「劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-」の版間の差分
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:漫画版と外伝に登場。ガデラーザに擬態したELS。 | :漫画版と外伝に登場。ガデラーザに擬態したELS。 | ||
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:イメージソング。公開前のCMで流れていた。歌唱はTV版セカンドシーズン前期オープニングを担当したUVERworld。 | :イメージソング。公開前のCMで流れていた。歌唱はTV版セカンドシーズン前期オープニングを担当したUVERworld。 | ||
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:エンディング主題歌。歌唱はTV版セカンドシーズン前期オープニングを担当したUVERworld。 | :エンディング主題歌。歌唱はTV版セカンドシーズン前期オープニングを担当したUVERworld。 | ||
;『もう何も怖くない、怖くはない』 | ;『もう何も怖くない、怖くはない』 | ||
− | :挿入歌。歌唱はTV版セカンドシーズン前期エンディングを担当した石川智晶。 | + | :挿入歌。歌唱はTV版セカンドシーズン前期エンディングを担当した石川智晶。--> |
− | ; | + | ;「ENVOY FROM JUPITER」 |
− | : | + | :劇中BGM。後半2分はTV版でのBGM「FIGHT」のアレンジ。『UX』『時獄篇』で後半部分が採用。 |
− | ; | + | ;「FINAL MISSION~QUANTUM BURST」 |
− | : | + | :劇中BGM。TV版でのBGM「TRANS-AM RAISER」のアレンジ。'''およそ8分'''に及ぶ曲であり、劇場版本編ではノーカットで刹那の戦場乱入から始まるクライマックスを彩る。 |
+ | :『UX』『時獄篇』で採用。『UX』では2つに分けられ、『時獄篇』では前半部分が採用。 | ||
== 登場作品と扱い方 == | == 登場作品と扱い方 == |
2014年6月7日 (土) 23:23時点における版
- 2010年9月18日上映
- 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦UX
概要
ガンダムシリーズでは『F91』以来実に19年ぶりとなる完全新作の劇場版作品(『EndlessWaltz』等OVAの再編集公開などはそれまでもあった)。TVシリーズの続編にあたる作品で、ガンダムシリーズでは初となる異種生命体が登場する事で話題を呼んだ。
実は「異星人と戦うガンダム」は00の初期案であり、劇場版制作が決定してから改めて実現された。
ストーリー
西暦2314年。ソレスタルビーイングとリボンズ・アルマークを首魁とするイノベイター(イノベイド)の戦いから2年の月日が流れた。廃船となったはずの木星探査船「エウロパ」の地球圏への帰還を発端に、新たな戦いの火種が降り注いだ。
登場人物
ソレスタルビーイング
ガンダムマイスター
- 刹那・F・セイエイ
- ガンダムマイスターの1人。TV2ndでの戦いにより人類初のイノベイターへと覚醒した。ELSの存在を感じ、対話を試みる。
- ロックオン・ストラトス
- ガンダムマイスターの1人。狙撃や早撃ちを得意とする。ミッション時は刹那と行動を共にする。
- アレルヤ・ハプティズム
- ガンダムマイスターの1人。当初はピーリス(マリー)と共に旅を続けていたが、旅の途中で異変に巻き込まれたのを機にソレスタルビーイングに戻る。
- ティエリア・アーデ
- ガンダムマイスターの1人。TV2ndで肉体を失うものの地球での異変を知り、新たな肉体を手に入れ復活する。
プトレマイオスのクルー
- スメラギ・李・ノリエガ
- プトレマイオス2改の指揮を執る戦術予報士。
- フェルト・グレイス
- プトレマイオス2改の戦況オペレーター。イノベイターに覚醒した刹那のことを案じる。
- ラッセ・アイオン
- プトレマイオス2改の砲撃士兼操舵士。
- ミレイナ・ヴァスティ
- プトレマイオス2改の戦況オペレーター。ティエリアを気に掛ける。
- イアン・ヴァスティ
- プトレマイオス2改の整備士。ダブルオークアンタの開発に尽力する。
- リンダ・ヴァスティ
- イアンの妻でミレイナの母。夫の仕事を手伝っている。
- ソーマ・ピーリス(マリー・パーファシー)
- 元人革連出身の超兵。アレルヤと共にガンダムハルートに乗る。
創設に関わった人物
- イオリア・シュヘンベルグ
