「アルフレッド・イズルハ」の版間の差分

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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
主人公でありながら完全な[[民間人]]ポジションなのに加えて『0080』自体が原作再現が少ない為、長らくSFC版『[[第3次スーパーロボット大戦]]』のゲームオーバー画面くらいしか出番が無かったが、『[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』にめでたく登場し、原作再現の物語にしっかり関わる事に。[[スパロボ補正]]により『GC』と『OE』の両方でバーニィとの再会が叶うので、その意味では「アルも救われた」と言える。
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主人公でありながら完全な[[民間人]]ポジションなのに加えて『0080』自体が原作再現が少ない為、長らくSFC版『[[第3次スーパーロボット大戦]]』のゲームオーバー画面くらいしか出番が無かったが、『[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』にめでたく登場し、原作再現の物語にしっかり関わる事に。[[スパロボ補正]]により『GC』と『OE』の両方でバーニィとの再会が叶い、原作ではラストでお別れするクリスとも一緒にいられるので、その意味では「アルも救われた」と言える。
  
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
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2020年7月19日 (日) 14:47時点における版

アルフレッド・イズルハ
外国語表記 Alfred Izuruha
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 浪川大輔
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦
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プロフィール
愛称 アル
種族 地球人
性別
年齢 11歳
身長 110cm
所属 民間人
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アルフレッド・イズルハは『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』の主人公

概要

サイド6コロニー群のリボーコロニーに暮らしている11歳の少年。愛称は「アル」。

中立サイドで暮らしていた為、戦争の現実を知らず、想像的なヒロイズムに憧れていた。しかし、ジオン軍の新米MSパイロットのバーナード・ワイズマン(バーニィ)と出会った事によって、地球連邦軍の新型MS・アレックスを巡る謀略の中に踏み込んでしまい、「戦争の真実」を知る事になった。

登場作品と役柄

主人公でありながら完全な民間人ポジションなのに加えて『0080』自体が原作再現が少ない為、長らくSFC版『第3次スーパーロボット大戦』のゲームオーバー画面くらいしか出番が無かったが、『スーパーロボット大戦GCXO)』にめでたく登場し、原作再現の物語にしっかり関わる事に。スパロボ補正により『GC』と『OE』の両方でバーニィとの再会が叶い、原作ではラストでお別れするクリスとも一緒にいられるので、その意味では「アルも救われた」と言える。

旧シリーズ

第3次スーパーロボット大戦
初登場作品。ゲームオーバー画面に登場する。
スーパーロボット大戦コンプリートボックス』ではゲームオーバー時に登場しないが、描きおろしのグラフィックが没データとして存在する。

単独作品

スーパーロボット大戦GCXO
『第3次』以来久しぶりの登場となり、本編シナリオでも登場。原作通りサイド6でバーニィと一緒に行動している。
バーニィ生存時はEDでバーニィ、クリスと再会を果たし、涙ながらに喜ぶ。一方、バーニィが死亡している場合は原作と異なり、彼の死をクリスに伝える。
スーパーロボット大戦Operation Extend
バーニィがホワイトベース隊の捕虜になった様子を見て心配するが、クリスから「いずれバーニィと一緒に帰ってくる」と約束され、帰りを待つ事に。
EDでは無事、再会が叶う。

人間関係

クリスチーナ・マッケンジー
隣人で愛称は「クリス」。アルはクリスを実の姉のように慕っている。
イームズ・イズルハ
父親。SRW未登場。
ミチコ・イズルハ
母親。SRW未登場。
チェイ
クラスメートにして友人。彼から軍の階級章[1]。を見せびらかされた事もあった。SRW未登場。
テルコット
クラスメートにして友人。サイクロプス隊との接触でジオン贔屓になっていたアルをチェイと一緒になってからかったりもした。SRW未登場。
ドロレス・ヘイズ
クラスメートで愛称は「ドロシー」。戦争に憧れる無邪気さを小馬鹿にされ、アル達もドロシーを煙たがるという犬猿の仲であったが、アルがチェイとテルコットから孤立してしまった際にはアルを庇う等、アルの事を気に掛けている[2]。SRW未登場。
バーナード・ワイズマン
サイクロプス隊配属の新米隊員で、愛称は「バーニィ」。アルと友人になるが、バーニィとの出会いがアルに「戦争の真実」を見せる事になった。
シュタイナー・ハーディ
サイクロプス隊隊長。盗聴器を仕込んだ部隊章を渡され、情報収集役として利用される。

