「ジョゼフ・コープランド」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
38行目: 38行目:
 
:彼が[[デスティニー・プラン]]を発動した後、どうにかして融和を図ろうとしたが、レクイエムによる砲撃で葬る。
 
:彼が[[デスティニー・プラン]]を発動した後、どうにかして融和を図ろうとしたが、レクイエムによる砲撃で葬る。
  
== 他作品との人間関係 ==
+
== 他作品との人敵勢力関係 ==
 
;[[フィクス・ブラッドマン]]
 
;[[フィクス・ブラッドマン]]
 
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では後任。
 
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では後任。
 +
;[[ガガーン]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では裏を操る張本人。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==

2019年9月30日 (月) 20:46時点における版

ジョゼフ・コープランド
外国語表記 Joseph Copland
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 楠大典(TV版)
中田譲治(SE)
初登場SRW スーパーロボット大戦Z
SRWでの分類 NPC
テンプレートを表示
プロフィール
種族 地球人(ナチュラル
性別
所属 大西洋連邦
役職 大統領
テンプレートを表示

ジョゼフ・コープランドは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の登場人物。

概要

コズミック・イラにおける大西洋連邦大統領。「プラントも含めた地球圏統一連合」というスローガンを掲げているが、本当に彼によるかロゴスによる詭弁かは不明[1]

作中の描写からはブルーコスモスのシンパでなく、良くも悪くも平凡な政治家と言える。そのためか顔かたちも平凡で、モブシーンにでも出てきそうな目立たない、恰幅が良いだけの普通のおじさん風である。ロード・ジブリールをはじめ、妙に濃い顔の面子が多いロゴスのメンバー達とは対照的ですらある。

地球連合政府内部では穏健派で、ロゴスの意向に従っていたが、戦局が悪化すると次第に距離を置き始めるようになる。ただし、レクイエム攻防戦の場面ではアルザッヘル基地司令室内で険しい表情を浮かべたコープランドの姿が確認できるため、あくまでもロゴス派として行動している事が窺える(尤もジブリールがレクイエム発射に関して「大統領の様な臆病者」と発言している事からレクイエムの使用には賛同していないと思われる)。ロゴス崩壊後もアルザッヘル基地に留まっており、ギルバート・デュランダルにコンタクトを取るための申し入れを行っていた。しかし、同時にアルザッヘル基地より連合軍月艦隊が発進したため(この辺りの内情は本編ではわかりにくいが小説版である程度補完されている)、これを口実にレクイエムによりアルザッヘル基地ごと破壊され、戦死した。

小説版では本編通りに行動しているが、ロゴスが暴露された後は暴徒を避けるために行方をくらませたと記述されており、アルザッヘル基地にいたのは避難していたためと思われる。ロゴス壊滅後にアルザッヘル基地から地球連合軍月艦隊が発進した件に関してもプラントへの抵抗を示す軍部と「袂を分かつ」と表現されており、艦隊発進はコープランドの意志ではなく、むしろ彼は地球連合とプラントの停戦を模索していた様子である(アニメ・小説版双方でコープランドの演説が報道されているが、恐らく軍部批判であると思われる)。 しかし、デュランダルからは「小物」「連合を掌握しているならまだしも、軍部の突出を抑える力すらない」としてコープランドの価値を見出すことなく本編通りにアルザッヘルにレクイエムを撃ち込まれてた。

登場作品と役柄

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
ブレイク・ザ・ワールド後、新地球連邦の大統領となるが、その後のデュランダルからの賢人会議の存在を暴露するメッセージとシロッコ達のクーデターにより、その座を追われ以降は一切出てこなくなり、その後については不明。死亡しない分、扱いは原作よりはいいかもしれない。後任にはフィクス・ブラッドマンが就任した。

人間関係

ロード・ジブリール
彼らロゴスの力で当選。言うなればプロパガンダとして利用された。しかし、内心では裏社会の内通者を分かっておらずにコーディネイターを潰す事しか考えていないジブリールには呆れていた様である。
ギルバート・デュランダル
彼がデスティニー・プランを発動した後、どうにかして融和を図ろうとしたが、レクイエムによる砲撃で葬る。

他作品との人敵勢力関係

フィクス・ブラッドマン
Z』では後任。
ガガーン
Z』では裏を操る張本人。

名台詞

「そう簡単にはいかんよジブリール、せっかちだな君も」
地球軍のプラント攻撃が決定して、ジブリールが攻撃は何時から始まるのかとの問いかけに対する返答。コープランドが戦争に積極的でないことが分かる反面、彼の周囲に開戦を望むものが大勢いる事を窺わせる台詞。
「だが我らとて手一杯なのだ[2]。大体、君のファントムペインだって大した成果を挙げられていないじゃないかッ!」
開戦してから核攻撃は防がれ、ユーラシア西側地域の反乱で打つ手なしになりつつある時の打ち合わせでジブリールと口論になった際の逆襲。元々開戦したかった訳でもなく、ロゴスとジブリールの圧力という名の指示に従っただけだったが、その張本人から「この劣勢はお前らのせいだ」と他人事みたいな罵声を投げかけられれば頭にくるであろう。この言葉にはジブリールも反論に詰まってしまい、矛先を変えるかの様にオーブに派兵を強要することを提案する。
スペシャルエディションでは敵意剥き出しに「君こそ、ご自慢のファントムペインはどうしたのかね?」と言い返しており、ロゴスの傀儡という立場でもジブリールには好印象を持っていないと思われる。

脚注

  1. ヤキン・ドゥーエ戦役直後に当選した事や当時の地球連合軍が月面プトレマイオス基地消失等の宇宙戦力の大損害を考慮すると、ロゴスは戦力回復のための休眠期と見て、あえて穏健派の起用を行ったためと思われる。元々穏健派として知られていた事を考えるとプラントとの融和を考慮した政策開示を行っていても不思議ではない。
  2. 小説版ではユニウス・セブン落下直後で多くの連合軍部隊が災害救助や復興支援で戦闘に参加できないというコープランドの苦しい内情が分かる。

資料リンク