ネーナ・トリニティ

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ネーナ・トリニティ(Nena Trinity)

チームトリニティ」に所属するガンダムマイスター。トリニティ兄妹の長女(末っ子)で、ガンダムスローネドライのパイロット。

自由奔放でわがまま、そして残忍で小癪な性格(要するに無邪気な子供のような性格と言える)。兄であるヨハン・トリニティミハエル・トリニティを「兄ぃ兄ぃ(にぃにぃ)ズ」と呼び慕う。
しかし、自身だけでなくチームトリニティそのものが、アレハンドロ・コーナーラグナ・ハーヴェイなどが世論のソレスタルビーイングへの反感を煽り、計画を加速させる為だけに造り出した「捨て駒」であり、そのあまりに残虐な性格も、敢えて「世間から憎まれるような」残虐行為をとるように教育された為であり、ただ人から憎まれる為だけに生み出され、製造者の目論み通り人から憎まれるしかなかった点では、非常に哀れな境遇だったとも言える。

戦闘技量に関しては兄二人と比較すると劣っている節があり、またミハエル以上に感情のコントロールが出来ていない上に性格も戦場に立つには幼すぎるため、機体性能のアドバンテージがなくなって以降は、兄弟の中では一番手痛くやられている。ただし、トリニティの中では唯一微量ながらも脳量子波を扱うことができるため、ティエリア程ではないが、ヴェーダにアクセスした事もあった。

当初は自らの感情のままに殺戮を行い、些細な理由からルイス・ハレヴィのいた屋敷に向けて攻撃を行うという暴挙も見せたが、アリー・アル・サーシェスにヨハンとミハエルが殺されてしまい、自身も殺されかけた所で刹那・F・セイエイの介入によって助かり、一人泣きながら撤退。心の支えとなるもの全てを失ってしまった。その後、1st最終回で王留美に保護された。

2ndでは王家のエージェントとして再登場。留美の部下として彼女の指示を受けて行動していたが、彼女からはぞんざいな扱いを受けていたらしく、また恵まれた環境に生まれ家族も不幸な形で失っていない身でありながら、世界に不満を募らせていたある種の「贅沢」な姿勢には苛立ちを覚えていた。そして、兄達を殺害したサーシェスの雇い主であるリボンズ・アルマークと結託した事で、留美に対するフラストレーションは不満から殺意にまで一気に爆発する事になる。散々道具扱いされ続け、兄弟のヨハンやミハエルを失った事で支える人が居なくなり、そして自分の居場所さえも失ったことで、その人格を更に歪ませることとなった。

2nd終盤にて、リボンズへの造反を目論んだリジェネ・レジェッタと組み、進退窮まった留美に反旗を翻す。遂には彼女とその兄である紅龍をコロニー「エクリプス」にまで追い詰めて殺害するが、ネーナやリジェネの行動は全てリボンズに筒抜けであり、HAROを介して処刑を宣告される。そして、刺客としてやってきた、かつて自身が行った虐殺によって人生を狂わせたルイス・ハレヴィに一方的な攻撃を受け、なすすべもなく戦死する。このネーナの最期を描いた2ndシーズン第21話「変革の扉」は、ネーナ・留美・ルイスのそれぞれの「女の歪み」がこれでもかとばかりに表現されており、その中でも最も酷い目にあったのはネーナだといえる。2ndシーズンの小説版ではサーシェスからアニメ本編以上に「酷い目」に遭わされており、更にはルイスに殺害される場面の描写もアニメ以上に惨いものとなっており、より悲壮感を漂わせている。

劇場版ではネーナに酷似したキャラクター「ミーナ・カーマイン」が登場している。こちらもネーナ同様奔放(というか肉食系)な性格ではあるが残忍ではなく、そもそも職業は宇宙物理学者であり、モビルスーツパイロットですらない。この様な相違点からも、ネーナの残虐な性格は生来のものではなかった事が示唆されている。

