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− | : | + | :ハリー機は一般機(ポゥ機)と性能が異なり、耐久力とENが低い代わりに運動性と移動力と武器性能が高い。特に最強武器は有射程ながら最高4700とMS系にしては攻撃力が高い方で、燃費や距離補正を勘案すると[[ガンダム試作3号機]]の零距離メガビーム砲よりも優れている。EN回復(小)も相まって燃費は良好なのだが、そのENは100しかないので補強しないことにはまともに活かせない。いっそ格闘特化でボス相手に魂併用の瞬間火力を重視する戦術もあるが、それが高次元で実現できるのは[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]、[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]と精々がロランくらいしかおらず、格闘機というのが問題になってしまう。一般機は機体性能が高くバランスも非常に良好なのだが、最強武器が射程1な上に最大4200までとかなり見劣りする。戦力としてみるには厳しいだろう。 |
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:序盤から敵として登場し、その後、何度か[[スポット参戦]]。第46話から正式参戦する。[[ランド・トラビス|ランド]]ルート第8話および第9話でも参戦するが、こちらは第46話で参戦するものとは別ユニット扱いされていて、[[改造]]してもただの無駄遣いになるので注意。 | :序盤から敵として登場し、その後、何度か[[スポット参戦]]。第46話から正式参戦する。[[ランド・トラビス|ランド]]ルート第8話および第9話でも参戦するが、こちらは第46話で参戦するものとは別ユニット扱いされていて、[[改造]]してもただの無駄遣いになるので注意。 | ||
:移動後攻撃可能なトライチャージ武器が強力な他、IFバンカーは[[援護攻撃]]や[[再攻撃]]との相性が良い。 | :移動後攻撃可能なトライチャージ武器が強力な他、IFバンカーは[[援護攻撃]]や[[再攻撃]]との相性が良い。 | ||
:一般機はゴールドスモーより弱体化している。やはりポゥが乗ってくる。一応、3段階[[改造]]が施されているので、小隊員としてはそれなり。 | :一般機はゴールドスモーより弱体化している。やはりポゥが乗ってくる。一応、3段階[[改造]]が施されているので、小隊員としてはそれなり。 | ||
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:『Z』を踏襲したスペックだが、技が4つから3つに減ったあおりで最大射程が4。最も派手だった「ハンド・ビーム・ガン(連射)」がなくなっているので味気なく、ハリーを使いたい場合でも[[乗り換え]]られがち。 | :『Z』を踏襲したスペックだが、技が4つから3つに減ったあおりで最大射程が4。最も派手だった「ハンド・ビーム・ガン(連射)」がなくなっているので味気なく、ハリーを使いたい場合でも[[乗り換え]]られがち。 | ||
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:ゴールドスモーのみ、[[NPC]]でマップアイコンのみの登場。最終話で地球を守る軍勢にその姿を確認できる。 | :ゴールドスモーのみ、[[NPC]]でマップアイコンのみの登場。最終話で地球を守る軍勢にその姿を確認できる。 | ||
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:中~遠距離用のビームガン。 | :中~遠距離用のビームガン。 | ||
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− | :相撲の行司が持っている軍配に似た形をした格闘武器。[[ザク]]のヒートホークのような使い方が基本だが、中央の突起側にエネルギーを集束させることで[[ビームサーベル]]のような形状にすることも可能である。この点は[[サザビー]] | + | :相撲の行司が持っている軍配に似た形をした格闘武器。[[ザク]]のヒートホークのような使い方が基本だが、中央の突起側にエネルギーを集束させることで[[ビームサーベル]]のような形状にすることも可能である。この点は[[サザビー]]のビームトマホークに良く似ている。本来は指揮官用の装備とされるが、その由来は不明。現在は全機の標準装備となっている。 |
− | ;IFバンカー | + | :『X-Ω』では通常攻撃に採用。 |
− | : | + | ;Iフィールドジェネレーター |
− | : | + | :腕部に装着。Iフィールドの拡張や増幅や投射を行う装備。 |
− | : | + | :;IFバンカー |
+ | ::IFBDに使うような高密度の[[Iフィールド]]を放出し、そのまま質量兵器として相手にぶつける。 | ||
+ | ::『α外伝』ではフィールド放出後、バンカーの名前通りビームの杭で相手を串刺しにする演出もあった。『Z』ではこの演出は無くなったが[[バリア貫通]]が追加。 | ||
+ | ::『X-Ω』では必殺スキルに採用。 | ||
+ | :;IFブースター | ||
+ | ::Iフィールドを投射し敵IFBD機のIフィールドに干渉させて制御を奪う機能。 | ||