名台詞

本編 

「人間って、簡単に死んじゃうんだね…」
第5話より。アレックス破壊作戦が失敗に終わり、バーニィを除くサイクロプス隊の面々が戦死し、民間人に多数の死傷者が出た光景を目の当たりにして。
これまで戦争を「退屈な日常を吹き飛ばす冒険」だと思っていたアルであったが、「人が理不尽に死んでいく」という現実の戦争を肌身で体験して考えが変わりつつあった。
「嘘だぁぁぁ!」
「バーニィはエースだから死なない」と信じているアルに対する、バーニィの「自分がエースではなく新兵である」という告白を聞いた際の叫び。
なお、第5話のタイトルは「嘘だと言ってよ、バーニィ」なので勘違いしがちだが、アルはこのサブタイトルを本編中喋ってはいない
「バーニィー!! もう戦わなくていいんだー!!」
第6話(最終話)より。クリスのアレックスとバーニィのザクが激突しようとした時、戦いを止める為に戦場に飛び出すアル。だが、時既に遅く、アレックスのビームサーベルはザクのコクピットを貫き、ザクは爆散する…。
「うん…。バーニィもさ、きっと…。きっと、残念がると思うな…」
「さよなら、クリス」
地球に転任するクリスへの別れのあいさつ。バーニィの遺言に従い、アルはクリスを咎める事をせず、あふれる涙をこらえながら彼女に別れを告げた。

テレビCM 

「この頃僕は思い出す。初めてザクを見た日の事を。止められなかった戦いの事を…」
「バーニィ、忘れないよ…」
OVA発売から10年後に発売されたDVD版『0080』のCM。成長したアルが過去を回想するモノローグなのだが、演じているのは同じく成長し、声も大人になった浪川大輔氏という粋な演出である
ちなみに、SLG『SDガンダム Gジェネレーション スピリッツ』『SDガンダム Gジェネレーション ジェネシス』でも、『ポケットの中の戦争』のシナリオナレーションは「大人になったアル=浪川氏」である。
「今でもたまに夢に見る。運命は信じないけど、哀しい事ばかりじゃ無かった…」
「バーニィ、忘れてないよ…」
こちらは2017年放送のBlu-ray版『0080』のCM。上記のDVD版同様、アルを演じた浪川氏によるモノローグとなっている。

余談 

  • アルフレッド・イズルハ役を演じた浪川大輔氏は、当時変声期前の子役だった。後年『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』の収録当時、制作者から「絶対に声変わりをしないように体調管理をしてください」と釘を刺された事を明かしている。
    • ゲーム作品等で新録が必要な場合は比嘉久美子氏が代役として起用されている。ただし、テレビCM等では大人になった浪川氏があえて起用され、「大人になったアル」という演出がされる場合も有る。
    • なお、浪川氏は30代の時にゲームのオファーが来た際、「さすがに厳しいからできないです」と断ったが、周りにいけると言われて収録に臨んだ……が、収録後に肩を叩かれて降板となったことを語っている[3]

脚注

  1. なお、DVD第1巻付属ブックレットによると「玩具屋で買ったもの」との事。
  2. それ故か、媒体によっては「『0080』のもう一人のヒロインとして扱われる場合もある。
  3. 「機動戦士ガンダムUC」Blu-ray BOX特集 内山昂輝(バナージ・リンクス役)×浪川大輔(リディ・マーセナス役)×藤村歩(オードリー・バーン役)インタビュー

資料リンク