声の担当が人気声優の釘宮理恵氏ということもあり、人気の高いキャラクターであるが、人気は声と容姿という意見が大多数を占める。容姿が優れているのは公式のようで、外伝作品の中では後年ネットワーク上にネーナの画像が流出し一部ユーザーに人気を博した(当然、スローネやガンダムの被害を受けていない第三者からであるが)というエピソードがある。
その一方で、破壊や殺戮を心胆から楽しむ残忍性と小賢しさ、自分の行動を全く省みようとしない身勝手な言動と態度を(悪役としての評価はともかく)問題視する意見もある。演じた釘宮氏本人も同様の感想を示唆するコメントをしている。名台詞の欄を参照のこと。

なお、チームトリニティはキャラクターデザインの高河ゆん氏のお気に入りだったようで、アートワークスでは「色々と楽しい人達だったけど、最後は残念です」とコメントしている。さらに、ガンダムスローネシリーズのメカニックデザインの鷲尾直広氏にとっても、ネーナはお気に入りのキャラクターである。詳しくは#余談の項を参照のこと。

登場作品と役柄

現時点では『第2次スーパーロボット大戦Z』シリーズに登場している。『破界篇』では直接対決はあるが、続く『再世篇』では自軍と交戦する機会は無いまま退場する。

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初登場作。当初は味方側のNPCで登場し、その後は敵となる(もっとも、味方NPCとしての参戦も自軍を邪魔しにきたも同然の登場の仕方な上、ユニットとしても経験値&資金泥棒になりやすい)。民間人への発砲も平然と行うなどの傍若無人の振る舞いぶりや、無法ぶり、身勝手さはある意味原作以上であり、刹那ら原作でのキャラはもちろん、他作品のキャラにも多くの遺恨を残す。ルイスとの因縁を作った発砲事件は、パーティーの主催者であるドラゴンズハイヴのメンバーを標的にしたミッションという事に改変されており、この時はルイスはおろか同行していた沙滋刹那達、他作品のキャラ達をも巻き添えにした為、完全に敵視される事になる。
敵パイロットとして見ると搭乗機の武装の少なさからあまり強くはないが、パイロットカットインがあるのは彼女だけであるという点ではトリニティの中では優遇されているほうかもしれない。サーシェスヨハンミハエルを殺されてからは登場しない。
なお、担当声優の釘宮理恵氏が演じたキャラクター自体は前作『Z』にて先に出演しているが、その際声の収録はされなかったため、このネーナ役でスパロボ初参加となった。ちなみに、原作で刹那を救ったシーンは、ヒイロ自爆によりカットされている。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
『2nd』の設定でイベント扱いでの登場。本作では成長時の収録はなかった(チートを使って無理やり自軍で運用しても戦闘シーンでの戦闘台詞が無く、メッセージウインドウ自体も空欄のまま)。破界篇に比べると出番はかなり少なく、自軍と戦う機会や他作品キャラクターとの絡みも全くない。2ndシーズンでの数少ない活躍も幾つもカットされており、最期はフジサン(ゼロレクイエムルート)、または超合集国黒の騎士団ルート)での戦いに乱入し留美と紅龍を殺害後(ゼロレクイエムルートでは原作と違いこの時点では留美はルルーシュに助けられているので死んでいない)、ルイスに撃墜され(戦闘シーンも撃墜されるこの場面のみ)リタイアする。
ほぼ原作通りの末路をたどることになるが、ルイスにトドメを刺された手段が、原作に比べてややマイルドなものになっている。詳しくは、名台詞の欄を参照のこと。

パイロットステータス設定の傾向

エースボーナス

サーシェスへの与ダメージ1.5倍
再世篇で設定されているが、習得以前にそもそも戦う機会がない。
交戦機会があったところで、スローネドライ自体が旧式であるため勝ち目が……

