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2023年8月19日 (土) 02:02時点における最新版
ガンイージ | |
---|---|
外国語表記 | Gun Ez[1] |
登場作品 | |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦G |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 汎用モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | LM111E02 |
全高 | 14.9 m |
本体重量 | 7.6 t |
全備重量 | 18.6 t |
ジェネレーター出力 | 4,820 kw |
スラスター推力 | 20460 kg×4 |
アポジモーター数 | 29 |
装甲材質 | ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材 |
開発 | リガ・ミリティア |
所属 | リガ・ミリティア |
主なパイロット |
ジュンコ・ジェンコ 他 |
概要[編集 | ソースを編集]
リガ・ミリティアが開発した量産型モビルスーツ。機体色は暗めのライトグリーン。外見的にはV字アンテナの無いガンダムタイプのモビルスーツだが、MSVでは角が付きトリコロールカラーに塗装されたバリエーションも存在。
Vガンダムより以前から開発されており、実質的にそのプロトタイプとなっている。量産性を高める為に変形機構等の複雑なシステムは搭載されていないが、ジェネレーター出力に関してはVガンダムと同じ物を搭載している為に高く、地球連邦軍のジャベリンやジェムズガンよりも高性能なモビルスーツとして仕上がっている。また、大抵のVガンダムの武装は本機でも使用出来、簡易型のミノフスキーフライトシステムも搭載している為に、短時間なら飛行も可能となっている。一方、モビルスーツとしてはスタンダードな設計を目指して開発された為、コックピットは全天周囲モニター、リニアシート、スティック型のコンソールといった、これまでのモビルスーツと同様の操縦系統が採用されており、これによって従来のモビルスーツに搭乗していた者でも短期間で機種転換が可能となっているが、近代化改修として緊急時にエアバックとして作動する「エアベルト」が標準装備されている。なお、未使用時はカバーで覆われている為に分かりにくいが、機体各部にはオプション武装を設置するハードポイントも設けられている。
変形・合体機構こそ無いものの、Vガンダムとパーツの互換性には優れ、一部機能が使えなくなるという代償がありながらも、Vガンダムが破損した場合の緊急補修用としてガンイージのパーツが流用可能となっている。また、可能な限り規格品を使用する前提で設計されている事で、ジャベリンやジェムズガンといった既存のモビルスーツにも、部品や装甲としてパーツの転用が可能である。
後に宇宙戦がメインとなると、本機のほとんどがバックパックを高機動タイプ「ツインテール」に換装した強化型であるガンブラスターへと改修されている。なお、直接改修されたリーンホースJr.所属の機体のカラーリングはそのままとなっているが、生産時よりガンブラスターであった機体の場合は、カラーリングも明るめのライトグリーンに変更されており、胴体部もブルーとなっている。
劇中の様相 [編集 | ソースを編集]
プロトタイプは2機製作されており、1号機はジュンコ・ジェンコが搭乗。各種テストによるデータ運用が行われた後、実戦向けの改修が行われ、そのままシュラク隊のリーダー格となったジュンコの搭乗機として運用され続けていく事になる。一方で、2号機の方は従来のガンダムタイプと同じトリコロールカラーに塗装され、増加パーツなどの能力テストに使用され続けている。
劇中ではシュラク隊の最初の乗機として登場。ジュンコがプロトタイプの1号機に搭乗したのに対し、ヘレン・ジャクソン、マヘリア・メリル、ケイト・ブッシュ、ペギー・リー、コニー・フランシスの5人は初期生産型の3号機~7号機に搭乗している。なお、シュラク隊隊長であるオリファー・イノエの搭乗する8号機も存在したが、後にVガンダムヘキサに機種転換した為なのか、他の機体の補修を行う部品取りの予備機として利用する事になったとされている。
ガンイージの生産ラインが本格的に進んでからはリガ・ミリティア全体の主戦力として運用されており、新規加入も含めたシュラク隊のメンバーは、ガンイージから量産体制の整ったVガンダム系の機体に機種転換している。また、物語後半では地球連邦宇宙軍のムバラク艦隊が本機を複数機運用している場面もあり、連邦軍にも正式採用されていると思われる。
一方、劇中の終盤ではザンスカール帝国に鹵獲されてしまったガンイージの1機にカテジナ・ルースが搭乗。水着姿で戦わされたネネカ・ニブロー率いるネネカ隊の白兵戦に撹乱されたウッソ・エヴィンのV2ガンダムに騙し討ちを仕掛けているが、非道なやり方に激怒したウッソの攻撃を受けて撃破され、搭乗していたカテジナは脱出している。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 初登場作品。本作ではシュラク隊(オリファー含む)+マーベットのデフォルト機体として何と合計8機も手に入る。売れればどんなに良いだろうか。しかし、さりげなくビームライフルの攻撃力は上位。ちなみにガンブラスターは別機体として入手する。
