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木星帝国総統である'''[[クラックス・ドゥガチ]]は9基のバイオ脳に自らの全人格をインプットしており、その一つ一つがドゥガチ本人である'''と言っても過言ではない。 | 木星帝国総統である'''[[クラックス・ドゥガチ]]は9基のバイオ脳に自らの全人格をインプットしており、その一つ一つがドゥガチ本人である'''と言っても過言ではない。 | ||
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それぞれ[[イオ]]基地に[[クロスボーン・バンガード]]を引き付けるための囮、[[エレゴレラ]]および7機の[[ディビニダド]]の制御システムとして用いられたが、その全てが破壊されている。 | それぞれ[[イオ]]基地に[[クロスボーン・バンガード]]を引き付けるための囮、[[エレゴレラ]]および7機の[[ディビニダド]]の制御システムとして用いられたが、その全てが破壊されている。 | ||
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木星戦役でドゥガチの人格がコピーされたバイオ脳はすべて破壊されたが、バイオ脳の製造ノウハウは失われておらず…。 | 木星戦役でドゥガチの人格がコピーされたバイオ脳はすべて破壊されたが、バイオ脳の製造ノウハウは失われておらず…。 | ||
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− | 新型モビルスーツ・[[アマクサ]] | + | 新型モビルスーツ・[[アマクサ]]に搭載され、『スカルハート』の時代から50年以上前の戦闘データのコピーでありながらその能力は凄まじく、木星戦役を生き抜いたはずの[[ウモン・サモン|ウモン]]、ヨナ、ジェラドが搭乗したフリントを秒殺し、トビアの[[クロスボーン・ガンダムX1改・改|スカルハート]]やグレイ・ストークのガンプを苦しめたが、トビアの奇策の前に敗北。 |
破壊されたアマクサから離脱後、トビアとストークを崩壊する基地から脱出させ、間も無く完全に機能を停止した。 | 破壊されたアマクサから離脱後、トビアとストークを崩壊する基地から脱出させ、間も無く完全に機能を停止した。 | ||
その姿は一年戦争時、崩壊する[[ア・バオア・クー]]から仲間達を思念波で出口へと導いたアムロ本人を思わせるが、純粋な戦闘データのコピーであるはずのバイオ脳が何故このような行動をとったのかは謎である。 | その姿は一年戦争時、崩壊する[[ア・バオア・クー]]から仲間達を思念波で出口へと導いたアムロ本人を思わせるが、純粋な戦闘データのコピーであるはずのバイオ脳が何故このような行動をとったのかは謎である。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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:原作通りドゥガチの人格をコピーしたバイオ脳が登場している。 | :原作通りドゥガチの人格をコピーしたバイオ脳が登場している。 | ||
+ | :なお、本作ではドゥガチが[[メガノイド]]を生み出した科学者である[[破嵐創造]]と何らかの関わりがあったと思われる台詞が万丈との会話の中にあり、それを踏まえると、αシリーズでバイオ脳を開発したのは創造である可能性も否定出来ない。 | ||
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;[[スーパーロボット大戦V]] | ;[[スーパーロボット大戦V]] | ||
:第3話「流星の記憶」で[[アムロ・レイ|アムロ]]の戦闘データをコピーしたバイオ脳が登場しほぼ原作通りの行動を取る。 | :第3話「流星の記憶」で[[アムロ・レイ|アムロ]]の戦闘データをコピーしたバイオ脳が登場しほぼ原作通りの行動を取る。 | ||
− | : | + | :その後はヤマト部隊に配属するルート第45話「人の生きる意味」で密かに持ち出されていた4基の(アムロの戦闘データがコピーされた)バイオ脳が登場するが、この頃になると戦力自体も充実してきているのでさして苦戦はしないはず。残念ながら古谷氏の新録がないためアムロを戦わせても(戦闘前会話はあるが)[[特殊戦闘台詞]]はない。 |
− | : | + | :そして、通常ルート第50話「終わりなき戦い」or困難ルート最終話「過去と未来の狭間で」では[[グレムト・ゲール|ゲール]]の切り札としてドゥガチの人格がコピーされたバイオ脳が3基登場している。 |
+ | ;[[スーパーロボット大戦T]] | ||
+ | :第47話「鋼鉄の七人」にて、[[ベルナデット・ブリエット|ベルナデット]]と[[ベラ・ロナ|ベラ]]を人質とした[[アマクサ]]のパイロットとなっている。 | ||
+ | :[[DLC|ボーナスシナリオ]]「彗星の軌跡」ではアムロの戦闘データをコピーしたバイオ脳と[[シャア・アズナブル|シャア]]が交戦する。 | ||
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+ | == パイロットステータス == | ||
