「リーオー」の版間の差分

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:宇宙用の大火力火器。冷却の問題から地上では1発しか撃てない。
 
:宇宙用の大火力火器。冷却の問題から地上では1発しか撃てない。
 
;ドーバーガン
 
;ドーバーガン
:[[トールギス]]と同型のものだが、パワーが足りないので[[トールギス]]の様に片手持ちが出来ず、両手で持って発射する。実弾とビームの2種の打ち分けが可能だが、リーオーが使用する場合は実弾のみが多い。
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:[[トールギス]]と同型のもの。実弾とビームの2種の打ち分けが可能だが、リーオーが使用する場合は実弾のみが多い。
 
;肩部ビーム砲
 
;肩部ビーム砲
 
:両肩に装備。増加装甲と兼用。劇中での登場回数はドーバーガンと並んで多く、指揮官レベルの機体が装備している。
 
:両肩に装備。増加装甲と兼用。劇中での登場回数はドーバーガンと並んで多く、指揮官レベルの機体が装備している。

2015年1月13日 (火) 22:22時点における版

OZ-06MS / OZ-06SMS リーオー(Leo)

黄道十二星座の「獅子座」の名を冠すモビルスーツ
トールギスの開発計画が未完の状態で中断されたため、実質的にこのモビルスーツが、アフター・コロニー初の戦闘用モビルスーツであると言える。

トールギス量産型にあたる機体。性能を追求しコスト度外視したトールギスとは違い、量産のために徹底したコストダウンと機能の縮小化が図られており、外見以外は別物と言って良いほどデチューンされてい。ちなみにトールギスのフェイスマスクとブースターを外した外見は白いリーオーである。
主に陸戦用と宇宙用のバリエーションがあるが、外見上の違いはない。ただ、宇宙用はその性質上、空間戦用のラウンドバーニアを装備している事が大半なので、コロニー内配備機等でなければ見分けはつく。

オプションと環境依存のパーツの組み合わせ次第で、海中以外のあらゆる戦場への対応が可能となっており、ガンダムシリーズの中ではザクと並んで汎用性の高い機体。また、「実弾兵器だけでなく、ビーム兵器も使用できる」と言う点を見ると、実弾兵器しか使えないザクよりも総合戦闘力が優れているともとれる。

地球圏統一連合は、ロームフェラ財団から提供された本機を用いる事で、各地の紛争を迅速に収束させる事に成功した。また、その流れから、連合の軍事独裁政治に一役買っている存在であると言える。
その後、20年に渡り主力モビルスーツを務めていたが、「ガンダム」の登場で状況が一変。戦乱の拡大で性能不足に陥ることとなり、連合がトレーズの画策によりOZに乗っ取られた後は次々と現れる新型のモビルスーツにその座を譲り渡した。

それでも、機体数はアフターコロニー世界では圧倒的であり、どの陣営でも運用されていた。特に最終決戦では、ビーム兵器しか持たないトーラスと違い実弾兵器を使用していたため、ビルゴ相手に有効打を与える描写がある(無論数的優位を持たせた上で、だが)。
主要人物達の何人かも本機に搭乗しており、ヒイロ・ユイデュオ・マックスウェルゼクス・マーキスレディ・アン、はたまたはトレーズまでもが搭乗して、それぞれの活躍を見せている。
EndlessWaltzの第1話後半では、コロニー「X-18999」に潜入したヒイロとデュオが搭乗して、同じリーオーを次々と撃墜したり、サーペントアルトロンガンダムとも激闘を繰り広げている。まさにTVシリーズ前から全編及びEndlessWaltzの時期まで、多様に使用され続けていた、隠れた名機ともいえる。

機体色は緑(主にOZ地上)、紫(主にOZ宇宙)、青(主に一般機)が一般的。

その他

基本的に一撃で葬られるザコ機体だが、ヒイロやデュオが乗った際は異様に頑丈になるため、ファンの間ではたまに「乗っているパイロットによって硬さが変わる」とネタにされる。スパロボ的に言えば「一般兵とネームドでは防御が違う」と言える。

新機動戦記ガンダムW』作中の機体は、全て当機との性能比較による「アビリティーレベル」という性能が設定されており、リーオーを100として計算する。この数値を参考にすると、コロニー側のガンダムの基本性能は概ねリーオーの3割増程度であり、リーオーがそれほど性能に劣る機体でないことがわかる。

