「伏線」の版間の差分

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:序盤の主人公機に対する説明が、中盤の一大イベントの伏線になっている。また、主人公達は当初は「一番最初の上司の命令に忠実な部下」というような設定であるが、味方部隊の触れ合いによって徐々にその考え方を改めることになり、それが、前述した中盤の一大イベントをひっくり返すことになる。
 
:序盤の主人公機に対する説明が、中盤の一大イベントの伏線になっている。また、主人公達は当初は「一番最初の上司の命令に忠実な部下」というような設定であるが、味方部隊の触れ合いによって徐々にその考え方を改めることになり、それが、前述した中盤の一大イベントをひっくり返すことになる。

2015年9月24日 (木) 10:52時点における版

伏線(Advance hint)

今後の物語に深く関わる要素を、登場する前に間接的に提示しておくこと。スパロボシリーズでは、特にシリーズ展開を行っている作品(αシリーズ等)において、物語中で次回作以降への伏線が張られるのが恒例になっている。

ロボットアニメ作品に限らず物語には付き物である手法だが、作中では回収されずに最後まで伏線のまま謎で終わってしまう場合や、そもそも「視聴者が勝手に深読みしていただけで、伏線でも何でもなかった」「単なる裏設定の描写だった」等という場合も多い。 上手く扱えば物語の厚みを増すことができる一方、(重要な)伏線を未回収のまま終わらせるなど、扱いによっては作品の評価を落とすので、ハイリスクハイリターンな手法と言える。

伏線の例

機動戦士Ζガンダム
最終話のラストシーンにて、大破した百式のコックピットが開いている。これはパイロットが脱出した事を暗示し、今後の続編の伏線となった。
ガン×ソード
全ての話に伏線を仕込み、解かれればまた次の伏線が発生し、エピローグで最後の一つが明かされるという展開になっている。ちなみに、次回予告の語りが最初にして最後の伏線である。