- ソレスタルビーイングの創設者。故人。物語が開始される223年前の西暦2091年の時点において、人類と地球外生命体との「来るべき対話」を予見していた。
- E・A・レイ
- イオリアの協力者。故人。彼の遺伝子をもとにしてリボンズ・アルマークが造られた。声優は古谷徹氏。
地球連邦
- クラウス・グラード
- 地球連邦の議員。TV2ndでは反政府勢力カタロンの一員だった。
- シーリン・バフティヤール
- クラウスと同じく地球連邦の議員として彼をサポートする。
- ビリー・カタギリ
- 地球連邦の技術顧問。ミーナから熱烈なアプローチを受ける。
- ミーナ・カーマイン
- ネーナ・トリニティに瓜二つの容姿を持つ女性科学者。彼女の祖先がコーナー家に提供した遺伝子を基にしてネーナが造られた。
- 第二代地球連邦大統領
- 劇場版における連邦大統領。白人の壮年女性。前政権では野党だった。AEU出身。前政権とは異なり、宥和政策を取る。冷静沈着な態度で、未知なる脅威に臨んだ。
地球連邦軍
- デカルト・シャーマン
- TV2ndの戦いでイノベイターへと覚醒した軍人。階級は大尉。刹那の存在が隠匿されているために、連邦では彼が「人類初のイノベイター」として扱われている。
- カティ・マネキン
- 地球連邦軍宇宙軍司令で階級は准将。対ELS戦の総指揮を執る。
- パトリック・コーラサワー(結婚後はパトリック・マネキン)
- カティの夫で、連邦軍のMSパイロット。階級は准尉。
- アンドレイ・スミルノフ
- 連邦軍のMSパイロット。「ロシアの荒熊」セルゲイ・スミルノフの息子。階級は大尉。
- グラハム・エーカー
- 連邦軍のMSパイロット。階級は少佐。特殊部隊「ソルブレイヴス」の隊長。
- キム
- 連邦軍の中将。旧人革連軍出身。
- 連邦軍兵士
- 連邦軍の一般兵。
アザディスタン王国
- マリナ・イスマイール
- アザディスタン王国の第1皇女。
民間人
- 沙慈・クロスロード
- かつてソレスタルビーイングと行動を共にした青年。現在は軌道エレベーター関連の仕事に就きながら、ルイスを介護している。
- ルイス・ハレヴィ
- 沙慈の恋人。現在はTV2ndでの後遺症から病院に入院し、治療を続けている。
- アーミア・リー
- 人革連領に住む普通の女子高生、だったのだが…。公開当初は名前が不明だったため「玄関子」と呼ばれた。
映画『ソレスタルビーイング』の登場人物
- マイケル・チャン
- 映画『ソレスタルビーイング』の主人公。ダブルオーガンダムのマイスター。
- ウォーレン
- 眼鏡をかけた青年。ケルディムガンダムのマイスター。
- ジェニファー
- マイケルの恋人である少女。アリオスガンダムのマイスター。
- オルソン
- 語尾に「バイ」を付けて話す黒人男性。セラヴィーガンダムのマイスター。
- アレハンドロ
- アロウズの首魁で、映画『ソレスタルビーイング』における悪の親玉。金色のたてがみのMSに搭乗している。
その他
- NO PILOT
- 『UX』にてELSに乗っ取られたメカのパイロット名義。実質的にはバンプレストオリジナル。
登場メカ
ソレスタルビーイング
- ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型
- 刹那の序盤から中盤における乗機。
- ダブルオークアンタ
- 刹那の終盤の乗機。「来るべき対話」を目的として作られたガンダム。
- ガンダムデュナメスリペア
- ガンダムデュナメスの改修機。
- ガンダムサバーニャ
- ロックオンの乗機。狙撃戦ではなく乱戦用に作られている。
- ガンダムハルート
- アレルヤとピーリスの乗機。複座型となっている。
- ラファエルガンダム/セラヴィーガンダムII
- ティエリアの乗機。本体とセラヴィーガンダムIIに分離可能。
- ユニオンフラッグ ソレスタルビーイング仕様
- 刹那が乗るユニオンフラッグの改修機で、抑止力たるガンダムを容易に動かせない状況でのミッションにおいて運用される。各種武装がGN粒子を用いるものに変更されており、刹那の技量で擬似太陽炉搭載機とも互角に渡り合う。SRW未登場。
- プトレマイオス2改
- 長距離ブースターを装着したプトレマイオス2の改修艦。
地球連邦軍
- GN-X IV/指揮官用GN-X IV
- GN-X IIIの後継機である量産機。グレーの指揮官機も存在する。
- ブレイヴ一般用試験機
- 「ソルブレイヴス」が試験運用する新型可変型MS。
- ブレイヴ指揮官用試験機
- 擬似太陽炉を2基搭載した熟練パイロット用の試験機。
- ガデラーザ
- デカルト・シャーマンが運用する全長300mを超える超大型MA。
- ガガキャノン
- TV2ndで使われたガガを改修した機体。
- ソレスタルビーイング号