『Frozen Teardrop』では「リーオー」とは呼称されず、リーオーII型「キマイラ」、リーオーIII型「新型キマイラ」、そしてトールギスの設計思想に近い高性能機・リーオーIV型「グライフ」と呼ばれた。

登場作品と役柄

A.C.の代表的なMSであり、上記のように主要人物の搭乗経験すらある機体だが、スパロボへの参戦率は意外に低い。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
初登場はゼクス・マーキスが数機引き連れてくる。暫くシナリオを進めていくとOZ絡みのステージでも出てこなくなる。
スーパーロボット大戦α外伝
序盤の宇宙ルートでのヒイロ・ユイデュオ・マックスウェルの搭乗機であるが、彼らの能力をもってしても、張五飛アルトロンガンダムカスタムに対抗するのは厳しい。その後はマリーメイア軍が使用してくるが、雑魚に過ぎない。
本作での地形適応は全てB以下だが、バグによって機能していないため意味が無い。

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
PVに登場。OZの機体として何度も戦う。ゼクス専用機はドーバーガンを装備しておりグラフィックも性能も別物。
第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
OZの戦力として登場するが、正規軍アロウズGN-X IIIが正式配備されている関係上、旧式機といった立ち位置になっており、モビルドール搭載機が登場するようになるとほとんど登場しなくなる。
なお、序盤の中朝ルートにてヒイロが搭乗するが、この機体はゼクス専用機と同様、ドーバーガンを装備したタイプとなっている。そのため、ヒイロの能力もあってある程度は戦えるが、やはりガンダムに比べると明らかに弱いため、油断は禁物である。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
α外伝同様にヒイロとデュオが搭乗する。なお、本作に登場する乗り換え機では唯一手元に残らない機体である。改造はそれぞれの搭乗機に引き継がれるので安心。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander
OZの戦力として登場。はっきり言って雑魚以外の何者でもないので速攻で片づけて構わない。
スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd

単独作品

新スーパーロボット大戦
初登場作品。敵ユニットだが能力は低く、しかも宇宙編第23話しか登場しない。その上、ゲームを進めるとコロニー内の端の上に集まる格好になるためV2ガンダムのマップ兵器を使うと数ターンで全滅し、クリアになることも。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。カラオケモードにも出演している。

関連作品

スーパーヒーロー作戦

装備・機能

装備のバリエーションは様々であり、状況に応じて最適なものを装備する。

武装・必殺武器

射撃兵装

105mmマシンガン
地上用の主力武器。ウイングガンダムに歯が立たなかったのは1stのガンダムザクの再現。
ビームライフル
宇宙用の主力武器。地上用も存在するが、宇宙用は出力と冷却の問題から地上では使用できない。取り回しに優れた短砲身型が存在する。
バズーカ
地上用の大火力火器。登場したのは1話のみ。
ビームキャノン
宇宙用の大火力火器。冷却の問題から地上では1発しか撃てない。
ドーバーガン
トールギスと同型のもの。実弾とビームの2種の打ち分けが可能だが、リーオーが使用する場合は実弾のみが多い。
肩部ビーム砲
両肩に装備。増加装甲と兼用。劇中での登場回数はドーバーガンと並んで多く、指揮官レベルの機体が装備している。

格闘兵装

ビームサーベル

防御兵装

シールド
円形のシールドの裏にビームサーベルが備えられている。

オプション装備

パラシュートユニット
背部オプションの一つ。空挺作戦に使用される。
高機動オプション
背部オプションの一つ。重力下において、ある程度の空戦性能を獲得する事ができる。任意にパージする事が可能。
宇宙空間用ラウンドバーニア
背部オプションの一つ。空間戦時に装備する。

特殊能力

剣装備、盾装備
切り払いシールド防御を発動する。

移動タイプ

サイズ

M

対決・名場面

vsウイングガンダム

関連機体

  • 本Wikiではスパロボ関連のものを取り上げる。未登場のものについてはガンダムwikiを参照されたし。
トールギス
本機の原型となったMS。
トラゴス
リーオーをベースに開発された陸戦用MS。
サーペント
リーオーの発展型として設計された。

余談

  • 『Frozen Teardrop』にてリーオーの開発者はヒイロの母の結婚相手(つまりヒイロの義父)である事が判明している。
  • 児童誌「コミックボンボン」のマンガ版では、第1話でのみ「リィオゥ」と表記されていた(単行本では修正されている)。

資料リンク