「スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION」の版間の差分
(ページの作成:「 *発売日:2002年11月22日 *機種:ゲームボーイアドバンス *発売:バンプレスト *定価:5,800円 *前:[[スーパーロボット大戦...」) |
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2013年3月3日 (日) 18:53時点における版
- 発売日:2002年11月22日
- 機種:ゲームボーイアドバンス
- 発売:バンプレスト
- 定価:5,800円
- 前:スーパーロボット大戦R(GBA)
- 次:第2次スーパーロボット大戦α(PS2)
概要
バンプレストオリジナルのキャラクターや機動兵器のみで構成されたドラマCD『スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY』をベースにしたスパロボ『OGシリーズ』の第1作目。主人公は超機大戦SRXのリュウセイ・ダテと、スーパーロボット大戦COMPACT2に登場したキョウスケ・ナンブで、ゲーム開始時にどちらかを選択。選んだ主人公によって、前半と後半の展開が変化する。 また、α以降は登場しなかったα主人公達(ユウ・カーラを除く)も登場し、αよりもさらにキャラクター性が増している。一応、αにあった主人公と恋人が敵対状態にあるシチュエーションも採り入れている。 携帯ゲーム機スパロボ作品で初めての、スーパーロボット大戦αに匹敵する戦闘アニメーションを実現させている。
第2次スーパーロボット大戦α以前の主要人物に加え、新規のキャラクターやユニットも登場している。一部は設定のみのユニットが初めて登場するものがある。
OGシリーズとしての続編はスーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2。後にプレイステーション2で、本作とOG2をカップリングしてプラス要素を加えたスーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONSも発売された。
タイトルはドラマCDからαを外しただけの『スーパーロボット大戦 ORIGINAL STORY』でいく予定だったが商標の都合で使えないことが判明して、急遽別の正式タイトルを決めなければならないという時に机の上の『Gジェネレーション』が目にとまって現在のタイトルになった。
新システム
本作の新システムや変更は、以後のスパロボシリーズに大きな影響を与えたものが多い。
- パイロット養成
- 敵を倒すと得られるパイロットポイント(PP)を消費して特殊技能を習得したり、パイロットの能力や地形適応を上げられるようになった。これに伴い、多数の特殊技能が追加された。GBA版では初めから覚えている技能は一切上書きできず、技能レベルの底上げにも別の技能枠を使わなければならなかった。後にOGシリーズ以外の作品でも広く採用された。
- ウェポンセレクトシステム
- 全機がバンプレストオリジナルということを活かしたOGシリーズならではのシステム。『換装武器(選択武器、汎用武器とも)』と呼ばれる一部武器や、修理装置と補給装置の付け替えがWゲージの範囲内で自由となった。ただし自由な付け替えが可能なのはリアル系のみで、スーパー系とリアル系の変形形態は原則として固定武装のみ、戦艦や戦闘機はWゲージとの関係上修理装置と補給装置のみ可能となっている。
- 特殊武器
- 命中した敵に、EN減少や装甲低下などの状態変化を与える。現在のスパロボではお馴染みとなっているが、その採用も本作から。なお本作の時点では、特殊武器は全て攻撃力0だった。換装武器化されているものも多い。
主な既存システムと変更点
- 精神コマンドの消費SPの個別化
- パイロットによって精神コマンドの消費SPが変化する。例えば同じ『熱血』の使い手でも、熱血漢ならば少ないSPで使用でき、冷静沈着だと割高になると言うイメージである。パイロット養成同様、OGシリーズ以外の作品にも広く波及した。
- 精神コマンド
- 感応が初登場した。一方魂は不採用となり、GBA版のOGシリーズでは登場することがなかった。
- 性格の多様化
- 従来の作品に比べ、パイロットの気力増減に影響を与える性格の種類が大幅に増加した。
- 援護攻撃、援護防御
- OGシリーズでは唯一『援護』技能一つで攻撃と防御の両方が可能。しかしOG2以後は、それぞれ別技能として独立した。
- 熟練度
- 本作から、作戦目的に取得条件が表記されるようになった。また対象の敵ボスが一定HP以下で撤退する場合、それが%表示される。
- 乗り換え
- バンプレストオリジナルのみのスパロボということで制約が少なくなり、様々なパイロットとユニットの組み合わせを試せるようになった。ただし、乗り換え可能なパイロットとユニット自体は決まっている。従来シリーズ同様、乗せ換えないと見られない戦闘メッセージも多数存在する。
- 周回特典
- 現在の主流である「それまでの周回で稼いだ資金とPPが引き継がれ、周回数が増えるほど引き継ぎの割合が増える」方式は、本作でほぼ固まった。ただし本作では、リュウセイ編とキョウスケ編をそれぞれ1回ずつクリアしないと特典を受けられない(後の作品やOGsでは、1回クリアするだけで良くなった)。
難易度
全体的に敵ユニットの攻撃力が低めに抑えられており、多少強引な攻めも通用しやすい。
ゲーム難度は、熟練度を取らないようにすれば簡単。しかし、真の最終話とエンディングを見るためには熟練度を一定値以上獲得する必要があり、それを目指すと必然的に難易度は上昇する(初回プレイだと、それなりの腕が要求されるが二週目以降の周回プレイだと、資金・PPの引き継ぎによって有利になり達成しやすくなる)。また、隠し要素もノーヒントでは発見が困難なものがいくつか存在する。
演出面
携帯機では初めて、本格的な戦闘アニメーションが採用されるようになった。換装武器もそれぞれに固有のグラフィックが用意されている。
話題
- 単機でHP10万を超える敵がスパロボ初登場。以後のシリーズでも、一部の中ボスや大ボス格はHP6桁というのが定番になった。
- スーパーロボット大戦シリーズとして初の海外展開が行われ、北米版が発売された。
世界観
- 基本的な世界観としては、第2次スーパーロボット大戦の世界観をベースにスーパーロボット大戦αシリーズの一部設定を合わせたようなものである。
詳しくはORIGINAL GENERATIONシリーズの世界観を参照。
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ゲーム中データ
分類 | 記事 |
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