スパロボにおける伏線

スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
ブライト葉月博士の会話の中で『正体不明の助っ人』のことが語られており、第2部でその正体が『マシンロボ クロノスの大逆襲』のロム一行であることが明らかとなる。
スーパーロボット大戦64
オープニング戦闘デモ真ゲッター1デビルガンダムと戦闘をしている。他の機体はスーパー系ならスーパー系、リアル系ならリアル系と戦闘していること、ゲッター1ゲッタードラゴンはそれぞれメカ鉄甲鬼合体百鬼ロボットと戦闘していることを考えるとあまりに不自然である。ゲーム中で真ゲッター加入後にデビルガンダムと戦闘できるのは1マップだけで、そのマップで真ゲッターを出撃させることがシュバルツの生存フラグであった。
スーパーロボット大戦A
序盤の主人公機に対する説明が、中盤の一大イベントの伏線になっている。また、主人公達は当初は「一番最初の上司の命令に忠実な部下」というような設定であるが、味方部隊の触れ合いによって徐々にその考え方を改めることになり、それが、前述した中盤の一大イベントをひっくり返すことになる。
スーパーロボット大戦α
ゲーム終盤からエンディングにかけてのティターンズの表舞台への復帰は、α外伝における序盤の展開の伏線となった。
また、シーブックジュピトリアンを「木星帝国」と評したら、第2次αで本当に木星帝国が登場した。αの時点ではクロスボーン参戦は全く考えられていなかったようなので、ただのネタとして言ったつもりが伏線になってしまったという特殊な例と言える。
おまけにノリコが「髭のあるガンダムは?」と言う台詞があり、それがα外伝に『∀ガンダム』参戦の伏線にもなった。
スーパーロボット大戦α外伝
中盤以降、クワトロアムロ達と意見が食い違うようになり、シュウとの対決では何らかの行動を起こす事を示唆し、EDでは全く登場しなかった。これは、第2次αで逆襲を行う事の伏線と言える。
第2次スーパーロボット大戦α
店頭PVでアムロのリ・ガズィMS形態とシャアサザビーが戦闘している。ゲーム中では既にνガンダムを手に入れてからの戦闘になるにも関わらず、PVでは原作再現を行っていたのはHi-νガンダム取得条件への伏線だった。
スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION
元より伏線が多いシリーズではあるが、特殊な例として、ギリアムマサキが対面した際に、ギリアムが酷く動揺、マサキがデジャ・ヴュを覚える場面がある。結果として、これはOG2で明かされた「ギリアムがヒーロー戦記に登場した本人」という描写への伏線になった他、第2次OGにおける「虚億」の伏線の一つとなった。
また、ラトゥーニがEDでスクールの仲間としてアラドゼオラオウカの名前を出すが、アラドとゼオラは第2次αに登場したため、その伏線と言える。
スーパーロボット大戦MX
本作MXは単発作品であるが、とあるイベントで2人の綾波レイが見れるが、世界観は違うが、これは翌年発売の第3次αでも同様のイベントが見られ、MXのイベントに出ていたもう1人のレイはαシリーズのレイであり、第3次αではMXとは逆であり、MXのこのイベントが第3次αへの伏線とされる。
また、序盤の北斗の台詞がPS2版とPSP版とでは異なり、いずれも後の参戦作品を示唆するものになっている。
スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2
やはり伏線は多いが、特殊なものとしてSRXにもダイゼンガーのような名前を付けようとリュウセイが案を出す場面で、ライの名前をもじった「ダイライオー」という仮名称が登場する。ダイライオーは第3次αの後半主人公機の一つとして登場した為、その伏線とされる。
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
ディカステスのメガフラッシャーの演出がホワイトスターの壁を突き破って宇宙空間へ飛ばすというド派手なものになったが、メキボスがイベント戦闘でこれを喰らって退場した事で、メキボスは無事にホワイトスターから脱出できているという第2次OGへの伏線となった(GBA版ではこの演出がないため、シュテルン・ノイレジセイアの撃破を以てホワイトスターが消滅する事から、旧シリーズを知るユーザーからはメキボスの生存が不安視されていた)。
スーパーロボット大戦Z
スフィアが全12種類の内、2種類があり、そしてさらにジ・エーデル・ベルナル平行世界の流竜馬について知っており、その存在をZ世界の流竜馬ゲッターロボG)に示唆する。OVA版第2次Zに登場した為、どちらもその伏線とされる。
第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
エンディングで大塚長官が「コスモクラッシャー隊不在時の代打として別部署に人間を回す」「詳細は今は話せない」と発言。これは『再世篇』での『太陽の使者 鉄人28号』の参戦の伏線とされ、そしてZEUTHのメンバーが「セツコ」「ランド」を言う場面が何度も出て来たが、『再世篇』(のPV第2弾)でセツコランドメール・ビーターも登場)の二人ご本人が登場をするので、こちらにも伏線とされる。
さらに中断メッセージでは前作Zの使い回しではあるが、天空侍斗牙が「ゼラバイア」と言っていた為、多元世界は違うが『再世篇』での『破界篇』で未登場だったゼラバイア(『超重神グラヴィオン』)の復活の伏線とされる。戦闘アニメではファイナルダンクーガの必殺技「ファイナル断空砲」の演出が第3次αと大幅に変更されたが、これは『再世篇』における「ファイナル断空光牙剣」への伏線であったと言える。
ただし『再世篇』での『マクロス7』シリーズの参戦について、本作でオズマ・リーFIRE BOMBERのことを語っているが、第2次Zの参戦のマクロスシリーズの時間差は『マクロス7』シリーズ⇒『マクロスF』の順の流れで有り、あくまでも「原作同様のオズマのお遊び」で有る為、こちらのみ伏線ではないので注意。
第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
破界篇でも触れられた、異世界の機体であるガンダムダブルエックス用のマイクロウェーブ送信システムをイオリアが用意していたことに加え、ワッ太トライダーG7梅本が設計する際に「ナバロン」として見たことのあるビアル星人のメカ……つまり勝平ザンボエースをモデルに設計したというエピソードが明かされた。
これらの事例は黒歴史黒の英知の関連性も合わせ、次回作への伏線とみられていたが、ガンダムXとザンボットが参戦しなかったため完結作の後篇に持ち越しとなった。また、ワイズマンが戦争の永続を必要としていたのは「いずれ訪れる絶望に立ち向かう為」という理由を挙げていたことも、次回作への伏線ではないかと思われる。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
「メモリアル・デイ」にて、マサキがOG外伝~ラ・ギアスに戻るまでの間に「思わぬ寄り道をした」と発言。これはOG外伝終了後の事情と思われる。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
シュウがブラックホールクラスターを使うと「むき出しの特異点は、時空そのものを蝕むのです」と発言。これはグランゾンゼゼーナンが旧シリーズ同様の細工を施した事を示しており、実際に魔装機神II後に発売された第2次OGでグランゾンの特異点の詳細が語られる。しかし、本来の発売順では第2次OG→魔装機神IIとなるはずだった(「むき出しの特異点は~」の台詞は第2次OGでも使われている)ので、本来は伏線ではなかったが第2次OGの発売延期により結果として伏線になった珍しい例である。
第2次スーパーロボット大戦OG
フェイルセニアとの戦闘で口走る「建造中の例の空母」や、何故かルイーナに狙われるプレシアなど、本来は魔装機神IIの伏線になるはずだった描写が存在する。
スーパーロボット大戦UX
アメリカルート第14話にて翔子が散華したことで荒れている甲洋に対しチャムが「翔子って人も今ごろはバイストン・ウェルに」と発言しているが、翔子の生存フラグが成立していると彼女が本当にバイストン・ウェルに召喚されていたことが発覚する。本人にとっては気休めのつもりで発言した台詞が思わぬ伏線となった希有な出来事である。
また、序盤にレニーマイクが窮地に陥った際にジョウのことを思い浮かべた後に飛影が二人を救っているが、この出来事は今作での飛影の正体に関する伏線となっている。
スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
シュウが中断メッセージにてDP以降も主役をやる機会がある事を示唆。実際に『魔装機神F』にてシュウが主役の位置にいる事が発表されている。