+ | 『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』でのステータスについては[[クラックス・ドゥガチ]]の項目を参照。 | ||
− | + | 『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では設定通りアムロと全く同じステータスを持っている。幸いにも、対峙するシナリオでは[[艦隊指揮]]を持つ[[沖田十三|沖田艦長]]がいるので、[[ヤマト]]の周囲で戦えば怖くないが、第3話のみ条件を満たすまでは[[トビア・アロナクス|トビア]]と[[叢雲総司|主]][[如月千歳|人公]]のみで戦わないといけない。 | |
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:'''[[強化人間]]L9、[[再攻撃]]、[[サイズ差補正無視]]L2''' | :'''[[強化人間]]L9、[[再攻撃]]、[[サイズ差補正無視]]L2''' | ||
:[[ニュータイプ]]が[[強化人間]]になっているのを除けば、アムロと全く同じ。その為第3話の時点でL5になっており、苦戦する事になる。 | :[[ニュータイプ]]が[[強化人間]]になっているのを除けば、アムロと全く同じ。その為第3話の時点でL5になっており、苦戦する事になる。 | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦T|T]] | ||
+ | :'''[[見切り]]L2、[[ガード]]L2、[[援護攻撃]]L2''' | ||
+ | :『V』とは全く異なるスキル構成になっている。 | ||
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;最終命中率+10%、最終回避率+10% | ;最終命中率+10%、最終回避率+10% | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦V|V]] | + | :『[[スーパーロボット大戦V|V]]』、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』にて採用。『V』では実際に習得することはないが、『T』では習得している。 |
== 搭載された機体 == | == 搭載された機体 == | ||
;[[エレゴレラ]] | ;[[エレゴレラ]] | ||
− | : | + | :試作型[[可変モビルアーマー]]。バイオ脳を搭載している故に無人操縦だが、味方の戦意向上を目的として[[ベルナデット・ブリエット|テテニス]]が乗せられた事もある。 |
;[[ディビニダド]] | ;[[ディビニダド]] | ||
:全身が核融合炉で構成された「動く[[核ミサイル|核弾頭]]」と言うべき巨大[[モビルアーマー]]。 | :全身が核融合炉で構成された「動く[[核ミサイル|核弾頭]]」と言うべき巨大[[モビルアーマー]]。 | ||
;[[アマクサ]] | ;[[アマクサ]] | ||
:[[クロスボーン・ガンダムX2]]のデータを基に開発された機体。 | :[[クロスボーン・ガンダムX2]]のデータを基に開発された機体。 | ||
+ | ;ディキトゥス | ||
+ | :SRW未登場。木星帝国総統の専用機とされる[[可変モビルスーツ]]。掌を象ったモビルアーマー形態は強力な[[Iフィールド]]を攻防に使いこなす。 | ||
{{ガンダムシリーズ}} | {{ガンダムシリーズ}} |
2022年5月26日 (木) 20:13時点における最新版
バイオ脳 | |
---|---|
登場作品 | |
初登場SRW | スーパーロボット大戦V |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
分類 | 生体コンピューター |
開発 | 木星帝国 |
バイオ脳は『機動戦士クロスボーン・ガンダムシリーズ』に登場するシステム。
概要[編集 | ソースを編集]
木星帝国が開発した生体コンピューター。構造的に脳を模した生体部分を入れたシリンダーが10本以上と、それらを統合する機械部分(緊急移動用のブースター等も搭載している)で構成されているが、両方共に人間より大きく、搭載された機体の大型化にも繋がっている。
機動戦士クロスボーン・ガンダム[編集 | ソースを編集]
木星帝国総統であるクラックス・ドゥガチは9基のバイオ脳に自らの全人格をインプットしており、その一つ一つがドゥガチ本人であると言っても過言ではない。 つまり、ドゥガチが木星帝国の国民の前に見せている姿は「バイオ脳がエアチューブを操作して動かしている人形」に過ぎず、その事実を知る人間もごく一部である。
それぞれイオ基地にクロスボーン・バンガードを引き付けるための囮、エレゴレラおよび7機のディビニダドの制御システムとして用いられたが、その全てが破壊されている。
また、「ドゥガチの人格を完全にコピーした」といっても、ドゥガチ本人の地球への憎悪はコピー出来なかった。その欠点と8機目のディビニダドがいない事をトビアに見破られてしまったので、コピーのドゥガチが連邦軍&コロニー軍&海賊軍を引き付けている間にオリジナルのドゥガチが地球を滅ぼす作戦は失敗した。