パイロットBGM

「DAYBREAK'S BELL」
1stシーズンOPテーマ。

人間関係

ヨハン・トリニティ
長兄。
ミハエル・トリニティ
次兄。彼から溺愛されておりネーナも慕っている様子。
HARO
スローネドライのサポートAI。しかし、アレハンドロが仕込んだスパイメカであり、リボンズに利用される道具だった。ネーナ死亡後、宇宙に浮いたままで行方不明となったが…。
刹那・F・セイエイ
初登場時は彼のピンチを救う。「無茶ばかりやるパイロット」として興味を持ち、初対面時にはキスまでしているが、刹那からは「俺に触れるな!」と拒否された。そして以後も刹那からは「貴様はガンダムではない」と敵視されている。
また、刹那に限らず、プトレマイオス所属のガンダムマイスター達は、問題児であるトリニティ兄妹(特にミハエルとネーナ)を「ソレスタルビーイングの面汚し」として敵視している節が少なからずある。中でもティエリアは勝手にヴェーダに侵入されたこともあってか、嫌悪と猜疑を隠せなかった。
2ndシーズンではメメントモリ攻略作戦後に接触し、トレミーが地上に墜落したという情報を与えている(鉢合わせるなり銃を向けられたが)。
ルイス・ハレヴィ
彼女本人との関りは全く無いがネーナの行った「ある事」がきっかけで彼女の運命は大きく変わってしまう。そして最期は彼女に引導を渡される事となった。
王留美
1st終盤において彼女の部下となる。命の恩人でもあった為か、最初は従っていた様だが、留美からは都合の良い道具としか扱われていなかったらしく、また恵まれた環境に生まれていながら自分個人のエゴの為だけに変革を求めていた彼女の姿勢にも、苛立ちを募らせていく事になった。そして、兄の仇であるサーシェスを私兵にしていたリボンズにまで協力する様になったのが、嫌悪が殺意へと変わる決定的な要因となり、彼女の意に反する行動を取り続けた末に、殺害する。
再世篇でも再現されたが、ゼロレクイエムルートに進んだ場合、ルルーシュに救出されて失敗する。
紅龍
留美の実兄であり、2ndシーズンで妹を庇ってネーナに殺害された。再世篇では、兄妹もろともネーナに殺害される。なお、ゼロレクイエムルートに進んだ場合は自分だけ死亡する。
アリー・アル・サーシェス
2人の兄を手にかけた仇。2nd以降は彼を殺すために暗躍するも、叶うことはなかった。もっとも、百戦錬磨の戦争屋が相手では、性能頼りの戦いをしていたネーナが実際戦っても勝ち目は無いだろうが。
アレハンドロ・コーナーラグナ・ハーヴェイ
直属の上司的存在。
リボンズ・アルマーク
上記の2人をも利用していた真の黒幕。
リジェネ・レジェッタ
2ndシーズンで密かに彼と結託していたが、王留美と同様に利用しているだけの関係であり、当のリジェネもネーナを大して重要視していなかった上、小説版に至っては「飼い主への噛みつき癖があった」と評していた。
ミーナ・カーマイン
最終章の劇場版に登場する人物。彼女の先祖がある人物に遺伝子データを提供し、そこからネーナが作られた為か容姿や声は瓜二つである。
育った環境の違いのためか彼女は倫理観がありまともな人物ではあるが、表面上では好きになった男性に積極的なところなど似たところもある。

他作品との人間関係

エイーダ・ロッサ
『第2次Z破界篇』にて、一時トリニティと共闘していたが、ネーナは非協力的な上に、自分の邪魔をする事もある彼女を嫌悪しており、チャンスがあれば潰そうと考えていた。なお、パーティー会場を襲撃した際、軽度ながらも彼女に傷を負わせていた模様。
ランカ・リーシェリル・ノーム
『第2次Z破界篇』にて、歌でテムジン達のクーデターを阻止したランカと、彼女の傍に駆けつけたシェリルを(自分の性格や言動を棚にあげて)「チャラチャラしててムカツク」という理由だけで殺そうとした。