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+ | ==== オプション装備 ==== | ||
+ | ;スカート | ||
+ | :スモー用の空中機動ユニット。腰部左右それぞれに主機1、補機6の計7発からなるジェット・ロケットハイブリッドエンジンから構成される。 | ||
+ | :重力下における長時間の飛行用に用意された装備だが、その大きさからMS戦闘には不向き。 | ||
==== 必殺技 ==== | ==== 必殺技 ==== | ||
;ハンドビームガン(連射) | ;ハンドビームガン(連射) | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦Z|Z]] | + | :『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用された技で[[全体攻撃]]。技名に反して、スモーの全武装を使ったコンビネーションとなっている。 |
− | : | + | :2丁のハンドビームガンを連射しながら突撃して進路を確保し、その後回し蹴りで小隊長を蹴り飛ばして強引に敵小隊に割り込み、両サイドの小隊員に更にハンドビームガンを撃ちかけ、最後に一か所にまとまった敵小隊をIFバンカーで薙ぎ払う。 |
+ | :最強武器のIFバンカーよりも演出が派手で見栄えがする技だったが、単機出撃制となった『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では削除されてしまった。 | ||
=== [[特殊能力]] === | === [[特殊能力]] === | ||
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=== 移動タイプ === | === 移動タイプ === | ||
;[[空]]・[[陸]]・[[ホバー]] | ;[[空]]・[[陸]]・[[ホバー]] | ||
− | :[[飛行]] | + | :[[飛行]]可能。『α外伝』ではホバーも持つが、飛行可能なので影が薄い。 |
=== [[サイズ]] === | === [[サイズ]] === | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
*当機の発音は「相撲」のそれ(「'''ス'''モー」ではなく「スモ'''ウ'''」)と同じ。 | *当機の発音は「相撲」のそれ(「'''ス'''モー」ではなく「スモ'''ウ'''」)と同じ。 | ||
− | * | + | *[[∀ガンダム]]の没デザイン案が元になっている。ゴールドタイプのみが頭部前面装甲の奥に備える「スカーフェイス」のデザインにその面影が残っている。 |
+ | **「スカーフェイス」はスキャニングターレット以外の機能も追加されたために備えられたものとされているが、詳細は不明である<ref name="1/100プラモデル">プラモデル「1/100モビルスモー(ゴールドタイプ)」解説より。</ref>。 | ||
+ | *本機の装甲に使用されている「MFEガンディウムFGI複合材」は開発時に想定された機能を発揮できていないが、仮に想定通りの性能を発揮できていれば'''致命的な損傷とならなかった攻撃は二度と通用しない'''という装甲を得られていた<ref name="1/100プラモデル" />。 | ||
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2024年7月24日 (水) 06:48時点における最新版
スモー | |
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外国語表記 | Sumo[1] |
登場作品 | |
デザイン | シド・ミード |
初登場SRW | スーパーロボット大戦α外伝 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 親衛隊用モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | MRC-F20 |
全高 | 20.3 m |
重量 | 34.2 t |
動力 | HPHGCP |
出力 | 推定34,000 kW(±5,000) |
装甲材質 | MFEガンディウムFGI複合材 |
所属 | |
主なパイロット |
ハリー・オード ポゥ・エイジ |
概要[編集 | ソースを編集]
機体名であるスモーとは「Strike Unit for Maneuver Operation(機動戦闘ユニット)」の略である。
駆動形式はIFBD、胸部にHPHGCP(螺旋位相型超振動ゲージ場縮退炉)ジェネレーターを備えている。ムーンレィスが開発したモビルスーツの中でも最新鋭にあたる機体であり、その性能は非常に高い。
ハリー・オードが搭乗する金色の隊長機(ゴールドスモー)と、銀色の一般機(シルバースモー)の二種類が存在する。隊長機は頭部パーツと装甲が一般機と異なっており、より高性能な機体となっている[1]。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α外伝
