「アカツキ (シラヌイ装備)」の版間の差分
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:3基以上の誘導機動ビーム砲塔からビームを立体的に展開することで[[バリア]]フィールドを発生させ、機体を包み込む。アークエンジェルを完全に覆い尽くすほどの広範囲に展開可能で、これでミネルバのトリスタンを防いでいる。Z・Lで採用。 | :3基以上の誘導機動ビーム砲塔からビームを立体的に展開することで[[バリア]]フィールドを発生させ、機体を包み込む。アークエンジェルを完全に覆い尽くすほどの広範囲に展開可能で、これでミネルバのトリスタンを防いでいる。Z・Lで採用。 |
2015年12月21日 (月) 09:26時点における版
ORB-01 アカツキ・シラヌイ装備(Shiranui Akatsuki Gundam)
- 登場作品:機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 分類:試作型モビルスーツ
- 型式番号:ORB-01
- 全長:18.74 m
- 重量:69.6 t
- 装備重量:90.00 t(シラヌイ装備時)
- 動力:不明
- 装甲:対ビーム防御・反射システム「ヤタノカガミ」
- 開発:モルゲンレーテ社
- 所属:オーブ軍
- 主なパイロット:ネオ・ロアノーク(ムウ・ラ・フラガ)
- メカニックデザイン:大河原邦男
オーブ連合首長国代表首長のウズミ・ナラ・アスハ監督の元で開発された試作型モビルスーツ。
設計自体はオーブ製モビルスーツ開発時点で考案されていた。基本設計はストライクと似通っているが、秘匿されつつも両者の開発は同時進行だったらしい。しかし、本機の開発、製造は技術的問題により難航。特に、兵装関係は機体の1~2年後に完成している。C.E.71年にアークエンジェルがオーブに来航したときには機体は既に完成していたが、OSや兵装関係が未完成だったこともあり、実戦投入は不可能だった。その後、完成した機体はウズミの意向により、オーブの意思を具現化した機体として厳重に秘匿され、カガリ専用機として極秘裏に調整が進められた。
本機の特徴は対ビーム防御・反射システム「ヤタノカガミ」で、これは敵機からのビーム攻撃を受け止め、さらには反射して撃破することが可能な金色の装甲である。その防御力は高く、戦艦の陽電子砲すら防ぎきることができる。ただし、そのコストはアカツキ1機分でM1アストレイを20機以上生産できるほど。また、機体性能も開発時期を考えれば脅威的ではあるが、パイロットを選ぶことには違いない。
本形態は宇宙用バックパック「シラヌイ」を装備した形態であり、主兵装に無線誘導兵器「誘導機動ビーム砲塔」が装備され、これによってオールレンジ攻撃が可能となっている。
本機は宇宙へ上がるアークエンジェルに搭載され、地上に残るカガリ・ユラ・アスハに代わってネオ・ロアノーク(ムウ・ラ・フラガ)が搭乗することになり、ミネルバと戦うアークエンジェルを援護した。その後、アスラン・ザラのインフィニットジャスティスガンダムと共にレクイエム本体を破壊している。
地上・空中戦用装備は「アカツキ (オオワシ装備)」を参照。
誘導機動ビーム砲塔システムの技術的背景はSEED世界の例に漏れず設定が混乱しており、機体・装備の開発時期と相まって複数説がある。
登場作品と操縦者
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 終盤、正式参戦することで換装可能となっている。剣装備と盾装備、バリア、特殊装甲を1機で完備しているため、防御面は完璧に近い。ただ、固定パイロットのムウがブロッキングや援護防御を持っていないため、足を引っ張られている。誘導機動ビーム砲塔システムの攻撃力はあまり高くなく、EN消費も激しいので、νガンダムと同じ運用をすると泣きを見ることになるので注意。また、空中と地上適正も低いため、使うならS-アダプター推奨。もっとも、小隊員として使っていることが多いと思われるが。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 終盤でユニットアイコンのみが登場。
Scramble Commanderシリーズ
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦K