伏線であると思われていた例

第2次スーパーロボット大戦α
エンディングで兜甲児がアメリカへ留学するという発言でグレンダイザー第3次αに参戦するのではないかと思われていた。
さらに、ネオ・ジオンとの最終決戦でガトーが自分達の遺志を継ぐものが必ず現れると発言。それについて当時は閃光のあの人がネオ・ジオンや木星帝国の残党を集め、αナンバーズを認めないと敵になるのではないかと思われていた。しかし、閃光のあの人はまだ子供であることと、寺田Pがその人をあまり出さないようにする方針を取っているため、遺志を継ぐ者とは何者なのか、不明である。
(一説によると本作はMXの約一年前に発売している為、シャアとは別の意味で考え方が似ている勢力…すなわちドラグナーが声付き参戦を果たす伏線ではないかという説がある)
スーパーロボット大戦D
終盤にてシャアB.D.と何らかの約を結ぶシーンがある。これは恐らく逆襲を薦めた人物とある少女を指導者に迎えて自ら動き出すのではないかとシャアが察知した上で、その対策としてプリベンターを結成するための伏線ではないかと思われていた。
スーパーロボット大戦J
EDにおいて、スパロボJでの戦いは後に「第一次地球圏争乱」と呼ばれるようになった事が明かされている。この表現は「第二次地球圏争乱」が起こった事の伏線であり、続編が出るのではないかという噂があった。なお、参戦作品が『J』と共通するものが多い『スーパーロボット大戦W』の開発時タイトルは『スーパーロボット大戦J2』であったため、『W』は元々は『J』の後日談として構想されていたとも考えられる。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
終盤にてハマーンがネオジオンのトップになることやマリーダが「プロト・プルトゥエルブ」とされている事から、天獄篇ΖΖが参戦するのではないかと思われていた。
スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION
EDにて、ギリアムが「実験室のフラスコ」について言及。その結果について意味深な沈黙を浮かべる。これについて、「ギリアムはヒーロー戦記のように寝返りを行うのではないか」と不安視する声があった。
リアルロボッツファイナルアタック
ラスボスであるゲトゥビュームが破壊された後、プラントらしき場所にて、謎の光が発動。やがてそこから無数の穴へとクローズアップされていき、新たなゲトゥビュームが起動する…という全キャラ共通エンド。続編、ないし別シリーズを意識したものかと思われたが、後のSRX関連作品でもこの戦いは語られていない。
スーパーロボットスピリッツ
ジュデッカに勝利後キャラ個別ED、スタッフロールを経て、ジュデッカ・ゴッツォがシルエットで出現。レビが死の間際に彼に転送した地球側のロボットのデータを入手・確認、そして地球に更なる侵略兵器を送り込もうと画策する場面で〆。
シリーズ展開を見越しての演出かと思われたが、当ソフトはあまり成績を見せなかったのが災いしてこの伏線は無視された。なお、このゲームでのジュデッカとSRXチームの戦いはスーパーヒーロー作戦で言葉でのみ語られる。
スーパーヒーロー作戦
主人公が夢として垣間見たユーゼスの記憶の中で、クロスゲート検出の手段に悩むユーゼスのもとをラオデキヤが訪れジュデッカの機体フレームを渡す場面がある。これによってユーゼスの計画は一気に進行することになったのだが、このラオデキヤの正体と、ユーゼスに助力した目的が今なお不明のまま。作品自体がαシリーズの前日談であるためそちらの伏線かとも思われたが、αの展開を受けてその線が消滅。ユーゼスが再登場した第2次OGにおいてもまだ不明のままであり、一説には「スーパーロボットスピリッツ」のラストに登場した黒幕のジュデッカ・ゴッツォではないかと言われている。

関連する用語

死亡フラグ
劇中でキャラクターがある特定の行動を起こしたことが、後にそのキャラクターが死亡する結末に至る伏線である場合がある。
続編
劇中では存在や可能性が示唆されたものの本編には未登場ないし描写されなかった物事が、続編(次回作)への伏線である場合がある。

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