- 初登場作品。「スモー」表記で金色のハリー機と銀色の一般機の両方が登場。格闘武器での接近戦を得意とする機体で、敵として登場するのは両機ともルート限定。Iフィールド持ちなので特にMS系に対して強く、自軍にMS系が多くなる分岐ルートでは地味に硬く感じられ、制限時間と相まって地味に厄介。 味方としては、どちらにせよ最長射程が4しかないのが大きな問題で、加えて格闘・射撃の両方を要求する武装面なので、パイロット選びが難しい(デフォルトパイロットの両名はどちらも射撃型)。またパーツスロットは2しかないので補強が難しく、加入時期の遅さも欠点に入る。
- ハリー機は一般機(ポゥ機)と性能が異なり、耐久力とENが低い代わりに運動性と移動力と武器性能が高い。特に最強武器は有射程ながら最高4700とMS系にしては攻撃力が高い方で、燃費や距離補正を勘案するとガンダム試作3号機の零距離メガビーム砲よりも優れている。EN回復(小)も相まって燃費は良好なのだが、そのENは100しかないので補強しないことにはまともに活かせない。いっそ格闘特化でボス相手に魂併用の瞬間火力を重視する戦術もあるが、それが高次元で実現できるのはジュドー、ウッソと精々がロランくらいしかおらず、格闘機というのが問題になってしまう。一般機は機体性能が高くバランスも非常に良好なのだが、最強武器が射程1な上に最大4200までとかなり見劣りする。戦力としてみるには厳しいだろう。
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Z
- 序盤から敵として登場し、その後、何度かスポット参戦。第46話から正式参戦する。ランドルート第8話および第9話でも参戦するが、こちらは第46話で参戦するものとは別ユニット扱いされていて、改造してもただの無駄遣いになるので注意。
- 移動後攻撃可能なトライチャージ武器が強力な他、IFバンカーは援護攻撃や再攻撃との相性が良い。
- 一般機はゴールドスモーより弱体化している。やはりポゥが乗ってくる。一応、3段階改造が施されているので、小隊員としてはそれなり。
- 第2次スーパーロボット大戦Z(破界篇 / 再世篇)
- 『Z』を踏襲したスペックだが、技が4つから3つに減ったあおりで最大射程が4。最も派手だった「ハンド・ビーム・ガン(連射)」がなくなっているので味気なく、ハリーを使いたい場合でも乗り換えられがち。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- ゴールドスモーのみ、NPCでマップアイコンのみの登場。最終話で地球を守る軍勢にその姿を確認できる。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2019年4月のイベント「交わる水平線、その先に」にてハリー機が実装。大器型SSRディフェンダー。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
武装[編集 | ソースを編集]
- ハンドビームガン
- 中~遠距離用のビームガン。
- 『Z』では通常版と移動後使用可能なトライチャージ版がある。
- ヒートファン
- 相撲の行司が持っている軍配に似た形をした格闘武器。ザクのヒートホークのような使い方が基本だが、中央の突起側にエネルギーを集束させることでビームサーベルのような形状にすることも可能である。この点はサザビーのビームトマホークに良く似ている。本来は指揮官用の装備とされるが、その由来は不明。現在は全機の標準装備となっている。
- 『X-Ω』では通常攻撃に採用。
- Iフィールドジェネレーター
- 腕部に装着。Iフィールドの拡張や増幅や投射を行う装備。
オプション装備 [編集 | ソースを編集]
- スカート
- スモー用の空中機動ユニット。腰部左右それぞれに主機1、補機6の計7発からなるジェット・ロケットハイブリッドエンジンから構成される。
- 重力下における長時間の飛行用に用意された装備だが、その大きさからMS戦闘には不向き。
必殺技[編集 | ソースを編集]
- ハンドビームガン(連射)
- 『Z』で採用された技で全体攻撃。技名に反して、スモーの全武装を使ったコンビネーションとなっている。
- 2丁のハンドビームガンを連射しながら突撃して進路を確保し、その後回し蹴りで小隊長を蹴り飛ばして強引に敵小隊に割り込み、両サイドの小隊員に更にハンドビームガンを撃ちかけ、最後に一か所にまとまった敵小隊をIFバンカーで薙ぎ払う。
- 最強武器のIFバンカーよりも演出が派手で見栄えがする技だったが、単機出撃制となった『第2次Z』では削除されてしまった。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- 当機の発音は「相撲」のそれ(「スモー」ではなく「スモウ」)と同じ。
- ∀ガンダムの没デザイン案が元になっている。ゴールドタイプのみが頭部前面装甲の奥に備える「スカーフェイス」のデザインにその面影が残っている。
- 「スカーフェイス」はスキャニングターレット以外の機能も追加されたために備えられたものとされているが、詳細は不明である[2]。
- 本機の装甲に使用されている「MFEガンディウムFGI複合材」は開発時に想定された機能を発揮できていないが、仮に想定通りの性能を発揮できていれば致命的な損傷とならなかった攻撃は二度と通用しないという装甲を得られていた[2]。
- 隊長機と一般機の仕様や機体色の違いはこの素材の影響によって生じているといった説もある[2]。
商品情報[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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