- 当初はカガリが乗っているが、イベント発生後にムウがエールストライクガンダムから乗り換える。今回はSEED系パイロット全員が搭乗可能。残念ながらドラグーンバリアはオミットされたが、代わりにMAP兵器版の誘導機動ビーム砲塔システムが追加されており、雑魚の殲滅に役立つ。ただし、消費ENも大きいので使いすぎるとすぐにEN切れを起こす。またこの形態は宇宙のみ使用可能で地上での出撃の場合は強制的にオオワシ仕様になってしまう。スパロボ史上最も地形に左右される機体。なお、宇宙適正はSで優秀。
- スーパーロボット大戦L
- 概ねKと同じだが参戦は遅い。ドラグーンバリアが復活した。MAP兵器版の誘導機動ビーム砲塔システムが相変わらず使いやすい。
装備・機能
武装・必殺武器
- MSM5D12.5mm自動近接防御火器
- 頭部に装備された2門のバルカン砲。スパロボでは特殊効果あり。
- 73J2式試製双刀型ビームサーベル
- 2本を連結した状態で左腰に装備。このままビームを出力して使う他、分離して二刀流で使うことも出来る。
- 72D5式ビームライフル「ヒャクライ」
- 右腰にマウントしているビームライフル。ストライクのものを改良したもので、改良前より速射性が高い。ビームサーベルを取り付けて銃剣として使うこともできるが原作では使われなかった。
- M531R誘導機動ビーム砲塔システム
- シラヌイに装備された無線誘導兵器。3連装のビーム砲を全7基装備。砲塔自体にもヤタノカガミが施されており、ビーム兵器が武装の主体となっているC.E.73の時点では、これらを撃ち落とすのはほぼ不可能に近い。攻撃のほかに、立体的に配置することで対ビームバリアを形成することも可能。この装備は便宜上ドラグーンではないのだが、Zの特殊能力では「ドラグーンバリア」となっている。νガンダムのフィン・ファンネルのオマージュ。
- M531R誘導機動ビーム砲塔システム(MAP)
- K、Lで採用。脅威の射程自機中心1~5、敵味方識別で宇宙S。ただし、EN消費が激しく、補強しないと連発できない。これの登場でアカツキの地位は2ランクは向上したと思われる。その理不尽なMAP性能から、「天のアカツキ」と呼ばれることもある。実はLでは密かに空適応がA。同様に陸適応もAのため、月面MAPで猛威を振るう。
防御兵装
- 試製71式防盾
- 表面にミラーコーティングが施された実体盾で、その対ビーム防御力は陽電子砲すら防ぐほど。中央部は実体弾の防御用となっており、コーティングが施されていない。下部が鋭利に尖っており、武器としても使える。
- 対ビーム防御・反射システム「ヤタノカガミ」
- 本体およびバックパックに施された金色の特殊装甲。ビーム攻撃に対しては無敵といえる防御力を持つ。装甲自体がビームを反射するシステムになっていて、反射したビームはセンサーで補足した敵機に自動的に向けられる。ただし、生産コストが高いので量産には向かない。また、ビームサーベルのような形状化したビーム兵器や実弾には対抗できない。更に、着弾の際の衝撃やコクピットの温度上昇などは防げないという欠点もある。
特殊能力
- 剣装備、盾装備、銃装備
- 切り払い、シールド防御、撃ち落としを発動する。
- ヤタノカガミ
- 射撃ビーム兵器を無効化する特殊装甲。流石に原作のように反射させたビームで攻撃…ということは出来ない。
- ドラグーンバリア
- 3基以上の誘導機動ビーム砲塔からビームを立体的に展開することでバリアフィールドを発生させ、機体を包み込む。アークエンジェルを完全に覆い尽くすほどの広範囲に展開可能で、これでミネルバのトリスタンを防いでいる。Z・Lで採用。
- 換装
- オオワシ装備に換装可能。Kでは強制的に換装される。装備なしのアカツキは使用不可能である。
移動タイプ
サイズ
- M
機体ボーナス
- 無改造:装甲値+100 地形適応:宇A 特殊効果無効
ハーフ改造:装甲値+150 地形適応:宇S 特殊効果無効
フル改造:装甲値+200 地形適応:宇S 特殊効果無効 - Lでのボーナス。
機体BGM
- 「meteor -ミーティア-」
対決・名場面
- 復活の「エンデュミオンの鷹」
- アークエンジェルがミネルバの陽電子砲の射撃を受けようとした際、ネオはアカツキの盾で防いだ。その時、ネオの脳裏にかつての記憶がフラッシュバックし、陽電子砲からストライクガンダムでアークエンジェルを守ったときのことが脳裏を過ぎった。そして、ネオはムウ・ラ・フラガとしての記憶を取り戻し、マリューに「大丈夫だ!もう、俺はどこにも行かない!終わらせて帰ろう、マリュー!」と語る。マリューはムウの記憶が戻ったことを涙を浮かべながら嬉しがった。
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