- シュラク隊を全員出撃させたい場合は(他に乗る機体がないため)何名かはこの機体を使うことになるので、シュラク隊ファンなら改造しておこう。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- マーベットの最初の搭乗機として入手するほか、スポット参戦するシュラク隊も使っている。ビームバズーカは射程が長めで空陸Aと加入時点では結構優秀だが、飛行不能でありながら何故か機体の地形適応は空A陸Bなので地上では少し扱いにくい。ガンブラスターは別に入手する。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- ビームバズーカの攻撃力が高めで、火力不足に悩む序盤大いに活躍できる。愛機の性能がいまいちなクワトロあたりを乗せ替えてやるといい働きをする。
- スーパーロボット大戦α外伝
- バザー購入やマウンテンサイクルで入手可能。他の量産型と同じく武器改造は安価で伸びが良いため火力は十分だが、ほぼ同時期に大差無い価格で完全上位のガンブラスターが出回るので、わざわざ買って使うかは悩むところ。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦D
- 地上ルート序盤から登場。後にガンブラスターに強化される。最初からビームバズーカがあるのでそれなりに使える。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- 新スーパーロボット大戦
- 宇宙編でシュラク隊女性隊員の乗機として6機手に入るが、火力に関しては初期のVガンダムやヘキサを上回る。また、宇宙編第16話からビームバズーカも追加される。
- ガンブラスターとは換装されるのではなく別ユニット扱い。そちらは中盤で十分入手できるので、使うのはそのころまでだろう。
- 宇宙編序盤では嫌でも使う事になるので、いかにダメージを受けず運用するのかが鍵となる。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場する。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
武装[編集 | ソースを編集]
- バルカン砲
- 頭部左右に2門内蔵。
- 2連マルチランチャー
- 胴体上部左のポッドに内蔵。
- ビームシールド
- 左腕ハードポイントに発生器を装備。
- ビームサーベル
- 胴体上部右のポッドに一本所持。
- ビームライフル
- Vガンダムの物と同型。
- ビームピストル
- ビームライフルのグリップを外すとビームピストルになる。低威力で射程も短い。
- ビームバズーカ
- 元々はサナリィが開発したF90IIIクラスターガンダムの装備していた「メガビームバズーカ」。運用テストの後、地球連邦軍に制式採用された。高出力ビームを発射し、ビームシールドをも貫通させる威力がある。また、リガ・ミリティアの使用している物はエネルギーパックなどにも独自の改良が施されている。後腰部にマウント可能。
召喚攻撃[編集 | ソースを編集]
- シュラク・アタック
- 『D』における、ジュンコとオリファーの専用武装。ガンイージなどを呼び出して連続攻撃をしかける。ストーリー上では他のメンバーは死亡していることが語られるため、ファン間では幽霊を呼び出していると揶揄されることも。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「STAND UP TO THE VICTORY」
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ガンイージ・プロトタイプ(SRW未登場)
- 『Vガンダム NEW MSV』(SRW未参戦)で設定された機体。本機体の試作機としてVガンダムに先んじて2体が開発された。
- ガンブラスター
- バックパックを換装した高機動型。
- アサルトバスターガンスマッシャー(SRW未登場)
- 『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』(SRW未参戦)で設定された機体。ジェネレータを強化してアサルトバスター装備の廉価版を追加したもの。
- Vガンダム
- 兄弟機。共通部品が多い。
脚注 [編集 | ソースを編集]
- ↑ MECHANIC|機動戦士Vガンダム 2022年1月10日閲覧。
商品情報[編集 | ソースを編集]
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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