木星戦役でドゥガチの人格がコピーされたバイオ脳はすべて破壊されたが、バイオ脳の製造ノウハウは失われておらず…。
機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート[編集 | ソースを編集]
エピソード「最終兵士」において、木星軍残党が極秘に入手した一年戦争時のアムロ・レイの戦闘データをコピーしたバイオ脳が登場している。
新型モビルスーツ・アマクサに搭載され、『スカルハート』の時代から50年以上前の戦闘データのコピーでありながらその能力は凄まじく、木星戦役を生き抜いたはずのウモン、ヨナ、ジェラドが搭乗したフリントを秒殺し、トビアのスカルハートやグレイ・ストークのガンプを苦しめたが、トビアの奇策の前に敗北。
破壊されたアマクサから離脱後、トビアとストークを崩壊する基地から脱出させ、間も無く完全に機能を停止した。
その姿は一年戦争時、崩壊するア・バオア・クーから仲間達を思念波で出口へと導いたアムロ本人を思わせるが、純粋な戦闘データのコピーであるはずのバイオ脳が何故このような行動をとったのかは謎である。
機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人[編集 | ソースを編集]
木星帝国の新総統カリスト兄弟が運用する。
"影"のカリストたる弟は地球におけるイカロスを巡る戦いでトビア達に敗れたが、死の寸前、木星にいる兄・"光"のカリストが「サイキッカー」の能力で弟の意識を回収し、そのままバイオ脳に移植するという離れ業でその存在を保った。
そして「シンヴァツ」最終決戦において、生身の兄と共に2機のディキトゥス(SRW未登場)でトビア達を蹂躙。部下達すらも「本当に影のカリスト様のコピーなのか、光のカリスト様の妄想なのか分からない」と慄く戦い様でギリとバーンズに致命傷を与えるも、ドレックの捨て身の高機動戦法に対応できず相討ちに持ち込まれ、ミノルに引導を渡された。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 原作通りドゥガチの人格をコピーしたバイオ脳が登場している。
- なお、本作ではドゥガチがメガノイドを生み出した科学者である破嵐創造と何らかの関わりがあったと思われる台詞が万丈との会話の中にあり、それを踏まえると、αシリーズでバイオ脳を開発したのは創造である可能性も否定出来ない。
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦V
- 第3話「流星の記憶」でアムロの戦闘データをコピーしたバイオ脳が登場しほぼ原作通りの行動を取る。
- その後はヤマト部隊に配属するルート第45話「人の生きる意味」で密かに持ち出されていた4基の(アムロの戦闘データがコピーされた)バイオ脳が登場するが、この頃になると戦力自体も充実してきているのでさして苦戦はしないはず。残念ながら古谷氏の新録がないためアムロを戦わせても(戦闘前会話はあるが)特殊戦闘台詞はない。
- そして、通常ルート第50話「終わりなき戦い」or困難ルート最終話「過去と未来の狭間で」ではゲールの切り札としてドゥガチの人格がコピーされたバイオ脳が3基登場している。
- スーパーロボット大戦T
- 第47話「鋼鉄の七人」にて、ベルナデットとベラを人質としたアマクサのパイロットとなっている。
- ボーナスシナリオ「彗星の軌跡」ではアムロの戦闘データをコピーしたバイオ脳とシャアが交戦する。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
『第2次α』でのステータスについてはクラックス・ドゥガチの項目を参照。
『V』では設定通りアムロと全く同じステータスを持っている。幸いにも、対峙するシナリオでは艦隊指揮を持つ沖田艦長がいるので、ヤマトの周囲で戦えば怖くないが、第3話のみ条件を満たすまではトビアと主人公のみで戦わないといけない。
特殊スキル[編集 | ソースを編集]
- V
- 強化人間L9、再攻撃、サイズ差補正無視L2
- ニュータイプが強化人間になっているのを除けば、アムロと全く同じ。その為第3話の時点でL5になっており、苦戦する事になる。
- T
- 見切りL2、ガードL2、援護攻撃L2
- 『V』とは全く異なるスキル構成になっている。
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
搭載された機体[編集 | ソースを編集]
- エレゴレラ
- 試作型可変モビルアーマー。バイオ脳を搭載している故に無人操縦だが、味方の戦意向上を目的としてテテニスが乗せられた事もある。
- ディビニダド
- 全身が核融合炉で構成された「動く核弾頭」と言うべき巨大モビルアーマー。
- アマクサ
- クロスボーン・ガンダムX2のデータを基に開発された機体。
- ディキトゥス
- SRW未登場。木星帝国総統の専用機とされる可変モビルスーツ。掌を象ったモビルアーマー形態は強力なIフィールドを攻防に使いこなす。
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