがある」と発言する。
迷台詞
- 「ありゃ? ここはどこだ?」
- マサキと言えばこれ。
- 「魔法剣、エーテルちゃぶ台返し!」
- ディスカッターでの攻撃時に発する台詞。この後「…ウソ」と自分で言ったり、クロに「…そんな技、ニャいニャ」と呆れられたりする。元ネタは特撮テレビドラマ『太陽戦隊サンバルカン』のロボ「サンバルカンロボ」の必殺技。また、マサキが幼少時に見た戦隊ものに影響されたギャグという設定がある。
- 「ややこしい説明はパス。知りたきゃ『第3次』をプレーしな」
- 『EX』トレーニングモードで、MAPWの説明でリューネの名前を出したところ、ミオに「リューネって誰?」と聞かれて。…当のリューネは『EX』に出ているどころか主役の一人なのにこのメタ発言である。
- 「おっといけね。くわしい事はキャラクター大事典でも見てくれや。そんじゃま、行きますか!!」
- 『第4次(S)』第27話(『S』では第28話)「グランゾンの謎」にて初対面の一矢から「誰だ?」と言われて、自己紹介しようとしたところ、クロから「敵が来てるからやめろ」と突っ込まれてのメタ発言。
- 「正装? 俺はいつでもこのカッコだぜ」
「こいつが俺の正装って事だな」 - 『魔装機神II』で式典に出席することになった際、リューネに言い放った担架。満面のドヤ顔で言ってる辺り、本気でそう思っているらしい
- ランドールの聖号を授かる場面でも平服で出席しているが、なぜ問題視されなかったのかは謎のまま。ちなみに、同じものを何ダースもそろえているらしい。
搭乗機体・関連機体
- サイバスター
- 風の魔装機神。彼の愛機。
- ジャオーム
- 陽炎の魔装機。彼の最初の機体でサイバスターに乗り換えてからも乗ることがある。
- ザイン
- 雪の魔装機。選択肢によってジャオームに乗る前にこちらに乗る場合がある。
余談
- 実は名前としては「ランドール・ゼノサキス」の方が先に決まっていた(この時は異世界人という設定)。その後、地上人という設定になったため「マサキ・アンドー」の名前が決まったとの事。
- その「マサキ・アンドー」の名前は「ランドール・ゼノサキス」と韻を踏んで設定された。ファミリーネームが「アンドウ」ではなく「アンドー」なのはそのため。
- マサキ役の緑川光氏は、マサキの台詞で一番言いやすい台詞は「ディスカッター」、言いにくい台詞は「サイフラッシュ」(他に「アカシックバスター」)であると語っている。サイフラッシュが言いにくいのは「サイフラァァァァッシュ!」と叫ぶため、アカシックバスターは必殺技であるためとの事(逆にコスモノヴァは言いやすい方らしいが)
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- ↑ ジャケット・赤いTシャツ・ジーンズ・革のグローブとブーツ
- ↑ とは言え、両親との離別の原因であるテロ行為を深く憎悪しているため、折り合いがつかなかったものの、仲が悪かったわけでもな模様。
- ↑ 『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』第一章最終話でマサキはシュウとグランゾンこそ予言の言う『ラングランを滅ぼし世界に災いをもたらす魔神』と確信。以後の話で彼がシュウを付け狙うのは私怨よりも魔装機神操者としての使命感の方が色濃い。背景を知らない第三者から見た場合、徹底してシュウを付け狙う彼の姿勢は猪突猛進なものにしかみえないだろう。
- ↑ 流派は「神祇無窮流」
- ↑ 南極事件でのシュウの言動から闇雲にシュウを追うよりも「ビアン博士とDC」について調べて手がかりを探すべきだと判断したり、地上に残るラ・ギアスの痕跡について調査してシュウを追う片手間に消して回っていたりしている。また、シュウから情報を得たと思われるが『第4次』では南極事件の真相に肉薄している場面もある。…こうして見ると分かるが、マサキが自ら情報収集を行ったのは決まって単独行動中である。
- ↑ おそらく次元の壁を破って『OE』の世界に入り込み難儀した
- ↑ 彼こそ『予言の魔神』と認識しているため