「オールドタイプ」の版間の差分
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:『[[機動戦士Ζガンダム]]』に登場。作品にもよるが、基本的に戦闘向きの精神コマンドを習得する事が多い。[[小隊]]制の作品ならば、それなりに使えるだろう。 | :『[[機動戦士Ζガンダム]]』に登場。作品にもよるが、基本的に戦闘向きの精神コマンドを習得する事が多い。[[小隊]]制の作品ならば、それなりに使えるだろう。 | ||
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+ | *ガンダムシリーズファンの間で「オールドタイプ」とは、ニュータイプや強化人間でもないにも関わらず並外れた技量を持つパイロットの事を指して'''「最強のオールドタイプ」「オールドタイプ最強」'''と評価する等、(侮蔑的な意味合いで使用される宇宙世紀ガンダムシリーズ作品中と異なり)プラスのイメージを持つ[[俗語・俗称|俗語]]として使用されている。 | ||
+ | **なお、非宇宙世紀作品に登場する、特殊な能力を持たない凄腕のパイロットに対しても、「最強のオールドタイプ」等と評価する場合が有る。 | ||
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2020年6月24日 (水) 00:26時点における最新版
オールドタイプ(Old type)とは、宇宙世紀ガンダムシリーズ作品に登場する概念。
概要[編集 | ソースを編集]
「ニュータイプ」という概念の対義語。日本語に訳せば「古い種」にもなる為に、「ニュータイプがニュータイプではない者を見下し、差別する時に使う用語」になってしまう事も少なくない。
スパロボシリーズにおいて[編集 | ソースを編集]
レベルを上げてもニュータイプまたは強化人間の能力を獲得しないキャラクターがこれに属する。ただし、そのキャラの登場作品にニュータイプの概念が登場していないと使われない為、基本的には宇宙世紀のガンダムシリーズに限られる。
SRWでは能力値がニュータイプパイロットに比べて低く設定される場合が多く、初期作品ではそれに対する救済措置が存在しなかったため、使い勝手もそれほど良くはなかった。特に『F完結編』では、ニュータイプ能力による命中・回避補正の存在が前提のバランスと言っても良い程だったので、必然的にほぼ全てのオールドタイプパイロットが苦戦を強いられた。
しかし、その後の作品では能力値が底上げされ、また『A』や『IMPACT』ではNT勢は全員「魂」を覚えない(アムロは「奇跡」なら覚える)が、オールドタイプのほとんどが「魂」を覚えるという差別化が図られたこともあった。また、ほとんどのシリーズでシールド防御や切り払いのレベルや防御のパラメータがニュータイプよりも大幅に高くなるように調整されているため、攻撃を受けた時は持ちこたえやすい。加えてさらに底力等を習得するケースも存在する。この傾向は他リアル系作品でニュータイプと同系の特殊スキルを持たない(存在しない)パイロット(『重戦機エルガイム』のダバ等)にも同様に取られている。
代表的なオールドタイプ[編集 | ソースを編集]
- ランバ・ラル
- 一年戦争時代のジオン公国軍のエースパイロット。「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」という名言が有名。
- シロー・アマダ
- 『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』の主人公。コウやバニングと並ぶトップクラスのオールドタイプ。援護攻撃のスペシャリストである。
- 『GC(XO)』や『OE』には原作での彼の部下である第08MS小隊メンバーも登場する。
- 『IMPACT』では統率を持ち、「魂」を持ち、ガンダムEz-8が強力な為、フル改造ボーナスで宇宙Sにすれば歴代作品のオールドタイプでも最強クラスになる。
- ノリス・パッカード
- シローをして「負けた」と言わしめた程の鬼神の如き強さを持つジオン公国軍のパイロット。仲間になる作品も多く、非常に頼りになる。
- クリスチーナ・マッケンジー
- 『機動戦士ガンダム 0080 ポケットの中の戦争』に登場する、NT-1アレックスのパイロット。作品によっては精神コマンドがサポート向きで使いやすかったりする。
- バーナード・ワイズマン
- 原作ではクリスと惹かれ合い、そして命の奪い合いをして死亡したジオン公国軍の新兵。SRWでは生存し、説得次第で仲間になる。作品によっては非常に強い。
- シュタイナー・ハーディ
- バーニィの上官で、サイクロプス隊の隊長。作品によっては指揮官技能を持つ。
- コウ・ウラキ
- 『機動戦士ガンダム 0083 スターダストメモリー』の主人公。自軍で使えるオールドタイプとしてはトップクラスの強さ。オールドタイプが見直された事で最も強化されたキャラクターだと言える。
- サウス・バニング
- コウの上官。コウ同様、トップクラスのオールドタイプ。指揮官技能を持つ点が強み。
- アナベル・ガトー
- コウのライバル。オールドタイプの敵キャラの中ではニュータイプ以上の実力を持つ最強のオールドタイプ。作品によっては仲間になる。
- エマ・シーン
- 『機動戦士Ζガンダム』に登場。作品にもよるが、基本的に戦闘向きの精神コマンドを習得する事が多い。小隊制の作品ならば、それなりに使えるだろう。
- ブラン・ブルターク
- 『機動戦士Ζガンダム』に登場。パイロットとしての実力はかなりのものだが、乗機のアッシマーの微妙な性能や非常に少ない出番のため、いまいち印象に残りにくい。
- ヤザン・ゲーブル
- 『機動戦士Ζガンダム』に登場。オールドタイプの中でも非常に高い能力値を持つ。常に部下二人と共に出撃する機会が多い為、集中攻撃に注意したい。
- ラカン・ダカラン
- 『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場。ヤザンに負けず劣らず、かなりの能力値を誇る。乗機のドーベン・ウルフの性能も相まってかなりの強敵。
- ザビーネ・シャル
- 『機動戦士ガンダムF91』に登場。オールドタイプの中では最強の位置をキープするガトー達に匹敵する程の実力者だが、シリーズによってはニュータイプ扱いになっている場合も。
- 『機動戦士クロスボーン・ガンダム』設定で序盤では仲間にいても、中盤では木星帝国に寝返ってしまうのが残念。
関連用語[編集 | ソースを編集]
- ニュータイプ
- オールドタイプの対極となる「革新した人類」。オールドタイプと比較して五感や第六感が鋭敏になっている分、彼等よりも優位に立っている。
- しかし、中には上述した通りニュータイプを上回る技量を持つオールドタイプのパイロットもまた、数多く存在している。
- 強化人間
- 精神的あるいは肉体的な改造を施して作った人工的なニュータイプ。ニュータイプの例と同様、強化人間を上回る技量を持つオールドタイプも存在している。
余談 [編集 | ソースを編集]
- ガンダムシリーズファンの間で「オールドタイプ」とは、ニュータイプや強化人間でもないにも関わらず並外れた技量を持つパイロットの事を指して「最強のオールドタイプ」「オールドタイプ最強」と評価する等、(侮蔑的な意味合いで使用される宇宙世紀ガンダムシリーズ作品中と異なり)プラスのイメージを持つ俗語として使用されている。
- なお、非宇宙世紀作品に登場する、特殊な能力を持たない凄腕のパイロットに対しても、「最強のオールドタイプ」等と評価する場合が有る。
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