名台詞

1st

「大丈夫してる? エクシアのパイロット君!」
初登場シーン。アグリッサの攻撃からエクシアを救った時の台詞。
「君ね、無茶ばかりするマイスターは。そういうとこ、すごく好みね」
プトレマイオスクルーと接触し、刹那と対面した際に強引にキスをする。
「あたしを怒らせたら、ダメよ…」
その後、静かな怒りを出しつつ刹那にこう忠告した。この辺りからネーナの本性が見え始める。
「アッハハハハハハ!もぉ~たまんなぁ~い!」
自分たちの攻撃で壊滅したAEUの基地を見て。どう見ても戦争根絶をする気があるようには見えないが、この後ネーナはさらに信じ難い行動を起こす。
「死んじゃえばいいよ♪」
任務からの帰還時に偶然目に入ったパーティ会場に向けてただムカついただけでビームを発射する直前の台詞。彼女の異常性と性格が全面的に現れていると言ってもいい。
「ごめーん、スイッチ押し間違っちゃって!」
「…てへっ♪」
直後に軽い態度でヨハンミハエルにこう返した。ネーナの残虐さと非道さ、ここに極まれりといった感のある台詞である(妹をロクに咎めようとしない兄二人の態度もまた問題がある)。
この件を機に、刹那らプトレマイオスチームはチームトリニティを紛争幇助者と断定、敵対する事になる。
ちなみにネーナ役の釘宮氏はインタビューでこのパーティー襲撃のエピソードについて「実際にTVで見た時は、後の兄達が殺されたシーンよりもショックだった」と語っている。
「ヨハ兄ぃ…ミハ兄ぃ…あたし…」
サーシェスの襲撃から一人生き残り、逃亡する際に呟いた台詞。
「あはははっ 逃げてく」
「通信が途絶したぐらいで情けないじゃない!」
「ほらほらぁ」
「はやく逃げないと殺しちゃうぞ」
ガンダムスローネシリーズのデザイナーである鷲尾直広氏がチームトリニティの視点で描いた読み切り漫画より。任務終了で撤退する際、同じく撤退しようとした敵機体を先回りして撃ち落とした時の台詞。こちらも彼女の異常性と性格が全面的に現れていると言える。

2nd

「わかりました、お嬢様」
序盤で留美の指示を受けた時の返答。彼女に対して従順であるように見えたのだが…。
(兄ィ兄ィズを殺した奴らに協力している女が…!)
留美が兄達を殺害したサーシェスの雇い主であるリボンズに協力していることを知り、内心ではとても腹立だしく思っていた。
「何でも持ってるくせに、もっともっと欲しがって…そのくせ、中身はからっぽ。私ね、そんなアンタがずーっと嫌いだったの! だからさ…死んじゃえばいいよ!」
第19話で留美に反旗を翻した際の台詞。この台詞と共に乗機のガンダムスローネドライが禍々しく展開していく。
「アッハハハハハッ、フフフフフフ! 木端微塵ね、さんざん人を物のように扱ってきた罰よ! あたしは生きるためなら何でもやるの。あたしが幸せになるためならね。そうよ…イノベイターに従っているのもそのため。兄ィ兄ィズの仇だって討っちゃいないんだから…!! その時が来たら、盛大に喉元食いちぎってやるから!」
遂に留美を殺害した直後の台詞。ネーナは留美はおろか、リボンズにも反旗を翻そうとしていたがこの台詞はHAROを通してリボンズに丸聞こえだった。もっとも、言わずともリボンズには脳量子波でネーナの思考を読み取れる事が出来るのだが。
「自分だけ不幸ぶってぇっ! あたしは造られて、戦わされて、こんなところで…死ねるかぁぁぁっ!!」
「ちくしょォォォォォォォッ!!」
第21話、ルイスレグナントを前にして。上記の台詞の後、「でも、ママとパパは…そんな言葉すら言えなかった!!」と激昂したルイスのレグナントにコクピットを直撃される。乗機のスローネドライは大破し、ネーナは宇宙に散った。
なお、角川スニーカー文庫の小説版3巻では、文章媒体だけにこのシーンはアニメ本編以上に凄惨に描写されており、コクピットごとクローで貫かれ、上半身と下半身が筋繊維で辛うじて繋がった状態という非常に惨たらしい場面となっている。自業自得ではあるものの、彼女自身の境遇と直後のルイスの慟哭と合わさり後味は非常に悪い。
ちなみにネーナの最期の場面は、原作ではGNファングでコクピットを貫かれているのだが、CEROへの配慮からか再世篇ではビーム砲で撃墜に変更されている。