- TV2ndの最終決戦の舞台となった外宇宙航行艦。現在は地球連邦政府が管理している。地球防衛艦隊に戦力および前線司令部として組み込まれる。
その他
- エウロパ
- 木星付近を漂流していた有人探査船(船籍番号9374)。無人で既に朽ち果てていた状態であったが、それにELSが侵食・擬態し、地球へと向かうところから物語が始まる。
ELS
- ELS
- 地球に襲来した金属生命体。
- ELS GN-X IV
- GN-X IVに擬態したELS。
- ELSダブルオー
- 漫画版に登場。ダブルオーライザーに擬態したELS。
- ELSガデラーザ
- 漫画版と外伝に登場。ガデラーザに擬態したELS。
BGM
- 「ENVOY FROM JUPITER」
- 劇中BGM。後半2分はTV版でのBGM「FIGHT」のアレンジ。『UX』『時獄篇』で後半部分が採用。
- 「FINAL MISSION~QUANTUM BURST」
- 劇中BGM。TV版でのBGM「TRANS-AM RAISER」のアレンジ。およそ8分に及ぶ曲であり、劇場版本編ではノーカットで刹那の戦場乱入から始まるクライマックスを彩る。
- 『UX』『時獄篇』で採用。『UX』では2つに分けられ、『時獄篇』では前半部分が採用。
登場作品と扱い方
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- 初参戦作。ストーリーがほぼ再現されている。条件を満たすと終盤でグラハムとアンドレイが生存、パトリックが自軍に参戦する。デカルトは声無しのNPC扱い。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 劇場版名義での(『00』シリーズ全体としても)据え置き機初参戦作品。前作にてTV版のストーリーが終了しているので、入れ替わる形での参戦となる。ELSは未登場だが、ソレスタルビーイング仕様ユニオンフラッグがスポット参戦、デュナメスリペア(本作が登場しない)以外のガンダムとグラハムとパトリック(条件付き)も自軍に参入する。序盤のルート次第で劇場版ソレスタルビーイングそのものをイベントで再現する。
単独作品
用語
- ガンダムマイスター
- 『機動戦士ガンダム00』におけるガンダムのパイロット。地球各地で見られた怪異事件を機に再び集結する。
- GNドライヴ
- 私設武装組織ソレスタルビーイングが保有する機動兵器ガンダムの動力源。別名「太陽炉」。木星にてツインドライヴシステム専用のGNドライヴ2基が新造された。
- GN粒子
- GNドライヴから放出される光の粒子。人間をイノベイターへと変革させる作用を持つ。
- トランザム
- GNドライヴに備わっている一種のオーバーブースト機構。地球連邦軍のさらなる研究によって、一般の擬似太陽炉搭載型MSでもトランザムが可能になった。
- 脳量子波
- ELSを引き寄せる特殊な脳波。特に、イノベイターの因子を持つ者は脳量子波を強く発する。
- ヴェーダ
- 私設武装組織ソレスタルビーイングの活動の根幹を成す量子型演算処理システム。外宇宙航行艦ソレスタルビーイング号の内部に所在している。
- 軌道エレベーター
- 『機動戦士ガンダム00』の世界観で重要な超巨大建築物。合計で3基存在している。軌道エレベーター内部の低軌道ステーションには、脳量子波遮断施設がある。
- イノベイター
- GN粒子を浴びることに変革した人類。後者と区別する意味で「純粋種のイノベイター」とも言う。刹那・F・セイエイおよびデカルト・シャーマンの二名が、それに該当する。
- イノベイド
- イノベイターを模して作られた人造人間。イノベイターを自称するリボンズ一派との戦いの後は、人類とは共存できている。
- ソレスタルビーイング (映画)
- TVシリーズにおけるガンダムマイスター達の活躍を描いた劇中劇…なのだが、何故かアレハンドロ・コーナーがアロウズを牛耳っていたりと大幅な脚色が施されており、友人たちと鑑賞しに来た沙慈を唖然とさせた。
また、セルフパロディも含んでおり、この部分だけ絵のタッチが異なっている他、アクシズや千代錦によく似た犬が登場していたりもする。挙句の果てにアルヴァアロンにスペリオルドラゴンのものに酷似した尻尾が生えている。
主要スタッフ
- 製作会社
- サンライズ
- 原作
- 矢立肇・富野由悠季
- 監督
- 水島精二
- シリーズ構成・脚本
- 黒田洋介
- キャラクターデザイン
- 高河ゆん(原案)、千葉道徳
- メカニックデザイン
- 海老川兼武、柳瀬敬之、福地仁、寺岡賢司、鷲尾直広、大河原邦男
- 音楽
- 川井憲次
商品情報
BD&DVD
書籍
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