スパロボシリーズの名台詞

「だって、こっちは仕事だってのにあそこにいる奴等、馬鹿みたいにはしゃいでてムカついたんだもん」
第2次Z破界篇中盤でパーティー会場を攻撃した後、その理由を兄達に話した時の台詞。
「ざ~んねん。そんな事なら、もう2、3発ビームぶち込んどけば良かったね」
第2次Z 破界篇でパーティー会場にいたエイーダが無事だった事を知り、サラリと発した残酷な台詞。幼児性と残虐性が同居するネーナの性格を端的に表したものである。
「ヨハン兄…ミハ兄…! きっと…仇は討つからね…!」
第2次Z破界篇の中盤で原作通りにヨハンミハエルサーシェスに殺害されて、逃亡する際に呟いた台詞。原作と比べると前向きではあるが…。
「べ、別にあんたがいなくなって寂しいとか、そういうんじゃないんだからねっ!」
中断メッセージでの「ツンデレ」な一言。ネーナのキャラではなく中の人の十八番をネタにしたものである。
(アリー・アル・サーシェス…。ヨハン兄とミハ兄を殺した男…)
(奴を監視しろっていうお嬢様の命令がなければ、すぐにでも殺してやるのに…!)
再世篇の中盤でアザディスタンを焼き払ったサーシェスを遠くから監視していた時のモノローグ。戦っても恐らく返り討ちが関の山だろう。

搭乗機体・関連機体

ガンダムスローネドライ
ネーナの愛機。破界篇では戦闘することができる。
リィアン
2ndに登場したモビルアーマー。その正体はスローネドライを偽装した姿である。再世篇ではアイコンのみ登場し、ロボット大図鑑にも記録されない。
アルケーガンダムドライ
『00V戦記』に登場するスローネドライの発展機。対アルケーガンダム用としてネーナが搭乗する予定だったが、実際に搭乗した記録は残されていない。SRW未登場。

余談

  • ネーナ役の釘宮氏は、00放送開始直後に発売されたゲーム『SDガンダム Gジェネレーションスピリッツ』では『機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート(SRW未参戦)』の登場人物であるトゥインク・ステラ・ラベラドゥを演じていた。彼女はネーナと同様少女キャラであるが、我が儘で身勝手な面は無く、割と素直で良い子というネーナとは色々な面で正反対なキャラである(ただ、彼女はいわゆる「不思議ちゃん」キャラであり、個性的という点ではネーナにも劣らない)。さらに言うと釘宮女史は『SDガンダム Gジェネレーションワールド』にてオリジナルキャラのカチュア・リィス役(2代目)を演じているがこちらもネーナとは違うベクトルのキャラである。
  • 00と同じくサンライズ制作のアニメ『バトルスピリッツ ソードアイズ』において、ネーナと同じく釘宮氏が演じるハクア・エストックというキャラが使用する「槍光機神クーゲル・ホルン」というモンスターはガンダムの出撃シーンを連想させる登場方法をしたりハクア自身もガンダムの角を模したような物を付けていたりと00に釘宮氏が出演したことを意識してかガンダムシリーズからのパロディが多い。なおこのキャラもネーナ同様性格に難ありで小癪な性格だったがネーナと異なりストーリーが進む中でまともになった。
  • ガンダムスローネシリーズのメカニックデザインの鷲尾直広氏は、ネーナの大ファンである。鷲尾氏は自身の手掛けたイラスト等にネーナを描いている。
    • ちなみに、鷲尾氏は「G-ROOMS」(『機動戦士ガンダム00』のメカニックデザイナー達が作品に登場する機体を描く企画)の第11回において、お題の機体であるスローネ艦(SRW未登場)を画面の奥側に描き、ネーナを画面の手前側に描いている